[大学への物理] [理系の掲示板]
[2879] 農学のこと 投稿者:茄子 投稿日:2002/05/17(Fri) 23:58:58

京大農学部志望の者です。
農学の分野で物理(物理学)が必要となるのはどういっつた分野でしょうか?あと、生物系志望者が物理で受験する利点、不利点を教えてください。
以上、お願いします。


[2879へのレス] Re: 農学のこと 投稿者:wa 投稿日:2002/05/20(Mon) 21:18:06

僕自身、物理学科出身なので、あまり詳しいことは
書けませんが、農学部といっても、作物の品種改良
といったまさに農学といった分野だけではなく、化学、
生物の基礎研究や経済など、さまざまな分野のこと
研究されています。
どの分野に進むにしても、高校程度の物理は必要
だと思います(どの分野でも、○△物理、物理×△
といった物理的物の見方の学問はありますし、
経済学でも、物理学から取り入れた考え方や理論は
たくさんあります。)


[2879へのレス] Re: 農学のこと 投稿者:茄子 投稿日:2002/05/23(Thu) 15:37:02

遅くなりました、レスありがとうございます。


[2878] 剛体の位置エネルギー 投稿者: 投稿日:2002/05/17(Fri) 10:58:47

剛体の位置エネルギーってどうなるんですか?
重心の点から基準までの距離で考えるんですか?


[2878へのレス] Re: 剛体の位置エネルギー 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/17(Fri) 12:56:45

その通りです(少なくとも地上の重力の場合)。
以下説明です。
剛体をn個の部分に細かく分割して、番号を付けi番目の部分
の質量と位置(高さ)をmi、ziとします
位置エネルギー
=Σmigzi=gΣmizi=gΣmi・(Σmizi/Σmi)
と書けますよね。これは
Σmi=M(全質量)と、Σmizi/Σmi=Z(重心のz座標)
で=MgZと表せます。




[2877] 調査書? 投稿者:カート 投稿日:2002/05/16(Thu) 15:33:30

慶応理工志望の高3生です。お聞きしたいのですが、調査書とはいったいどのようなものなのでしょうか?理工学部には50点分あるのですが、大切なのでしょうか?


[2877へのレス] Re: 調査書? 投稿者: 投稿日:2002/05/16(Thu) 16:11:07

5段階評価の数字×10と聞いたことがある。
違ってたらすいません


[2877へのレス] Re: 調査書? 投稿者: 投稿日:2002/05/16(Thu) 19:46:36

5段階評価の数字×10ですよ。
学校でまじめにやってればぜんぜん差がつかないっす!


[2877へのレス] Re: 調査書? 投稿者:カート 投稿日:2002/05/16(Thu) 22:11:10

そうですか。あまり気にしなくてもよさそうです。


[2877へのレス] Re: 調査書? 投稿者: 投稿日:2002/05/17(Fri) 07:17:47

5段階評価ってどういう風に分けられるんですか?
僕は模試に力いれてるタイプなので定期考査はかなり悪いです。
家庭科なんか欠点もとったことあります
全教科の平均は60点くらいですかね


[2877へのレス] Re: 調査書? 投稿者:重力波 投稿日:2002/05/19(Sun) 23:03:55

僕もうーさんと同じだ〜。

世界史なんか赤ばっかだったし。


[2876] 問題集 投稿者:なお 投稿日:2002/05/16(Thu) 14:15:53

理系の大学一年(理工)なんですが、微積の問題集を買おうと思っています。
何かお勧めのものが合ったら教えてください。


[2876へのレス] Re: 問題集 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/17(Fri) 14:36:35

大学生ではない僕がいうのもちょっと・・・なのですが、学部はどの学部ですか?理系だと理、工、薬、医、歯、農などに分かれています。
生物系に関してはあまり詳しくないですが、もし、理学部(数学、物理、化学、地学系)や、工学部には微積は不可欠です。
大学受験で問題集とすれば、東京出版の「大学への数学、1対1対応の演習、数学V・C」が個人的にお薦めですが、対象が大学生なので、、質が良いか悪いかは考慮しないものとして、岩波の「数学入門コース」が有名です。


[2876へのレス] Re: 問題集 投稿者:北山 投稿日:2002/05/17(Fri) 16:49:37

ジョージ・アルフケン物理数学とかいいのではないでしょうか。
どんどん先へ進み出すと,日本語で読める教科書は少なくなってくるので,洋書などにも手をつけておくといいと思います。論文とかも英語ですし。
おそらく専門用語が多いので,英語の小説とか読むより簡単だと思います。


[2875] 化学 投稿者:まいこー 投稿日:2002/05/16(Thu) 02:20:24

今年化学科に入った大学一年生の者です。
一年のうちは専門科目が無いので、自分で化学の勉強を進めたいと思ってます。
まず始めに何を勉強すればいいのでしょうか?アドヴァイスください。


[2874] ベクトル 投稿者:pko 投稿日:2002/05/16(Thu) 00:04:20

「位置ベクトルs,tが一次独立のとき、基準点O、及びS,Tの3点を含む平面上の点Uは vec{u}=Avec{s}+Bvec{t} (A,Bは実数) と表すことが出来て、A,Bはvec{u}によってただ一通りに定まる」を見て、
『α,β,γ,δは「α^2+β^2は0でない」かつ「γ^2+δ^2は0でない」かつ「αδとβγは等しくない」を満たす実数であり、
p=Aα+Bγ, q=Aβ+Bδ を満たす任意の実数p,qの組
(p,q)について、(p,q)がただ一つに定まる時、実数A,Bの組(A,B)もただ一つに定まる。』
と思ったんですけど、どこかおかしなところがあったら指摘お願いします。ちなみにvec{s}=(α,β)、vec{t}=(γ,δ)、
vec{u}=(p,q)としました。


[2874へのレス] Re: ベクトル 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/16(Thu) 12:58:03

同じ事を、成分で書いたということですね。
でも、言葉の部分が論理的におかしい部分があり、もっと簡潔にも出来ます。
『α,β,γ,δは「α^2+β^2は0でない」かつ「γ^2+δ^2は0でない」、かつ「αδとβγは等しくない」を満たす実数であるとき、
任意の実数p,qの組(p,q)についてp=Aα+Bγ, q=Aβ+Bδ を満たす実数A,Bの組(A,B)がただ一つに定まる。』

ただし、一次独立であることを成分の間の関係で表すのは
2成分だからまだ簡単に出来ますが、成分が増えるとややこしいし、(多分ほとんど)必要もないと思います。

ところで1次独立の定義は、(別の所でも説明しましたが)
0=Avec{s}+Bvec{t} を満たす(A、B)は(0,0)だけである。
です。これは上の命題のu=0の場合ですが、この特殊な場合
(=0のばあい)こそが一次独立の定義であり
特殊から一般(上の命題)だ出てくる事になります(わかりますか?)



[2874へのレス] Re: ベクトル 投稿者:pko 投稿日:2002/05/17(Fri) 00:15:25

レスありがとうございます。そうなんです、まさに今一次独立について悩んでる最中なんです。
『Avec{a}+Bvec{b}+Cvec{c}=0 ならばA=B=C」であるときvec{a},vec{b},vec{c}は一次独立であると言う』・・・@ と書いてあったんですが、それより前に一次独立は『vec{a}は0ベクトルでない かつ vec{b}は0ベクトルでない かつ vec{c} は0ベクトルでない かつ vec{a}とvec{b}とvec{c}は平行でない』・・・A と聞いていて、@とAは同値なんだろうなと思っているんですが、今3つのベクトルで考えていてvec{a}=(2,3),vec{b}=(3,4),vec{c}=(-5,-7) 、A=B=C=1として、Avec{a}+Bvec{b}+Cvec{c}=0なんですが、このときは「vec{a}は0ベクトルでない かつ vec{b}は0ベクトルでない vec{c}は0ベクトルでない かつ ベクトルa,b,cは全て互いに平行でない」であってAの記述は満たすのに、A,B,Cは皆0でないのにもかかわらずAvec{a}+Bvec{b}+Cvec{c}=0が成り立つので、これでは@の記述を満たさないので、@とAは同値でないんじゃないかって思ってきて、頭が今混乱しているのかもしれないのですが、実際はどうなんですか?
それと、特殊から一般と言うのが分らないです。


[2874へのレス] Re: ベクトル 投稿者:pko 投稿日:2002/05/17(Fri) 00:18:47

すみません2行目「A=B=C=0」と書くつもりだったんですが、「=0」が抜けてしまいました。ご迷惑おかけしてすみません。
Aは一次独立としていえないのでしょうか?


[2874へのレス] Re: ベクトル 投稿者:pko 投稿日:2002/05/17(Fri) 00:36:00

またまたすみません、パソコンの電源を切ったとたんに、また失敗に気づいてしまいました、vec{a}=(2,3,1),vec{b}=(3,4,2),vec{c}=(-5,-7,-3)にしてください。
すみません。


[2874へのレス] Re: ベクトル 投稿者:スー 投稿日:2002/05/17(Fri) 01:22:03

「vec{a}は0ベクトルでない かつ vec{b}は0ベクトルでない かつ vec{c} は0ベクトルでない かつ vec{a}とvec{b}とvec{c}は平行でない」
平行ではないは間違い
幾何学的には,零でない三つのベクトルa,b,c
が与えられたとき
OA=a,OB=b,OC=c(OAなどは幾何ベクトル)
としたときに4点OABCが三角錐を作ることが同値条件.上の例では三つのベクトルは同一平面内に存在しているから一時独立にはならない.

ついでに一番最初の考察について
とてもよく考察されていると思う.実際にこのあたりの議論については線形代数の一次方程式系を勉強すると一般的なn元連立一次方程式の解についてベクトルの一時独立性から扱えるようになる.
ちょっとすっきりさせると
a^2+b^2=0
⇔a=0 and b=0
∴α^2+β^2≠0⇔「α=0 and β=0」ではない
同様に
γ^2+δ^2≠0⇔「γ=0 and δ=0」ではない
ところで
αδ≠βγ
が成立しているとき
α=0とすると
βγ≠0
だから
β≠0
となりβ=0⇒α≠0 で
「α=0 and β=0」は成立しない
同様に「γ=0 and δ=0」も成立しない
従って,必要な条件式はαδ≠βγのみになる.
『任意の実数p,qの組(p,q)についてp=Aα+Bγ, q=Aβ+Bδ を満たす実数A,Bの組(A,B)がただ一つに定まる。』
の必要かつ十分な条件は
『αδ-βγ≠0』
となる.
まあ,数学Cの行列式でもやることになるけど.


[2874へのレス] Re: ベクトル 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/17(Fri) 12:42:45

一次独立の図形的な意味が(全部0ベクトルでなく且つ)、
ベクトル2個のとき・・・平行でない 
ベクトル3個のとき・・・同一平面上にない
ベクトル4個のとき・・・???
4以上は頭に描けませんね(この世界が3次元だから)。
あえて言えば4次元空間内の同一3次元空間内にない、です。

空間に対する人間の想像力には限界がありますが、数学は
それ以上のことが出来るわけです。
一次独立の式による表現(和が0なら係数が全部0)
は何個のベクトルについても同じ形ですっきりしていて使いやすいわけです。

>特殊から一般と言うのが分らないです。
任意のvec(u)はただ一通りのA、B、Cでu=Avec{a}+Bvec{b}+Cvec{c}と表せる。・・・(1)

の特殊な場合として、
(u=)0ベクトルは0、0、0という、ただ一通りのA、B、Cで0=Avec{a}+Bvec{b}+Cvec{c}と表せる。・・・(2)

(2)はまさに一次独立という事ですよね。
で、(2)ならば(1)なんですから、特殊から一般が出てくるわけです。(特殊と一般が同値ということがあるわけです)






Avec{a}+Bvec{b}+Cvec{c}=0 ならばA=B=C=0

「Avec{a}+Bvec{b}+Cvec{c}=0 ならばA=B=C=0」
であるとき一次独立







[2874へのレス] Re: ベクトル 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/17(Fri) 19:12:26

↑最後のほうは消し忘れです。見苦しくてすいません。


[2874へのレス] Re: ベクトル 投稿者:pko 投稿日:2002/05/18(Sat) 01:29:16

「α^2+β^2は0でない」かつ「γ^2+δ^2は0でない」かつ「αδとβγは等しくない」なんて書かないで、「αδとβγは等しくない」だけでよかったんですね、そこまで頭が回りませんでした・・・。こっちのほうがシンプルでいいですね。
 そして、どうして分らなかったかがよく分りました。
Aの条件はあくまで平面での1次独立だったんですね、それを
「1次独立とは常にこういうものなんだ」と思いこんでいて空間でも同じだと思っていたからだったんですね。
具体的に置いて考えたvec{a}=(2,3,1),vec{b}=(3,4,2),vec{c}=(-5,-7,-3)も、点a,b,cと原点oの4点とも同一平面上に存在して三角錐(四面体)を作らない、つまり1次独立でなかったんですね。
ベクトルのこの場合、(1)と(2)が必要十分な関係にあることは絵をイメージして考えたら当然のように思ってしまいますけれ
ど、よく考えてみたらそれらは特殊と一般の関係で、それが同値なんて「あれ?」となんだか妙な感じがしました。

でも、今回いろいろすっごく考えて今まで疑問だったところが解決しました。たくさんのレスありがとうございました。パン吉さん、スーさんほんとうにどうもありがとうございました。


[2873] 大数ゼミについて 投稿者:Will 投稿日:2002/05/15(Wed) 23:26:52

東大理一志望の一浪生です。夏期の大数ゼミの物理特講,または化学集中講義を受けたことがある人がいましたら,様子を教えて下さい。


[2872] 理系の英語 投稿者:浜っ子 投稿日:2002/05/15(Wed) 22:33:54

理系の皆さんはどういった英語の参考書、問題集を使っていらっしゃるんですか?とくに国立二次対策などの長文読解など教えてください!


[2872へのレス] Re: 理系の英語 投稿者:ののの 投稿日:2002/05/15(Wed) 23:05:52

こだわって


[2872へのレス] Re: 理系の英語 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/17(Fri) 14:57:32

僕は私立志望のため、主に長文を声に出して、何回も繰り返しています。(テキストは速読英単語、上級編。)
これだけで、英文はかなり速く読めるようになりました。
問題集は旺文社の「英語長文問題精講」を使っています。Z会もやっています。


[2870] 難系の例題2 投稿者:野菜&くだもの 投稿日:2002/05/15(Wed) 15:21:33

質問があります。難問題の系統とその解き方、例題2の図が理解できません。
三角板を正面から見ているのだとしたら、軸は◎(磁界などを表す時に使うあれ)みたい描かれているはずですよね?
お願いします。


[2870へのレス] Re: 難系の例題2 投稿者:Cantiel 投稿日:2002/05/15(Wed) 15:51:45

軸はベクトルではなく物体ですから。
ベクトルのとき◎、×を使います。

http://www2.diary.ne.jp/user/136902/


[2870へのレス] 返事頂きありがとうございます。 投稿者:野菜&くだもの 投稿日:2002/05/15(Wed) 16:29:09

わかりました。ありがとうごさあました。


[2869] 脳科学 投稿者:重力波 投稿日:2002/05/14(Tue) 21:44:39

脳科学の分野は一般に医学部だと思うのですが、それ以外で脳について研究している学科はどこですか?


[2869へのレス] Re: 脳科学 投稿者:po 投稿日:2002/05/15(Wed) 08:03:45

阪大基礎工とか・・・どこの大学の理学部でもやってると思うけど?


[2869へのレス] Re: 脳科学 投稿者:重力波 投稿日:2002/05/15(Wed) 14:43:55

物理学科ではやってます?


[2869へのレス] Re: 脳科学 投稿者:北山 投稿日:2002/05/16(Thu) 07:07:03

基本的にはやってないと思います。
しかしながら,ペンローズなどの物理学者はやっているようです。


[2869へのレス] Re: 脳科学 投稿者:wa 投稿日:2002/05/16(Thu) 11:28:17

以前私が書いた”2336番のレス”に脳の研究についての
レスがあるので、参考にしてみてください。
もし、このレスについての質問等があれば、わかる範囲で
お答えします。


[2869へのレス] Re: 脳科学 投稿者:重力波 投稿日:2002/05/16(Thu) 14:06:20

waさんは脳を研究しているのですか?

脳のメカニズム(記憶、思考、空間など)はどういう学科ですか?

今までは物理学科で宇宙を勉強したいなと思ってたのですが、最近脳に興味が出てきて物理から脳にどうアプローチするのか などをしりたくてです。


[2869へのレス] Re: 脳科学 投稿者:wa 投稿日:2002/05/16(Thu) 19:39:24

脳について研究しているわけではありませんが、物理出身で
生物のある分野について研究しています。
>脳のメカニズム
おそらく、大学の学部の段階では、どこの学部・学科に行って
も、授業では、そのあたりについてはあまり詳しくはやらないは
ずです。実際には大学院に入ってからということになると思
います。それらが実際に行われている大学院のある学部・
学科ですが、全ての学部・学科といってもいいぐらい、色々な
学部・学科で行われています。
物理から脳についてどうアプローチするかですが、人それぞれ
だと思います。実際、物理学科から脳の研究に進んだ友人が
何人かいますが、人によって、脳波の解析をしている、脳内
のタンパク質の性質を調べている、fMRIを用いて色々な行動
をしたときの脳内の活動部位を調べる、脳の記憶のメカニズム
をコンピュータ上でシミュレーションするなど、その研究は様々
です。
まあ、脳に限らず実際の研究が行われている現場では、
明確な学問の分野の区切りはありません。



[2869へのレス] Re: 脳科学 投稿者:スー 投稿日:2002/05/16(Thu) 21:13:26

おそらく重力波さんのやりたがっているのは東京大学では教養学部生命・認知科学科認知行動科学分科(http://bio.c.u-tokyo.ac.jp/ninchi/index.html),およびその大学院になる総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系(http://bio.c.u-tokyo.ac.jp/)でやっています.
脳を科学的に分析し,さらに精神学などの既存の学問の分野もまたがった横断的な学科になります.
ただし,進振りは大変ですが


[2869へのレス] Re: 脳科学 投稿者:北山 投稿日:2002/05/17(Fri) 16:53:38

意識などについては量子論を駆使しないとどうにもならないらしいです。
生物学などで行われている脳科学は,いまだに古典論です。


[2868] 微積物理について 投稿者:よしぼうという高2 投稿日:2002/05/13(Mon) 23:25:51

今塾で微積物理をとろうかどうか迷っています。
というのも、その講座は2学期からはじまるのですが、僕はまだ数Vが終わってないのです。
夏休みに、微積の本質はつかめなくてもとりあえず計算だけはできるようにと学習をするつもりでいるのですが、それだけでこの微積物理講座についていけますかね?

あと微積物理を使うとどんな良い事があるのかも教えて欲しいです。
(もしあれば短所とかも)


[2868へのレス] Re: 微積物理について 投稿者:boondock saints 投稿日:2002/05/14(Tue) 13:45:56

計算というよりも本質がわかってた方がいいです^^;
そんな難解な微積は出てきません。三角関数の微積は必要。
回転し加速する座標の運動方程式(慣性力)を考えるときに積の微分が出てきました。
基礎的な微積おさえておけばいいですよ。


[2868へのレス] Re: 微積物理について 投稿者:Dirac 投稿日:2002/05/14(Tue) 19:33:35

「微積物理」という言葉は,本当はおかしい.「ラケットを使うテニス」っていうのと同じこと.
言いたいのは,微積を使わない物理は,あり得ないってこと(特に古典物理においては).だから,本当に物理を「理解」しようと思ったら,微積は不可欠.
ただ,目的を入学試験合格とした場合,微積を使うことが最良の手段だとは言えない(各人によって異なる).
そこを,踏まえた上で,判断するしかない.


[2868へのレス] Re: 微積物理について 投稿者:Seichi 投稿日:2002/05/14(Tue) 21:26:35

単振動のあたりでは三角関数の微分が役立つと思う。
x=Asinωt
v=dx/dt=Aωcosωt
a=d^2/dt^2=-Aω^2sinωt=-ω^2 x って具合に。

つまり,変位xの式さえ覚えて置けば他は覚えなくてよい。他にもいろいろありますので。


[2868へのレス] Re: 微積物理について 投稿者:ウルトラマン 投稿日:2002/05/14(Tue) 23:48:47

>夏休みに、微積の本質はつかめなくてもとりあえず計算だけはできるようにと学習をするつもりでいるのですが、それだけで>この微積物理講座についていけますかね?

う〜ん。微積分の計算ができることは必須だけど,それだけでは物理への応用ができません。たとえば,「微分する」とはどういうことなのかとか,「積分する」とはどういうことなのかとかいった,定義をちゃんと理解する必要があります。
とくに,「積分」に関しては,高校の教科書に書いてある定義(微分の逆演算。←最悪!)だけではだめで,「和の極限」に基づいて理解しないと,いろいろな法則を理解することが出来ません。(←SEGの受験教科書なんかがおすすめ)

>あと微積物理を使うとどんな良い事があるのかも教えて欲しいです。
>(もしあれば短所とかも)

Dirac(←いい名前ですね。。。)さんのおっしゃられる通り,「微積物理」という日本語はおかしいけれど,長所といえば,いろいろあります。
1.力学なら力学で,使う物理法則を運動方程式一本にしぼって問題が解けるようになり,力学に一本の線を引いて勉強することができる。
(エネルギー保存則や,運動量保存則は,運動方程式から派生した付帯品。運動方程式から自力で導いている最中に自然と頭の中にはいっていく。)
2.よく,力学はできるけど,波動は苦手なんて言う不可解なことを言う人がいるが,微分積分をつかって,ちゃ〜んと,物理を勉強している人にとっては,な〜んだ,波動なんて弾性波動に関しては,力学じゃんって,思えるようになる。(同時に,電磁気を微分積分を使ってちゃ〜んと,勉強している人にとっては,な〜んだ,光学なんて電磁気じゃんって,思えるようになる)
3.大学に入って物理の勉強をするときにこけることがなくなる。


[2868へのレス] Re: 微積物理について 投稿者:よしぼうという高2 投稿日:2002/05/15(Wed) 16:32:14

みなさんありがとうございます。
とりあえず今は数学Vがんばってみます。


[2868へのレス] Re: 微積物理について 投稿者:ころすけ 投稿日:2002/05/17(Fri) 12:11:00

>とくに,「積分」に関しては,高校の教科書に書いてある定義(微分の逆演算。←最悪!)だけではだめで,
「和の極限」に基づいて理解しないと,いろいろな法則を理解することが出来ません。(←SEGの受験教科
書なんかがおすすめ)

和の極限での定義って教科書にのってるとおもうんですが。
面積を微少単位で分けて全部足すってことですよね?


[2867] はじめまして! 投稿者:リス男 投稿日:2002/05/12(Sun) 21:24:51

はじめまして。今高3の受験生です。
みなさんに教えてほしいことがあります。それは微積物理についてです。
今僕はエッセンスと数研出版の重要問題集と浜島清利先生の講議を受けているのですが、最近友だちがよく『微積物理難しい!』と嘆いています。僕は「なんじゃあ、そりゃ??」と思い学校の先生に聞いても、「大学での物理は微分積分ばっかだよ!」とか言ってるだけで、本質ははなしてくれませんでした。そこでこのサイトを見つけました。微積物理についてのところも読みましたが、一体実際に問題の中でどのように使っていくのかは、あまり分かりませんでした。
「微分積分を使う」ってことに関しては浜島先生の物理のエッセンスの最後のほうに軽く述べられていますが、実用できません・・・。
実際に問題にどうやって使っていけば良いかなどが分かる情報や、微積物理についてなど、どんなことでもいいのでアドバイスお願いします!


[2867へのレス] Re: はじめまして! 投稿者:Cantiel 投稿日:2002/05/13(Mon) 12:29:04

微積を使う問題集として新・物理入門、SEGハイレベル物理など結構ありますので、それらの問題集をとりあえず読んでみてはいかがでしょうか。
やれそうだったらやってみる価値は十分あるだろうし(ちなみに僕は物理入門で得意になれました。)、難しそうだったら無理に手を出すことはないだろうと思います(こだわり過ぎて参考書を理解するためばかりに時間をかけると演習不足で問題はあまり解けない状態になると思います。)。
個人的には解答を書くときまともに微積を使うというのは時間がかかるのではないかなぁと思うので、主に公式を導くために微積を用いています。←なんだかんだ言って微積使うと楽な部分は確かにある。

http://www2.diary.ne.jp/user/136902/


[2867へのレス] 返信ありがとうございます! 投稿者:リス男 投稿日:2002/05/13(Mon) 16:37:44

詳しく教えていただきありがとうございます。僕は工学部志望で、これからの人生の中で物理はかかせないものになると思っていますし、とても興味があるので、一度書店で見てみようとおもいます!


[2866] 単振動と向き 投稿者:北山 投稿日:2002/05/12(Sun) 11:09:31

ばねの弾性力と,その向き付けについて質問があります。

質量mの2つの質点A,Bが,ばね定数kの3個のつる巻きばねS1,S2,S3があります。
壁-S1-A-S2-B-S3-壁というふうに接続されているとします。
このとき,右側の壁を右方にxだけ移動します。
すると,S1,S2,S3の伸びをそれぞれx1,x2,x3とすると,
x1+x2+x3=x,
A,Bに働く力のつりあいの式は,
A:-kx1+kx2=0 B:-kx2+kx3=0
より,x1=x2=x3=x/3(これは力が一様に伝わり,ばね定数がすべて同じなので,当然なのでしょうか)。

次に,この状態のまま,質点A,Bの両方に力を加えて,互いに逆向きに等しい大きさの変位を与え,
A,Bを単振動させます。このとき,B,Aを左右へXだけ変位させたとしますと,
S1の伸びは,x1+X,S2の縮みは2X-x2,S3の伸びはx3+Xなので,力を取り去る瞬間のAに働く力の合力fは,
f=-k(x1+X)-k(2X-x2)
となりますが,これは,もし,2X<x2つまり,S2が縮んでいるのではなく,
いまだx2-2X伸びているようなときも,この式は成り立つのでしょうか。
F=-Kxなので,このようなとき,例えば,
f=-k(x1+X)-k(x2-2X)
などのようにならないのはなぜでしょうか。弾性力の向き付けが,かなりごっちゃになっています。
ある向きを仮定して,マイナスの値が出てきたら,逆の向き,というようなことが多いので,
別に,これでも良いような気がするのですが。ベクトルとかスカラーについてもごちゃごちゃになっています。


[2863] なんか大学の物理がやりたくなってきた 投稿者:そう 投稿日:2002/05/11(Sat) 22:44:49

こんにちは いまスンダイで浪人中のそうです

今日坂間先生が「実は今やってる古典力学にはニュートン形式の他にラグランジェ形式とハミルトン形式ってのがあるんだけど、本質的にはなんもかわらんのでニュートン形式だけやって次のステップ進めばいい 他のはいらない(もちろん大学受験でじゃないですよ)」とかおっしゃってたのですが、いくらいらん物と言っても気になったので三省堂に専門書を見に行ったりするうちにやりたくなってきちゃいました
なんかよんどるうちにホントにいらない物なの?って気はしたけど(笑)

そこで何度かでた話題だと思ったので、過去ログ探したんですが、やはりファインマン、物理入門コース 当たりが妥当なのかな?
確か両方とも今日手に取った気がする
ファインマンはでかくて式より文字がやたら多いやつで、物理入門コースは数学的に初登場の物は物理入門みたいに注がついてるやつですよね
みた感じ物理入門コースの方がやりやすそうだったんですが、どうなんでしょう?


あと過去ログ検索してたらなぜか「朝倉物理学体系 解析力学I・II 山本義隆・中村弘一著(朝倉書店)」という山本先生が書いてある物まであるんですね〜
物理入門みたいにわかりやすいのかな??


[2863へのレス] 投稿者:そう 投稿日:2002/05/11(Sat) 22:48:56

>三省堂に専門書を見に行ったりするうちにやりたくなってきちゃいました

やりたくなったのはラグランジェ形式とハミルトン形式じゃなくて大学の物理です ちょっと誤解ありそうだったから訂正

そういえば坂間先生に量子力学の質問してる人いたな
なんか坂間先生も「どの本も波動方程式からはじめるからいかんのだよ ファインマンはちゃんと○○(これは聞き漏らした)からやってるからいい」とかいってたな
いったいこれはなんなんだろ
しかももう大学の量子力学やってる浪人生がいるとは・・・


[2863へのレス] Re: なんか大学の物理がやりたくなってきた 投稿者:boondock saints 投稿日:2002/05/11(Sat) 23:32:18

僕もめちゃくちゃファインマン物理学読みたいんですけど
浪人という身分を忘れてはいけませんよ(僕も)

よっぽど余裕がない限り我慢するべきでは?


[2863へのレス] Re: なんか大学の物理がやりたくなってきた 投稿者:青葉マーク 投稿日:2002/05/12(Sun) 00:03:51

罪深い予備校講師もいるもんですね。

TPOに応じた講義すべきと思います。
研究者になり損ねたような予備校講師もたまにみかけますし。

浪人生にとって何が必要なのか、考えて授業すべきですよね。

無論、知的好奇心を刺激するのは悪いことじゃないけど、一般浪人生を面前にして教授する内容じゃないね。


[2863へのレス] Re: なんか大学の物理がやりたくなってきた 投稿者:そう 投稿日:2002/05/12(Sun) 05:17:32

>boondock saints さん
たしかにそりゃいえてるね うまく趣味程度の時間の裂き方しないと本職が(笑)おろそかになっちゃう

>青葉マーク さん
ちょっと書き方悪かったのかもしれんのけど、先生は名前をちょこっと出しただけ何でそんな悪い訳じゃないと思いますよ
たぶん調べに行っちゃった僕の罪(笑)


[2863へのレス] Re: なんか大学の物理がやりたくなってきた 投稿者:北山 投稿日:2002/05/12(Sun) 10:46:53

>朝倉物理学体系 解析力学I・II
これを読むには,解析学と線形代数などの知識が必要です。
これは,かなり面白い本だと思いますが,どちらかというと物理の本質というか,
数学的にきっちり形式化しただけのような本だと思います。

>ファインマン物理学
これは,複素波動e^iωtとか状態ベクトルから入っていますね。
どこから入ろうと,理学的には,なぜ複素波動の絶対値が確率となるのかとかは,
いまだ分かっていないので,同じようなもんだと思います。
量子力学は,面白いようですが,全然本質に踏み込めていないと思います。

今は,そのような勉強はしない方がいいと思います。
高校の物理の中にも,まだまだ面白いことはたくさんあります。


[2863へのレス] Re: なんか大学の物理がやりたくなってきた 投稿者:そう 投稿日:2002/05/12(Sun) 18:00:22

そうですね〜 量子力学とか解析力学は到底無理だと思ってたんですが、力学ぐらいはやってもいいかなと思ってました

まぁいろいろ考えたけどやっぱりとりあえず坂間先生の本(一応高校学参)である「現代の物理学」と坂間先生の授業をしっかり理解することにします

アドバイスくれた人ありがとう


[2863へのレス] Re: なんか大学の物理がやりたくなってきた 投稿者:けいま 投稿日:2002/05/15(Wed) 12:37:43

私は10年前に工学部を卒業した人間ですが・・・
大学の教養程度の解析力学や数学(微積・線形代数 等)は、わりとみんな、受験勉強の合間にやってたようですよ。
先に進むことで、よく理解できる概念もあるので、弊害にならない程度に、なんでもやってみれば?


[2862] 蒸気圧 投稿者:pko 投稿日:2002/05/11(Sat) 02:04:07

飽和蒸気圧がある温度で0atmになることってあるんですか?
一定体積容器に入れた液化しやすい気体が気体のみで存在かまたは気液共存しかないと言うのは、つまり、液体のみで存在することがないって言うのは、蒸気圧がある温度で0になる物質がないということですよね?


[2862へのレス] Re: 蒸気圧 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/11(Sat) 13:04:15

液体のみでも存在しますよ、もちろん
たとえば注射器の中の液体あれは何なんですか?

体積一定の容器に(最初は)その体積以下の液体を入れてだんだん温度を上げていく場合も、
”その入れた量がある境界値以下なら全部気化し、以上なら全部液化します。”(前者では液面が下降し、後者では上昇していくわけです)
その境界値というのは、ρc×容器の体積 です。
ρcは臨界密度といって、物質固有の値です(理科年表とかにあるから見てみて下さい)


[2862へのレス] Re: 蒸気圧 投稿者:pko 投稿日:2002/05/11(Sat) 21:47:50

注射器のときは外圧が蒸気圧より大きいから全部液体になっちゃうんですよね。でも、体積が変わらない容器では駿台の化学のテキストに全て液体では存在しないってかいてあったんですけどどうしてですか?ごく微量でも気体があるんじゃないのかなって思うんですけど違いますか。


[2862へのレス] Re: 蒸気圧 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/13(Mon) 01:38:15

>注射器のときは外圧が蒸気圧より大きいから全部液体になっちゃうんですよね。

蒸気圧より圧力が高くなる事が、すなわち液体になることなんだから当然そうです。(pkoさんの上の文章、液体になるから液体になっちゃう・・・といってるのと一緒ですよ。)
今問題にしているのは、それが出来るかどうかです。で、勿論出来ます。やり方は温度一定のままピストンを押し込んでもいいし、上に書いたように、一定量以上入れて加熱してもよい。
ピストンが動くかどうかが水の状態に関係有るわけ無いでしょう?状態はその時の体積と入ってる物質の量と温度だけで決まります(これ基本です)。
具体的にその状態に持っていく方法にしたって、(上の、温度を上げるやり方なら)ピストンは動かなくても良いわけです。

>ごく微量でも気体があるんじゃないのかなって
微量でも気体があればそれは2相共存状態で、圧力は飽和蒸気圧です。だからそれより高圧にさえすれば気体は存在できません(上のやり方で実際、圧力>飽和蒸気圧に出来るわけです)。

>体積が変わらない容器では駿台の化学のテキストに全て液体では存在しないってかいてあったんですけどどうしてですか?

何か勘違いでしょう。


[2861] おしえてください! 投稿者:高3受験生 投稿日:2002/05/11(Sat) 00:07:24

物理は定期テストの時しかやってません。今橋本流解法の大原則をやっています。その次にやるのは、物理のエッセンス、橋本の頻出問題解法、Z会の物理基礎問題集のどれがいいでしょうか?自分は早稲田理工志望で、福井一成さんの本を読み、この学部は答えのみの解答で併願の慶応も答えのみだから、橋本の頻出が薦められていましたが、かなり迷っています。


[2861へのレス] Re: おしえてください! 投稿者:Cantiel 投稿日:2002/05/11(Sat) 11:36:59

基本的な問題集を何冊もこなす必要はないと思うので、橋本流〜が終わったのならば橋本の頻出〜をこなせばいいと思います。←2冊を完璧にする。
それにここの参考書の選び方も参考にするといいです。
あと一応書いておくと和田氏のにしろ福井氏のにしろ情報は鵜呑みにしないで本当にいいか考えた方がいいと思います。
答えだけだから〜という類はリスクが大きいと思うので。←薦められた問題集をきちんとこなせば問題ないですが。

http://www2.diary.ne.jp/user/136902/


[2861へのレス] Re: おしえてください! 投稿者:高3受験生 投稿日:2002/05/11(Sat) 12:02:49

アドバイスありがとうございます。二冊を何回もやります!


[2860] 力積についてとても些細なことです。 投稿者:小泉 投稿日:2002/05/10(Fri) 20:41:55

力積にマイナスってあるんですか?
また、「『右向きに』xの力積を受けた」という言い方はするのでしょうか?


[2860へのレス] Re: 力積についてとても些細なことです。 投稿者:blaze 投稿日:2002/05/10(Fri) 22:52:53

力積はベクトルなので、向きを持ちます。
右向きを「正」と決めたら、右向きの力積は「正」。反対方向の力積が「負」となります。
つまり、「『右向きに』xの力積を受けた」という言い方をしている場合には、問題文の中に必ず「〜」の向きを「正」とする。」などの記述があるはずです。


[2860へのレス] Re: 力積についてとても些細なことです。 投稿者:小泉 投稿日:2002/05/11(Sat) 20:00:07

どうもありがとうございました。おかげですっきりしました。


[2859] 数Vについて 投稿者:さき 投稿日:2002/05/10(Fri) 17:40:19

今年3年で数Vの授業が始まったんですが進度が遅いみたいで、前も物理の時間に三角関数の微分?とかまだやってへんの!?って言われてしまいました(^^;
ちなみに、今分数関数・無理関数・数列の無限級数が終ったところです。
私は塾にも行ってないので学校の授業聞いて自分でやっています。このままだったらヤバいでしょうか??


[2859へのレス] Re: 数Vについて 投稿者:kjr 投稿日:2002/05/11(Sat) 00:22:51

難易度が高い大学を目指すなら、予備校等にいった方がいいかもしれないですね。
でなければ、予習でどんどん先に進んで、学校で習うときはほぼ完全に分かる!くらいでないと、しんどいです。
できれば、秋(10月ごろ)までにはすべての範囲を終わらせて、演習に入るほうがいいと思います。


[2859へのレス] Re: 数Vについて 投稿者:さき 投稿日:2002/05/11(Sat) 13:03:07

レスありがとうございます(^-^)
早速がんばってみますっっ


[2858] 波についての質問 投稿者:DO 投稿日:2002/05/10(Fri) 02:57:58

はじめまして。高校二年のDOというものです。
質問:ウェーブマシーンなどで観察される波は、どうして見事にサインカーブを描くのでしょうか?学校の授業や参考書などでは、「そういうものだ」とでもいうように流されて、次に公式が書かれています。実際、実験を見ても確かにサインカーブを描いているのですが、どうも都合が良すぎるような気がします。

初歩的な質問かもしれませんが、皆さんよろしくお願いします。(文章が分かりにくかったら、ごめんなさい。)


[2858へのレス] Re: 波についての質問 投稿者:スー 投稿日:2002/05/10(Fri) 04:40:45

「世の中の波がサインカーブな訳がない」
それは僕も昔思った.
しかし,高校の物理で振動や波動といったらサインカーブしか扱わないのにはきちんとした理由があります.
フーリエ展開という数学の考え方があり,その定理にに
「すべての周期関数は三角関数の線形結合によって洗わせられる」
つまり,周期関数f(x) が与えられたとき
f(x)=Σai sin(ωi x)
と表現できる.
というわけで,基本的に振動・波動を扱うときは三角関数として扱ってよいことになります.
結局すべての波はサインカーブを重ね合わせたもので表現できるわけだから,高校では簡単な例としてf(x)=Asin xの形の波を扱えればよいとしているわけです.


[2858へのレス] Re: 波についての質問 投稿者:Sei 投稿日:2002/05/10(Fri) 13:51:38

サインカーブの波の元になる波源は単振動をしていて、
その波の各媒質も全て単振動をしています。
つまりは、自然界では「単振動」という最も単純な振動が、
(最も単純だからこそ)最も起こりやすいんです。
それが、サインカーブの波が起こりやすい理由と考えればいいのではないでしょうか。

もし物理Uの「単振動」の履修が未だでしたら(高2なら未だかな)、
履修するとき、単振動の生じる条件などについて、
よく確認してみてください。


[2858へのレス] Re: 波についての質問 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/10(Fri) 18:31:10

単振動の原因は復元力F=ーkX・・1です。
運動方程式はx”=ーαx (αは定数k/m)
と言う形になり、
この微分方程式の解はx(t)=Asin(√α・t+B)
即ちサインカーブです。

なぜ世の中に復元力F=ーkXが多いか?
これも簡単な理由があります。外力がないとき大抵の物は
ポテンシャルエネルギーV(x)の極小点に止まっていて、
外から作用を受けると、その回りで振動するからです。
極小点x=0の回りでは、近似的に
V(x)=v(0)+1/2V”(0)X^2
で、これから、F(x)=ーd/dxV=ーV”(0)x
です。つまりk=V”(0)として 1式です。




[2858へのレス] ありがとうございました! 投稿者:DO 投稿日:2002/05/10(Fri) 19:08:34

スー さん・Seiさん・ぱん吉さん、こんなに早く、しかも丁寧に回答が頂けるとは思ってなかったのでちょっと感動してます(笑)。フーリエ展開や単振動,復元力などについて、詳しく調べてみます。
丁寧and親切な回答本当にありがとうございました。またお世話になるかもしれませんのでその時もよろしくお願いします。


[2857] U+B? 投稿者:よしる 投稿日:2002/05/09(Thu) 21:57:14

いつも興味深く読ませていただいています。
なんのこっちゃ。っと思ったので質問なのですが
千葉大の工学部の2次の物理はU+Bとかいてあります。
これってどういう範囲のことでしょうか?
普通にTB+Uの勉強でいいのでしょうか?


[2856] 無機化学 投稿者:茄子 投稿日:2002/05/09(Thu) 19:49:24

京大化学無機分野で難問は出ますか?


[2855] 線形代数の教科書 投稿者:ta93 投稿日:2002/05/09(Thu) 19:30:01

線形代数のオススメの教科書・参考書などあったら教えてください。m(__)m
ちなみに自分は今年大學一年で、物理科に在籍しています。


[2855へのレス] Re: 線形代数の教科書 投稿者:まてまてか 投稿日:2002/05/09(Thu) 21:15:01

私は岩波書店から出ている松坂和夫の「線型代数入門」を使いました。


[2855へのレス] Re: 線形代数の教科書 投稿者:train 投稿日:2002/05/10(Fri) 19:57:55

斎藤正彦著の「線形代数入門」を使っています。


[2854] 電気,積分 投稿者:北山 投稿日:2002/05/09(Thu) 16:33:49

電気の部分に関して質問があります。

コンデンサに電荷が充電されていて,静電エネルギーが,(1/2)QVであるとき,
この両端に抵抗をもった導線を接続すると,電流が流れて,抵抗の部分が発熱します。
全て流れたとき,この発熱量(ジュール)は,(1/2)QVとは,どんな関係になっているのでしょうか。
(1/2)QVに等しいのか,これより小さいのか,つまり,(1/2)QV→?ということです。

電力P=IVというのを学んだのですが,ここで,V=IRで,P=RI^2とすることに少し抵抗がありました。
それは,どうして,V=∫IR・dI=(1/2)RI^2とはならないのかという感覚があるからです。
何となく,Vが動的に変化するものではないから,そのまま代入してもよいというイメージなのですが,
厳密には,どういうときに積分をし,どういうときにしなくてもよいのか,ということを教えてほしいです。


[2854へのレス] Re: 電気,積分 投稿者:通りすがり 投稿日:2002/05/09(Thu) 17:13:18

その電流は、直流なのでしょうか。それとも交流なのでしょうか。


[2854へのレス] Re: 電気,積分 投稿者:通りすがり 投稿日:2002/05/09(Thu) 17:30:28

電流Iは時間的に電流値が変化しないので、V=RIです。V=∫IR・dIはIについての積分ですが、この意味は何でしょうか? よく考えて下さい。
IはI(t)であるのから、時間の関数です。つまり、直流では電流は時間に依存しないので、Iも定数になります。V=∫IR・dIという計算は成り立ちません。
電圧を求める時に電流を時間で積分するのは、コンデンサにかかる電圧を求める時だけです。式は、
V=1/c∫i(t)dt
です。


[2854へのレス] Re: 電気,積分 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/09(Thu) 18:28:48

北山さん、通りすがりさん(よく通りすがりますね)

Iは変化しますよ、もちろん(0から増えて最後にまた0)
(交流でも直流でもないです)
そしてIが変化してもV=RIです。これは一般的な関係で、各瞬間に成り立ちます。

>∫IR・dI 
抵抗での消費エネルギーを求めたいならこれではなくて
∫IR・Idt ・・・(1)でしょう。
各瞬間の消費エネルギーが時間当たり V・Iだからです
(これも一般的かつ基本的なことです)
そして今V=RIだから(1)が成り立ちます。
で、この(1)はもちろん(1/2)QVに一致します。エネルギー保存則から当然なのですが、具体的に計算してもわかります(以下参照)
IR=V=Q/cです(各瞬間に)
また、Idt=-dQ(>0:Qはコンデンサーの電気量でこれは減るからです)
従って(1)は∫IR・Idt=ー∫Q/c・dQ
       積分はQ=Q(最初蓄えられた)から0まで
=1/2・Q^2/c=1/2QV (ここでQ=CVを使いました。このQ,Vは放電前の最初の値です)。



 


[2854へのレス] Re: 電気,積分 投稿者:北山 投稿日:2002/05/10(Fri) 07:30:26

Iが時間に依存するので,∫IV・dtというのは分かります。
しかしながら,なぜかV=IRというグラフが頭にあって,
VはIの関数であるようなことが気になるのです。
時間に関して平均的に見ると,Iは時間に関して定数です。

具体的には,運動力学の部分で,x=vt,v=atで,
ここで,a→R,v→V,t→Iというイメージがあり,
x=vt=∫at・dt→P=IV=∫RI・dIというふうに結びついてしまいます。
これらの間の根本的な違いは何でしょうか。
そこら辺の理由が,まだしっかりつかめないです。

あと,コンデンサの静電エネルギーは,全てジュール熱に変わるのでしょうか。
どうも,運動エネルギーの方にも使われているような気がします。
電子は,電場によって加速されるはずだったのが,衝突で等速運動に変わってしまいます。
だからといって,電子の速さは0ではないので,運動エネルギーはあるはずです。
一体何を勘違いしているのでしょうか。


[2854へのレス] Re: 電気,積分 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/10(Fri) 13:00:02

>Iが時間に依存するので,∫IV・dtというのは分かります。
しかしながら,なぜかV=IRというグラフが頭にあって,
VはIの関数であるようなことが気になるのです。

もちろんV=IRで、VはIの関数です。
で、同時にどちらも時間の関数なわけです(Qもです)。

V、I、t、Qのどれか一つが決まれば全部決まるわけです。
・・・(1)

ですが、W=∫IV・dtと言う式はそういうこととは関係なくいつも正しい式なんです。だから何も気にせずまず書けばいいわけです。
で、計算する段になって(1)を意識して、何か一つの変数で積分を表す。そうすれば答えが出るわけです。
(上の投稿で私が採用した変数はQです。)

>時間に関して平均的に見ると,Iは時間に関して定数です。
それは当たり前じゃないですか?!
 平均というのは一個の数ですから定数に決まってますよ!


[2854へのレス] Re: 電気,積分 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/11(Sat) 01:51:00

>あと,コンデンサの静電エネルギーは,全てジュール熱に変わるのでしょうか。どうも,運動エネルギーの方にも使われているような気がします。

最初も最後も電流はゼロですから、トータルの運動エネルギーは変化しませんよね、だからQV/2全部がジュール熱になる。で良い訳です。

とはいえ、これはすごくいい質問です。
なぜかと言うと、トータルでは運動エネルギーが関係なくても、Iが変化する場合は確かに(厳密には)IR・Iの一部は電子の運動エネルギー増加にあてられるからです。

W=RI・I・・・(1)というのは元々”電場によって”抵抗の中の電子に”なされる”仕事を計算することで導いたものです。なにか、発熱量を計算して出てくるものではないわけです。
(このことは多分高校の範囲なので確認して下さい。判らなかったらまた説明します)。
そして、(1)=ジュール熱・・・(2)という関係は(厳密には)電流Iが一定の時のはなしです。電流(その他抵抗器の中のあらゆる状態)が一定なら、抵抗器の中のエネルギーも一定だから、電場からされた仕事は何らかの形で外に出るしかない。でそれは熱であろう、という論法です。

だから一般の(Iが変化する)場合、各瞬間のW=RI・Iは
ジュール熱+電子が得る運動エネルギーになります。

ではなぜ普通この運動エネルギーを考慮しないのかというと
答えは単純で、非常に小さいからです。
計算してみると単位時間当たりの
電子が得る運動エネルギー/ジュール熱
という比はm/(e^2nρ)・(dI/dt)/I・・・(3)
になります(これもできたら計算してみて下さい)。
ここでm,eは電子の質量と電荷、n、ρは金属の自由電子密度と抵抗率です。
数値を入れてみると(3)は普通の状況(I、dI/dtの普通の値)
ではだいたい100億分の1以下です。
普通じゃない状況ではどうなのか?と聞きたくなると思いますが、長くなったのでひとまず切ります。





[2853] 解答の書き方 投稿者: 投稿日:2002/05/09(Thu) 07:07:04

入試で答案の書き方っていうのは重要なんですか?
説明不足だったり表現の仕方が間違っていたりしたら減点されるんですか?
自分で問題を解くときはめんどくさいので式しか書きません。
普段から書くようにしたほうがいいんですかね?


[2853へのレス] Re: 解答の書き方 投稿者:Cantiel 投稿日:2002/05/09(Thu) 10:55:36

勘違いされないために重要だと思います。
例えばわかっていないと思われたり。
あと基本問題ほど論理とかは重視されるらしいです。
答案は採点者への手紙みたいなものなのできちんと書きましょう。
普段から練習しないで試験で突然できる人はそういないと思うので普段から練習しましょう。←可能ならばZ会、先生等を利用して。

http://www2.diary.ne.jp/user/136902/


[2852] はじめまして。 投稿者:くま五郎 投稿日:2002/05/07(Tue) 22:41:37

僕は東工大志望の高校三年生です。受験に関して質問したいのですが、まだ受験勉強初めて少ししかたってないんですが、どういった参考書を使えばいいか迷っています。数学は大数をやってるんですが、英語は単語と文法しかやっていません。物理や化学もなかなかはかどらないし国語はまったくやっていません。
英語(熟語や読解や構文など)、国語、他何か良い参考書教えてください。またよければ東工大受験に関しての勉強のアドバイスとかもらえたらうれしいです。お願いします。


[2852へのレス] Re: はじめまして。 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/08(Wed) 21:10:43

東工大の2次の英語の配点は、他の3教科、物理、化学、数学より低いです。
理科1科目の半分です。
ゆえに英語だけでは差がつかないと言われています。
東工大1本なら英語の負担はあまり考えなくてもいいですが、早慶、理科大、上智を併願する、滑り止めにするとなると、英語は超必須となってしまいます。
センターの英語も馬鹿にはなりません。センターは私大、国公立の問題とくらべると、オールラウンドの英語
力が必要です。時間も短いです。
そうすると、英語で単語帳でお薦めなら、速読英単語1、2です。上級編までやっておくと、かなり英語力はアップするのでは?
例文を繰り返し、声に出して毎日7〜8回繰り返すことが大切です。熟語は「解体英熟語」か「速読英熟語」がいいです。
問題集は、これは旺文社の「英語標準問題精講」が優れていると思います。
ただ和訳は答え合わせをする時は厳しくチェックし他方が良いです。
センター対策としてはこの本は超有名ですが、桐原の
「速戦ゼミ3英語頻出問題総演習」がお薦め。
ただどうしても東工大に入りたいのであれば、物理、化学を「理解」することです。
理科を得点源に勉強をしていった方がいいです。
物理は「力学」、「電磁気」を完璧にどの問題も同じように見えるまで、繰り返すことが必要です。
問題集は「エッセンス」→「難系」もしくは「名問の森」がいいかと。で直前に「新物理入門問題演習」をやるといいと思います。
化学これはあまり参考にはならないと思いますが、「理系化学精説」を辞書として、あとは東工大の問題の傾向に即して、「精選化学」なり「重要問題集」をやればよいかと。前者は問題の質が高く、後者は網羅性が高いのが特徴です。有機は整理がつかなかったら、「照井式」がよいと思います。
東工大は英語が少し劣っても入れると思います。
センターの国語は問題文が長いです。これは「慣れ」しかないです。評論では主張、物語では心情をおさえて、絶対に問題文に書かれていないことを選択肢から答えを選ばないように。勘は全く通用しません。
漢文は句法を押さえておけば、短い時間で伸びます。
ある友達曰く「英文いっぱい読むより、漢文30読んでおけばいいよな。」とか。
古文は僕も苦手で、分からないです。
長々文章を打ってしまいましたがお役に立てば嬉しいです。参考に。


[2852へのレス] Re: はじめまして。 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/08(Wed) 21:34:00

あとこれは役に立つかどうか分かりませんが補足として、予備校のホームページに過去問が載っています。
参考に。


[2852へのレス] Re: はじめまして。 投稿者:nekoro 投稿日:2002/05/08(Wed) 22:12:34

東工大の2次の配点は数学250、英語150、物理150、化学150だったと思います。なので英語は理科一科目分なのではないでしょうか?違ったら大変申し訳ないです。


[2852へのレス] いろいろとありがとうございます。 投稿者:くま五郎 投稿日:2002/05/08(Wed) 22:41:17

ほんとにいろいろとありがとうございます。とても参考になります。いろいろと質問して申し訳ないんですが、国語や政経のセンター対策はふつういつごろからやるべきなんでしょうか?夏以降からで間に合うのでしょうか?あとそのときのオススメの参考書とか教えてくれればうれしいです。


[2852へのレス] Re: はじめまして。 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/09(Thu) 12:51:29

いやいやスミマセン。
どうやらデータ(代ゼミ)を見間違えました。
理科は合計300点です。
満点は700点ということになります。
そうすると英語の対策が非常に難しくなります。
多分東工大の問題見ましたが、和訳と英訳に英作文を付けた問題形式になっていました。
僕は正直言ってビビりました。
(私立を併願校受験の場合)
早慶および理科大、上智のどれかに受かるためには
語のニュアンスも意識して勉強しなくてはなりません。
Z会でいうと3つ分のコースをとった形で勉強しなくてはなりません。
やっぱり、「英語長文問題精講」がいいかなと。


[2852へのレス] Re: はじめまして。 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/09(Thu) 14:30:50

センター対策は個人差にもよります。
まず、どこでもいいからマーク模試を受けてみたらどうです?
国語、政経も含めて。
それを参考にすればいいと思います。
国語、政経、英語の出来で国語が悪かったなら早めにした方が良いと思いますし他の科目でもそうです。ちなみに化学のセンター対策は東工大の問題と似ている部分があります。
国語は「センス」に近いところがあるので、理科系の人には苦手な人が多いはず。
もし本当に苦手で、マーク模試もダメだったら秋の始めごろ国語を重点的に解きまくる方法しかないです。
ただ肝心の数学と理科もそこそこ偏差値を落とさない程度に勉強した方が良いと思います。
配点的にはセンター+2次で940点中のたったの60点。微々たるものです。
足切りを受けない程度とってしまえば、もう2次は東工大の傾向をつかんで、その形で勝負すれば楽勝です。
ただし、センターは皆が受けるので、センターの雰囲気で問題を解かず、東工大の入試だと思って意識して受けるべきです。


[2852へのレス] Re: はじめまして。 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/12(Sun) 06:11:06

僕個人の見識として、東工大に関してはセンター対策は遅くても良いと思います。
僕の知人の東工大生は、当時英語が苦手で、その年のセンターの英語が何と101点。
総合点は600点ちょっと。理T受けたら足切りくらっていたという人がいるくらいなので、11月くらいから始めても遅くは無いはず。
(そいつの場合、早稲田、慶應も受けたららしいが英語の配点が高いのにも関わらず理科でとってしまい
受かってしまったらしい。英語に関しては1つの文の中に4つも単語の意味が分からない箇所もあって、「推測」して答えたみたい。僕に言わせれば勘で答えたに近いと思う。こういう特殊過ぎるケースもあるので、今は2次対策の方を優先した方がよいとおもいます。


[2851] ムーブさんへ 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/07(Tue) 20:10:10


だんだん糸を引く力を強くしていくとどうなるか想像して下さい。
すべるか前の下の辺を中心に回転するかどっちかですよね、
すべる方が小さい力で起これば、先にすべるわけです。
以下は前の投稿の説明の通りです。

滑る前に回転するとしたら立方体は前の辺を固定したまま浮き上がるわけですから、その時の力は(この辺の回りのモーメントの釣り合いの式)
(a/2)×Mg=b×fから、f=(a/2)×Mg/b
だからこれ以下の力では絶対に(滑る前には)回転しませんよね。ということは、これ以下の力で滑れば良いわけです。
一方、滑り出すときの力は、f=μMgです。
だからf=μMg<(a/2)×Mg/b従ってa/2b>μ


[2851へのレス] Re: ムーブさんへ 投稿者:ムーブ 投稿日:2002/05/08(Wed) 23:02:56

ぱん吉さんとても詳しい解説ありがとうございました。
世の中の問題集の解説もこのくらい詳しいといいのにと思うくらいです。
これからも質問することがあるかもしれないので良かったらまたよろしくお願いします。


[2851へのレス] Re: ムーブさんへ 投稿者:北山 投稿日:2002/05/09(Thu) 16:07:49

僕が使っている参考書で,『親切な物理』というものがあります。
父が使っていた古い版のものなのですが,新しいのもあるようです。
これに,この問題に関することが載ってありました。
かなり,詳細に書かれていると思います。


[2850] 誰か教えてください 投稿者:S 投稿日:2002/05/06(Mon) 23:26:35

(12cos^θ+8√3cosθ+2)/(7+4√3cosθ)の最小値
^は2乗のこと
色々試したんですけどよく分かりませんでした…


[2850へのレス] Re: 誰か教えてください 投稿者:Laurent 投稿日:2002/05/07(Tue) 00:10:08

θのとる値の範囲はすべての実数でしょうか?(まぁ些細な問題ですが)
色々やりようはありますが、とりあえずは cosθ=t (−1≦t≦1) などとおいて考えましょう。
あとは、「与式=K」とおいて2次方程式の解の存在条件から攻めるとか、
強引に微分してしまうといった手がありますが、一番うまいのは割り算で分子の次数を下げてやると、
「(相加平均)≧(相乗平均)の関係」が使えたりするところに気付くと鮮やかに解答できるようです。


[2849] 化学重要問題集 投稿者:ムウ 投稿日:2002/05/06(Mon) 22:56:02

数研出版から出てるやつなんですが,01とか02とか
年度が変わるごとに発行してますよね。
去年(01年度版)のを持ってるんですが、今年発行の
やつを見たら,答えがめちゃくちゃ厚くなってて解説がくわしかったんです。問題はそんなに変わってないような気がするんですが…。
やっぱり最新版を買ったほうがいいのでしょうか?
 
アドバイスお願いします。


[2849へのレス] Re: 化学重要問題集 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/07(Tue) 09:10:36

僕は買いなおしました。
理由は例え問題がおなじでも、最新版の解説は考えがしっかりと書かれていて、しかも重要な部分は赤で書かれているからです。
レイアウトもすっきりしています。
 旧版のは字が小さく読みにくいし、あまり解説が丁寧ではないと思います。
あと最新のは覚えておくものとして重要なものはゴロ合わせで載っています。
無機分野で役に立ちそうです。
もし、旧版の解説で十分だったり、学校、塾で質問してわかるようであれば、それはそれでいいと思います。
僕は独学(塾には通っていません)なので、以上の点から買いなおしました。


[2848] 数3極限 投稿者:VV(高3) 投稿日:2002/05/06(Mon) 18:29:27

lim(x→-∞){x+e^(-x)}はどうなるか?
普通にグラフの感覚でいくと、
lim(x→-∞)x=-∞,lim(x→-∞)e^(-x)=∞より
-∞+∞となり不定形となってしまいます。


[2848へのレス] Re: 数3極限 投稿者:toratorataro 投稿日:2002/05/06(Mon) 22:13:36

これは+∞でしょう。
話を簡単にするためt=-xとすると
与式=lim(t→+∞){(e^t)-t}となり
ここでたとえばe^tと2tの大小を比較するため
f(t)=e^t-2tとおいてf'(t)=e^t-2で
明らかにt>1でf(t)>0,f'(t)>0だから
十分大きなtに対してe^t>2tと言えて、
そしてe^t-t>2t-t=tかつlim(t→+∞)t=+∞
より答えは+∞。


[2848へのレス] Re: 数3極限 投稿者:VV(高3) 投稿日:2002/05/09(Thu) 22:09:23

なるほど、了解です。ありがとうございました。


[2847] 質問 投稿者:怪人 投稿日:2002/05/06(Mon) 16:37:54

作用反作用と力のつりあいはどう違うんですか?
滑らかな水平な面で物体右向きにFの力で押す。
このとき作用反作用で左向きに-Fの力が働いてこの2力はうち消されるということにはならないんですか?
なぜ2力がつりあってるように見えるのに物体は右向きに動くんでしょうか?


[2847へのレス] Re: 質問 投稿者:さすらい 投稿日:2002/05/06(Mon) 16:48:19

物体に働くのが右向きの力で、
押している手に作用反作用で左向きの力が働きます。
物体には右向きの力しか働いていないので、物体は右に動きます。


[2847へのレス] Re: 質問 投稿者:Will 投稿日:2002/05/06(Mon) 19:45:27

力は2物体の相互作用であり,相手に力を及ぼせば必ず自分も相手から力を受ける。このとき,一方の力を作用,他方を反作用という。
「つりあいの2力」と「作用反作用の2力」の違い
つりあいの2力 1つの物体に働く力
作用反作用 2つの物体に別々に働く力


[2846] クーロン力に関して質問 投稿者:toratorataro 投稿日:2002/05/06(Mon) 12:27:36

はじめまして。
突然ですが、電場というのはそれ独立で考えると
金属があっても関係なしに存在する物ではないんでしょうか?
たとえば、点電荷があってその周りを金属球で囲んだとすると、
そのとき金属内の電場は自由電子の作る電場と打ち消しあって0になるでしょうが、それ以外では関係なく点電荷の作る電場は存在しているのではないですか?
それとも金属に遮られて点電荷の金属球外部の電場はないのでしょうか?

それと、前から疑問なんですがコンデンサーで充電中に片方の金属板にある電子がもう片方に運ばれるのは、実際には導線を通ってしか移動できず、両金属板の間の空間を飛行するようには移動しませんよね?

一応以上です。
みなさんお願いします。


[2846へのレス] Re: クーロン力に関して質問 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/07(Tue) 17:27:42

>金属内の電場は自由電子の作る電場と打ち消しあって0になるでしょうが、それ以外では関係なく点電荷の作る電場は存在しているのではないですか?

金属球(というより球殻ですよね)が”絶縁されている場合は”その通りです。
球殻の内側表面に自由電子によるーQ(Qは点電荷の電気量)が励起され、外側表面に+Qが励起されて、この両者による電場は球の外では打ち消されますから、正味点電荷による電場が残ります(ガウスの法則を使えばこのことはすぐ分かると思います)。

>それとも金属に遮られて点電荷の金属球外部の電場はないのでしょうか?

金属球が接地されている場合は、外部電場は0になります。
この場合球殻内側にーQが現れるのは上と同じですが外側には電荷が現れません。
(地球から電子が流れてきて補うからです。こうすることで地球と球殻の電位が同じに保たれます)

これがいわゆる静電遮蔽です。ただし遮蔽と言う言葉は結果を表すもので(上の説明から分かると思いますが)原理を理解するためには適当な言葉ではありません。

>実際には導線を通ってしか移動できず、両金属板の間の空間を飛行するようには移動しませんよね?

もちろんです。飛行するという説はどこから出てきたのですか?


[2846へのレス] Re: クーロン力に関して質問 投稿者:北山 投稿日:2002/05/09(Thu) 16:22:53

>電場というのはそれ独立で考えると
>金属があっても関係なしに存在する物ではないんでしょうか?
これは,昔のクーロン力とか重力に関する考え方だと思います。
電場や重力は遠隔操作で伝わるのではなく,媒介する何かがあるとして考えられているようです。
よって,周囲の環境に左右されるもので,独立で存在する("存在する"というのは何か?)ような
ものではないと思います。

最終的に外部の電場が消えるときの,詳しい説明を,僕も聞きたいです。


[2846へのレス] Re: クーロン力に関して質問 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/11(Sat) 02:24:30

静電場の問題を考えるのに哲学的議論は要りません。
わかれば簡単なことです(わからないと全然わからない)。

ある電荷がつくる電場は、他の電荷やその他何があろうとも独立に存在する。
これが正解です。
もっとはっきり言うと、ある場所の電場は、一個一個の電荷が、その一個しかない場合にそこに作る電場を全部単純に足したものになる(それぞれがつくる電場は他のものがあろうとなかろうと影響をうけないわけです)。

>最終的に外部の電場が消えるときの,詳しい説明を,僕も聞きたいです。

前の投稿で既に説明しています。
ガウスの法則と、上のこと(重ねあわせの原理)がわかったらわかります。


[2845] 質問 投稿者:train 投稿日:2002/05/05(Sun) 00:28:55

50円玉の温度を上げたら中心から穴までの距離と中心から外側までの距離は温度を上げる前と温度を上げた後ではどちらが大きくなるのでしょうか?


[2845へのレス] Re: 質問 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/06(Mon) 10:22:46

どちらも温度を上げたほうが大きくなります。
50円玉の材料は物質として方向性が無い(この事を等方的といいます)ので、50円玉を構成する原子の間隔は、全ての方向に同じ割合で伸びます。
例えば、50円玉の円周方向に並んだ原子を考えてみれば、この円周も全て同じ割合で大きくなることがわかります。従って穴も外周も大きくなります。


[2845へのレス] Re: 質問 投稿者:ほいほい 投稿日:2002/05/06(Mon) 22:25:06

これって5円玉でも同じ理由で同じ結果になるのですか?


[2845へのレス] Re: 質問 投稿者:某亜 投稿日:2002/05/07(Tue) 23:01:58

 よくなされる説明は、
「もし穴が金属でふさがっていたとして、温めて膨張した後ふさがった部分を取り除けば、その穴はもとよりも大きいですね」というもの。
定量的証明は知りませんが。


[2845へのレス] Re: 質問 投稿者:train 投稿日:2002/05/10(Fri) 20:00:56

説明&レスをしてくださってありがとうございました。


[2844] 物理のエッセンス持ってる人へ 投稿者:take 投稿日:2002/05/04(Sat) 21:05:58

物理のエッセンス21(b)の問題なんですが
この図の意味がわかりません。
前ページのEXのように解くとしたらどうすればいいんですか?


[2844へのレス] Re: 物理のエッセンス持ってる人へ 投稿者:globe 投稿日:2002/05/05(Sun) 20:23:08

何編ですか?


[2844へのレス] Re: 物理のエッセンス持ってる人へ 投稿者:take 投稿日:2002/05/05(Sun) 21:12:16

すいません。力学編です。


[2844へのレス] Re: 物理のエッセンス持ってる人へ 投稿者:さん 投稿日:2002/05/05(Sun) 22:49:12

p,23の一番下にあるある公式を使えばできます。
右側のばねが並列になっているので、K+K=2Kとなり、
それをばね定数2Kの1つのばねと見れば、
サンドイッチ型(p23の右下)になっているので解けますよ。


[2844へのレス] Re: 物理のエッセンス持ってる人へ 投稿者:take 投稿日:2002/05/06(Mon) 06:29:53

図の意味がよくわからないんです。
(a)だったら重りの左側のバネを1つのバネと考えればそのバネ定数が合成バネ定数っていうのはわかるんですが、(b)の図はどのばねのばね定数が合成ばね定数になるんですか?
真ん中の重りをどう考えればいいんですかね?
あと図がなぜ横向きなのかも疑問です。


[2844へのレス] Re: 物理のエッセンス持ってる人へ 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/07(Tue) 14:11:22

僕はこう考えます。
まず、すべてのばねの自然長をLとし、ばね定数をkとします。
これに力を与え自然長からxおもりを左に伸ばします。
するとさんさんのいうとうり、右のばね定数は2kです。
もし、ここで左にばねがないとすれば、フックの法則から、F=2k(L+x)となります。
しかし、左にばね定数kのばねがあり、x縮んでいるので、k(L−x)の力が左にはたらいています。これは、伸ばす力の反対です。
よって、このときの力は F=2k(L+x)−k(L−x)
=3kxとなり、合計のばね定数は3kとなると僕は考えます。
左のばねについても同様です。
あともしこれがこれが縦向きなら、今度は重力がおもりに働きます。重力の向きを上、下のどちらかを正にして考えるとより納得いくかと思います。
(蛇足)この問題ははおそらく単振動対策だと思います。結構重要な問題かもしれません。


[2844へのレス] Re: 物理のエッセンス持ってる人へ 投稿者:Cronus 投稿日:2002/05/07(Tue) 14:15:56

注、僕はまだ大学生ではないので、参考程度にしてください。もし、考え方(例えば力の概念)に誤りがあればご指摘願います。


[2843] 波動についての質問 投稿者:重力波 投稿日:2002/05/04(Sat) 11:36:31

臨界角についてですが、臨界角は光のときに生じますが、音でも生じますか?

全反射が起こるとき、「波がより速く伝わる媒質に向かう時」というのは「屈折率の大きな物質から屈折率の小さな物質へ進むときのこと」でいいのでしょうか?また、それはどういう意味でしょうか?イメージがつかめないもので。

屈折率が大きいのと屈折率が小さいのとでは何が違うのでしょうか?波の進み方や速さなどが変わるのでしょうか?

あと臨界角の定義でsin@c=n1/n2で境界面で全反射する条件はなぜn2sini>n1となるのですか?イメージがつかめないので
教えて下さい。


[2843へのレス] Re: 波動についての質問 投稿者:phonon 投稿日:2002/05/05(Sun) 14:54:53

>音でも生じますか?

たぶん・・。例えば、十分低温の空気層から高温の空気層に音波が進むときに起こりそうですね。夜の方が昼よりも音が遠くまで伝わりますよね。これが極端な場合です。

>イメージがつかめないもので。
人が(5,6人でいいので)横一列になって行進しているところをイメージして下さい。その列が何列も縦列状態になっているとします。運動会の入場行進のようなイメージです(列は、波の振幅がもっとも大きいか小さい部分に対応すると思って下さい)。
そういった人の列が、がたがた道から歩きやすい舗装道路に斜めに踏み込んだとします。先に、踏み込んだ人(一番端の人)は急に歩きやすくなるのでスピードがあがります。ところが反対の端の人はまだがたがた道を歩いているので、スピードは遅いままです。そうすると、列を乱さないで歩こうと思えば、歩くのが遅い人を起点に列が回ります。こうやって、人の行進は向きを変えました。
この類推で波のイメージもつかめます。

>なぜn2sini>n1となるのですか?
全反射するということは、ある媒質から別の媒質に踏み込もうとしたら、全部反射されたという意味ですよね。そうしたら、屈折角(反射角?)が90度より大きくなると全反射といえます。この時の入射角度を臨界角というんですよね?だとすると、臨界角より大きな入射角で別の媒質に踏み込む波は全反射されるはずです。
sin@c=n1/n2ということですから、n2×sin@c=n1 なわけで、@cがこの式を満足する以上に大きければ良いわけですから、n2sini>n1となるんではないでしょうか。
余談ですが、できれば式に使った文字の意味をどう定義したか書かれると良いともいます。上記は推測で返事を書きました。

以上ですが、細かいことを覚えてないので嘘を書いているかもしれません。ちゃんと検討してくださいね。


[2843へのレス] Re: 波動についての質問 投稿者:重力波 投稿日:2002/05/05(Sun) 18:48:14

レスどうもです。

屈折率が大きいのと屈折率が小さいのとでは何が違うのでしょうか?

>sin@c=n1/n2ということですから、n2×sin@c=n1 なわけで、@cがこの式を満足する以上に大きければ良いわけですから、n2sini>n1となるんではないでしょうか。の意味がちょっとわからないですが、どういうことでしょうか?


[2843へのレス] Re: 波動についての質問 投稿者:phonon 投稿日:2002/05/06(Mon) 13:21:43

>屈折率が大きいのと屈折率が小さいのとでは何が違うのでしょうか?
媒質中を進む光の速さが違います。

以下メモ書きしておきます。分かりやすくなると思いますので。
屈折率というのは相対的な量でして、真空の屈折率を1と約束する事ではじめて絶対的な量として議論が可能になります。この時、真空中の光の速さをCとし、ある媒質中の光の速さをVとすれば、
真空と媒質間で決まる屈折率nは
n=C/V(V=Cとすればn=1ですよね)
です。ここで、2つの媒質を準備して、それぞれ1、2と番号をつけたとします。媒質1中の光の速さをV1、媒質2中の光の速さをV2としましょう。この時、真空と各媒質間の屈折率にも番号付けして
n1=C/V1 n2=C/V2
としましょう。そうすると、この比により
(n1/n2)=(V2/V1)
が得られます。速度の比の関係はスネルの法則から入射角と屈折角と関係付ける事ができます。たぶん、高校の教科書に載っているやつです。

>どういうことでしょうか?
「@cがこの式を満足する以上に大きければ良い」というのがわからないということですよね?入射角をどんどん大きくしていくと、ある角度以上においては常に全反射になるわけですから、入射角が臨界角よりおおきければいいわけです(臨界角というのは、入射角の特別な場合ですよね?)。入射角が0〜90度の範囲で変化しうるとすれば、入射角が大きいほどsin@は大きくなりますよね。ですから、n2sini>n1なんじゃないでしょうか。


[2843へのレス] Re: 波動についての質問 投稿者:重力波 投稿日:2002/05/06(Mon) 18:42:08

>sin@c=n1/n2、n2×sin@c=n1 なわけで、@cがこの式を満足する以上に大きければ良いわけですから、n2sini>n1となるんではないでしょうか。のときsin@c=n1/n2からn2×sin@c=n1になって、@cがこの式を満足する以上に大きければ良いわけですから、n2sini>n1となるのについてイメージ(式のイメージ)がわかりません。教えて下さい。


[2843へのレス] Re: 波動についての質問 投稿者:phonon 投稿日:2002/05/07(Tue) 22:32:18

式のイメージというのは、不等号をはさんだ両側にある量の定量的(数量的)な関係が、n2sini>n1になるのがわからないという意味ですか?
私には、重力波さんの分からないところが分からないので、もう少し具体的に書いていただけるとご返事できると思います。


[2843へのレス] Re: 波動についての質問 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/09(Thu) 13:00:35

>n2sini>n1となるのについてイメージ(式のイメージ)がわかりません。教えて下さい。

nsiniというのは、”境界での、長さ当たり(注1)の波の節の数”です(以下これをkとします)。
境界で波がつながらないといけないので、kは両側で同じです。これを式で書いたのがスネルの法則です。


(注1)正確に言うと入射面(境界面の法線と入射光を含む面)と境界面の交線の単位長さ当たりの節の数、です。

ここまでイメージ出来たでしょうか?
いまちょっと時間切れなのでまた後ほど。


[2843へのレス] Re: 波動についての質問 投稿者:重力波 投稿日:2002/05/09(Thu) 22:57:54

ちょっとずつイメージわいてきたのでもっと考えてみます。 

お世話になりました。


[2843へのレス] Re: 波動についての質問 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/10(Fri) 12:43:46

k1=n1・sin(i1) 空気
k2=n2・sin(i2) 水
で、k1=k2(境界で波が繋がるため)ここまでいいですね。

nが大きい水の方が波が遅いので、節と節の間隔が狭いですよね。で、水の方から入る光の角度を傾けていくと、”長さ当たりの節の数(k2)”が増えていきますが、空気の方は(節の間隔が広いのでより多く傾けないとk1=k2にならない。
これがスネルの法則のイメージです。
そして、空気の側の光が真横を向いたときのk1以上には絶対にk1は増えませんから、その時の入射角以上に傾いた入射波はそれに繋がることが出来ない。
従って水から外に”出られない”わけです。出られなければ
反射するしかない、ということです。


[2842] 京大への数学 投稿者:茄子 投稿日:2002/05/03(Fri) 18:32:56

駿台お茶の水京大コースに通うものです。
数学はそんな得意ではないのですが、本番では取れるところはキッチリ取れるようにしたいのです。前期中は予備校のテキストだけ十分でしょうか?一対一などを補足としてやったほうがいいですか?消化不良にならないように広げない方が賢明?数学にはかなり時間はかけられます。
あと、夏期の大数ゼミの「微積分重点」を受講経験のある方いましたら、どんな授業であったか、レベルなど詳しいこと教えてください。
アドバイスお願いします。


[2842へのレス] Re: 京大への数学 投稿者:リーメス 投稿日:2002/05/04(Sat) 00:48:47

前期は予備校のテキストをしっかりやりましょう。
それで充分です。夏は前期の復習をさっさと終わらせて
標準レベルの問題に多く当たればいいと思います。
数学も大切だけど、理科で落とすと意味がないから
気をつけてください。ただ、だからと言って理科の難問をやれ
と言っているわけではなく、標準的な問題がまずきちんと
解けることが重要ってことです。

微積分重点ではないのですが、大数ゼミは弟が去年受け
ました。解答を先に配って、別解、解法選択のポイント、背景、解法の良し悪しを解説します。スピードは速めで、復習用の
プリントや参考用のプリントも膨大に配布されます。
負担は割と大きめみたいですが、大数的な解法に多く触れるため、大数の記事が格段に読みやすくなったようです。
レベルは月刊大数のB・Cが中心みたいです。


[2841] 大学生へのお願い 投稿者:猫背の狸 投稿日:2002/05/02(Thu) 07:44:45

最近、大学生が大学で学ぶことについて質問する
投稿が目立っています。
いろいろ事情があるのかもしれませんが、ここは
受験生向けのサイトなので、大学生がこの種の
質問をすることは遠慮するようお願いします。


[2840] 力学 投稿者:北山 投稿日:2002/05/01(Wed) 23:13:54

掻い摘んで質問します。

剛体が平行移動に関してつりあう←→剛体に働く力のベクトルの和がゼロベクトル
剛体が回転移動に関してつりあう←→剛体に働く力の任意の点の周りのモーメントの和が0
これらはどう証明されるのでしょうか。また,全てのつりあいの必要十分条件は何でしょうか。
力の作用線と結びつけることはできるでしょうか。

床とθの角をなす質量Mの台があり,その台の上に質量mの直方体の物体が乗っているとします。
次の場合に,台が床から受ける垂直抗力Rの大きさはどう表されるでしょうか。重力加速度をgとします。
(1)台も物体も滑らない。
(2)台は滑らないが,物体は滑る。
(3)台は滑るが,物体は滑らない。
(4)台も物体も滑る。
何か場合分けがおかしいかもしれません。指摘してください。
(1)(3)(M+m)g, (2)(4){mcos^2(θ)+M}g
おそらくこうなるだろうと思いますが,(2)(4)のようになることが不思議です。
質量計に乗せたら,通常より軽く量れるのではないかと思うからです。
この考えのどこがおかしいのでしょうか。


[2840へのレス] Re: 力学 投稿者:ぱん吉 投稿日:2002/05/05(Sun) 23:03:46

>(1)(3)(M+m)g, (2)(4){mcos^2(θ)+M}g
私も計算してみたのですが(4)だけ答えが違います。
私の計算では、R=M(M+m)g/(M+msin^2(θ))です。

>質量計に乗せたら,通常より軽く量れるのではないかと
これは軽くなります。おかしくはないです。
なぜかと言うと、(2)(4)では系M+m全体の重心が下がる(方向に加速される)から
系全体に働く縦方向の力の和が0ではなく(下向き)、従ってR<(M+m)gだからです。Rが量りの読みです。これは簡単に実験もできます。体重計の上でかがみ込みながら目盛を見てください、実際の体重より低い方に針が振れるのが判ると思います。




[2839] 医療技術 投稿者:ののの 投稿日:2002/05/01(Wed) 11:09:31

医療技術を学びたいけど、実際どうゆうものなのかは漠然としています。
誰か詳しい方がおられましたら教えて下さい。
どこの大学で学べるのかも教えていただければ幸いです。


[2839へのレス] Re: 医療技術 投稿者:さすらい 投稿日:2002/05/02(Thu) 21:28:00

あの、
医療技術は医学部がある大学の医学部で学べるんだと思うんですが、そういうことを聞いているんではないんでしょうね。


[2838] 化学 投稿者:さん 投稿日:2002/05/01(Wed) 10:31:47

今年から化学をはじめるのですが、
「斉藤化学の実況中継A」からよくわからなくなってしまします。
その前にやった方がいいものは
何かあるでしょうか?


[2838へのレス] 化学の参考書 投稿者:あぼーん 投稿日:2002/05/04(Sat) 19:56:18

斎藤化学の実況中継は個人的にはくせが強かった気がします。駿台文庫の「基礎から学べる化学1b・2」なんかがいいかと思います。


[2838へのレス] Re: 化学 投稿者:さん 投稿日:2002/05/05(Sun) 07:46:58

ありがとうございます!
さっそく本屋に行って見てきたいと思います。