[大学への物理] [理系の掲示板]
[1161] 受験生へ 投稿者:もうじき神大卒業 投稿日:2001/03/10(Sat) 06:50:24

私は神戸大(工学部)の学生です。
来年、神戸大や関関同立などの主に関西の大学を狙う人に、
勉強法とかアドバイスさせてもらいます。
そういう人は、もしよかったら書きこんでください。


[1161へのレス] 神戸大うかりましたぁーー 投稿者:(@_@) 投稿日:2001/03/10(Sat) 23:12:00

工学部の応用化学部に受かりました。9日、雪の中、六甲に行ってきました。電子郵便が来てからいったので(笑)夕方になりました。雪景色綺麗でしたぁー。桜さいてるみたいやったー。
でも、風邪ひいちゃいました、、。あは。

ところで、私には上に兄弟がいないので、大学のことはさっぱりわからないんです、、。(それが普通????)
今、受験が終わって、何もすることがなくってひまなんです、、、。
なんか、「これはやっとけぇ!」みたいなのないですか?

そのほか色々教えてください。


[1160] 無題 投稿者:EIJI 投稿日:2001/03/09(Fri) 23:42:21

浪人が決まりそうです。ところで予備校は年間でいくらくらいかかるん
でしょうか?とりあえず朝行くところが欲しいです。


[1160へのレス] Re: 無題 投稿者:ごう 投稿日:2001/03/10(Sat) 00:16:07

代々木ゼミナールは、入学金込みで70万ぐらい。
他の予備校も大差ないはず。


[1160へのレス] Re: 無題 投稿者:EIJI 投稿日:2001/03/11(Sun) 00:52:55

どこも70万ぐらいってことですか・・。
じつは代々木から認定証が来ていて半額でいいらしいです。
もともと高いのを割り引いてると思ってたんですが
それなら代々木にしようかと思います。どうも。


[1159] 後期試験 投稿者:がんばれ受験生 投稿日:2001/03/09(Fri) 22:40:33

ここの記事を読んでいるとすでに浪人決定という話がよく出てますが、後期試験は受けないんでしょうか?
あるいは受けるけれども浪人になるのは覚悟しているから予備校に申し込んだりするんでしょうか。
その辺のことがよく分からないので教えてください。


[1159へのレス] Re: 後期試験 投稿者:zaki 投稿日:2001/03/09(Fri) 23:14:54

僕は違いますが、東大に出願(後期)してあしきりになったりしたら
前期で受からない限り即浪人決定らしいです、、、。
キビシイですね。


[1158] 合格発表スレッド 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/09(Fri) 21:39:58

本日京都大学前期の合格発表がありました。(東京大学は明日でしたっけ?)

私は残念ながら落ちてしまいましたが、皆さんはいかがでしたでしょうか?
見事合格された方、おめでとうございます。
今年不合格で、来年設けようという方、これから共に頑張っていきましょう。

直前気にお世話になった、しずさんありがとうございました。
来年は、東京に住んでいることもあるので、東京大学理科3類を受けようと思います。
今度こそ、前期後期どちらでも合格できるような実力を引っさげて試験会場に向かいたいと思います。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:しず 投稿日:2001/03/09(Fri) 22:54:47

うーん。残念。

理III狙うんですか。頑張ってください。
また、ここでもあそこでも折に触れて、、、、何でもどうぞ。私に答えられることならば答えますので。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/10(Sat) 00:20:50

頑張ります。今年はセンターで失敗(他にも年間通して体調面で良くなかったのが敗因でしたが)してしまったので、センターも、万全を期すつもりです。

あと、物理を今年はやろうと思うので(4月中旬までに一通りやるつもりです)たぶん、すぐにお世話になるかと思います;; そのときはよろしくお願いします。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者: 投稿日:2001/03/10(Sat) 02:20:18

今日見に行ったら、東工大の五類に受かっていました。
今までの努力が報われた、という心境でした。

本当に、この「大学への物理」には感謝しています。
勉強法がかなり参考になり、物理が得意になったし、
普通に1日10時間ぐらい勉強できるようになりました。
そして、この掲示板でお世話になった方々、本当に感謝しています。
のぶりんさんや、岡村さんなど、何十人も覚えています。
本当に、ありがとうございました!


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:phonon 投稿日:2001/03/10(Sat) 21:29:00

>夕霧さん
残念でしたね。でもpositiveに捕らえましょう。うまくいかなかった。じゃあ、次はどうすればいい?経験って大切です。

>銀さん
おめでとう。

(人生の選択を含めて)しんどいのはこれからです。私が生きていて一番精神的につらかったのは、マスターの時期でした(でも、一番収穫があった時期でもありました)。目的のために自分が変わる(変えなきゃならない)過渡期だったんです。銀さんにもいずれ訪れるはずです。

頑張りましょう。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者: 投稿日:2001/03/10(Sat) 22:17:31

目的のために自分が変わる、ですか。
もし、「今生き残るための仕事」が目的で、そのために、
自分の判断に関係なく、自分の将来を犠牲にしなければならない時があるのなら、
僕はかなりつらい思いをするだろうと思います。
(生き残っていくためには仕方ありません)
しかし、もし自分を含めた全体の利益のために苦労するなら、
つらさは必要なものだろうから、がんばっていくつもりです。
(程度は違うかと思いますが、今までもそうでした)
僕は今回、ある意味運が良かったので、その運を無駄にしないようにがんばっていこうと思います。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/10(Sat) 22:33:39

>phononさん
そうですね。私には、夢があるので(それに・・・(話が暗くなるので自粛))もう1年くらいどうってことないです。今年遣り残したこともありますし、やる事はもう決まっています。来年、こそ、大学生ですね(笑)


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:そう(もうすぐ高三) 投稿日:2001/03/11(Sun) 00:09:30

銀さん おめでとうございます
そして今までいろいろなアドバイスありがとうございます

これからも、もしなにかあったらアドバイスをいただけると幸いです


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者: 投稿日:2001/03/11(Sun) 00:10:59

もちろんやりますよ。先輩方への恩返しのようなものです。
今までよりは時間が出来るから、さらに書けると思います。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:猫背の狸 投稿日:2001/03/11(Sun) 00:28:31

銀さん、合格おめでとう。
これからが、本当の勉強の始まりだと思うので、がんばってください。


[1158へのレス] 遅れ馳せながら・・・・ 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/11(Sun) 00:37:09

銀さんおめでとうございます。
頑張ってください。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/11(Sun) 00:54:29

今日(もう昨日か...)発表を見に行ってきました。
理一合格でした。
なんか、その場では信じられませんでした。家に帰ってレタックスを
見て初めて受かったことを実感しました。

僕は、最後の東大オープンでも後ろに300人しかいないという絶対
不合格確実な状況で、もうあきらめかけていました。が、センター後の
1ヶ月間、このページを発見し、苦手だった物理の勉強法がだんだんわかり、またいろんな方の意見を見て、いままでの勉強法を見直して、ぎりぎりではあるけれども、なんとか受かることができました。また、受験勉強という孤独な中でも、この掲示板の人達といろいろ意見を交わすことができて、とてもうれしかったです。この掲示板およびページには、
感謝してもしきれないです。

今回はほとんど運だけで手にいれることができたような合格だけれども、
決して無駄にせぬよう、これからも努力していきたいと思います。
また、この掲示板の方々に感謝するつもりで、またこの掲示板を訪れる人達に的確なアドバイスができるようになるよう、がんばっていきたいと思います。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者: 投稿日:2001/03/11(Sun) 01:29:37

>>猫背の狸(管理人)さん
ありがとうございます!上にも書きましたが、
このHPは本当に役に立ちました。
発見した当時、特に得意という科目はなかったので、
物理が得意になったことは、他の科目にも非常にいい影響を与えました。
勉強法を教えてもらっていなければ、僕はベストを尽くすことが出来なかったと思います。
猫背の狸さんは、僕の恩師です。本当にありがとうございました!

>>夕霧さん
前にも書きましたが、夕霧さんのこれまでの勉強は決して失敗ではないと思います。
やることは決まっているようですし、
学力も、他の能力も、大きく伸ばせるんじゃないかと思います。
来年は絶対京大受かってください!


>>のののさん
合格おめでとうございます!
東大理一合格なんて、普通に考えてすごいですよ。
これから、後輩のHPに自慢しに行きます(笑)。

>なんか、その場では信じられませんでした。
僕もそうでした。受かると思ってた友達が次々に落ちたので、
自分も不安でした。浪人の計画を立ててなかっただけに余計に。
今だに実感できてません。

>今回はほとんど運だけで手にいれることができたような合格だけれども、
>決して無駄にせぬよう、これからも努力していきたいと思います。
>また、この掲示板の方々に感謝するつもりで、またこの掲示板を訪れる人達に的確なアドバイスができるようになるよう、
>がんばっていきたいと思います。
僕も同じ気持ちです。
今までの自分を裏切らないよう、がんばっていこうと思います。

お互い、成功できて良かったです。
同じ方面(多分)へ進む者同士、がんばっていきましょう!


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/11(Sun) 10:20:42

>のののさん
おめでとうございます。理1ですか、本郷では数学科ですか?(笑)
頑張ってください。私もすぐに駒場へまいります。

>銀さん
もちろんですとも。何とかして、来年理3合格を目指します。
全教科、全問完答を目標に努力していく所存です。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/11(Sun) 10:34:34

>>銀さん
ありがとうございます。大学に入ったら、今までできなかったコンピュータの勉強を始められるのでうれしいです。これからが一番大事ですからね(^^)

>>夕霧さん
ありがとうございます。たぶん本郷では情報科学科に行く予定です。
あと、来年は絶対受かって下さい!
理3ですよね?今年はぼくのまわりでも理3受けた人はたくさんいましたが
やはり、理3と他の学部では門の狭さが違うようです。すっごく出来た人でも
やはり無理な人もいたようで、やっぱり理3は違うのかな...とか感じてました。ただ、そこまでして苦労してでも価値があるのだと思いました。
理3は狭き門だとは思いますが、夕霧さんほどのやる気と実力のある方でしたら来年は絶対合格すると思います。やっぱり強い意志ほど強いものはありませんからね。
来年は絶対合格してください!絶対受かると僕も信じています。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:しず 投稿日:2001/03/11(Sun) 12:33:58

> 銀さん、のののさん

おめでとうございます。

[1169]の記事でも全体に向けたmessageを書きましたが、未来は必ず大きいものです。その未来を大きくできるのは自分自身です。

常にベクトルは広がる方向へ向けて、、、、、

大学という環境は特にそうだと感じますが、別に一年生はいってすぐにでも、自分でだだだぁっと四年分とは言わないまでも二年分とか勉強してしまっても何ら構わない世界といいますか、「何が必要で」「何が要らない」とかなんかそういう限定された空間じゃあないと思ってます。

要るか要らんかは自分が決める。勉強をやるかやらんかも自分が決める。そして未来は自分で創る。

自分の未来の創造主になれるのは、自分自身です。

ちょっと余談で、私の教え子(スンダイで家庭教師やってるので)は、京都大工学部工業化学科に合格しました。

> 夕霧さん

物理もやりますか。なるほど。
あるところでこんな内容を見つけました(2ch)。

大学の生物は高校の化学
大学の化学は高校の物理
大学の物理は高校の数学
大学の数学は高校の哲学

イメージとしてはなかなか面白い発想だと思いますね。

理三の生物必修化の話はまだよく調べていないのでわかりませんが、東大の理科は難しくなんてないから(^^;) 物理も化学も生物も。いわば、あれが「高校から大学につながる中継点の理科」だと言っていいと思いますね。

難しいんじゃなくて、要はああいう問われかたとか、問うている内容が、高校の普通の状況で馴染みがないから難しいという評価をされるんだと思います。

要はそれに馴染んじゃえば良い。それだけ。馴染んだら何ら難しくなくなります。馴染むということは、東大に入るのに「これくらいは、やってこい」という東大側の要望に応えた形になります。すなわち、入学資格があるということ。

理三の要望に応えましょう。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者: 投稿日:2001/03/11(Sun) 21:46:01

夕霧さん、申し訳ございません。間違えてました。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/12(Mon) 22:51:34

>のののさん
情報科学科ですか。
進振り制度のため東大に入ったとはいえ本郷に行くまでは気を抜けません。頑張っていきましょう。私も、とにかくこの1年がんばっていくつもりです。

>しずさん

>大学の生物は高校の化学
>大学の化学は高校の物理
>大学の物理は高校の数学
>大学の数学は高校の哲学
なるほど、言われてみれば、そういう風になるであろうベクトルはありますね。
化学は、Potential Energyや、B.Abなんかも、各論でやりそうですし、(高校化学って、これらで理論をつかえば、ほとんど説明がつくということに試験日1週間前に気がつきました(^^;;)
生物は、酵素や体の調節機能のところで化学っぽくなるんだろうなと。(物理はこれからですけど。)
でも、実験を高校でやってないので、実験の状況を把握するのがつらいのですけど。

>「高校から大学につながる中継点の理科」だと言っていいと思いますね。
そうかもしれませんね。私は、9月まで東大を目指していましたが(理科は対策をしてませんでしたけど)やった教科に関しては、東大の問題は本当にそんな感じがしました。

とにかく頑張ってみます。浪人生パワーを発揮して、1学期の間に、東大と京大の過去問研究と絶対的な基礎力の確立を目標にしています。夏には「理3が何を要求しているのか」、「大学で学ぶために必要な知識はあるのか」に答えられるようになっているつもりです。

>銀さん
いえいえ。確かに、私は今年、京大を受けましたので。


[1158へのレス] Re: 合格発表スレッド 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/13(Tue) 15:05:54

ありゃ、意味がわかんない文章発見・・・
>でも、実験を高校でやってないので、実験の状況を把握するのがつらいのですけど
は、見なかったことにしてください;;


[1157] SEGと駿台 投稿者:ヤギオ 投稿日:2001/03/09(Fri) 20:36:04

今年浪人の身です。予備校を選ぶにあたってSEGか駿台かで迷っています。
SEGはホームページを見たところ、高卒のクラスはなく高三クラスに入るしかありません。しかも、すでにカリキュラムが一月から始まっています。
駿台からはスーパーコースの認定書が届いているのですが・・・。
 SEG、駿台に詳しい方、ご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。


 


[1157へのレス] Re: SEGと駿台 投稿者:にくまん 投稿日:2001/03/09(Fri) 23:40:42

新高3のSEG生として意見をいわせていただきます。
SEGは確かに1月から授業が始まってますけど、
それは「現役用」の授業で、浪人の人が取るには物足りない内容
かもしれません。大数の逆手流とかを解説してくれます。
ただ今やってる内容がこれからの基礎になるって話だから、
一概に浪人には必要ないとは言いきれないんですけど。
それより9月からやるテストゼミの評判がすごくいいらしいです。
僕も今から楽しみです。参考になるかわかりませんけどね。


[1157へのレス] Re: SEGと駿台 投稿者:JUN 投稿日:2001/03/10(Sat) 04:53:01

同じく新高3のSEG生です。

数学に関しては、1月〜3月にやった内容は、受験には必要だけど、学校の教科書とかには詳しく出ていないあたりが中心なので、その内容を知らないのだったら不可欠だと思います。春期講習に編入講座があるので、それを取ると良いと思います。他の科目も同様じゃないかと思います。

駿台に通ったことはないので比較はできませんが、SEGに関しては、予習・復習がきちっとできる人ならおすすめします。


[1157へのレス] Re: SEGと駿台 投稿者:ヤギオ 投稿日:2001/03/10(Sat) 11:59:50

にくまんさん、JUNさん情報どうもありがとうございます。
春期講習に出てみます。それから判断してみます。




[1156] 学科変更について 投稿者:キタレツ 投稿日:2001/03/09(Fri) 20:10:29

同じ大学の異なる学科に変更するには、やっぱり編入試験を
受けなければならないのでしょうか。他の大学に編入しても
いいのですが、同じ大学に4年間通いたいんです。編入経験のある方、
または編入について詳しい方教えてください。よろしければ、勉強法も
教えておしえてください。ちなみに建設系に合格したのですが、
機械系統の学科に編入したいとおもっています。


[1156へのレス] Re: 学科変更について 投稿者:しず 投稿日:2001/03/09(Fri) 20:29:37

編入??
転科・転部の類になるんじゃないですか??

あのですね。「何かの事柄」には絶対と言っても良いほど、「きまり・原則」が付きまとっています。なんかこういう言い方ってイヤなんですけど、大人の社会ってまぁそうですよね。個人個人の解釈によって違う意味に取られてしまうこととか、何かをやる場合とか、絶対にきまりごとや制約事項が、あるいは注意書きというものがあって、それ以外は原則的に認められない、わけですよね。無論、大人でない世界にそれがないという意味ではないです。ただ、そういうことが「解釈できること」って大切だと思ったんで、ちょっと書きました。余計なことかもしれませんが。

で、編入という形になるのなら、編入を実施しているかどうか、そして実施しているのなら、その編入試験などを受験する資格を持っている人は「どういう人か」といったことについては「きまり」があるはずです。だって、例えば大学受験って誰でもできるわけではないでしょう。高校卒業とかそれと同等程度の人ってきちんと募集「要項」に書いてあるわけじゃないですか。

それと同じで、編入なら編入でその「要項」を確認し、自分が適正であるかどうかを自分で判断することが必要ですよね。

転科・転部の制約についても同様です。

で、転科・転部についてですが、それはどこでもできるというものではないです。基本的にはその大学・学部のきまりごとで「定められた内容」に従う必要があります。転部が認められていない場合は、できないわけです。そしてそれは、自分の所属する学部と、受け入れ側、転部先の学部などと両方の制約をクリアすることが必要であるわけです。

それはご自分が通われている大学事務の学生部などで確認しましょう。そしてきちんとした説明と指示を得ることです。

例えば、私の大学の場合、医学部への転部は認められないとか、薬学部なら三年生が転部したとしても、強制的に二年生になるとか、そういう「制約」があるんです。そしてその制約は、公開されています(すべての場合で公開されているかはわかりませんけどね。うちの場合は主に掲示により公開されている)。

ご自身の大学の学生部か関連部局で調べてください。


[1156へのレス] Re: 学科変更について 投稿者:キタレツ 投稿日:2001/03/09(Fri) 21:56:17

しずさんありがとうございます。早速、事業部に問い合わせてみようと思います。


[1155] 誰か助言を下さい。 投稿者:TAKASHI 投稿日:2001/03/09(Fri) 19:17:08

来年早稲田の理工を受けようと思って勉強してるのですが、数学、英語、物理をしてたら化学をやる時間が無いのですがどの様にするのが良いのでしょうか?
 今やってる教科がある程度済んでかやるべきなのか、今やってる教科の勉強時間を化学が出来るように削るべきなのかそれとも他に・・・。
 もし何か良い案がありましたら教えてもらえると嬉しいです.


[1155へのレス] Re: 誰か助言を下さい。 投稿者:もぅ 投稿日:2001/03/09(Fri) 19:43:24

化学もちゃんとやってください。
まとめてやろうとしてもキツイです。


[1155へのレス] Re: 誰か助言を下さい。 投稿者:はむ 投稿日:2001/03/09(Fri) 21:06:08

TAKASHIさんが現役なのか浪人なのかは知りませんが、どうせ理科を二科目やるなら旧帝大を狙ったらどうですか?
国立に照準をあわせてやっていけば早稲田は問題無いはず。
そうやって旧帝大を受けるつもりで物理も化学も均等にやっていき、もう少したってから教科ごとの勉強の進み具合や志望校を調整していけばいいんじゃないですか?
そうですね、だいたい夏くらいまではとりあえず何も考えず全教科まんべんなくやっていっていいと思います。
夏までなら、まだセンター国語とかもそれほど遅れをとっていないので、そこで決めればセンターもまぁ間に合うでしょう。(そのかわり学校の社会または予備校の国語、社会の授業はちゃんと聴く事)
何より夏までは理科よりも数学と英語にたっぷりと時間をかけるべきだと思います。
もしスケジュールがキツイなら、数英は毎日やって、理科は一日おきとか決めたほうが言いと思います。
そらから前期(一学期)のうちの理科の遅れはそれほど気にしなくていいと思います。
前期のうちは理論化学の基礎ををみっちりやって、夏くらいに「化学が遅れてるなぁ」と思ったら、夏に化学のウェイトを集中的に高めれば十分間に合います。
もしその気があるなら駿台の夏季講習の「化学特講」のTとV(それぞれ理論と有機の分野)をとれば化学は完璧になると思います。
ただ早稲田の理工を受けるだけならそこまでする必要はありません。
最悪、化学0でも普通に受かると思います。(ホントかよ)
やはり国立を受けることをお勧めします。

話は変わって今日国立の発表でした。
おかげさまで受かりました。
皆さんも頑張って下さい。
それでは、また。


[1154] 無題 投稿者:合唱好き 投稿日:2001/03/09(Fri) 18:57:00

こんにちは。

他の受験サイトにも書き込みましたが、なるべく多くの方の意見をお聞きしたいので、こちらにも書き込ませて下さい。

自分は、新高3で理系です。
今まで何をやりたいと言うこともなく、何となく公立の進学校へ行き、
何となく理系を選択し、3年次の選択でも、何となく物理化学を選んだのですが、今年に入ってあるきっかけで、医者になろうと決めました。
☆★
そこで質問なのですが、今から生物を独学し(興味で本を読んだくらいで受験的な知識はゼロです。)、国立の2次試験で選択して合格点を取ることは可能でしょうか?それとも、無謀な試みでしょうか?
ご意見や、勉強方のアドバイスなどいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。英数は、そこそこめどは立っているので、時間はかけられると思います。

ちなみに今考えている志望大は、(無謀かもしれませんが)阪大、千葉大、医科歯科大、東北大のどれかです。防衛医大も受けようと思っています。
家のどこを探しても、私立の医学部に行くお金はないので・・)


[1154へのレス] Re: 無題 投稿者:もぅ 投稿日:2001/03/09(Fri) 19:01:08

物理・化学でも医学部受けられないの?


[1154へのレス] Re: 無題 投稿者:合唱好き 投稿日:2001/03/09(Fri) 19:14:40

それも考えましたが、医学部受験生で、生物の知識がないというのもどうかと思いますし、現時点で、物理は嫌いではないのですが、生物の方に興味があり、できれば生物を勉強して、受験で使いたいと思いここに書き込みました。


[1154へのレス] Re: 無題 投稿者:のぶりん 投稿日:2001/03/09(Fri) 20:11:08

考え方にもよるけど、受験は物理化学でした方がいいのでは?
医学部受験なんだから労力かかるし、受かってすぐに生物を
勉強しはじめても間に合いますよ。実際、医学の勉強でも
物理は使うし(血液学など)、どうせ1年つぎ込むなら
習得し辛い方をした方がいいと思います。ただ「医学部だから
生物を習得しなくては」と言う発想は、なんとなく医者に
なる人が多い中、患者側に取ってはありがたいことです

私も合唱好きです(元合唱部)


[1154へのレス] Re: 無題 投稿者:合唱好き 投稿日:2001/03/09(Fri) 23:30:50

>のぶりんさん

アドバイスありがとうございます。
★☆
関係ないですが、自分は現役音楽部(合唱部)です。
実は、一昨年全国大会にも出ました(俗に言う朝日コンクール)。
ついでに、第一回合唱オリンピックinリンツというのにも昨年出させていただいて、オーストリアまで、遠征しました。
★☆
ところで、実は物理はあまり得意ではなかったりするのですが(既習分野は力学・波動のみ)・・・やはり生物独学よりはましでしょうかね?
化学は好きで自分でいくらか進めています。
数学は、とりあえず独学で数Vまで。
英語は一番得意な教科。国語は・・・特にやっていませんが模試では中の上くらいはとれています。
やはり、時間的に厳しいでしょうか?


[1154へのレス] Re: 無題 投稿者:もぅ 投稿日:2001/03/10(Sat) 06:52:45

高校の生物の教科書は2週間あったら読破できるらしいので、
受験で使わなくても、そう心配はないでしょう。


[1153] Z-kai 投稿者:GON 投稿日:2001/03/09(Fri) 18:26:43

(Z会はすべて受験科の最も難しいものをさします) 物理・化学はZ会を完璧にすれば怖いもの無しですか?
それと、大学への数学とZ会の数学はどっちがいいでしょうか?


[1153へのレス] Re: Z-kai 投稿者:のぶりん 投稿日:2001/03/09(Fri) 20:18:40

(数学について)とりあえず安定させたかったらZ会で
安定している成績を飛躍させたかったら大学への数学ですね


[1152] 浪人決定!(涙) 投稿者:まりあさま 投稿日:2001/03/09(Fri) 17:00:08

 こんにちは。獣医志望のとりあへず高3です。今日、大阪府大(獣)の不合格が確定しました(涙)麻布、日大(同じく獣医)も落ちました。ということで、浪人が決定し、予備校を選んでいるのですが、どれがよいか迷っています。とりあえず、代ゼミ、河合塾、駿台、名古屋予備校(週3の予備校)のどれかにしようと思っているのですが・・・。


[1152へのレス] Re: 浪人決定!(涙) 投稿者:もぅ 投稿日:2001/03/09(Fri) 17:10:54

俺的には、代ゼミの「サテライン・ハイレベル国公立理系コース」が
いいなと思います。なぜなら、サテラインは代々木校の精鋭講師の授業が受けられるから。
でも、自分の好みで決めたらいいと思います。


[1152へのレス] Re: 浪人決定!(涙) 投稿者:こ〜じ 投稿日:2001/03/10(Sat) 11:58:03

おんなじような悩みをかかえていまして・・・(自分も今年浪人です)かなり下のほうのスレッドで(1141かな?)名古屋予備校について質問させて頂いたんですけど、やはりいい評判はあまり聞かないらしいです。だれか通っている方の意見も聞きたかったんですけど、あんまり有名でもないからそういう人もあんまりいないんですねぇ。まりあさま、はなにか情報をもっていませんか?自分の考えではかなりいいんじゃないかとは思ったんですが・・・


[1151] 数学について、vol.4.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/09(Fri) 11:45:34

ちょっと、議論の展開の様子を見させていただいていました。

レスは、もう少しまってください。


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/09(Fri) 12:17:30

そうだ、私の前の発言についての訂正を。

「高等教育」→「高等学校相当の教育」
これは、私の言葉の使い方が間違っていました。申し訳ないです。

あと、論剤の出典について。
論座2001年3月号(朝日新聞社)。入試についての特集でしたが、有名なお話が出ていました。
京大の採点方法でした。(一つの大学を例にとるようで申し訳ないなとは思います)
つまり、京都大学は研究者を養成する学校だから、下書き用紙にかいたメモも採点すると。発言者はZ会東大マスターコースのかたでしたが、ソースは採点官だそうですね。
個の話については、あまりにも有名な話だったので論座を出す必要はなかったかもしれませんね。

(あと、参考までに、東大の前副学長のかたが、東大の入試改革についてお話に、触れられています。AOをの導入に付いても検討されたなどと、書いてあります。結局は東大では、規模の問題もあるし一般入試との公平さを保てなくなるから無理だろうと言うことになったそうですが。)


>phononさん
>ある程度考えても分からない場合を、あいあいさんは気にしていると思うのですけど。
とのことですが、あいあいさんの発言。
>「解法を考えていても自分で思いつくことは絶対にないから、参考書に載っ>ているやり方をうまく組み合わせることで解く練習をすべきなんだ。そのた>めには、教科書や参考書の問題は、自分で考えて解くのではなくて、覚えて>しまって、その後で、覚えた知識を使って、入試対策用の問題集を自力>?>で"解いてみる"のが、一番いいんだよ。」
から、そんなことが読み取れますか? 私には、わかりません。

あとは、大筋phononさんの意見には賛成です。
学部入試に限らず、ほとんどが、今、ある素材を使って新しいことを組み立てる作業なのですから。

論点を明らかにするのなら、あいあいさんと私の意見の違いは、どの時点で新しい知識として解法を記憶するのかということなんじゃないですかね。

細かいレスは、もう少しあとで。


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/09(Fri) 12:35:42

>論点を明らかにするのなら、あいあいさんと私の意見の違いは、どの時点で>新しい知識として解法を記憶するのかということなんじゃないですかね。
あいあいさんは、入試で使う解法は思いつくかわからないし、考えても思いつかないことが多いだろうから、さっさと、問題集の答えをみて覚えてしまいましょう。それから、覚えたものの構造を理解して使えるようになれば良い。そして、志望校の問題が解けるようになれば良い、というものではないのですかね。

私の意見は、教科書程度の知識さえあれば、問題集に載っている解法は思いつくであろうから、今の知識で少し考えてみなさい。思いつかないのなら、答えをみて、発想法を知って、復習していくうちに覚えましょう。それに、ある程度自分で考えたものでないと解法を覚えていても、未知の問題に応用するとき使えこなせない可能性もあるんじゃないか? 覚えてから解法の構造や使用の方法を理解して使える段階に持っていくのでは時間がたりないのではないか?
早いうちから、今ある知識を使って考える訓練をつんだほうが良いのではないか?というものではありませんでしたかね?


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/09(Fri) 22:17:51

>あいあいさん
既成事実の件に関して、一言。
既成事実という言葉が、誤解を招いたようです。私が言いたいのは入試問題を解くための技法や解法ではなく、定理や定義などのことです。
まさか、そのようにとられるとは思いもよりませんでしたね。

>大学入試というものにこだわりすぎていませんか?問題を解くことをメインとした勉強に慣れすぎていませんか?
私は、掲示板や、最初の質問の性質上、受験に即した形で言っています。が、「思考」という面でいえば、私の提唱する方法は、学問をやっていくのに必要であろう思考力は鍛えられるんじゃないかなと思っておりますが・・・
私は、受験勉強を通して、普遍的な思考(つまり、自分の知識をつかって、知らないことを解決するために、解決方法を考えるということ)を養うというスタイルを提唱したいのです。パズルを解く練習だけではもったいない気がします。

>ただし、大学入試問題は、概念の本質から離れた「パズル」ですから、
と、おっしゃるのも無理がないでしょうが、結構教育的な問題も存在しているようですよ。これは、数学の先生がおっしゃっていたことなので私は良くわかりませんが。(まあ、大学の教養課程とつながるような問題もありますし、思考の過程はスゴイなと思うのがありますので結構あたっているのでしょう)

>ピースをうまく組み合わせてパズルを完成させる「思考」の練習はすべきです
ここも必要ですね。そうです。


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/09(Fri) 22:24:11

あとは、のののさんや、銀さんが書いてくださったことと、重なるので必要ないでしょう。

>のののさん
あまり関係がないですが、
いつも、のののさんに、名前を書かれると落ち着きます(他意はないですよ(^^;;)
ありがとうございます。ところで、合格発表は明日ですよね?


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/09(Fri) 23:42:40

>>夕霧さん
そうなんですよ。明日なんです。もう今から心臓がバクバクいって
かなり緊張しています。数学についても書きたかったんですが、
ちょっとこの緊張状態ではどうも...
楽しみではあるけれども、不安です...


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:phonon 投稿日:2001/03/10(Sat) 00:10:35

こんにちは。

夕霧さん

あいあいさんの論点の抜粋を他にもしますね。

>分からない問題は解答を読んで解き方を覚えるけど、解けそうな問題は、無意識のうちに「解いてみる」ということをするでしょう?「解答を読んで覚える」という作業の前に、必ずこれをやります。誰でも。それをやらずに解答を見ろとは、どこの誰も言っていません。「解けそうな問題は解いてみる」。これが基本です。

全体を見渡した時に、一応考えなさいといった意見がいくつかありますよね。ですから、そう判断したんです。そういった、意見を前提にして読めば

>「解法を考えていても自分で思いつくことは絶対にないから、参考書に載っているやり方をうま組み合わせることで解く練習をすべきなんだ。

の意味も分かりますか?絶対にないというのは、一応考えた末の事です。ただ、「絶対」と私は言いきりませんけど。

あいあいさんに簡単に意見をまとめていただいた方がいいですね。夕霧さんと同じ気持ちなんだけど、お互いにうまく伝わってないのかもしれない。
もしくは、私の解釈が個人的な解釈で間違っているのかもしれません。

>どの時点で新しい知識として解法を記憶するのかということなんじゃないですかね。

どの時点で記憶するのかは、場合によります。数学科の学生が定理の証明を読んだとします。でも、さっぱり議論が分からない。こういう事はよく起こります。どうするか?とりあえず、何度も証明を追ってみるんです。何度も。そうするうちに、論点のポイントが分かってくる。これは、別に恥ずかしい事なんじゃなくて、みんな当たり前にやっている事です。

本を読む事と、問題の解答を読む事はさして違いはありません。本を読む事そのものが問題の解法を読んでいるようなものです。教科書は問題集だって言われた事がありますよ。

解法を考えると言う事は、議論のポイントはどこか見つけ出す事です。全体のストーリーが見えるのは、ポイントをしっかり押さえた時です。

>教科書程度の知識さえあれば、問題集に載っている解法は思いつくであろう
ここが問題だと思います。教科書の断片的な知識があっても、問題の解法が見えない事は往々にしてあります。
定義や定理を単に知っている事と、理解している事(定義や定理を前提として、問題の結論を導く事。また、自由自在に使いこなせること)は違います。この訓練(話のポイントがどこか考える事)が大切だよってあいあいさんは主張しているんじゃないですか?

それと、(誤解していると不安なので)最後に書いておきます。私は意見を提示しているだけです。強制するつもりはありません。人それぞれ違うでしょうから。また、夕霧さんを責めるつもりも全くありません。
掲示板だと時々誤解される事があるので、断っておきますね。私は、自分の意見を押し通して相手を(仕事でない限り)論破することには興味が無いので・・。夕霧さんの意見が、納得いくものでしたら、そうですねっていいますよ。

それでは!


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/10(Sat) 00:16:27

>のののさん
楽しみですねぇ。受かってるといいですねぇ。
私は、前は、緊張したとき人とてに書いて食べる
ということをやったりしましたが、あれ結構聞くんじゃないでしょうか。
あ、緊張のあまり、「人」と「入」を間違えて書いて、よけい慌てたことがありましたので、注意してくださいね(笑)

上にも書きましたが、私は、今日合格発表がありました。
直接は見に行けなかったのでレタックス待ちでしたが。掃除などして
ゆっくりしていました。あの、不安と気体の混ざった感情はなんとも言えないんですよね。


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/10(Sat) 00:26:28

>>夕霧さん
そうなんですよね。明日は本郷に行く予定ですが(後期の一次合格通知だったりしたらショックなので)、たぶんその電車の中ではもう気が気でないと思います。なんかぼくの場合、ネットをやっていると、なんか気が紛れていいかな。もうすることもないので(後期はたぶん足切られるだろうな〜〜)ぼけっとしてます(笑)

数学に関係のない話になっちゃいましたが、明日大丈夫だったら、
意見をもう少し書いてみたいと思います。ちょっといろいろ(???)書きたいので。ここまでこの議論が大きくなるってことは、数学がそれほど僕たちにとって深いものなんでしょうね。


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/10(Sat) 00:58:28

>phononさん
>あいあいさんの発言について
そう言う解釈もあるかもしれませんね。
そこで、私が気になっていることはもう1つあって、ここです。
>「解けそうな問題は解いてみる」
というところです。
解けそうもないから最初からやらないという、姿勢で果たして良いのかな?といった疑問があるのです。まあ、そこをやるか、やらないかは、人それぞれな7のかもしれませんが、解けそうのない問題でも、考えてみることは大切なんじゃないのかなと思うわけです。

>教科書について
あと、理解と知っているの違いには触れるべきでしたね。
たしかににそうです。さらに、大学入試でしたら高校数学の全体像をつかんでいることが問題を解くのに必要かと思います。
断片的な知識をまとめる作業については、だいぶ前に話した気がしますので省略です。それは、本来は学校でやれれば良いのですがね。(先生が説明すべきだと思います)
(大学のレベルまで突っ込めば高校数学の鳥瞰図が容易に見えますね)


あと、最後の部分ですが、了解です。

>のののさん
本郷ですか。私も、京都に見に行きたかったなぁ。
掲示板を見るのと見ないのでは違いますね・・・
(私は自分の番号がある掲示板を見たことがないですが・・・・)

ネットのやりすぎで、朝方寝て、寝過ごさないでください(笑)

数学は結構深いんでしょうね。(数学科にもいってみたいなぁ。)
あと、私は、この話は数学だけでなく色々なことに対する姿勢にも影響することなんじゃないかな?って思ってます。

それでは、発表をまってます、


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者: 投稿日:2001/03/10(Sat) 02:14:39

このスレッドの書き込みを読んでいると、
ほとんど賛成できるものだと思います。

>>夕霧さん
>>私は、受験勉強を通して、普遍的な思考(つまり、自分の知識をつかって、
>>知らないことを解決するために、解決方法を考えるということ)を
>>養うというスタイルを提唱したいのです。
全くそのとおりだと思います。
何か、新しいことを考える時も、問題を解く感覚に近いものを感じます。

その他のことも、ほとんど同感です。
本質的には、皆さんの中に反論は存在しないはずです。

まあ、この話の流れとは関係ないんですが、いちおう、追加で感じたことを書いておきます。

まず、のののさんの「上層の解法パターンを覚えるのは効果が薄いのではないか」という意見ですが、
全くそのとおりだと思います。
前にも書いたとおり、解法を引き出せる条件として、
問題分析能力・解法の候補を発見する能力・解法の数・解法の頻出度
が関係してるかと僕は思っています。
この「頻出度」が低いと、効果が低くなるわけです。
前の2つは練習量、後の二つは記憶量が関係するかと思います。
正確には、この4つにきれいには比例しないかもしれませんが、
これらの積のようなもので、解法を引き出す能力が決まると思います。
練習にしろ、記憶にしろ、脳に変化が起こるには変わりありませんが、
具体的にやろうとすることが違うと思います。
練習は、やや無意識的に、記憶は、意識的に脳に変化を与えようとしている感じがあります。
練習は自然なところ、記憶はパワーのあるところが長所だと思います。
これらは短所もあるので、うまく使いこなすことが、
速く上達する方法になると思います。(ちょっと抽象的過ぎましたね)

あと、夕霧さん、残念な結果に終わったようですが、
決してここまでの道は失敗とは言い切れないと思います。
結果よりも、過程が大事なはずですから…。
(でも、最後は結果が大きくものを言ってしまうのも事実なんですがね)
これからの1年間、がんばってください!

あと、のののさん、合格を祈ってます!


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:あいあい 投稿日:2001/03/10(Sat) 04:40:37

>夕霧さん
夕霧さんと僕の意見の違いがはっきり分かりました。(というか、分かっていたことなのか?以前にも、結局はどこまでをtoolと考えるかの違いだと書いた気がする。)
夕霧さんは「教科書の定義・定理を知っていれば、いかなる問題でも解き方を原理的には思いつくはずだから、どんなに意味不明の問題でも、それまでに習得している範囲の知識で何はともあれ解く努力をしてみろ」ということですね。
僕は、「受験生は最終的に大学入試問題を解きたいわけだから、教科書や、基礎レベルの参考書の問題は、解き方が分からなかったら、解答を見て「学ぶ」べきだ」と言っているわけです。そのレベルの問題に必死で頭をひねることに意味はない、ということです。なぜなら、頭をひねっても、何も思いつくはずがないからです。頭の中にtoolが何もないから。
公式をうまく適用すれば解けるような問題なら、「解けそうな問題」の部類に入ります。しかし、実際には、そうそう「解けそうな問題」ばかりではありません。教科書でも。

たとえ話を出しますが、三角比の余弦定理というものを習った時、「辺ABの長さはいくらですか?」と言われたら、余弦定理を使ってみようかという気にもなりますが、「この三角形はどんな形状ですか?」と聞かれても、何をしていいのかさっぱりわからんでしょう?余弦定理をうまく使うことで、辺の長さだけの関係にして、そのあとに因数分解して・・・なんて、思いつくはずがない。
しかし、「a^2=〜」の形の余弦定理を、「cosA=〜」の形に変形するっていう使い方もあるんだよ〜ということを「知って」いれば、「解けそう」だと感じるかも知れません。どこまでを「定義・定理」ととらえるのか。
余弦定理の式を与えられて、「cosA=〜」の形に変形することを、果たして自分で思いつくでしょうか?というか、思いついたとしても、そこに至るまでの思考の過程は、そんなに重要でしょうか?
そういう「事実」は、「天下り的ではあるが、先人の知恵を甘受すればよい」というレベルではないですか?定義や定理と同様に。それによって、余弦定理の正しい、役立つ使い方を「学ぶ」わけです。余弦定理の何たるかを理解していないまま、うんうんと頭をひねることに、そんなに価値があるでしょうか?「下手の考え休むに似たり」ではないでしょうか?解答を読めば、「あっ!そういう風にすればいいのか!なるほど!」となります。こっちの方がはるかに脳みそにとって有用ではないでしょうか?
そういう風に考えて、僕は「解答を読むことは、概念を正しく理解し、定義・定理・公式の正しい、役立つ適用法を知るという意味で、重要な学習法だ。解答を読むことは何も恥ずかしいことではない。どんどん解答を読んで、色んな考え方を吸収していけばいいんだ。」ということを書いたのです。この作業は、教科書の定義・定理を読んで「知る」ことと、同じ次元であると考えるわけです。この点は、phononさんにも汲み取っていただけたみたいです。
なぜ、「問題」として与えられると、自分で解かなければならないのか?ということです。解答を読んで勉強すればいいではないですか。「問題とは、解くために用意されている」とは考えないわけです。
チャートなどの大学受験用参考書に載っているような「解法」は、すべて、この次元のものだと思うわけです。
それらをすべて「知った」上で、じゃあ、自分で何ができるか、ということだと思うわけです。

そういうわけで、夕霧さんがおそらく主として反論されている「できないからといって最初からあきらめる態度」というようなこととは、根本的に違います。「できないからあきらめる」のではなくて、「できないから、やり方を教えて。そしたらあとは自分でやるから。」です。あきらめてないでしょ?決して「やーめた!」と教科書を放り出してしまうのではありません。

ここを押せばこの音が出ると教えてもらっただけで、ピアノの弾き方が分かる人は多分いないでしょう。指をグーを包む形にして、肩の力を抜いて、この鍵盤を押すには、この指を使って・・・まずドを押してごらん・・・、と来て、ようやく赤バイエルの1曲目が「弾けそう」になるわけです。そして、タイだとかスラーだとかスタッカートだとか三連符だとか、色んな知識を教わることで、色んな曲が「弾けそう」になるわけです。コードとか変調とか教われば、もっと難しい曲も「弾けそう」になってくる。赤バイエルの1曲目にあんなに苦労してたのが嘘のよう。
基礎知識さえ網羅すれば、あとは「自分で弾ける」ようになるまで、何度も何度も練習するだけです。
赤バイエル・黄バイエルで基礎を学び、ツェルニーやブルクミュラーで「技法」を習得し終える頃には、基礎知識は網羅されているでしょう。あとはソナチネを、「弾けそうだから自分で頑張って弾いてみる」だけ。これまでの「知識」と「経験」をフル活用して。

何かを「身に付ける」という過程は、いつだって何だってそういうものだと思います。最初から自分で頑張ってみなくても、最初は、教えてもらえばいいんです。それを恥じたり、否定したりする必要はない。ある程度コツがつかめてくれば、1人で進めますから。そこからが大切なわけで。


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:あいあい 投稿日:2001/03/10(Sat) 05:24:37

蛇足ですが、受験という現実を考えた場合、「そんなやり方は効率が悪い」だとか云々の話が必ず登場しますが、
まずは教科書で、天下り的知識を得る。
→参考書を使って、「こういう時にはこうする」という「技」を覚える。
→その解法を自分で使ってみるために、標準レベル(参考書と同レベル)の問題集で演習する。
→必要に応じて、ハイレベルな問題集に挑戦する。
→過去問を同じやり方でやってみる。
という流れで行けば、入試までに十分に間に合うと思います。
解法暗記の段階では何のことやら分からずに覚えていたことも、演習として問題集をやっていく中で、自分が勘違いしていたことを発見し、「あ、そういうことだったのか。知らずに使ってた・・・恥ずかしい。」という経験を積み重ねます。
むしろ、最初から本質をしっかり理解しようと頑張ることの方が効率が悪い。大数の「解法の探求1」にも書いてありますよね。「数学は基礎の"つみなおし"」だと。
この方法が間違っていると思われるなら、1年生のうちから学校の教科書を捨てて、SEGの受験教科書で勉強すればいいです。
最初から本質を逐一理解することは不可能です。始めは意味不明だったことも、全体像をつかんでしまえば、すっきり分かるということもよくあります。
「まずは覚えてしまう」ということの価値は、それほど低められるものではないと思います。

大学の数学は、それをやらずに、最初から厳密にぬかりなく議論を展開しようとするから、きわめて分かりにくい。だから結局、よく分からないまま先に進んで、後から戻ってみたら、「あ、そういうことだったのか。」と分かるわけです。
解析学の最初で出てくる「有界な数列は集積点をもつ」とか、実数の完備性などは、何が重要なのか、というより、こんなことをして何が嬉しいのかさっぱり分からないわけだけれども、位相空間論でコンパクト性の概念を学び、関数解析で、色んな関数空間を学んで、1年生の時にやったことの御利益が見えてくる。そしてこれらの概念によって微分方程式の解の存在定理が得られることを知って初めて、その理論の重要性を体感する。

大学でも高校でも、教科書や参考書を作っている人は、そういった「目標地点」を分かった上で、既成事実を配列しているわけだから、最初から全部分かるはずがないということは、当然のことです。だから「最初は分からなくてもいい」ということもままあるわけです。
そういう時には、とりあえず、先人の知恵を「そんなものかなあ」と受け入れることも大事だと思います。(ただし当然ながら、書いてあることの論理的正当性は確認しないと駄目。それをやらないと、「わけも分からず丸暗記」になってしまう。)


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者: 投稿日:2001/03/10(Sat) 11:30:09

あいあいさんのおっしゃる通りです。
何でも自分で思いつこうと努力するのは(少なくとも受験を考えると)、
苦労の割に成果の少ないことだと思いますし、
全体像を把握することで、初めて理解できる事もよくあることだと思います。
(というか、こういうことは既に何度も書かれていたはずなんですが…)
あいあいさんの書かれた通り、分からない問題の解答の内容を吸収することは、
(少なくとも解法が少ないうちは)直接的に実力をあげるものだと思います。
僕が前に書いた「思考に直接役立つ情報の記憶」から、
解答を読むことは、押さえる事を押さえて読めば、
その後の思考に直接役立つことになると思います。
解答を理解することは、楽なこととは限りませんし。

夕霧さんのおっしゃりたいことは、
「初めから解法を覚えていたら、思考力を鍛えるのが間に合わない」
ことかと思っています。
しかし、phononさんが書かれていたように、
あいあいさんも、ある程度は考えることはすべきだと書いていると思います。
これは、夕霧さんの考えている思考よりも、はるかに軽いものではないかと思います。
僕は、問題が「分からない」と感じることは、思考した結果だと思うんです。
問題文の内容を把握・分析し(僕はこの時点で思考だと思います)、
いろいろ解法を適用しようとしたけど、糸口すら見つからない。
(この状態になるまでには、ほとんど時間はかかりません。初めのうちは数秒です)
この状態を、あいあいさんは「解き方が分からない状態」とし、
その状態なら解答を読んだ方がいい、とおっしゃってるんじゃないかと思います。
この状態で思考しようとしても、思いつく限りのやることはやり尽くしてますから、
それこそ新しい解法を思いつこうとするような、
膨大な時間と負担のかかる作業になってしまうと思います。
これをたしか僕は「同じ事を何度も繰り返している状態」と書きましたし、
あいあいさんには、初めから汲み取っていただいて、
「下手の考え休むにいたり」と書かれています。
受験を考え、他人に勉強法を教える立場となると、
これをやらせるのは、ちょっと酷だと思います。

>>「a^2=〜」の形の余弦定理を、「cosA=〜」の形に変形するっていう
>>使い方もあるんだよ〜ということを「知って」いれば、
>>「解けそう」だと感じるかも知れません。
これは、僕のいう「解法の特徴」の「どういうときに有効か」の事で、
こういう所で、「解法の特徴」が、解法を思いつくかどうかに
直接関わっているということは、言うまでもありません。
解法の特徴は、絶対(なんとなくレベルでもいいから)覚えるべきものだと思います。
注:「解法の特徴」っていうのは、
「解法の、理由・使える条件・どういうときに有効か・背景など」のことです。
思考の時に、記憶のフックになるものだと書きました。
あいあいさんの言葉を借りると、
「定義・定理・公式の正しい、役立つ適用法」です。

ちょっと長いですが、重要なことなので引用します。
>>余弦定理の式を与えられて、「cosA=〜」の形に変形することを、
>>果たして自分で思いつくでしょうか?というか、思いついたとしても、
>>そこに至るまでの思考の過程は、そんなに重要でしょうか?
>>そういう「事実」は、「天下り的ではあるが、
>>先人の知恵を甘受すればよい」というレベルではないですか?
>>定義や定理と同様に。それによって、余弦定理の正しい、
>>役立つ使い方を「学ぶ」わけです。余弦定理の何たるかを
>>理解していないまま、うんうんと頭をひねることに、
>>そんなに価値があるでしょうか?「下手の考え休むに似たり」ではないでしょうか?
>>解答を読めば、「あっ!そういう風にすればいいのか!なるほど!」となります。
>>こっちの方がはるかに脳みそにとって有用ではないでしょうか?
まったくその通りで、僕もそれは主張したかったことです。
ちょっと僕も強調不足だったのですが、
初めて余弦定理という「抽象的なこと」を知ったぐらいで、
有効な使い方などの「解法の特徴」を全て知ることは不可能だと思います。
問題を解いていったり、解答を理解することで、使い方の具体例が分かり、
より理解が深まり、解法の特徴をどんどん身につけられるのだと思います。
解法の特徴は、自分で考え出すよりも、
解答から得られることが、確かに多いです。
「下手の考え休むにいたり」の状態で考えるよりは、
こっちの方が有効なことは間違いないです。
何度も書きますが、これは
「問題文の内容を把握・分析し、いろいろ解法を適用しようとしたけど、糸口すら見つからない」
状態のことを言っているのであって、「考える前から解答を見る」とは違いますよ。
決して、意義のない諦めではないし、するべき思考もしています。

そして、あいあいさんの書かれた
>>まずは教科書で、天下り的知識を得る。
>>→参考書を使って、「こういう時にはこうする」という「技」を覚える。
>>→その解法を自分で使ってみるために、標準レベル(参考書と同レベル)の問題集で演習する。
>>→必要に応じて、ハイレベルな問題集に挑戦する。
>>→過去問を同じやり方でやってみる。
というやり方は、解法の特徴を出来るだけ多く身につけ、
それを利用して解法を引き出す方法として、非常に理にかなっていると思います。
これは決して特殊なやり方ではなく、自然にたどり着く結論かと思っています。
解答を読むことで、解き方の「考え方」「背景」が分かるのではないでしょうか?
これは別の問題にも十分適用できるものではないでしょうか?
これが身につけば、模試で偏差値80いってて東大で0完なんて事はないんじゃないでしょうか?
ぼくは、この「考え方」「背景」のような「解法の奥にあるもの」も、
「解法の特徴」といっているのです。
もちろん、考え方や背景を忘れてしまったら(身につける前と同じ状態に脳が戻ってしまったら)、
他の問題に適用できなくなる、ということも伝わるかと思います。

どうでしょう?「解法の特徴」は、重要で、身に付けるべきものだと思いませんか?
解法自体と、解法の特徴を身につけ、解法を引き出す練習をしていく過程が、
数学の勉強だと思っています。


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:phonon 投稿日:2001/03/10(Sat) 21:14:30

こんにちは。話が長いので、一応確認しておきます。

:::::::::確認:::::::::::

--------------------------------------------------
夕霧さんが気にしているのは
「はじめから考えない」で、諦めて問題をみちゃうのは良くない
--------------------------------------------------
あいあいさんが気にしているのは
「考えても分からなかった」ら、解答を見て学べばいい
--------------------------------------------------
私は、こう受け取ってます。

ここでは、「考える」という所が焦点になってますよね。あいあいさん主張後半部分の、どうしても解けなかったら解答を見て学ぶべきだという所は、みなさん同じ意見ですよね。

夕霧さん、あいあいさんは全く考えないで、単に解答を読んじゃうのがよろしいと主張しているわけではないようですよ。というわけで、大体解決?(^^

::::::::::::どこまで考えるかについて:::::::::::::

私の意見です。これは個人差があるので意見が完全に一致するとは思えないです。第一、人それぞれおかれている状況(環境)で変わってくると思うのです(仕事量・時間・目的・現時点での能力等で変わる)。私と、あいあいさんでも違いはあるでしょう。ただ、平均的な高校生を問題にして(思考が得意な人、不得意な人含めて)、みんなに勉強の仕方を適用するならば、経験から「勉強の仕方は」大体こんなもんだろうという事は言えるんじゃないかな?あいあいさんの話はそういった事でしょう?数学がぜんぜんできない人と、めちゃくちゃできる人に対して、全く同じ勉強法を適用するのは無理がある事はみなさん承知の上ですよね。

>夕霧さん
脱線しますね。

>断片的な知識をまとめる作業
>本来は学校でやれれば良いのですがね。
高校は「物事の考え方」を教えるべきだと、私は前々から思っています(もっともすべての高校の先生にできるか分からないけど)。知識を与えるより、こっちが大切。アメリカの高校生はdiscussionが得意だそうです。日本人の大人顔負けとか・・。でも、しょがないのかな。大学受験を目前に控えているため、とにかくたくさんの知識を与えて、問題を解けるようにしなきゃならない。
学部新入生も、入ったら3ヶ月くらい研究室に割り振って雰囲気を味わってから、その後で勉強に入るといいだけどなぁ・・とよく思います。


[1151へのレス] Re: 数学について、vol.4.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/10(Sat) 22:23:46

以前、私も「教科書の例題は説明書」的な発言をしましたように、
定理の使い方などは、すぐに答えを見ても、まあ、かまわないんじゃないかとは思います。
でも、一応、言っておけば、十分時間が場合なら(例えば高1、高2)、
例題を読んだら5〜20分くらい、その例題について考えた方がいいんじゃないかと思います。
(私は中学生のときはやってました。当時の方が問題を解く能力は高かった気がします)

あとは、同じ意見の繰り返しになるので書きません。
具体的な勉強方法については、ご希望があれば書きますが何パターンか長くなりますので、今回の書き込みではパスさせていただきます。

>phononさん
どんどん、脱線します。
>高校は「物事の考え方」を教えるべきだと、
>私は前々から思っています(もっともすべての高校の先生にできるか分からないけど)。
そうですよね。でも、実際に出来る先生は少ないでしょうね。(学力の方も追いついてない先生もいらっしゃいますし(^^;;)
いま、総合的な学習といったことを文部省が推し進めていますが、私は、アレは失敗に終わるんじゃないかな、と思っております。というのも、(もちろん、先生の質もそうですが、)総合的にものを見るのには、それなりに多方面に関する知識や理解が必要になるはずだと思うのですが、アレだけカリキュラムを削ってしまうと、今度はつなげる知識がなくなってしまうと思うのですよね。だけど、今のカリキュラムでも、知識のつながりなんて、ほとんどないから、つまらない問題が増えるんだと、私は思ってます。(解決策については触れません)

>discussion
それは聞いたことがあります。
私はアメリカの高校生がどのくらいdiscussionが上手いかは知りませんが、
日本人は往々にして下手だと思います。それも、情けないくらい。私は、よく(同年代や先生などに)議論を吹っかけることがあるのですが、表現する力もないし、意見をまともに返すことも出来ない。それは、教育のせいでもあるし、日本人の「丸く治めよう」的な思想や、間違った民主主義の認識のせいでしょう。私としては、これをかえるには、教育の充実しかないと思っております。(それも、何十年単位での)

>学部新入生も、入ったら3ヶ月くらい研究室に割り振って雰囲気を味わてから、
>その後で勉強に入るといいだけどなぁ・・とよく思います。
私は大学には、まだ入学していないのですがそう思います。
というのも、私には、やりたい研究があるのですが、その雰囲気を先に知りたいからという、個人的願望があるからなのですが(笑)でも、そっちの方が勉強に身が入るでしょうね。


[1150] 仮面するかもしれません 投稿者: mm m 投稿日:2001/03/09(Fri) 10:29:34

もしかしたら,n潟大のほうで仮面してしまうかもしれません......浪人経験者なので,少し,時間をすすめてみたくなってしまったことと,浪人中気がめいると卑屈になってしまうこと.もしかしたら,新しい何かをさがせるかもしれない,という気持ちからなのですが,,,,このことについて考えだすと食欲もわかなくなってしまいます,同じ様な経験をした方.あるいは気持ちのかたはいますか


[1150へのレス] Re: 仮面するかもしれません 投稿者:のぶりん 投稿日:2001/03/09(Fri) 20:27:59

似たような考えです。2浪も考えましたが、金銭面や
何より精神面で諦めました。どっちにしろ大学で頑張るつもりなので
場合によっては来年も受ける、と言う程度ですけど


[1149] 無題 投稿者:やる気満々! 投稿日:2001/03/09(Fri) 05:34:56

早、慶、上智、同、立!落ちすぎです。


[1148] 京大生(理系)、タクロウ成功者の方いませんか? 投稿者:やる気満々! 投稿日:2001/03/09(Fri) 02:30:18

一浪を終え、入る(入れる)大学なし・・・
っと書くとずいぶんと悲壮感漂いますが、今の私はそれほど落ち込んでるわけではないんです。なぜなら・・・改めて京大に行きたいと再確認できたから!
(今年、京大を受けたわけではないんですが・・・)
そこで二浪で宅浪という厳しい状況となってしまいましたが、京大合格のため
アドバイスをどうかよろしくお願いします。
今考えている大まかな一年間の予定

英:英文解釈教室×2、長文問題精講、
数:大学への数学(月刊)
物:難系、(入試物理プラス)
化:問題精講(三國)、化学K(S台の問題集)または、理系の100選
地理:未定
国語:未定

あまりにも大雑把な計画ですが、上に加えてS台の教材をやり直し、九月からはZ会をやろうと思ってます。
英、物、化、はメドが立ちそうなんですが、国、地理、は正直な話、勉強法に悩みます。
あと、数、は得意ではないですが、嫌いではないのでなんとかなるかなっと・・・(あまいな〜)

まあ、こんな感じですが、アドバイス、叱咤激励、のほどをどうか宜しくお願いします。


[1148へのレス] Re: 京大生(理系)、タクロウ成功者の方いませんか? 投稿者:もぅ 投稿日:2001/03/09(Fri) 05:22:50

今年はどこ落ちたんですか?参考までに。


[1148へのレス] Re: 京大生(理系)、タクロウ成功者の方いませんか? 投稿者:やる気満々! 投稿日:2001/03/09(Fri) 05:37:14

書くとこ間違えました。


[1148へのレス] まず現実に即した対策をしなさい。 投稿者:もぅ 投稿日:2001/03/09(Fri) 13:42:24

率直に言わせてもらいますけど、
1浪して同・立まで落ちるような実力では、
翌年の京大受験は厳しいかもしれませんね。(神戸大とか言うなら、まぁわかるけど)
現実を見ることも大事だと思います。
(これは、私の経験上、現実の厳しさを知っているので)
同・立不合格のあなたの場合
京大の傾向とか云々する前に、
基礎〜標準レベルをマスターする(足場を固める)ことが今の最重要課題でしょう。
まず夏くらいまでは、私大に合格できるレベル(私大の赤本やって、合格点が取れるレベル)にまで持っていくことを目標にするべきでしょう。
京大云々言えるのは、その目標を達成したあとでしょう。
国公立志望なら、地歴や国語も春から並行してやっておくべきですが。


[1148へのレス] そもそも・・ 投稿者:もぅ 投稿日:2001/03/09(Fri) 17:33:31

そもそも・・学力はいかほどですか?
同志社立命には、普段どおりの実力が出せず運悪く落ちたという感じですか?


[1148へのレス] Re: 京大生(理系)、タクロウ成功者の方いませんか? 投稿者:やる気満々! 投稿日:2001/03/09(Fri) 18:53:06

同、立はS台模試ではA、B判だったんですが・・・だいたい。


[1148へのレス] Re: 京大生(理系)、タクロウ成功者の方いませんか? 投稿者:のぶりん 投稿日:2001/03/09(Fri) 20:36:25

駿台で「京大合格者の2割が関関同立・早慶上智に
落ちている」と言われました。(励ましかで言われたのか?)
まぁ、かなりまじでとことんせねばならんでしょう
京大医学部で十数浪なんて人もいましたしね


[1148へのレス] Re: 京大生(理系)、タクロウ成功者の方いませんか? 投稿者:しず 投稿日:2001/03/09(Fri) 20:58:43

http://www.jukensei.net/cgi-bin/jojobbs/bbs.cgi?id=20010307.000

とりあえず、私は別の掲示板(会議室)で書いていることと同じになりそうなので、リンクにしときます。

京大理系ってどこの学部行きたいんでしょう??
私も二浪したけど、二浪するとなったら(もちろん、現役・一浪でも同様なんですが)、「確実に合格する」だけの対策を未来に向けてやっていく覚悟が必要ですよ。それは私自身が現役・一浪まではっきりいってちゃらんぽらんなことやっていたから、二浪を決意したときに改めて気合を入れて、その考えの元で年間の計画を立て、受験が終了するまで自分を律してきた根源です。やったけどできなかったとか、そういうことはやっぱり許されないと考えないといけませんよね。これは二浪とする人だけへの言葉じゃないけど。

そのためには、確実に合格できるような実力を養成できる計画を立てることですよね。

例えば、工学部なら、センター国語と地歴の点数は大きく入ってきます(ここの掲示板でも数日前にも書いたし、去年の過去ログから書いてきたことですけど)。二次で逆転するからあんまり点数いらんとか今から考えないで、センター試験に関しても最大限の点数をゲットできるような計画を立てるべきですよね。

二次なら、普通は理科が点数として一番稼げるものだと思うわけです。満点近く取るのも、きちんと勉強すれば出来ない話ではないわけで。数学に関しても、工学部以外で二次国語に関しても誰にも出来ないとかそんなこといわないで、さまざまなところから情報を集めて、さらに自分で過去問を研究して、その上でどういう対策を立てればよいのか?? 計画を立てればよいのか?? 十分に練るべきでしょうね。

センター国語は簡単だとか、センター地理は暗記だとか、京大の現代文なんて誰にも出来ないとか、まぁ、工学部なら550点くらいあれば受かるだろうとか、明らかな安易過ぎる考え方は、はやめに改善しておくのが良いと思いますよ。

本気で京大行きたいのなら、自分の本気を捧げてください。


[1148へのレス] Re: 京大生(理系)、タクロウ成功者の方いませんか? 投稿者:やる気満々! 投稿日:2001/03/10(Sat) 02:44:15

すいません、お礼が遅れました。
書きたい事はまだあるんですが、きょうはとりあえずお礼を.

ありがとうございました。ではまた。


[1147] エッセンス(力学)の36 投稿者:とも 投稿日:2001/03/08(Thu) 16:46:56

傾角θの滑らかな斜面上での運動。初速V。で水平から角度αに物体を打ち出す。
最高点に達する時間は?といった問題で、解答は、

0=V。sinα+(-gsinθ)t

と、なっているんですけど、これは打ち上げた時点では水平面を基準、物体が運動中は傾角θの斜面が基準になっているんですか?
どうも、イメージしにくいので・・・。


[1147へのレス] Re: エッセンス(力学)の36 投稿者: 投稿日:2001/03/09(Fri) 06:31:34

どうやら、読む限りでは、αっていうのは、
打ち上げた方向と、x軸のなす角のようですね。
いちおう三次元ですから、「水平から角度α」では説明不足な感じは受けます。
ただ、物体が運動中は傾角θの斜面が基準っていうのは間違いないです。
物体が斜面に沿って動かないと、どういうことになりますか?


[1147へのレス] Re: エッセンス(力学)の36 投稿者:とも 投稿日:2001/03/12(Mon) 01:03:22

銀さん>
ありがとうございます。
物体が斜面に沿って動いてないと、まず、斜面という状況設定が無意味になってしまいますもんね。


[1147へのレス] Re: エッセンス(力学)の36 投稿者: 投稿日:2001/03/12(Mon) 17:58:38

それは、実は束縛条件っていって、
問題を解く上で必要な要素なんです。


[1146] アメリカの大学 投稿者:yoshi 投稿日:2001/03/08(Thu) 16:12:56

アメリカの大学は入りやすく出にくいとよく聞きますが、
実際の所どうなのでしょうか
英語の教科書にアメリカの大学への入学は選択制で入学出来るのは特権だと書いていました。
ある本には、アメリカでは卒業した人の子弟や高額の寄付金によって入学しやすくなるとありました。 
このことについて詳しく知っている人、教えてください。


[1146へのレス] Re: アメリカの大学 投稿者:アノン 投稿日:2001/03/08(Thu) 21:05:26

合法的な裏口入学、とでも言いましょうか。その大学に父母兄弟親戚などが通っているまたは通っていた場合、そこの大学に入り易くなります。寄付金も同様です。また、昨今のアメリカの大学はマイノリティー(黒人・ヒスパニック・インディアン)と地方出身者の獲得に躍起になっているため、彼らは比較的優位な立場にあります。


[1146へのレス] Re: アメリカの大学 投稿者:phonon 投稿日:2001/03/09(Fri) 07:11:57

>アメリカの大学は入りやすく出にくいとよく聞きます
そのようです。また、宿題の量がものすごいようですよ。先輩が言ってました。

出にくいというのは、欧米の大学はしっかり試験をするからでしょう。ある一定の水準に達していないと退学になるそうです。日本はあまり試験をしません。

後、推薦状のウエイトが高いそうです。つまり、試験結果だけじゃなくて将来性を含めて選考するようですよ。ですから、良い推薦状が選られれば合格しやすいって事ですね。良い推薦状といっても、誉め言葉が並んでいる推薦状というわけではないですよ。日本と違って、審査員の主観が合格に混じるようです。

>アメリカでは卒業した人の子弟や高額の寄付金によって入学しやすくなるとありました。 
大学もビジネスですから、有るかもしれません。ちなみに、日本人は高額の授業料取られますよ(年間数百万円)。学部だと奨学金も少ないので、つらいかもしれません。


[1146へのレス] Re: アメリカの大学 投稿者:yoshi 投稿日:2001/03/09(Fri) 11:18:25

丁寧なお返事どうもありがとうございました。
こういうのを見るとアメリカの受験制度が一概に良いとはいえないように思います。


[1146へのレス] 雑談----感想文みたいなのでーす。 投稿者:しず 投稿日:2001/03/09(Fri) 19:08:03

ま、ちょっと雑談程度のものを書かせていただくと、アメリカの受験制度っていっても、日本と同じ感覚で言っちゃあ駄目、駄目。ハイスクールまでの環境が日本とは根本的に違いますしね。日本の高校を出て、アメリカの大学できちんと卒業する人と言うのは、個人的にはすごいなと思いますよ。

アメリカの場合、大学入っただけでは評価なんて無いに等しいと言っても良いくらいなので、金で入ったって、卒業できなかったら、何にもなりませんよ。これは日本人のお金持ちの人のお子さんとかが、よくアメリカの大学行ったりする時でもまぁある話なんですね。留学しても、必ずしも入った大学出ているかどうかわからんっていうのは。

また、大学自体の経営環境がこれまた日本と完全に異なるわけです。向こうは大学が教授を探すわけで。それも例えば、ノーベル賞取った研究者を教授として職につけさせれば、そこへ良い人材が集まると、簡単に言えばそういう感じでしょうか。ずれた表現かもしれませんけどね。例えば、ハーバードという名前だから良いんじゃなくて、超一級の研究者をスタッフとして呼んで来ると。だから、そのスタッフを求めて優秀な学生や後任のスタッフがやってくると。20年に一人しか教授になれないようなラボもあるわけです。日本みたいに東大だからなんとなくいい人材が繰るとか京大だから来るとかそういう話じゃなくて、大学が躍起になって金を与えて(表現悪いけど)、良い環境与えて、優秀なスタッフと優秀な学生を一人でも獲得しようとしのぎを削っていると。

私はまだ読んだことが無い本ですけど、「ハーバード医学部」という本があって、書いてあるんじゃないかな?? そういったこと。

ただ、逆に考えれば、「結果」をしっかり判断する社会構造だともいえるんじゃないですかね。入学しただけじゃあ意味ないことがわかっているから、大学に対して寄付金を与えてくれる生徒はとりあえず入れると。でも、進学過程で能力無かったら脱落しますけど、金は生徒に返す必要ないですよね。そのかわり、また違った大学から優秀学生やってくると。大学として軍資金はできるし、優秀学生は来るしで、個人的にはそういう解釈はしてますけど。

日本の某医学部みたいに金積んで入ってそれから何もしないで普通にしてれば医者になれるみたいな環境ではないわけですよね。めちゃくちゃ問題発言ですけど(^^;)。

イイタイコトは、単に「金を積む」ということだけに注目しただけでは良いも悪いも言いにくいということです。金を積むと言ったって、形式は大学への寄付金でしょう。アメリカとかカナダの大学って(ヨーロッパもかな??)卒業してからも寄付金の連絡はいつでもまわってくるし、その寄付金を後輩の学生育成・環境支援(優秀なスタッフ呼ぶことや、大学施設の改善などへ使う)に役立てていますから、やっぱり、「金を積む」っていうことだけを悪いと判断することにはならないと思うわけです。

乱文乱筆で申し訳ないです。


[1146へのレス] Re: アメリカの大学 投稿者:yoshi 投稿日:2001/03/09(Fri) 22:34:33

そもそもどうしてこのようなことを書いたかというと、朝日新聞に匿名の浪人生が「日本の大学は、もっと入学しやすく卒業しにくいようにすべきだ」と書いていたからなんです。これを見て僕は、この人は何も考えてないなと思いました。
そんなことは受かってから言え、自分が不合格だった事に対する不満を言ってるだけじゃないか、と思ったのです。
とはいえ、自分も受験制度には詳しくないのでこのようなことを書いたわけです。いろいろ返事をいただきありがとうございます。
追伸・朝日新聞に上のことを書いた人がもし読んでたらごめんなさい。


[1146へのレス] Re: アメリカの大学 投稿者:しず 投稿日:2001/03/09(Fri) 22:52:33

アメリカの制度も完璧ではないと思いますよ。もちろん、完璧なんてありえないんだけど。

ただ、日本の今の現状が、「転換期」を要している点は否めないと思います。

これからも、色々と自分の目と耳で調べていくことはとても大切なことだと思いますよ。


[1146へのレス] Re: アメリカの大学 投稿者: 投稿日:2001/03/10(Sat) 11:05:43

学歴なんて関係ない実力の世界アメリカといっても有名大学を卒業して一流企業社員や官僚になるというレールが厳然とあり(一流企業や官界に入ってからが実力の世界なのだ)、そのために親や子が頑張る様子は日本と大差ない。ただ、複数の統一テスト(敗者復活戦みたいのがある)、学校の成績と推薦、面接(これが結構重要らしい、そのための塾や家庭教師みたいなものがある)、アメリカで一流大学といえば私立なので金がかかり経済的に大変(奨学金制度はあるが十分に機能していない)というのが特徴。また、小中高生の学力アップの目的で日本式つめこみ型教育政策に変更される模様(日本はその逆を行ってるのにね)。


[1145] お願いします! 投稿者:英二 投稿日:2001/03/07(Wed) 22:04:52

今年はおそらく駄目であろう国公立医学部志望の現役生です。
敗因は理系としては致命的な数学と物理です。
そこで来年は予備校に入学しようと思っているのですが、
入るまでの一ヶ月の間に特に数学をなんとかしたいと
思っています。ここの掲示板では皆さん青チャートを
すすめてらっしゃるのですが、私は三年間ずっと
黄色チャートのみを繰り返してきました。
しかし黄色では確かに身につく解法がややすくないような
気がしますので自分では青をやってそれから予備校で
実践力をつけていきたいと考えているのですがどうでしょうか?
どうかなにか良いアドバイスをお願いします。               


[1145へのレス] Re: お願いします! 投稿者:あいあい 投稿日:2001/03/08(Thu) 06:42:18

黄チャートを繰り返したのなら、解法知識の基礎はクリアーしていると思います。
あとは予備校で実践力(実戦力)をつければいいと思いますよ。
知らなかったことが出てきたら、その場で覚えればいいだけのことです。入試の当日に知っていれば問題ありません。
予備校のテキストをやっていて、「こんなこと黄チャートに載ってなかったぞ。黄チャート駄目じゃん。」とか思う必要はまったくありません。そのテキストでその知識を学べばいいだけのことです。
青チャートを今から改めてやる意義は見出せません。

東大京大阪大あたりの志望なら、大数シリーズに手を出した方がいいでしょうけど、普通の国公立なら、黄チャートと予備校のテキストを完璧にして、余裕があれば演習用問題集を1冊程度やれば、満点近い点数が取れると思います。

敗因を分析することも大事だと思います。
医学部だと、苦手分野があると致命的でしょうから、そういったことの分析。
黄チャートの問題ならどれでもスラスラ解けるのに、入試ではまったく解けなかった、とか言うのであれば、それはそれで対策が必要ですよね。その場合、青チャートをやっても、状況は変わらないでしょう。


[1145へのレス] Re: お願いします! 投稿者:英二 投稿日:2001/03/08(Thu) 08:47:25

あいあいさん丁寧なお返事どうもありがとうございました。
そっか黄色チャートでもう解法の基礎はできてるんですね。安心しました。
それでも今いち、ということは、やっぱり私には考えぬく力が
まだまだ足りないということなんですね。精進します。
過去の掲示板も参考にさせていただきまして、
ようやく物理にも光がさしてきました!
いいですね実況中継、本当にわかりやすいです。
数学と物理を得意科目にできるようがんばります!


[1144] こんにちは 投稿者:momo 投稿日:2001/03/07(Wed) 21:56:43

場合の数(確立も)が苦手なんですけど、
マースターオブシリーズで場合の数で何とかなるんでしょうか?


[1144へのレス] Re: こんにちは 投稿者:あいあい 投稿日:2001/03/08(Thu) 06:50:50

マスターオブ場合の数も含めて、色んな参考書類に目を通してみるといいかも知れません。細野とか麻生とかのやつも。
場合の数とか確率とかの分野って、「いまいちピンと来ない」という人がいて、そういう人が苦手意識を持ってます。逆に、この分野だけ異様に得意な人もいます。
だからきっと、この分野は、「ピンと来る」ポイントが人によって違うんだと思うんです。そういうわけで、色んな参考書を読んでみて、自分にとって一番「ピンと来る」考え方を見つけるのがいいと思うのです。
いったん、自分なりに理解ができてしまえば、あとは楽勝です。

ちなみに僕の場合は、チャートやら大数やら色々やりましたが、その後で教科書の問題をやり直してみて、「あ、そういうことだったのか!」と、すべてが見えてきました。
とにかく色々な本を読んでみることをお勧めします。


[1144へのレス] Re: こんにちは 投稿者:momo 投稿日:2001/03/08(Thu) 08:39:17

レスありがとうございます。
ピンとくるように頑張ってみます。


[1143] 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/07(Wed) 20:02:25

なんかすごく議論が充実してきそうな予感がしたので、またスレたてます。
過去ログみてたら、議論に参加したくなってきました。

速攻で読んだので、読み違いがあるかもしれませんが、要は、
「考え抜く」ことに価値があるかどうかってことですよね?
「結果的に同じことを覚えるなら、考え抜くことを省略してもいいじゃないか」
っていう意見と「考え抜く過程が重要」っていう2つの意見があるのかな、たぶん。

僕は、数学に関しては大の苦手で、微積とかほんとにだめで、
11月までは「数学0完計画(爆)」を発動していたんですが、化学がそれほどのびないので急遽数学に力を入れることになりました。東大の本番では
2完2半とまわりから見ればショボすぎる点数ですが、自分的には失敗しなくてよかったかな...って感じでした。そんなことはおいといて、最後の1ヶ月前までは数学は0完しかできなかった(ってできてないじゃん)のですが、1ヶ月で有る程度溶ける要にはなったので、そのときの経験をふまえてちょっと意見を述べさせてもらいます。

僕の意見としては、両者は対立するものではないと思うのです。つまり、一見すると数学の勉強には2つのメソッドがあるように見えますが、実際は1つのメソッドで有ると言うこと。どっちも必要だということ...

具体例を挙げますと、まず数列。数列は、たぶんn^2、3、4くらいの数列はパターンとして覚えると思います。っていうかたぶん絶対覚えるでしょう。
けど、高校1年くらいのときには、これを考えされられて、導き方とかを問題にされると思うんですよ。そういう時にこの問題を出されて「これはパターンですから覚えましょう」っていわれても、使えるようにはならない。自分で導いてみて初めて身にしみてその結果として使えるようになるってことだと思うんです。ちょっとこの例はレベルが低すぎますが、夕霧さんの言いたいことってこういうことなのかな(誤解してたらすいません)。つまり、思考した上で理解し、覚える。その過程の思考がないとその公式やパターンは十分に理解できない...高2までの勉強は、実際に思考してみるってことを十分にしますよね。あんまり解法パターンを暗記したりとかってしない。時間も十分にありますし。

じゃあなぜ高3になるとパターン暗記と言うようになるのか。そして5分くらいで切り上げ解答を見るようになるのか?それは、入試問題という、典型パターンではない、パターンの組合わさった「より高度な階層」の問題を問いていうことになるからです。パターンが組み合わさっているわけですから、パターンを知らないと話にならない。だから、今までとは状況が変わってくる。
数列の公式を当たり前のものとして、またイデアルや剰余定理、平均値の定理などの定理や、その他典型パターンと言われる問題を当たり前のものとして使わなければならない状況になったとき、そのパターンに必然性がうまれます(うわ、泊ってしまった)。すると、問題に使われているパターンを「思考しなくても」使えるようになります。それは、自分が向き合っている、解かなければいけない問題の質が変わったからです。もちろん、こういうパターンを思考して身につければ身に付きます。しかし、その必然性がわかる段階になれば
思考しなくても身に付くので、パターンとして思考せずに習得できるようになります。

じゃあ、高3になると思考はいらなくなるのか???そんなことはないです。
たとえば、東大を受けるのに、東大の過去問や同じレベルの問題を「覚えていて」も溶けるようにはならない。それは夕霧さんもおっしゃっていますね。
これは僕は痛いほど感じたのですが、自分が達していないレベルの問題を覚えても使えるようにはならない...まったく同じ問題やちょっと変えただけの問題がでれば解けますが、さりげなく隠されていたりすると、もうお手上げです。それはみなさん経験していることだと思います。自分の向き合ってる問題を覚えるだけで効果を出したいなら、もっと上位の構造を学ばないとだめなのでは?と思います。僕はなぜか整数だけが得意なのですが、それは中3のころに整数論などを教えられて、ちょっとだけ上位の構造をかいま見たからでは、と思っています。だから、東大レベルの問題を見て覚えれば、他の問題も解けるようになります(くおおおなんで今年は整数問題は出なかったんだ!!!ぎゃおーーー)

なんか話が長くなってしまいましたが、考えることと問答無用で覚えることっていうのは相容れないものではなく、むしろ2つのメソッドがあるようにみえるのは必然的なことではないかと思います。自分の解かなければいけない問題よりも下位の階層に位置する問題は、考えることもできるが覚えてもOKむしろ効率がいい。けど、上位に位置する問題は覚えても(たぶん)意味ないし、
考え抜くことによってその問題に使われいる下位の構造を使えるようにしなければならない。その使われ方を考えずに覚えることは(たぶん)不可能でしょう。たぶんっていったのは、数列の公式を初めて見せられて使える人もいるでしょうから。けど、大部分の人は数列の公式を使えるようになるためには、
それを導いてみるか、それを使った上部の問題を考えてみてその必然性を
見つけるのではないでしょうか。

ちょっとトイレへ...


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/07(Wed) 20:23:25

なんか見返してみるとわかりにくいところもありますが、
もうちょっと考えるってことについて補足...

原理的には、自分の対象としている問題の下位の階層の問題をパターンとして
習得できるようになればどんな問題でも解けるように思えますが、そうはいかないのが現実ですよね。もうちょっと紙面(?)を借りて、なんで解けないのか?どうすれば解けるようになるのかを考えてみます。

パターン暗記だけではなぜ解けないのか?それは、自分の対象としている問題の階層がどんな階層なのかわからないから、ということだと思います。たぶん、過去問とかといて答え合わせすると、「ああ、ここはこのパターンか」とか、入試が終わって家に帰って解答速報を見てみると「ぐわし!なんだこう解くのか!!!くやしーーーー」っていう経験はあると思います。その問題の解法に使われている下位の構造を理解しているのはこういう経験からも明らかですね。けど、問題がとけない。解答を見れば、「ああ、ここはこのパターンでだから次はこう解いて結果こうなる」っていう構造が見えてきます。しかし、問題を解いている段階では、それが自明のものとして見えてこない。
今となってはもうどういう時に使うのかもわかっている因数定理も、
因数分解を勉強し始めたときには、自明のものとしてとらえられなかったはずです。それと同じことが入試問題でも起きている。下位の構造を習得するだけで対象とする階層の構造が自明のものとして見えるならば入試数学で差が付くことはありませんからね。というわけで、どうして解けないのか、っていう僕の意見がこれです。

じゃあどうしたらいいのか?

まず、一つには、対象としている階層よりも一段上の階層まで上ってみること。
そうすれば、その一つ下の階層は自明のものとしてとらえられるようになると思います(僕はそこまでいったことがないのですが、整数問題の経験からの推測)。
けど、あまりにも現実的じゃありませんね。

では、2番目の方法。それは、夕霧さんのおっしゃっているように「考え抜く」こと。我々は、高校1年の段階では、数列の公式を一生懸命考えてみることでその構造をなんとかつかもうとしていました。それと同じで、実際に入試問題レベルの問題を考え抜くことによって、その構造をできるかぎりつかんでみようとすること。このレベルの問題は前述したように暗記しても意味ないでしょうから、考えることによって、他の問題にも適用できる「構造のつかみ方」を習得する。考えないで解答を見ても、その問題のパターンはつかめますが、構造のつかみ方は得られませんからね。覚えることを有効にするなら、もう一段上の階層の問題を考えて、その必然として今の階層の問題を暗記するという形なら効果はあるのではないかと思いますが。

ここまで読んでいただけたら僕の意見はわかると思いますが、自分が向き合っている問題があるのなら、「覚える」ことと「考える」ことは両方とも必然的に必要になってくるのではないかと思います。もちろん考えるだけでもよいでしょうが、受験という枠組みでみると、それは非効率すぎます。しかし、考えることも必然ですね。

あと、もう一つ、日頃から考え抜くことのメリットは、実際の試験場でスタミナがつきます。普段から考え抜くことに慣れていれば、試験場で、途中でギブアップってことにはならないでしょうし。。。

長文駄文失礼しました。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:のぶりん 投稿日:2001/03/07(Wed) 20:29:13

下のレスを見るのが面倒なのでこのレスの所から
暗記数学の事が問題になっている訳ですね
確かに暗記数学(と言われるもの)は否定しません
しかし、なぜそのような勉強方が成立したか、と言うところに
数学、ひいては理数系の科目(文科系も含む場合もある)の
特質を知るものがあるように思います
問題を解く際、我々は抽象から具体に思考を移しているのです
だからこの抽象的な所が大切なのです。これが「考えろ」と
言われるゆえんです。しかし抽象的な事は難しい。よって
我々は具体を用いて抽象を理解し、再び具体に用いるという
作業をこなしています。それがいわゆる「暗記数学」の
始まりだったのではないでしょうか?しかし、抽象的な
事さえ理解できれば、後は思考で導く事が出来る、それが
「大学への数学」に代表される思考の数学なのでしょう。
ただ実際標準問題と言われるものは、抽象を用いた思考を捨てて
より具体的な「パターン」を覚え込むだけでも、いやむしろ
素早く入試問題を解くためには、短期間の学習なら覚え込むほうが
出るのでしょう。私の考える最もよい学習法は、まず教科書で
公式なるものの導き方を何度も練習し簡単な問題集で訓練する事によって
抽象的な事を理解し、難問集(新数学演習など)で思考する方法です。
きっと、このような事から「大数の1対1対応と新数学演習、過去問
で東大、京大合格」という人が生まれてくるのでしょう


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/07(Wed) 21:03:49

実は、この議論が終わったら、ここにくるのはやめようと思っていました。
でも、その必要はなさそうです。ありがとうございます。のののさん。のぶりんさん。

のののさんの、おっしゃっていることと、私の良いたいこととはあっていると思います。

受験に関して言えば、パターンという力技と、思考という力の両方が必要なんじゃないかなと思います。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/07(Wed) 21:29:51

そうですね。暗記した方がいいところ、つまり下位の階層(これが具体的ってことなのかな?)は暗記した方が効率的だし、実際に自分が立ち向かう問題の階層は、覚えようとしたら、上位の構造から眺めなければならないから、はっきりいって現実的じゃない。だから、同じ階層の問題に普遍的に適用できる「問題の構造(これがたぶんのぶりんさんの抽象的なことだと思う:ちがってたらごめんなさいです)を見抜く力」を思考によって獲得しなければならないんだと思います。

で、よく「暗記数学」と言われますが、僕は、あの言葉にはデメリットもメリットもあるのではないかと思います。すべての問題(つまり対象としている問題もその下位(対象としている問題を解くためのtoolとしての)問題も考え抜くことによって数学はできるようになるはずですが、それではあまりにも時間がかかるから、下位の構造は暗記ですませることができるのだから効率的にいこう!ってことに気づかせてくれたということ、これがメリットだと思います。反対に、この言葉を過剰に信用して、思考によって獲得した方が効率的(大学入試問題を解くために、整数論を学んだりするのは思考して構造を見抜く力を付ける(和田氏がいうところの試行力?)よりも明らかに大変ですよね)な部分も暗記しようとして、結局無理だから、下位のパターンを網羅して終わりってことになっちゃうと思うんですよ。「思考」ってことがあまりにも軽視されてしまう。けど、パターン網羅だけだと東大京大などの問題が解けないのは明らかでしょう。思考と暗記は数学においては(たぶん)相容れるものなのに、「暗記」ってことだけが先走りしちゃっている、それが問題なのだと思います。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:パクリの秋山 投稿日:2001/03/07(Wed) 22:27:17

「暗記」というより「パクリ」というのが適切じゃないかな?教える立場の人間の多くは自分の発想というより他人の発想や技術をパクって商売するほうが能率がいいから「パクリ」の技術を磨いている。数学はパクリだ。週間文春でピーターなんとかという大道芸人の天才数学者に訴えられた秋山仁なんかその典型だ。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/08(Thu) 00:06:04

>>銀さん
僕も誤解しているのかもしれませんが、僕も「暗記数学」について
単なる暗記だとは言っていませんよ?それを単なる暗記と読むなら
それこそ僕に対する誤解であって、人の事は言えないと思いますが。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/08(Thu) 00:07:19

あら、なぜか消えてる...
というわけでこの直前の発言は気にしないでください(謝)


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者: 投稿日:2001/03/08(Thu) 00:09:08

(書き直します)
ちょっと待ってください。
僕の書いたことが全く読まれてないじゃないですか。
ここでいう暗記数学より、もっと深いことを書こうとしたのに。
丸暗記よりも、理解を含めた記憶よりも、もっと突っ込んだことを書いたのに。
こんなに誤解する人が多いんですか。
では、あまり理解してもらうことを期待してはいけないって事ですね。
もう自己満でいいですから、明日「覚えることの効果」を厳密に書きます。
いちおう書いとくと、ありきたりの「覚える」じゃないですよ。

>>のののさん
僕は、「理解を含めた暗記」のことを書いたのかと思いました。
そうでなければ誤解です。申し訳ありません。
そして、それを超える「覚える効果」をわかって欲しいんです。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者: 投稿日:2001/03/08(Thu) 00:10:53

のののさん、すみません。

あと、誤解のなきよう、「覚える」という言葉を使わず、
新しい3つの言葉を定義して書くつもりです。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/08(Thu) 00:13:02

>>銀さん
確かに、僕は「toolとして認識している階層の問題」については
いわゆる「理解を含めた暗記」の事として書きました。
このレベルの問題は、十分な思考がなくても使えるようになることを主眼として
問題ないので。
たぶん銀さんのおっしゃる「覚える効果」は、
入試レベルの、解かなければならない問題に対して、それを思考して、
思考した結果としてその中で起こった頭の中の変化をしみこませるっていうことではないのでしょうか?


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者: 投稿日:2001/03/08(Thu) 00:16:56

>>のののさん
その通りです。それがなければ勉強の意味がないですし。

でも、さっきもう1つ認識したんですよ。
それで大体僕の言いたいことが、理解していただけるかと思います。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/08(Thu) 00:25:01

僕は前の方の発言で「暗記数学」と言っていましたが、あんまりこれは
適切じゃないですね。すいません。
というのも、「暗記」という言葉には、単純(表層的)に覚えるって
ニュアンスがどうしても含まれてしまうと思うので...
たとえば、物理で運動方程式というものがありますが、
「F=mα」という文字列を頭にインプットするのは「暗記」ですが、
実際にこの方程式を使って、その使い方や有用性を経験し、理解するのは「覚える」ことではあるけれども、たぶん「暗記」じゃないと思います。


[1143へのレス] 暗記?? 投稿者:ゴン 投稿日:2001/03/08(Thu) 01:50:24

もう暗記という言葉を使うのやめませんか?
暗記数学なんていう言葉じゃ絶対誤解すると思いますよ。
(少なくとも初めて見る人は)


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:あいあい 投稿日:2001/03/08(Thu) 03:12:41

>ゴンさん
そうですよね。
暗記という言葉が悪いのです。
のののさんも、夕霧さんも、銀さんも、読めば読むほど、
「いや、そりゃそうだろ」というような、当たり前のことを言っておられるように思えるのです。
「暗記」というタームに問題があるんですね、絶対。
というか、暗記数学の是非が議論されたりする時には、例外なく、「結局、みんな同じ事を言ってるんだけど、暗記という言葉の捉え方によって、対立しているように見える」という結果に陥っているように思います。

結局、「基本的なことを知って、それを使って問題を解く」という以外に、数学の学習法は考えられません。

ひたすら定理の証明ばかりしていても問題が解けるようになるはずもないし、ひたすら青チャートを読書していても、問題が解けるようにはなりません。そんなの当たり前なんだけど、少しの言葉の捉え方の違いによって、「思考」とは前者であり、「暗記」とは後者である、と考えられてしまい、対立っぽくなるのです。(極端な例ですが。)
しかし、覚えるだけでも駄目だし、自分で解き方を考えているだけでも駄目であって、色んな「解き方」を覚えた上で、それを自分で使ってみる、という練習こそが一番大事であることは、言うまでもないことなんです。

で、問題にされるのは、「解法を覚えろ!というのは真実には違いないんだけど、それを聞いた高校生が、参考書を丸暗記すれば問題が解けるようになると勘違いするのではないか?」ということかと思うのですが、果たしてそうでしょうか?分からない問題は解答を読んで解き方を覚えるけど、解けそうな問題は、無意識のうちに「解いてみる」ということをするでしょう?「解答を読んで覚える」という作業の前に、必ずこれをやります。誰でも。それをやらずに解答を見ろとは、どこの誰も言っていません。「解けそうな問題は解いてみる」。これが基本です。それこそが和田秀樹の言う「試行」であり、夕霧さんの言う「toolを使う練習」であり、のののさんの言う「思考」なのではないでしょうか?それをせずして、大学入試問題を自力で解けるようには絶対にならないはずです。そんなことはみんな分かっていて、だから、結局、みんな同じ事を言っていると思うのです。みんな頭の中で考えていることは同じなのです。
それは前提にして、僕は、「解けそうじゃない問題」は、さっさと解答を見ればいいと思うわけです。そうやってたくさんの「解けない問題」を「解けなかったけど今は解ける」という状態にしていけば、次第に、どの問題でも「解けそう」になってきます。東大の問題でも。そこが重要です。大学入試に登場する数学的情報は大した量ではないですから、受験勉強の期間内に、必ずこの状態まで持っていくことができです。その段階に至れば、「解けそうだから解いてみる」という作業が(無意識のうちに)受験勉強のメインになるでしょう。要するに夕霧さんは「この段階までたどり着けよ」と言っておられるだけではないですか?でもそんなことは、分かり切っていることだと思うのです。
もし、「まったく何をしていいか分からないような問題でも、何時間でも考えてみろ」ということであれば、それは間違いだと思います。そんなことをしていたら、落ちる。というか、絶対に数学ができるようにはならない。(と思う。)

「暗記数学」を推奨する人が言っていることは、一にも二にも、
「解法を考えていても自分で思いつくことは絶対にないから、参考書に載っているやり方をうまく組み合わせることで解く練習をすべきなんだ。そのためには、教科書や参考書の問題は、自分で考えて解くのではなくて、覚えてしまって、その後で、覚えた知識を使って、入試対策用の問題集を自力で"解いてみる"のが、一番いいんだよ。」ということでしょう?
解法をまったく学ばなくても自分で問題が解けたら天才です。
それと同じくらい、解法を覚えただけで、使う練習をせずに未知の問題が解けたら、天才、というか、帰納的一般化能力と演繹的思考能力がきわめて高い。普通の受験生はそんなことができるはずがないので、「解法をたくさん覚えて、それを実際に使ってみる練習をする。」という方法がやはり一番のはずです。そして当然、自分で"解いてみた"問題も、解答をしっかり読んで、次からは考えなくても解けるように覚えてしまうのも当然です。そして次からは、その問題で覚えたことも知識として、解法の候補に入れるのが当然です。それの繰り返しですよね。

こんなこと、・・・・・・誰でもやってます。意識的にしろ無意識的にしろ。

「思考」で気をつけないといけないのは、知らないことを必死で考えていても、絶対にその知識は浮かんでこない、という点です。銀さんが「考えているようで実は何も考えていない」と書いておられるのはこの点だと思うのです。
あくまでも、「知っていることをいかに適用するか」という「思考」をすべきだということでしょう。(和田秀樹はこれを「試行」と呼んでいます。多分。)したがって、知っていることの量が多ければ多いほど、その分、「思考(試行)」に要する時間が多くなってくるのは必然です。それゆえ、夕霧さんは何時間でも何日でも考えてみろと書いておられると思うのです。しかし大事な点は、別の勉強をしていて、ふと解法を「思いついた」とは言っても、それは決して未知だったことではなくて、「そういえば、あの方法がこんな風に使えるんじゃないか?」という「知識の再生と、適切な運用」を"思いついた"だけだということです。それを自覚することは重要だと個人的には思います。たくさん考えたからといって、人より頭がよくなったわけではないということです。「暗記数学」推奨者が一番強調している点なわけですが。


[1143へのレス] つづき 投稿者:あいあい 投稿日:2001/03/08(Thu) 03:21:13

だから、
「何日もかけて1つの問題を考え抜くのは、それ相応の十分なtoolをすでに身に付けている場合に限る。そうでなければ、下手の考え休むに似たり。」
ということでしょうか?
その段階に至るまでは、おとなしく解答読んどけ、ということです。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:phonon 投稿日:2001/03/08(Thu) 05:14:45

おはよう。

みなさん

高校で学ぶ数学(大学学部でも同じ)についてです。それは、学生が「人のした仕事」を追体験をしているのだと思いますよ。人のした仕事なんだから、すぐには分からない。だからなんども追ってみる。また、その人の気持ちを分かるため具体的に応用問題も解いてみる。まねる事で、仕事の進め方が分かってきます。それは、みなさんが言ってる、解法の暗記に当たるんじゃないかな。「暗記」というと語弊があるように聞こえるけど、話のポイントを「覚えよう」と努力している事に変わりはありません。それは、話を平面的に追って、丸ごと「覚えよう」とするのとは違うんです。
前者が理解するということ、後者が単に暗記するということって感じでしょうか。

学部入試で要求されている事は、(よく言われる事だけど)「人のした仕事」をたくさん追っていて(訓練していて)、高卒程度の知識もあって、大学の「授業」についていける力がある事を示してよって事だと思いますよ。

あいあいさん

>「知識の再生と、適切な運用」を"思いついた"だけだということです。それを自覚することは重要だと個人的には思います。
そうですね。過去の仕事に依存しない、全く新しい知見というのは、まず提案できるものではありませんから。
ただ、既成の事実を利用した新しいアイデアは出せますけどね。学部入試(というか試験一般)でこれは問われてないでしょう。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:夕霧 投稿日:2001/03/08(Thu) 09:10:24

ちょっと、急いでいるのですが、書きこみ。

私と、反論される皆さんとは前提が、やはり、違うようなのでソコだけ書きます。

端的に書きます。
私から言わせれば、入試で使われているような解法なぞ、その方法を高等教育を受けてきた人間なら、誰もが思いつくべきであって、それを最初から思いつかないといって解答を見るような諦め思想はおかしいんじゃないですか?それでは、「前例がないから出来ない」といってる役人さんと変わりませんよ。

たしかに、「知識の再生と、適切な運用」もっともですよ。でも、そんな知識は、高校で単元別になっている分野(例えば、微積・複素数←これらを既成の事実というんじゃないですか?)などのみです。
高等教育、たしかにに追体験の場です。と同時に思考力を訓練する場、なのではないのですかね?

学部入試で新しいことを発見する力を問われていないと、おっしゃる方。本当にそんなこと思われているのですか?論座(何月号かは忘れましたが)をよまれましたか?

時間がなくなってしまったので、この程度にします。失礼しました。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/08(Thu) 11:30:30

ううむ、こういうことって、「誰でもわかっているわけではない」から議論に
なると思うんですよ...
今の受験生のほとんどは、「解法暗記」と聴いて胡散臭く感じるのは、
toolとしての解法を覚えるってことを自明のこととして感じてないから、
つまり、基本的なことを知って、それを使って問題を解く、っていう「知る」っていう部分をしなさすぎる。とくに数学ができるという人にその傾向は強いように思えます。だから、当たり前のようでも実際に当たり前に感じている人は少ない...
例えば、1対1対応の演習などは、いわばtool集のようなものですよね。
それを学校で、5分くらい考えてすぐに解答を見てたりすると、「
君解答みるの早すぎるんだよバーロー!俺なんか、10問とくのに10時間かかっちゃったよ。へへへんへへへんぎゃおーーんこの問題集むずいーーー」
と言ってくれたりします。
たしかに、1対1対応に乗っているような解法は思いつくのが難しいこともままあります。けど思考すれば解法を考えつくことも可能です。もう僕達は、
その解法を自明のものとして使わなければならない問題があることを知っているから、その解法には知っておく必然性が生まれる。だから、暗記してしまってもいい(表面的に覚えて置いて、それを使う問題に出会って、使っていく上で暗記から理解・利用できる状態にするっていうことです。)。たぶん、夕霧さんもこのレベルの問題に関しては、考えなくてもいい、って思っていらっしゃると思います。けど、こういうことは、決して自明だと思われていることではない。だから、多くの人がこのレベルの問題の解答をすぐに見ることを拒否する。解法がわからなくても、何分も考えてみる。そうなんじゃないでしょうか?この階層の問題については、暗記によって効率化できる...

けど、「自分が実際入試で解く問題」ってことになると状況が変わります。
夕霧さんは、この手の問題を、解法が思いつかなかったら解答を見るってことに抵抗があるのではないでしょうか?(違って鱈ごめんなさい(^^))
このレベルの問題を僕たちが「ううん、、ぐおお、あ、これか、、、ここは○○○の定理をつかって、、、」と解法を組み合わせて解いているとき、
より上部の構造を知っている人から見れば、それは追体験の場に見えるでしょう。まあ、現実としてそうですね。ただ、このレベルの問題って、解法として暗記してもはっきりいって、同じような問題が出れば有効ですが、それをtoolとして使うより上部の問題を解くことはまずないですから、あまり意味がない、つまり、解答を見て理解して「ああ、こういう解法なのね!解法ストック!!!」って言っても、あまり意味がないと思うんですよ。
「知識の再生と、適切な運用」を覚えることですよね。けど、最後に出た結果を覚えることは、このレベルの問題に関してはあまり意味をなさない、むしろ、その思考の過程が重要なんじゃないかな、と思います。

というわけで、ちょっと書きますが、数学だとわかりにくいので、たとえば英語、まず、我々は文法事項を理解して、単語を覚えますね。それで英語は読めるようになる。これが数学におけるtoolの習得にあたりますね。それで、たとえば難関校の問題になると、難しいし、長くなるから、より早く確実に読めるようになんなきゃいけない。だから、実際にその知識を運用する場として、長文を読む。そうしたら、どんどん読むのが早くなって、すらすら読めるようになる。けど、これを解法を覚えること、つまり、速読法を覚えることによってすぐには達成できませんよね。数学でも同じだと思うんです。入試問題レベルの問題は、解いていく、思考していく過程で、なんとなく構造をつかみ取り、「この時にはこれを使うような気がする」といった経験に裏打ちされた勘(なんか勘って言葉はすきじゃないんですが)が生まれると思うんですよ。
もちろん、「知識の再生と適切な運用」というその過程を明確に認識できる人もいるでしょう。けど、我々が、今はパターンと感じている問題が対象としている問題だったとき、それを解法として自明のものとしてとらえられなかったのと同じで、より上部の構造が見えてないから、問題の構造を意識して覚えることは不可能だと思うんです。こういう問題は、少なくとも我々にとって「新しいことを発見する」っていう問題だと思うんです。これは、そこに使われているパターンのことじゃなく、その組み合わせのことです。究極的には、その組み合わせもパターン化できるのだとは思いますが、少なくとも我々にとっては、そのように認識するのは困難だと思います。
思考力っていうのは、「意識的に覚えられる」ものではないと思うんですよ。
だから、一問を時間をかけて解く必要がある、
そして、思いつかないからといって、解法を覚えても、むしろ
それはより上部の構造に打ち当たったときには役立つけれども、
目下の問題により役立つのは、その思考というプロセスを経験したことでは
ないかと思うんです。思考することによってしか、道具は使えるようにならないと思いますから...

>>夕霧さん
その論座にはなにが書かれているんですか?よんでみたいなぁ...


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者: 投稿日:2001/03/08(Thu) 12:18:47

僕が書いてる間にたくさんレスがついてたんですね。
僕は昨日の0:25ののののさんの書き込みまでを見て書いたので、
ちょっと皆さんの書いたこととかぶるかもしれません。
記憶がもっと活かせるものだということが、少しでも伝わったら幸いです。

読む限りでは、解法パターンの記憶を引き出す方法が書かれていないのですが、
それではもったいないです。
ここでは、解法パターンの記憶が、
工夫次第で「解法を組み合わせる能力」を
伸ばすことにもつながるということを書きます。
記憶の引き出し方です。
(あいあいさんが書いていたと思うんですが)

誤解の内容に書くので、断り書きが多くなります。
分かりにくくなり、長くなりますが、そこはご容赦ください。

まず、誤解がないよう、ここで便宜的に言葉を再定義します。

暗記…ほとんど理由も考えずに丸暗記する。
身に付ける…勉強で得た効果を定着させる。(今まで主張してたものです)
記憶する…解法や組み合わせを、理由・使える条件・
どういうときに有効か・背景なども含めて覚えようとする。
(そして理由・使える条件・どういうときに有効か・背景などを、まとめて「解法の特徴」とします)

まず、解答などで新しいことを得た時、
何かしら記憶するわけですが、これではっきりと覚えられるはずがありませんし、
数学の広さからして、はっきり覚えることは非効率すぎます。
ただ、後で全く「身につかない」ではもったいなさ過ぎます。
そこで、後になっても「なんとなく」程度は身についている必要があります。
「記憶する」「理解する」という刺激で、
1ヶ月ぐらいは「なんとなく」のレベルを維持できる記憶が形成されるかと思います。
それなら、復習する頃にほとんど身に付いていない、
ということは少なくなるかと思います。
漠然と解答を見るだけでは、たいした刺激にはならないので注意です。

そして問題を解く時、いかにtoolを出すかです。
僕は次のような方法を伝えたいです。
まずその問題の特徴を分析します。
そして、この問題で有効なtoolを身に付けている場合、
問題の特徴は、先ほどの「解法の特徴」の中の
「どういうときに有効か」や「背景」に含まれているので、
ここでの記憶が十分な(なんとなくレベル以上の)場合、
「問題の特徴」の刺激で「解法の特徴」のフックに引っ掛かり、
有効なtoolが引き出せるはずです。
(ここでのtoolは、必ずしも問題を解く上で必要な物である必要はありません。
「問題へのアプローチの手段」としてでもOKです)
この方法で、問題の特徴という手掛かりから、
出来るだけtoolの候補を挙げます。
(実際は1つ挙がるだけでもいい方ですが)
ここでは、候補が多ければ多いほど有利です。
(ここで覚える時点から候補を1つに固定してしまうのを、
解法パターンの暗記といっているのだろうと解釈しています。
僕の書いたことはこれと誤解されているのかと思っていました。)

候補が多いと有利な理由:
解ききるまでの見通しが立たない場合、
問題へのアプローチとしていろいろしなければなりませんが、
必ずしもこのアプローチで、前に進めるとは限りません。
計算が煩雑になりすぎたり、途中で解くのが不可能になったりする時があるからです。
そういう時は、元に戻って、別の道を探した方が現実的なのです。
その「別の道」が、他のtoolの候補なわけです。
当然、候補が多ければ多いほど有利になります。

「どのtoolで前に進めるか」
これは「解法の特徴」の中の「理由」や「どういうときに使えるか」が、
ある程度の判断基準となるはずです。
ここで判断基準を考えないと、行き当たりばったりになってしまいます。
行き当たりばったりでは、適したtoolを選べるかどうかは、
勘や運次第になってしまいます。(確かに、勘も鍛えるべきですけどね)

適したtoolを選び、前へ進み、また次の状況でtoolを引き出し…。
ここでどれだけ進めたかで、部分点がもらえるはずです。
当然最後までいけば完答です。
「解法の特徴」の中の「使える条件」を守っていれば、
論理的に減点される部分はないかと思います。

ここまで読むと、問題を解く時の、toolを引き出すフックである
「解法の特徴」の重要性がわかっていただけたかと思います。
思考派の中にも、無意識にこれをやっている人は多いんじゃないでしょうか?
これは当然、「身について」いなければ、引き出すにいたりません。
1回でそのレベルまで深く覚えるのはほぼ不可能です。
だから、復習をしたり、
新たな問題で気付いた時のインパクトを利用して記憶したりして、
出来るだけ身に付けるわけです。
「問題を解く時、思い浮かぶほど」のレベルまで記憶していればOKです。

あと、toolを引き出す能力は、練習で身に付けるしかないと思います。
この能力と、記憶しているtoolの数、そしてそれらのtoolの頻出度で、
toolの候補を引き出せるかどうかが決まると思います。

ここでいう記憶は、どんな段階でもすることだと思います。
しかし、初めのうちは、当然toolの数も少ないので、
のののさんのいう理由で、toolを記憶する方が多い方がいいと思います。
「記憶するだけ」じゃないですよ。
「記憶の比重が高い」というだけで、
「toolを引き出す練習」はある程度はするべきです。
そうでなければ、夕霧さんの言う通り、間に合わないと思います。

しかし、レベルが上がるにつれ、
身に付けたtoolも多くなり、
要求されるtoolや組み合わせも高度になるので、
当然、答えまでの道も険しくなります。
さっき書いたような、計算が煩雑になりすぎたり、途中で解くのが不可能になるような、
「行き止まり」も多くなってきます。
そこで、当然解く上でやることも増えるわけで、
考える時間も次第に増やす必要があります。
これは非連続に突然増やすものではなく、連続的に増やすものです。

分かっていただけたでしょうか?
僕は「数学の思考」をこういうものだと思っています。
これはあくまで個人の意見ですから、「違う」と思う人もいるでしょう。
もし、僕の他に「数学の思考はこういうものだと思う」と言う人がいたら、
どんどん書いていただけるとありがたいです。
これを読んでる人のためになりますからね。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者: 投稿日:2001/03/08(Thu) 14:55:16

付け加えると、問題の特徴を分析する力も、練習で身につけるしかないと思います。
これも、解く上では非常に重要です。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ゴン 投稿日:2001/03/08(Thu) 15:14:29

数学について、最終的に到達するべき状態というのは、
みなさん同じなように思います。
どうやら、そこに迫る方法には違いが見えるようです。
僕は、このレスを読む限りでは思考派にあたるようです。

>>あいあいさん
「解けそうにない問題はさっさと解答を見る」
これには反対です。
確かに数学としてはそっちの方が効率いいのかもしれませんが、
これでは数学が数学で終わってしまうように思います。
未知の問題に出会った時に、どういう姿勢をとるか、ということですが、
挑戦する姿勢って重要じゃないでしょうか。
ましてや、理系進む人が研究分野で活躍する時に解答などありません。
そういう事態に直面した時の姿勢に生きてくると思うのですが・・
どうでしょう。少なくとも僕はそう思います。

いつか、学校の先生にある質問をしに行って言われたことがあるのですが、
自分で挑戦しないまま人に聞いたりするのは理系の姿勢じゃない、
と説教されてしまいました。(この先生には大いに影響を受けました)

てなわけで、少し数学から離れたところから思考する事に関する
意見を書いてみました。


[1143へのレス] いやはやすごい・・・ 投稿者:そう(もうすぐ高三) 投稿日:2001/03/09(Fri) 00:16:18

すごい哲学的になってきてしまいましたね(笑)

私がこの前思考は大切そうだと考えたのは、昨年たてた二年間の計画でとにかく二年生の内に典型題をしっかり解けるようになって三年生になったらその知識などを生かして思考力を付けるというような物でした
これはエール社の「私の京大合格作戦」にかかれてた物を結構参考にしました

この典型題の定義こそが一対一レベルまでという考えだったのです
とにかく三年生になったらあまり考えすぎるのもはてなですが、すくなくとも5分考えたら答えをすぐ見ちゃうというのは基本的にやめようと思ってます

具体的にどうするかはもう少し考えてみます


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:あいあい 投稿日:2001/03/09(Fri) 00:53:06

>夕霧さん
段々、何を言っておられるのか分からなくなってきました。
ちなみに高等教育とは大学・大学院・高専における教育を指します。普通は。高校は後期中等教育。
>思いつくべき
確かに思いつくべきなのかも知れないですけど、普通の受験生には思いつけないから、わざわざそれらを集めた参考書が売られているんでしょう?赤チャートを最初に作った人が、そこに気付いたわけです。
>既成事実
微積や複素数の概念は既成事実であって、問題の解法はそうでないというのは説得力がないと思います。教科書にも「問題」や「解答」は載っていますよ?その分野を理解するために、問題や解答は必要なものであって、参考書も、引いては大学入試問題も、その延長上にあるのではないですか?どうして教科書の内容は覚えて、参考書の問題は自分で考えろと言われるのですか?所詮、役人が決めた教科書ですよ?用語の定義と、定理の証明だけが羅列された本では、まったく理解できないのはブルバキの「数学原論」などを見れば明らかです。問題と解答は、必要です。問題の解答を読むことでその概念を正しく理解しようと努めることは何も悪ではありません。言わせていただきますけど、「問題を自力で解くこと」が数学学習の本質的な目的ではないはずでしょう?なぜさっさと解答を読むことが悪なのですか?「問題を解く」という行為にそれほど価値がありますか?夕霧さんの考え方でいけば、定理の証明も読んではいけないですか?そもそも、そういう定理が成り立つということを教わること自体、悪ですか?
大学入試というものにこだわりすぎていませんか?問題を解くことをメインとした勉強に慣れすぎていませんか?
ただし、大学入試問題は、概念の本質から離れた「パズル」ですから、ピースをうまく組み合わせてパズルを完成させる「思考」の練習はすべきです。そうしないと受からない。夕霧さんがそのことを言われているのなら、いいのです。

>のののさん
正に、おっしゃる通りだと思います。実に的を射た意見だと思います。真実を言い得ていると思います。大学受験生にとっては、大学入試問題が最上部の階層なわけですが、学問として見れば、それらはすべて「お子ちゃまのオママゴト」程度なわけですよね。その時、その人が、どの段階を目指して歩いているかで、さっさと解答を見て覚えるべきことなのか、分かるまで考えるべきことなのかは変わってくると思います。

>ゴンさん
もちろん、ゴンさんの言われている「挑戦する姿勢」の意味は分かります。
でも、はっきり言ってしまえば、もっともっと勉強して、誰も答えを知らない問題を、一生を使って考えた方がよくないですか?そこに達するまでは、所詮は、既成事実の追認作業に過ぎないわけです。人生は、短い。追認作業に時間をとられるのはもったいない。そういう考え方もできると思います。というか、僕はそう考えています。
ちなみに言えば、最先端の研究においても、「解けそうにない問題」はとりあえず後回しにして、「解けそうな問題」から"挑戦"していくのが普通ではないかと思いますよ。

そんなわけで、のののさんの言葉を借りますが、最終的に「下層の知識」になる内容は、「先人が与えた解答」を理解することに専念して、その先にあるものを、自分で「思考」した方が賢明ではないでしょうか?
当面のゴール地点である大学入試においては、大学入試問題が「思考」すべき対象であり、その後は、広い広い学問の大海が待ち受けているわけです。そこに飛び込めば、またしばらくの間は「既成事実の追認」に明け暮れるしかないわけです。それを我慢すれば、その先に、「思考」すべき対象がゴロゴロしています。そこまでたどり着けば、東大の入試だろうと、お子ちゃまのオママゴトに過ぎないわけですよね。思考するような対象ではないわけです。

のののさんの書き方が分かりやすいのでお借りして、しつこく書きます。
大学入試を最終上部階層として見た場合、チャートに載っている程度の情報はすべて「下層知識」なので、「思考」の対象ではありません。学コンぐらいなら、自分で考えてみてもいいかなあ。
こんな感じでしょうか?


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者: 投稿日:2001/03/09(Fri) 06:39:11

皆さんは、「思考」というものを具体的にどういうものだと考えていますか?
思考で出来ることや、その限界、思考によって実際にやっている事、
初見の問題に対して何をしているか、どうやってtoolを組み合わせているか…。
これらのことが、なんとなくではなく、はっきりさせれば、
話が前に進むのではないでしょうか。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:phonon 投稿日:2001/03/09(Fri) 06:50:09

こんにちは。

夕霧さん

>それを最初から思いつかないといって解答を見る

ある程度考えても分からない場合を、あいあいさんは気にしていると思うのですけど。

>同時に思考力を訓練する場、なのではないのですかね?

そうですよ。追体験をすると言うことは、思考の仕方を学ぶ事。つまり、思考力を鍛えることです。その上で、具体的に問題を解いてみて、自分の得た思考の仕方で結論に達する事ができるのか確認する。その積み重ねなくして、新しい議論がそうそうできるとは思えません。

一番分かり易いと思われる解答方法(要は、結論に達するまでの考え方)を教科書や参考書は提案しているだけです。より美しい方法はあるかもしれないけど、高校生がその議論をして理解できるかどうかは別です。もちろん、自分でより美しい議論を見つけだせるなら、それは素晴らしい事だと思いますよ。ただ、そういったスタンスで考え続ける事が、入試という目的にマッチしてはいないでしょう。

>学部入試で新しいことを発見する力を問われていないと、おっしゃる方。本当にそんなこと思われているのですか?

私の事ですよね。そう思います。高校で勉強した範囲で解ける問題しか出てないと思います。

高校までに学んでいる方法だけど、「適用の仕方にアイデアがある」という意味での「新しい発見をする力」なら、同意します。それには興味のある教官もいるでしょう。但し、入試の主な目的ではないと思いますよ。高校で学んだ事が分かっているかどうかを知りたいのだと思いますよ。

全く独自の(知られてない)方法で問題を解く意味での「新しい発見をする力」。それが入試で問われている事だというのなら、私は理解できません。

>論座(何月号かは忘れましたが)をよまれましたか?

読んでません。論座という雑誌(?)を知りません。何が書いてあったのですか?

本を出すなら、内容も引用して下さい。いろんな人がいる場合は、読んでいない可能性の方が高いです。本の内容が納得できる意見であれば、考え方を変えますから。

余談です。
もし、研究レベルの発想力(思考)を大学側が要求するなら、入試など撤廃してしまえばいいです。意味がありません。
試験の成績が良いから研究もできるというわけではありません。成績が悪い人より研究成果が上がらない、成績の良い人はいるのですから(反例)。

ゴンさん

>「解けそうにない問題はさっさと解答を見る」これには反対です。

あいあいさんの主張は、考えの糸口さえ分からない状況で解答を見るという意味でしょう?

あいあいさんの引用です。
>>「解けそうじゃない問題」は
>>「まったく何をしていいか分からないような問題でも、何時間でも考えてみろ」ということであれば、それは間違いだと思います。

考え方の糸口を学ぶのに、解答を見る事は適切な判断だと思います。断っておきますが、「全く解けそうに無い」というのは、糸口が全く分からないと判断するからでしょう。判断するには考えます。ですから、考えてないわけではありません。自分の置かれている状況から、適切な判断を下す力は重要です。
入試までには時間が限られています。そして、点を取る必要性があります。

たとえ話をします。
明日までに絶対この宿題を終わらせないと、高校をやめなきゃならない。しかも、自分一人では終わりそうにない状況にあると仮定します。どうしますか?高校をやめるよりも、友達に聞いたり、結果を見せてもらったりしませんか?極端な例ですけど、意味は分かりますよね?決められた時間が残り少ない場合にのみ、人は焦ることが多いんです。1年というのは長いように感じますけど、実際そうじゃないですから。

時間的に余裕がある場合(または時々)に、難しい問題に対して自分なりに取り組んでみる事はOKだと思います。頭の体操になりますし。

>自分で挑戦しないまま人に聞いたりするのは理系の姿勢じゃない、と説教されてしまいました。

そうですね。自分で考えて、自分なりの意見を持っている事は大切です。何がどう分からないのか、質問される方は知りたいですから。「分からないんだけど教えて欲しい」と単に言われると困りますね・・・。

>理系進む人が研究分野で活躍する時に解答などありません。

もちろん、解答の分かっていない問題は現実にたくさんあります。しかしながら、大抵0から出発するわけではありません。0から出発しても、人のやってしまった仕事とかぶると意味がありません。過去の仕事をヒントにする事は往々にしてあります。また、いくつかの既成事実を組み合わせて、新しいアイデアにする事も仕事になります。高校時代に学ぶ事は、そういった知識を得ることと、その知識が活用ができるようになる事ではないでしょうか。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者: 投稿日:2001/03/09(Fri) 08:05:18

僕の昨日の書き込みをよく見ると、結論を書いてませんね。
僕が主に伝えたいのは、こういうことです。

解法パターン(組み合わせ)の暗記というのは、
解く時(考えている時)に、思いつく解法を1通りに固定してしまうことで、
それではのののさんのいう上層では、「組み合わせるもの」にしか過ぎなくなります。
しかし、(暗記は論外にして)記憶の機能というものはそれだけではありません。
思考において、解法を組み合わせる上で「直接」役立つものなのです。
その理由は昨日書いた通りです。
解法(過去に身に付けたもの)は、何の基準もなしに、
突然思い浮かぶものでしょうか?
では、思いつかなかったらどうすればいいのでしょうか?
思いつこうとするエネルギーは、どこに使えばいいのでしょうか?
思いつかない人のために、皆さんに方法論を掲示していただきたいです。


[1143へのレス] 追加 投稿者: 投稿日:2001/03/09(Fri) 08:26:39

書き忘れてました。
僕が「誤解されている」と書いた理由は、(↑の理由もありますが)
「記憶する」というのは、あくまで
ある程度後で忘れることを見込んだ「刺激」なのであって、
「目的」ではないからです。
あえて目的を書くなら、それは昨日定義した意味での「身に付ける」、
そして、「思考に直接役立てる」です。
何度も書きますが、この役立ち方は、「組み合わせられる部品」としてだけではないです。
「解法を組み合わせる根拠」です。

そしてもし、身に付けることが目的でないなら、
脳に何の変化(進歩)も望まないことになってしまいます。
脳の変化は、意識しないと気付かないもので、
それを意識していないから、「覚える」という言葉に誤解が生まれるのだと思います。


[1143へのレス] Re: 数学について ver.3.0 投稿者:ののの 投稿日:2001/03/09(Fri) 10:44:14

>>銀さん
そうですね。記憶の効用っていうのは、その結果を覚えることだけではないことは承知しています。ちょっとわかりにくい表現だったので、
言い直しますです。

確かに、目下の問題は、上層から見れば組み合わせにしか見えなくなるのでしょう。たぶんそうです。けど、今は、自分と同レベルの問題を解くわけですから、解き方のパターンを覚えても、それを使うようにはならないです。たとえば、中学入試の問題は今となっては必ず解けますが、当時今知っているような解き方のパターンを覚えたとしても、解けるようにはならなかったはずです。思考し、思考し、思考したはずです。

もちろん思考しただけでその後また白紙に戻ってしまうのでは、何も意味がありません。必然的に、思考の過程で頭の中に残るものがあるわけです。それが、銀さんのおっしゃる「記憶」の一つではないかと思うのです(誤解してたらすいません)。
では、この記憶を最初から結果として覚えてしまえばいいのでは???
といえるかもしれませんが、それは不可能であると思います。
たとえば、我々は英語を始めた時に、It〜thatの「仮主語」と「強調構文」を習いますよね。それは暗記であり、意識的に記憶することができます。けど、それを使った例文を見たときに、「これは何???」と言われて困惑しますよね。初めてのときは。「これはなんだったっけなあ???。Itがあるから仮主語だ!」といって、「ぶっぶーー。これはItとThatをとっちゃっても文が成り立つから強調構文です」と聞いて
、なるほどと思うわけです。それを繰り返していくうちに、この2つの暗記した記憶が「使えるもの」となるわけです。ここでは当然脳の変化が起きています。最初からこれを暗記することはできませんよね。

それと同じで、数学における思考もかならず脳に変化をもたらします。
けど、それは意識して記憶することができない。上から見下ろすことができないからです。そういう経験はあると思います。けど、記憶には違いないです。銀さんのおっしゃる記憶の一つはこのようなことなのではないかと思います。ただ、一度このようにして得られた記憶を保持しようと努力することは重要なことではないかと思います。このようにして得られたある意味貴重な記憶も、記憶ですから意識しないとトンでってしまいますからね。それが、記憶の効用なのではないかと思います。
思考によって、自分には意識できなかったものが構造として見ることができる。そして、それを意識できるようになり、意識的に頭に残せるようになる、ということではないでしょうか?
その階層の構造がよくわからないから、その構造(パターンのようなものなのかな...)を覚えても仕方ない訳です。思考することによって、その構造をなんとか解析してみることによって、その構造を意識できるようにする。そして意識できるようになったら頭に残すように意識していたら、それは自分と同じ階層の構造が見えてくるようになるし、より上部の構造を見るときにtoolとして使えるようになると思うんです。

そしてもう一つの話題ですが、解法っていうのは突然思い浮かぶものではないですね。それはたぶん経験していることだと思います。じゃあ、
思いつかなかったらどうするのか?まず、これは2つのレベルがあると思うんです。まずは、解答を見てもわからない。その場合は、下の階層も見えていないってことですから、また勉強をやり直さなきゃいけない。だけど、そんなことはまずありませんよね。解答を見たらわかる。痛いほどよくわかる。だから悔しい...と。そういう状況ですよね。
それは、下の階層の構造はわかっている、どういう役目なのかわかっているってことだと思うんです。というわけで、このレベルの問題について話します。

思いつかないならどうしたら良いのか?それでもまず思考してみることです。じゃあ思考とはなんなのか?これはあくまで僕の意見ですが、
思考っていうのは、ものごとを意識できるようにすることだと思うんです。たとえば、法則などの意味がわからないとしますよね。それを暗記することはできる。けど、それを使うことはできない。そこで、なんでその法則があるのか思考してみる。なんの役にたつのか応用問題を考えてみて、だんだんその法則がなんなのか意識できるようになる。その過程だと思うんです。だから、暗記とは違う。たぶん、暗記とは違った部分に記憶されるんじゃないかな...

では、どうして思いつかなくても思考するのか?なぜさっさと解答を見ないのか?
問題がとけないのは、その問題の構造がよくわからないからだと思うんです。だから、なんでその解法を使うのかもよくわからない。だから、いきなり解答を見ても、このレベルの問題に関しては、単純な記憶になってしまう危険性があるわけです。そうしたら、その解法に必然性は見えてこない。
じゃあなぜ思考するのか?それは、自分が意識することのできたこれまで獲得した構造が適用できないことを確認することだと思うんですね。解けない場合は。いろいろこれまで得てきた問題の構造がぜんぜん適用できない。共通の構造を見いだすことができない。それがわかることによって、自分のなかでその解法に対する必然性がわかると思うんです。
もちろん解法は一つじゃないですが、構造が適用できないと認識した上で解答を見れば、すくなくとも見た解法の構造が自分にとって未知のものだったことを認識できる。だから、その解法の重要性とか構造がうっすらと見えてくるんです。逆にそうしないと、その解法を文字列として
暗記するだけになってしまうかもしれない。これを繰り返すことによって、問題の構造がより明確に見えてくると思うんです。そして、究極的には、今我々が下位の階層として見ている問題のように扱うことができるようになる。たぶん受験勉強中は難しいでしょうけれども。ただ、より問題の解法を意識できるようになるでしょう。

だから、思考して、思いつかなくても、思考はしてみるべきだと思うんですね。思いつこうとするとき、今までの構造を適用してみるわけですよね。それだけでなく、問題の構造をなんとかして解きほぐそうとする。その過程で、問題の構造を意識できるようになっていくと思うんです。そして、それは暗記じゃ絶対獲得できない。

長くなってしまってすいません。そろそろ次のスレッドを


[1142] 宗教に気を付けよう 投稿者:匿名.com 投稿日:2001/03/07(Wed) 12:47:09

今年、大学に入る人は気を付けよう。
けっこう怖そう。とくに京大やら富大やら東大やらの総合大学に行く人
や上智やら私大の有名どころに行く人は要CHECKやー。
私も気を付けなければいけんのー。


http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kouri&key=982811291


[1141] はじめまして 投稿者:こ〜じ 投稿日:2001/03/07(Wed) 12:39:17

 どうもみなさん初めまして!このまま浪人になってしまいそうな未熟者ですが、宜しくおねがいします。
 自分は国公立の薬学部志望で、今年は金沢・名古屋市立大の受験なのですが、センターでびっくりするほどコケてしまい、浪人一直線のようです。そこで、これからの事を考え、予備校でいくか、それとも独学でいくかで今とても悩んでいます。
 1年親に迷惑かけて、さらに予備校まで行くとなるとやはり気がひけて...

 高校の時は夏期講習の時だけ塾に行き、他は独学でやっていました。その結果がコレなので、やはり自分の勉強方法に不安を感じてしまいます。予備校に行くだけで頭が良くなるなんぞ、これっぽちも思ってはいませんが、もう1年自分1人で勉強してはたして大学行けるだろうか、と考えてしまいます。

 そんな時にある予備校からパンフレットが送られてきたのですが、みなさんご存知でしょうか、「週三日制」の予備校です。自分が住んでいる所は名古屋なので「週三日制連盟」の名古屋予備校です。「毎日毎日授業を受けていたら復習・予習にまわす時間が無い。授業は週三日、あとは予習・復習、残った時間は自分の勉強に徹するべきだ」というのがその連盟の主張なのですが、自分はみごとに、そのとおりだ!と思ってしまい、一度はここに決めようと決心しました(学費も大手の約半分だし)。しかしよくよく考えて見るとまた不安事項が...やはり他の大手予備校に比べて名は通っていませんよね。だから、本当にここでいいのか、講師の質はどうなのか、本当に週三日で大丈夫か、等々考えてしまい、しかもそういった予備校に通っている人もあまり知らないので調べようがないんです。
 そこでもし、このシステムについてご存知の方がいたらなんでもいいので教えてほしいのです。できたら河合や代ゼミなど大手の方に通っている方、または通っていた方のご意見も聞きたいです。
 いきなり長々と書いてしまい申し訳ないです。宜しくお願いします。


[1141へのレス] はじめまして2 投稿者:こ〜じ 投稿日:2001/03/07(Wed) 14:44:29

今、ここの掲示板の過去ログを全て見させて頂きました。(順番が逆でしたね...スミマセン)なんだかとてもいい感じの板なので、これからもいろいろとお世話になろう、と勝手に決心してしまいました(笑)。あと過去ログ読んだだけでとても勉強になりました。みなさんありがとうです。


[1141へのレス] 代ゼミ 投稿者:京医 投稿日:2001/03/07(Wed) 19:13:15

俗に、講師の代ゼミ、といわれている。が、これまでスゲーと感じ入った講師には出会っていない。パフォーマンス過多で、浪人生と一緒に飲みに行ったりとサービス精神が旺盛な講師も多い。<集客してナンボ>の世界なんだろう。
きれいどころを窓口に、受験生はどうしても暗くなりがちなんだから。理事長のこんな方針が、朝日の連載記事に出ていた。生徒が減少すれば、ホテル化を図る、そのためにも美人を前面に。こんな経営戦略が隠されていたりして…。
なお、代ゼミのある講座名は、リスニングテストの方がベターだ。ヒアリングテストとは、聴覚検査の意味なのだから…。comprehention が、英語だ。


[1141へのレス] Re: はじめまして 投稿者:プスカシュ 投稿日:2001/03/07(Wed) 19:33:41

名古屋なら代ゼミか河合にした方が良いと思います。
私も実家が三重なので、よく広告で見ますがあまり評判は聞きません。(週3日制予備校のこと)
自分自身に管理能力があれば、代ゼミ。そうでなければ、河合にした方がよいと思います。
駿台はかなりJR名古屋駅から遠いので、やめた方がよいでしょう。


[1141へのレス] んー、やはり・・・ 投稿者:こ〜じ 投稿日:2001/03/08(Thu) 17:17:45

中期日程終わりました。数学がぼっこぼこです。もっと早くにここを知って、早く上のようなスレッド見ることができてたら、数学に対する考え方かわってただろなぁ。
京医さんブスカシュさんレスありがとうです。やはりいい評判は聞かないですか・・・自分は、「予備校は行かないでおこう。でももし名古屋予備校がいいところならそこに行ってみよう。」という考えだったので、このまま自宅でがんばろうと思います。どうもありがとうさん。


[1141へのレス] Re: はじめまして 投稿者:京医 投稿日:2001/03/08(Thu) 18:35:57

生活リズム、計画性、受験生仲間の刺激等予備校にもメリットはある。しかし、そのために¥1,000,000は高すぎる。


[1140] 無題 投稿者:ひろ 投稿日:2001/03/07(Wed) 00:43:18

初めまして、俺は東北大学工学部志望の新高3生です。
東北大の数学、物理、化学で満点近くねらっていきたんですけど
どのような参考書をやればいいでしょうか?


[1140へのレス] Re: 無題 投稿者: 投稿日:2001/03/07(Wed) 00:57:46

いちおう、今の実力を教えてください。
あと、どういう実力にしろ、勉強法は調べた方がいいと思います。


[1140へのレス] Re: 無題 投稿者:余計なお世話だけど 投稿日:2001/03/07(Wed) 03:27:29

満点なんて取れっこありません!
そんなもん狙う必要も無いです。
時間内に解ける問題だけ上手く点を確保することです。


[1140へのレス] 満点は無理でも 投稿者:でい 投稿日:2001/03/07(Wed) 09:56:20

満点近くはねらえます。大変ではあるけど。最初から「これだけ」って制限しちゃうよりも満点狙うやつのほうが気持ちいい!


[1140へのレス] Re: 無題 投稿者:zaki 投稿日:2001/03/07(Wed) 11:11:56

満点取れる実力があればもっといいとこをねらった方がいいと思う、、、


[1140へのレス] Re: 無題 投稿者:ひろ 投稿日:2001/03/07(Wed) 12:56:49

自分の学力ですが進研模試のSSが
数学、物理が70以上
化学は受けたことないんですけど、
模試を自分でやってみて、
自己採点してみると最低7割はとれます。
英語がひどく悪くてたくさん勉強してるんですが
ぜんぜん成績が上がらないので得意科目で勝負した
方がいいかなと思いまして・・・・・

あと、銀さんのいってるとおりですね・・・・
いちお、自分が考えた勉強法を示しておきます。
数学は青チャート、1対1が終わったので
今は天空への理系数学をやってます。
物理はエッセンスを終わらせたので名問の森をやってます。
化学は照井式の理論編が終わったので
その問題集をやってます。これと、有機、無機もやるつもりです。

あと、志望校ですが・・・・
家の事情により、東北大しか受けれないんです。

どうか、みなさんアドバイスお願いします。


[1140へのレス] 現時点でそれだけできれば 投稿者:でい 投稿日:2001/03/07(Wed) 13:49:40

問題ありません(まあ、学科にもよりますが)。自信をもって勉強していきましょう。


[1140へのレス] 家の事情が 投稿者:でい 投稿日:2001/03/07(Wed) 13:51:11

経済的理由であるのならば、寮について調べてみましょう。京大なんぞ月1000円かかりません。


[1140へのレス] Re: 無題 投稿者: 投稿日:2001/03/07(Wed) 15:30:44

物理・化学・数学はそのままで十分だと思います。
英語は「なぜ解けないのか」を具体的に考えると、
何が必要なのかがある程度分かるはずです。

代ゼミの戸澤先生のHPが結構役立つかもしれません。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/6415/index.html

あと、東北大もいい大学だと思いますよ。


[1140へのレス] 個人的な考え方ですけど 投稿者:しず 投稿日:2001/03/07(Wed) 17:41:04

自分が「この大学のこの学部に行きたい!!」と思って、そこへ入学できるように最大限の努力を計画し、実行できるように努力する、つまりは満点狙うと言うことをそう読み替えたわけですが、そういう感覚って大切だと思いますよ。

最低点で通ればいいというのはそれは結果論ですからね。最低点を掠めようとすることの方が、ある程度の余裕で受かることより難しい気もしたりしますが、、、、、(受験前の狙い方としてですが) 大学行って勉強しようと思っている人なら、まぁ、受験は入学するための準備であって、その準備の充実度が高いというのは、どこの大学へ行っても有利に働くと思いますよ。工学をやるのに、東大と東北大でその到達度が違うなんてのはおかしな話です。個性が違うとかいうのならわからん話ではないですが。少なくとも学部で習う事柄、つまり講義などで習得する部分に関しては、どういう大学へ行こうが、例えば工学部の物理系なら物理系、化学系なら化学系で、社会に出る、あるいは研究をはじめのに必要なバックグラウンドの部分に大学によって差はつけられないです。東大だったらここまでできるとか、東北大だったらここまででいいとかそういうことではなくて、工学をやってきたんならこれはわかるだろうとかそういう感覚ですかね。

東北大だから東大よりも勉強ができなくなるんじゃなくて、東北大で自分が自分なりに納得できる勉強をすればいいのですから。

工学などの研究分野の仕事やろうと思っているのなら、上のような感覚、結構大切ですよ。研究に対して、出身大学なんて関係ないですからね。要は自分にとってどういう仕事が「できるか」どうかの話です。

そのバックグラウンドの知識面を習得する環境において、東北大工学部はまったく劣ってもいないと思うし、むしろ、いい環境だとは思いますが。

例えば、仙台市内に住んでいる人で家庭環境などにより、東北大が良いという場合もあるでしょうしね。

繰り返しですが、要は「自分が何をするか??」ってことですね。東大に入っても自分で何かやらなければ、東大でなくても「自分で」なんでもどんどんやっていく人にはそれこそ、劣るという表現になってしまうかもしれませんよね。

東大を出したのは比喩ですけど。

それに、東北大へ向けて勉強するから、高校の範囲で知らないことがあってもいいとかそういう判断にもなりませんしね。高校の範囲はしっかりとわかっておかないとまぁ、入試は突破できないわけですから。

特に物理とか化学などの理科は、それらがわかっておればどんな大学の問題でも解けるし、数学などは多少難しくても、まぁそうかもしれません。


[1140へのレス] Re: 無題 投稿者:ひろ 投稿日:2001/03/08(Thu) 22:34:57

みなさんありがとうございました。
これからがんばってみます!!


[1139] はじめまして 投稿者:パンチョ 投稿日:2001/03/06(Tue) 21:46:04

僕は将来高校で数学の教師をしたいと思ってる高2です。
そこで、理科大の数学科もしくは上智の数学科を目指しているんですが。
次のような数学の勉強法で合格点はとれますか?
皆さんの添削お待ちしています(笑)

3、4月  青チャ1+A
5、6月     2+B
7、8月     3+C
8、9月  受験チャート85日完成1A2B
10、11月       67日完成3C
12月〜  チャート復習と過去問(赤本など)

どうですか?きついでしょうか?
あっ!それと理科大の数学科と上智の数学科どちらの方が教員採用試験などに
有利でしょうか、教えてください。御願いします。


[1139へのレス] Re: はじめまして 投稿者: 投稿日:2001/03/06(Tue) 22:45:10

教員になるのに必要なのはコネです。特に田舎は。
それと、教員は自分のことを教師とは言わないようです。
自分は「師」ではないと抜かすんです。偉そうに。言ってるそばから矛盾。
先生になりたいなんてよっぽどいい先生にあたったんですね。

うらやましいです。


[1139へのレス] はい。 投稿者:パンチョ 投稿日:2001/03/07(Wed) 00:04:08

永さんレスありがとうございます。
うちの学校は中高一貫なのでその先生にはもう四年間も数学を習っています。
とてもすばらしい先生で小さいころから持っていた夢を捨て教員になりたくなるほどでした。
コネですか、うーん全然ないですね(笑)

みなさんへ:上記の学習計画に書き入れるのを忘れていましたが
      Z会の通信添削もやっています。


[1139へのレス] Re: はじめまして 投稿者:荻野ファン 投稿日:2001/03/07(Wed) 00:21:18

青チャはいいとして、
そのあとは俺なら、ASOの解法(学研)やるかもしれん。
でも、受験チャートも悪くないかもね。


[1139へのレス] ふむふむ 投稿者:リョーコ 投稿日:2001/03/07(Wed) 01:27:37

荻野ファンさんレスありがとうございます。
ASOの解法ですか。難易度としてはどれくらいなのでしょう。
受験チャートよりも難しいですか?


[1139へのレス] すいません。 投稿者:リョーコイコールパンチョ 投稿日:2001/03/07(Wed) 01:33:32

実は下のリョーコとパンチョは同一人物なのです。
短期間に二つ書き込むのに気が引けて思いついたパンチョという名前をつかってしまいました。
レスくれた皆さんを騙してしまったみたいで本当にすいませんでした。
ごめんなさい。


[1139へのレス] Re: はじめまして 投稿者:荻野ファン 投稿日:2001/03/07(Wed) 13:07:12

ASOは難関私大・中〜上位国公立レベルだよ。受験チャートより少し難しいかもしれない。て言っても、標準問題が中心だけど。