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[4675] 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/13(Fri) 03:07:47

衝突の所で、今尚解決しない部分がありますので何方か力を貸して頂けないでしょうか。

非弾性衝突では運動量は保存されても運動エネルギーは保存されません。
そして特に完全非弾性衝突では、衝突後、衝突する物体と衝突される物体が一体となって運動します。
しかしながら、仕事の原理により衝突している間の移動距離を計算しますと、衝突する物体が失うエネルギーの方が衝突される物体が得るエネルギーより大きいので、衝突する物体の移動距離の方が衝突される物体の移動距離より長くなってしまいます。
つまり、計算上はどうしても、二つの物体が一体となって動くことはないと言うことです。
これは物理の原則である仕事の原理が、ある部分では破綻していると言うことなのでしょうか。
それとも、原子の多粒子体を一つの物体として運動量保存やエネルギー保存を考えるからであって、原子各々について運動量保存やエネルギー保存を考えればこの様な矛盾は生じないのでしょうか(勿論、現実問題として原子一粒一粒の運動など計算できないことは承知しております)。

どうぞよろしくお願いします。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:eco 投稿日:2004/08/13(Fri) 11:47:21

>衝突する物体の移動距離の方が衝突される物体の移動距離より
>長くなってしまいます。
これはよいと思いますが、次の
>つまり、計算上はどうしても、二つの物体が一体となって動くことは
>ないと言うことです。
という部分が疑問です。

一体となるには、衝突する物体が、される物体の中に「めり込む」必要があり、衝突する物体の移動距離の方が、衝突される物体の移動距離より長くなっているのだと思います。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/13(Fri) 14:02:39

早速のレス、有難うございます。

>一体となるには、衝突する物体が、される物体の中に「めり込む」必要があり、衝突する物体の移動距離の方が、衝突される物体の移動距離より長くなっているのだと思います。

確かに、弾性衝突では衝突する物体と衝突される物体の接触して移動する距離が等しくなるため、衝突の際にはその様なことが起こっているのだろうと思います。

少し言い方がまずかったようなので訂正します。

衝突する物体の移動距離の方が衝突される物体の移動距離より長くなるため、二つの物体が一体となって動かない部分もあり、最終的に二つの物体は離れる必要がある。
勿論この場合、衝突する物体は衝突される物体を追い越す必要があり、この様なことは現実問題としてありえませんよね。

これでいかがでしょうか。
よろしくお願いします。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/13(Fri) 14:16:30

分りやすくするため、数式でも書いておきます。

衝突する物体が失うエネルギーを仕事で表すと、
Fx・・・@

衝突される物体が得るエネルギーを仕事で表すと、
Fx'・・・A
(Fは衝突する物体と衝突される物体との作用反作用の関係にある力なので大きさは同じ)

衝突する物体が失うエネルギーの方が衝突される物体が得るエネルギーより大きいので、
Fx>Fx'
従って、
x>x'
と言うことです。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:サブミリ波 投稿日:2004/08/13(Fri) 15:23:11

> 仕事の原理により衝突している間の移動距離を計算しますと、衝突する物体が失うエネルギーの方が衝突される物体が得るエネルギーより大きいので、衝突する物体の移動距離の方が衝突される物体の移動距離より長くなってしまいます。

これもどう計算したのか示していただけますか?


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/13(Fri) 17:59:04

エネルギー保存則を勘違いしているようです。弾性衝突はいわば話しを単純化した理想的なモデルであって、現実の衝突はすべて非弾性衝突といっていいでしょう。このとき、力学的エネルギーのみを考えるとエネルギーは保存しません。力学的エネルギー以外はどこへ行ってしまったのでしょう。それは音や熱、場合によっては光など他の形態のエネルギーに変換されたのです。エネルギー保存則の使い方には注意しましょう。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:kesuke 投稿日:2004/08/13(Fri) 18:08:22

おそらく弾性衝突ではなく完全非弾性衝突の話だと思うので、
その点は問題ないと思いますよ。

それよりも衝突している間の移動距離はめり込まないのなら
一緒なるように思えるんですが


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/13(Fri) 18:20:13

言葉が足りなかったかもしれないので、もう少し。完全非弾性衝突とは「衝突後に二つの物体が一体となって動くような衝突」をいうのです。衝突された物体が余分に得たエネルギーは運動エネルギーとして得るのではなく通常熱エネルギーになります。完全非弾性衝突という言葉は、衝突後の運動状態を指定しているのです。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/13(Fri) 18:35:47

詳しく式を立てて見ました。

衝突する物体の速度をV1、衝突される物体の速度をV2とします(右向きに正とし、衝突が起こるので、V1>V2とします)。
今完全非弾性衝突が起こったと想定しますと、衝突後の速度は等しくなりますので、それを共にV3とします(V1>V3>V2が成立します)。
そして、それぞれの物体が衝突している間に及ぼす力の大きさをFとし、衝突する物体の質量をM、衝突される物体の質量をM'とします。

衝突する物体の移動距離をxとすると次の式が成立します。
V3^2-V1^2=-2ax・・・@
F=Ma・・・A
以上より、
x=M(V1^2-V3^2)/2F・・・B

衝突される物体の移動距離をx'とすると次の式が成立します。
V3^2-V2^2=2a'x'・・・C
F=M'a'・・・D
以上より、
x'=M'(V3^2-V2^2)/2F・・・E

x-x'=(M*V1^2+M'*V2^2-(M+M')V3^2)/2F・・・F

非弾性衝突では衝突の前後で運動エネルギーは失われますから、
M*V1^2/2+M'V2^2/2>(M+M')V3^2/2
従って、
M*V1^2+M'*V2^2-(M+M')V3^2>0・・・G

FとGより、
x-x'>0・・・H
と言うことです。

よろしくお願いします。
私もレスをみながら、もう一度検討してみます。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/13(Fri) 18:55:31

式@は成立しません。@はエネルギー保存則の変形したものではないですか?あなたが仕事の原理といっているものはエネルギー保存則の特殊な場合を言っているものと思います。完全弾性衝突では力学的エネルギーは保存しないのですから、@は成立しないのです。あなたが最初の質問で書いているように、原子の熱運動を考慮すればエネルギー保存は成立しています。詳しくは熱力学を学べば分かります。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/13(Fri) 22:12:37

>完全弾性衝突では力学的エネルギーは保存しないのですから、@は成立しないのです。

力学的エネルギー保存則が成立しないと言う意味は、衝突する物体が失ったエネルギーの全量が、衝突された物体の運動エネルギーにはならないと言う意味であって、@の式が成立しない事とはなんら関係が無い様に思います。
@の式はそもそも衝突する物体が失うエネルギーを仕事の式を使って表しただけに過ぎず、衝突する物体が失ったエネルギーが全量衝突される物体の運動エネルギーに変わる場合が弾性衝突であり、その一部が熱や音のエネルギーに変わる場合が非弾性衝突ではないのでしょうか。

皆さん、ドシドシ意見お願いします。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/13(Fri) 23:02:27

それから、付け加えさせて頂きますが、私は受験生ではありません。
物理は、問題を解くだけなら得意分野に属します。
現在、受験生に理科全般を教えなければならない事情があり、式の意味を詳しく再考している所です。
ここの掲示板で紹介されている「新・物理入門」も、ほぼ理解しているつもりです。
しかし、それでもよく判らないわけです。
そのことを踏まえて、レスを頂ける様お願い致します。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/13(Fri) 23:13:16

>@の式はそもそも衝突する物体が失うエネルギーを仕事の式を使って表しただけ
やはり、勘違いをしているようです。
「衝突する物体が失うエネルギー」=「その物体が(衝突された物質に対して)する仕事」であれば、あなたの言うように@が成立します。しかし、この場合はそうではありません。簡単のため、
衝突する物体をMと呼び、衝突される物体をM'と呼びましょう。
「Mが失うエネルギー」は「M'に対してMがする仕事」とそれ以外のエネルギー、すなわち熱エネルギーなどに変換されます。つまり
「Mが失うエネルギー」=「M'に対してMがする仕事」+「熱エネルギー」です。衝突する物体が失うエネルギーは仕事のみでは表されないのです。これが力学的エネルギー保存則が成立しないことの中身です。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/13(Fri) 23:38:21

私のレスの表現がすこし高飛車な言い方に受け止められてしまったようです。すみませんでした。物理をひとおり学習されている方に対してならもう少し別の表現を使ったほうが良かったかもしれません。
仕事の式が運動方程式の空間積分によって導かれることが理解できているのであれば、次のようなことを考えてみてください。
疑問の答えが見つかるきっかけになると思います。
問題を少し単純化してみましょう。
衝突される物体の質量を無限大にするとどうでしょう。この物体は
変位しませんね。つまり仕事はゼロです。もう少し簡単にいえば壁に粘土を投げつけたと思ってください。粘土がM、壁がM'です。
粘土は壁に張り付いてしまいます。そして仕事はしません。
もうひとつ。このような2体問題では衝突の前後で物体は質点として扱います。物体が変形(めり込むなど)している最中の物体の変位とは(あるいは位置・座標とは)どのように定義すればよいでしょう?物体の重心ですか?では、2つの物体の相対的な位置関係は?あなたが気にしている問題は質点系の物理では解決できない問題を含んでいます。受験生に教える物理であれば問題の設定が理想化されたモデルであること割り切ったほうがすっきりすると思います。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:kesuke 投稿日:2004/08/13(Fri) 23:55:27

上のレスで誤解を招くようなことを書いてしまいましたが、
その点については問題ないというのは
エネルギー保存則が成り立つ成り立たない云々については、
すでに理解していらっしゃると思われるので問題ないという意味です。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:eco 投稿日:2004/08/14(Sat) 00:08:01

tomooさん:
>衝突する物体の移動距離の方が衝突される物体の移動距離
>より長くなるため...(1)
>衝突する物体は衝突される物体を追い越す必要があり、(2)

非弾性衝突の場合、(1)は正しいと思います。
そして、完全非弾性衝突の場合、二つの物体が一体となって動きます。
これを(2)のように考えてしまうのは、ひょっとしたら、tomoo さんは、大きさのない質点同士が非弾性衝突をしていると考えているのではないでしょうか。
内部構造を持たない質点同士の衝突では、非弾性衝突はありえません。

完全非弾性衝突は、「木片に弾丸を撃ち込んだとき、弾丸が木片の中を進み、途中で(相対的に)静止して全体が一体となって運動する現象」と本質は同じです。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/14(Sat) 00:30:29

私も自分のレスに対して修正を・・・衝突とは非常に短い時間に完結する接触を意味しますからFは瞬間的に大きくなる時間関数で一定ではありませんから仕事はFxのように簡単に表すことはできません。したがって@式はそうした意味からも成立しないのです。それから、@からBを導いていますが、等加速度運動の場合に@に相当する式を公式として使う場合もありますが、この式はむしろ(MV3^2)/2-(MV1^2)/2=Fx と F=Ma から導かれるのです。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/14(Sat) 01:14:26

ecoさんへ
ちょっとわき道にそれてしまうかもしれませんが、質点系でも非弾性衝突を考えることはできますよ。はねかえり係数が1の場合が弾性衝突で0なら完全非弾性衝突、そしてその間が非弾性衝突になります。質点同士の衝突でもかまいません。質点は大きさを考えない物理モデルです。また、実際の衝突は有限時間に起こるものですが衝突問題を考えるときは通常、無限小時間で起こるとする時間を無視する理想化を行いますね。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/14(Sat) 01:48:43

皆さん、多くのレスを頂き大変有難うございました。

ecoさんへ。

>非弾性衝突の場合、(1)は正しいと思います。
そして、完全非弾性衝突の場合、二つの物体が一体となって動きます。
これを(2)のように考えてしまうのは、ひょっとしたら、tomoo さんは、大きさのない質点同士が非弾性衝突をしていると考えているのではないでしょうか。
内部構造を持たない質点同士の衝突では、非弾性衝突はありえません。
完全非弾性衝突は、「木片に弾丸を撃ち込んだとき、弾丸が木片の中を進み、途中で(相対的に)静止して全体が一体となって運動する現象」と本質は同じです。

恥ずかしい話ですが、正にその通りです。
質点同士の衝突で非弾性衝突を考えていました。
どの様に解釈しても、どの様に式を立てても、上手く理解できなかったのは当然のことだったのですね。
以前もこの掲示板で、私の考え方は質点系でモデルを立てているからその様な考え方になると指摘を受けたことがありますが、それが具体的にどの様な問題を引き起こすのかその時はあまり意識していませんでした。
どうも有り難うございました。

いなりマンさんへ。

>私のレスの表現がすこし高飛車な言い方に受け止められてしまったようです。すみませんでした。物理をひとおり学習されている方に対してならもう少し別の表現を使ったほうが良かったかもしれません。

私の方こそ最初にそのことを告げるべきでした。
確かに、ここに掲載される質問の中には、調べれば簡単に解る様な事を何ら自分で考えようとせず、只質問しているだけというケースも多々見受けられますからね。
ゆとり教育の恩恵ではないかと思うことがよくあり、困ったものです。

>つまり、「Mが失うエネルギー」=「M'に対してMがする仕事」+「熱エネルギー」です。衝突する物体が失うエネルギーは仕事のみでは表されないのです。これが力学的エネルギー保存則が成立しないことの中身です。

衝突する物体が失うエネルギーは仕事のみでは表されないとのことですが、ecoさんの話も考慮すれば、熱や音に変換される場合でも、仕事の原理によりエネルギーが移り変わると考えて良いと言う事ですよね。
間違っていれば指摘お願い致します。

もう一度よく考えてみます。
みなさん、本当に有難うございました。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/14(Sat) 02:00:12

いなりマンさんへ。

時間差で変なレスになってしまうかもしれませんが、私はecoさんの質点系では非弾性衝突は起こらないという話の基、自分の見解の間違いを理解した訳で、質点系でも非弾性衝突を考えることはできるとなると、どうやら話は振り出しに戻りそうです。

もう少し時間をかけて考えてみます。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/14(Sat) 03:21:36

いなりマンさんへ。

間違ったことを言ってしまうかも知れませんが、私なりに十分考えはしましたので、よろしくお願いします。
やはり、いなりマンの見解は、エネルギーの変換は仕事だけではなく他の方法によっても変換されることを意味されているみたいですね。
確かに、エネルギーが光になって伝播される場合は、エネルギーの変換、つまり光子が電子に吸収されて電子の運動エネルギーが増す場合等は、電子の運動エネルギーが仕事に拠らず増すと言われても納得がいくのですが、その他の粒子の場合に、仕事以外の方法によりエネルギーの変換が行われるといわれても正直イメージが湧きません。
具体的にはどんな方法で行われるのでしょうか。

よろしくお願い致します。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/14(Sat) 08:15:27

tomoo さんへ
ひとつのことにこれだけ熱意を持って考察される姿勢はとてもすばらしいです。そして、自分にわかりやすいイメージを持ちたいという欲求もよく分かります。私からのアドバイスですが、物理の理解はらせん階段のよう進むものです。少し気楽に考えてみられてはいかがですか?いま、tomoo さんが理解しようとしていることは高校で習う力学の範囲(ニュートン力学のほんの一部)で考えていても正しい理解はできないものです。つきつめていけば、そうとう広い範囲の物理の理解が必要となるでしょう。巨視的には熱力学や統計力学、微視的には量子力学や化学の知識(原子論)などです。しかし、今疑問に思っていることは心に留めておけば、あるときパッと分かるときが必ずくるでしょう。もしよければtomoo さんの専門などバックグラウンドを教えてください。私はもともと有機化学者でし創薬研究をしていましたが、今は環境管理部門で化学物質やエネルギーの管理をしています。仕事上、国家資格のエネルギー管理士を取得するために物理の復習をするうちに、この掲示板も私の目に留まるようになりました。今年、エネルギー管理士のひとつで熱管理士を受験し、どうやら合格していそうなので、来年は電気管理士を受験することになりそうです。つまり、まだまだ私自身、物理の学習は続けていくことになるでしょう。私が学習していて見つけた技術者向けの無料学習サイトを紹介します。物理だけではなくいろいろな分野を学習見てはどうですか?物理の学習にもきっと役立ちますよ。
http://weblearningplaza.jst.go.jp/
ちょっと長くなったので、ご質問の件は別のレスに書こうと思います。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/14(Sat) 09:18:11

>エネルギーの変換は仕事だけではなく他の方法によっても変換されることを意味されているみたいですね。

まさにそのとおりです。イメージを伝えやすくするために多少厳密性を欠いた説明になるかもしれませんが、ご了承を。

ご自身のあげている光子と電子の相互作用などもひとつの例だと思います。エントロピーというエネルギーに関連する物理量を聞いたことがあるかとおもいますが、高温物質から低温物質に熱が伝わるのもエネルギー伝達の一形態です。そして、このとき系のエントロピーは増大します。

要は仕事によってエネルギーが伝わるのは力が作用して行われますが、そうでないこともたくさんあるということをまず理解してください。逆に力が作用しているにもかかわらず、仕事がなされないこともたくさんあります。動摩擦力によって熱が発生する場合などです。

違った例を挙げましょう。電子レンジの原理をご存知ですか?電子レンジはマイクロ波という電磁波を物体に照射し、物体の中の水分子の分子運動を激しくすることで物をあたためます。物質はすべて原子から成りますが、原子はプラスに帯電した原子核とマイナスに帯電した電子から構成されていますね。このプラスとマイナスはちょうどつり合っているため巨視的には電気的に中性です。しかし、電磁波が照射された場合、微視的に見ると、荷電粒子は影響を受けて揺さぶられることになります。電磁波とは時間的に変動する電場(と磁場)が空間を伝わっていくことですから、電場のなかに置かれた荷電粒子は力を受けて仕事をされますね?微視的にみれば仕事によってエネルギーが増加したと理解してもよいと思います。しかし、結果として何が起こるかといえば物体の運動エネルギーが増加するわけではなく、物体の温度が上昇します。摩擦熱も微視的に見れば原子同士の衝突で説明されます。

今回の疑問のきっかけになった完全非弾性衝突の問題は、巨視的イメージの物体を微視的に捉えようとして混乱してしまっているようにも思えます。ecoさんがあげた木片に弾丸を撃ち込むといった例は実際、入試問題でも衝突の問題として出題されています。
似ている問題ですが、衝突ではない例を挙げましょう。違いは力の作用が瞬間的かそうでないかです。

カーリングという競技をご存知ですね?氷の上におもりをすべらせるあれです。氷の上をおもりが滑っているとしましょう。摩擦は無視できるとします(どっちでもいいかもしれませんが)。おもりの進行方向の途中に薄い板が置いてあって、おもりがその上を通過します。板と氷の間の摩擦も無視できます。すると、板が十分長ければおもりが板の上を通過している間に動摩擦が働き、やがて板とおもりは相対速度がゼロ、つまり一体となって氷の上を滑っていくことがイメージできると思います。おもりは動摩擦によって板に対して仕事をしますが、おもりが失った運動エネルギーはすべて仕事に使われるのではなく、摩擦熱に使われます。
にたような問題は問題集を探せば見つかるでしょう。

上の問題では最初に板は静止していましたが、ゆっくり動いていておもりが追いついても同じですね。そして、おもりは板に追いつきましたが追い越してはいません。物体の位置を物体の重心で表したとすると、板とおもりは離れた位置で力の作用が始まり、そして終わっています。(位置の座標が一致していません)
他方、衝突の問題では力の相互作用は瞬間的に終わり、接触した瞬間に終わるものとして考えるので、相互作用をしている間の移動は無視します。物体の大きさも無視して、座標が一致した瞬間のみ(相互作用時間ゼロ)力が働くという単純化を行います。だいたい伝わったでしょうか?

tomooさんの誤解はうえのふたつの例が頭の中で混乱してしまったためにおこったのではないでしょうか。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/14(Sat) 09:50:26

理解を助けるために別の視点からエネルギーについて少し説明します。エネルギーの変換は仕事だけではなく他の方法によっても変換されることを説明したつもりですが、その代表例が熱エネルギーへの変換でした。これは熱力学と呼ばれる物理の分野の問題ですが、ジュールによって熱と仕事等量が求められており、熱と仕事の等価性が示されています。
さて、仕事は100%熱に変換することができますが、熱から仕事を取り出すことはできるでしょうか?蒸気機関車の例などから分かるように可能です。火力発電は燃料の化学エネルギーがいったん熱エネルギーに変換されたのちタービンを回すという力学的エネルギーに変換され発電機を回して電気エネルギーに変換されます。先日事故があった原子力発電では核分裂によって生じたエネルギーを使って水を加熱して蒸気を発生させます。熱力学は電磁気学と比べると数学的に難しい知識はあまり要求されませんが非常に概念的で理解するのはなかなか大変です。しかし、もしご興味をもたれたら挑戦してみてはどうでしょう。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/14(Sat) 12:30:57

いなりマン さんへ。

大変丁寧なレスを頂き、とても有難く思います。
社会人の方であられるならいっそう、貴重な時間を割いて頂き、更に恐縮致します。
私も、受験生に理科全般を襲える必要が生じた頃から適切な参考書をネットで探すようになり、この掲示板が目に留まるようになりました。
それ以来、ちょくちょくお邪魔させてもらっています。

私が一つのことにこだわるのは勿論自分自身の性格もありますが、物理に関しては受験時代の苦い経験があるからです。
自分では理論的に考えて質問しているつもりなのですが、その意図が解ってもらえなかったり、或いは入試には出ないから考える必要がないとその真相を教えてもらえなかった事がしばしばで、物理が嫌いになった時期があったからです。
今思えば、教える側が物理の本質を理解していなかったからだろうと思います。

ゆとり教育が叫ばれる今日において、理科嫌いが益々増えている現象は教える側にたてば更によく伝わってきます。
つまり、私が原因で理科嫌いが増えることだけはしたくないということです。
例えそれが専門外の物理であってもということです。

言い忘れましたが、私の専門は分子生物学です。
主な対象は植物で、様々な器官における遺伝子の発現制御メカニズムを研究しております。
物理系の研究室では理論に基ずく計算式を立て、それを検証するため実験を行うということを繰り返すと思うのですが、我々の研究では計算式など出てこないです。
ひたすら海外の文献を読み、それに基ずき実験の組み立てを考える。
物理的知識が直接生かされないというのが現状で、専門的に物理を勉強するというのは時間的になかなか難しい状況です。
この掲示板を通し物理の専門書の紹介もして頂いたのですが。
私は元々、理論的に物事を考えるのが好きな方でしたから、相対性理論とか量子力学を独学で勉強してきました。
でも、やはり現象の意味を追うのが精一杯で、シュレデインガーの波動方程式など数学的に理解する所までは行きませんでした。
しかしながら、時間の許す限り様々な知識を身に付けたいという気持ちには変わりありませんから、色々なアドバイスをして頂ける事については、大変ありがたく思っております。

最後に一つ質問に答えて頂ければと思います。
エネルギーの変換には仕事によらない場合もある、つまり力の相互作用により伝わるものばかりではないと言うことでしたが、いなりマン さんの見解によればそれは巨視的に見ればの話であって、微視的にみればやはり仕事の原理、つまり力の相互作用により伝わると言われているように見受けられるのですが、その真意はどうなのでしょうか。

何度もすいませんが、よろしくお願い致します。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:いなりマン 投稿日:2004/08/14(Sat) 16:44:48

tomooさんへ

そうですか、分子生物学を専攻しているのですね。創薬研究でも非常に重要な分野です。意外と近いフィールドだったんですね。
今すぐに現在の研究に使わなくても物理の理解を深めていくことは今後必ず役立つことと思います。

いつもなら子供に邪魔されてレスしたりできないのですが、たまたま今、かみさんが子供をつれて実家に帰省していたので、いろいろ書かせていただきました。明日は帰ってくるので区切りがついてよかったです。

最後の質問ですが、大雑把に言ってエネルギーは力の相互作用で伝達されるという理解で正しいと思いますよ。そもそもエネルギーという概念は力を出発点にして仕事の概念が出てきて出来たものといって差し支えないと思いますから。

ただし、巨視的、微視的と私が区別して表現したのには、本質的な違いがあるために区別しているということも付け加えておきます。多粒子から成る系を扱うのと質点の2体問題とでは、ただ単に扱う粒子の数が違っているという量的な違いだけではなく、質的にもまったく意味の違うことなのです。ぴんとこないかもしれませんね。「不可逆性」「エントロピー」などが理解のためのキーワードになるでしょう。多粒子では計算が大変だからとかいった問題ではないのです。

相対論や量子論を学んだのであれば、ニュートン力学の適応範囲についてやそれぞれが相互補完の関係にあること(つまりどの理論も完全ではないこと)などうすうわかっているのではないでしょうか。しかし、完全でない(統一された理論ができていない)からといって、それぞれの有用性は変わりません。むしろ、統一理論の基礎になる重要なものと理解してください。

私も高校の理科教育では苦労しました。文部省(当時)の教育要領は当時から欠陥だらけです。学校の先生だけが悪いのではないと思いますが、高校で習う物理は真の理解を妨げるような教え方になっているように思えます。また、大学に入っても日本の大学の先生は研究者であって、少なくとも講義を通じて学生にわかりやすく教えることに力を注いでいる方は本当に少ないのではないでしょうか。そういう意味では、私の経験では予備校の授業が一番知的好奇心を満たしてくれて、わくわくするものでした。いまの分野に進んだのもすばらしい先生と予備校でであったことの影響が大きかったように思います。「物理入門」の山本先生や同じ駿台の坂間先生の講義はいま振り返ってもすばらしかったなあ。大学でもすばらしい先生との出会いがありました。結局は自分が常にアンテナを張って求めていればそうした出会いに恵まれるのだと私は思っています。

本業のほうもぜひがんばってください。遺伝子発現の産物であるタンパクの機能解析:プロテオミクスが今注目されていますが、逆に特定のタンパクの機能が分かってくれば、その発現制御も重要な仕事になってきますから。それでは。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:eco 投稿日:2004/08/14(Sat) 22:54:22

投稿のタイミングがずれてしまいましたが、自分の発言が関係している所についてコメントさせてください。

tomooさん:
>私はecoさんの質点系では非弾性衝突は起こらないという話の基
いなりマンさん:
>質点系でも非弾性衝突を考えることはできますよ。はねかえり係数が1の場合が弾性衝突で0なら完全非弾性衝突、そしてその間が非弾性衝突になります。質点同士の衝突でもかまいません。

これらは、
「内部構造を持たない質点同士の衝突では、非弾性衝突はありえません…(a)」
に対する解釈なのだと思いますが、私は、「衝突する物体を、大きさのない2つの質点としたのでは、正しい理解は得られない」ということを述べたつもりでした。(a)は正しいと思いますが、うまく表現できず、すみませんでした。

非弾性衝突で失われた力学的エネルギーは、物体の熱や衝突音のエネルギー、物体の変形のためのエネルギーなどになりますが、これらは、衝突する物体を作っている分子の振動エネルギーや位置エネルギーのことです。
したがって、衝突をエネルギーレベルで論じる時は、衝突に携わる物体の内部構造(分子の集合体)を意識すべきだと思います。
そうでないと、失われる力学的エネルギーがどこに行ったのかを見失うことになります。

物理の参考書に、非弾性衝突を、次のようなモデルで考察する問題がありました。

2つの物体A,Bがばねでつながれていて水平に保たれている。
A-----B
これ全体を1つの「物体系D」とみる。
[A-----B]
物体Cが左から近づき、Aに弾性衝突する。
C→[A-----B]
CとAの衝突は弾性的であるが、この現象をCと物体系Dとの衝突と考えると非弾性的となる。
この場合のはねかえり係数および失われた力学的エネルギーを求めよ。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/15(Sun) 00:54:34

柔道で最初の金メダルが決まったみたいですね。
野村さん、谷さん、おめでとうございます。

ecoさんへ。
最後まで丁寧なレス有難うございます。
ecoさんの最後のレス、大変解り易かったです。

私自身が立てた別スレの中で、質点モデルでも非弾性衝突が起こり得るのか否かの議論があり、その時は質点モデルでは非弾性衝突はしないという事でまとまっていたみたいです。
あの時は焦点が別に有りましたので深く考えることはしなかったのですが、その時も自分自身の中でエネルギー変換が仕事以外の方法で行われるのか否かが気になっていた様です。
質点モデルが非弾性衝突をするなら、自ずとエネルギー変換が仕事以外の方法で行われると考えざるを得ない訳で、そうなってくるといなりマンさんが指摘されているように私の現在の知識では歯が立ちません。

ecoさんの提示して下さったモデルで全部説明がつくのか、それとももっと高度で複雑な現象が絡んでいるのか、今現在の私の知識では想像もつかないのが残念です。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:CA 投稿日:2004/08/18(Wed) 17:38:34

予備校生です。内容を読ませてもらい興味があるのでレスポンスします。
自分の習った範囲でしかわからないのでこの命題に自分なりの解答をぶつけてみたいと思います。

>仕事の原理により衝突している間の移動距離を計算しますと、衝突する物体が失うエネルギーの方が衝突される物体が得るエネルギーより大きいので、衝突する物体の移動距離の方が衝突される物体の移動距離より長くなってしまいます

もちろん以下に書く内容は考えた上での命題の質問だと思っていますが・・・
まず、衝突の瞬間は互いに働く撃力のみの考察になります。このことが運動量の保存につながります。(証明は省略)
次に失われるエナジーについてはkinetic energyの衝突前後の差を考えればいいのですから
速度を相対速度と重心速度でかきかえて整理します。
ここで計算すると、失われるエナジーは相対運動の減少分ΔEとなります。

物体Aが物体Bに衝突するとして物体Aの質量をM1、衝突前の速度をv1、衝突後の速度V1.物体Bの質量をM2、衝突前の速度をv2、衝突後の速度V2とします。(衝突後に両者の速度が等しくなるのはあとで代入すればすみますね)
vr=v2-v1,Vr=V2-V1,また跳ね返りの式より、Vr=-evr
よって失われるエナジー=ΔE=1/2 ×(1-e^2)×M1M2/M1+M2 ×vr
(計算面倒なので省略しました。)
e=1は完全弾性衝突でエネルギーは保存されます。
e=0は完全非弾性衝突でΔE=1/2 ×M1M2/M1+M2 ×vrです。

以上の考察から衝突によるエネルギーのやり取りがわかるわけです。(明記しないですけど、実際に手を動かせばわかります。)

ここでひとつ意見をいいます。
物理の解析は定義からモノを考えるもので、加速度が一定の上で成り立つ式を加速度が 一定なのかどうかも考えずにもちいたり、失われるエナジーの解析を考えないで公式の羅列で現象を解明するのはどうかと・・・。
またレスの内容は抽象的な返答が多々であり、現象解析あっての物理と言うのに反しているのではないでしょうか?
小僧のたわごとですので聞き流してもらえば結構ですm(__)m 


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/18(Wed) 21:14:02

受験生の方に意見を頂けるとは光栄です。
殆どが、受験OBの間での議論に終わってしまうものですから。

>物理の解析は定義からモノを考えるもので、加速度が一定の上で成り立つ式を加速度が 一定なのかどうかも考えずにもちいたり、失われるエナジーの解析を考えないで公式の羅列で現象を解明するのはどうかと・・・。

残念ですがこの意見は当を得ていません。
レスを読んでいただければ解ると思うのですが、この議論に参加されている方は全員、失われたエネルギーの解析は話の前提として理解されている方ばかりです。
話の焦点は別の所にあります。

それより、私が一番理解できないのは以下の部分です。

>公式の羅列で現象を解明するのはどうかと・・・。

高校では、仕事の原理とエネルギー、力積と運動量、そして弾性衝突と非弾性衝突を学んでいきます。
衝突の所では、運動量を力積と関連ずけて学びますが、エネルギーを仕事と関連ずけて学びません。
私が受験生だった頃、衝突の所を教えてもらった時、そのことにすごく違和感を感じた訳で、私からすれば、そのことを深く考えず、跳ね返り定数等を何の疑問も持たずに使って問題を解いてしまう方が、単に公式の羅列に数字を当てはめているだけの様に写るのですが。

その点はどうお考えですか。

また、物理を選択されている受験生の方の多くは、衝突を学ばれた際、私が提示した様な疑問等そもそも浮かんでこないものなのでしょうか。
教えて頂ければ、今後の参考になるので有り難いです。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:CA 投稿日:2004/08/18(Wed) 23:26:35

まず、話についていっていなかった事をおわびします。無知をお許しください。
ぼくは高校の授業では物理は天下り的な感じがして嫌いでした。
そこで出会ったのがファインマン物理学です。
高校生ながらもくもくと読みつづけました。今でも読んでいます。
ですが理解の度合いはと言うと・・・まだまだです。
そんな小僧のたわごとですが言わせてもらいます。
自分がこの命題を理解すると言う方向でお付き合い願うことになると思いますが。

>エネルギーを仕事と関連ずけて学びません

僕は考えました。ですが以下に書くことは間違っているかもしれないのでどんどん指摘してください。
力学に置いては完全情報により解決されるものは完全情報でときます。
だめなら部分情報でいこうというわけです。
この精神で問題をときます。では一次元衝突として
m1α1=-F(t)+f1, m2α2=F(t)+f2
F(t)とは衝突の瞬間の撃力で関数系が分からないわけです。(分かれば上の運動方程式で議論できますが。正確にわかるとだんげんできますか?)
つまり以下の内容で

衝突する物体の移動距離をxとすると次の式が成立します。

>V3^2-V1^2=-2ax・・・@
F=Ma・・・A
以上より、
x=M(V1^2-V3^2)/2F・・・B

このAは必ず成り立つと説明できるかと言うことです。
また衝突する物体が失うエネルギーを仕事で表すと、
Fx・・・@

衝突される物体が得るエネルギーを仕事で表すと、
Fx'・・・A
(Fは衝突する物体と衝突される物体との作用反作用の関係にある力なので大きさは同じ)

衝突する物体が失うエネルギーの方が衝突される物体が得るエネルギーより大きいので、
Fx>Fx'
従って、
x>x'
と言うことです。

ここでもFは時間の関数です。積分したわけですからFについての関数系の吟味はどうするのでしょうか?

また意図している所が違っているのなら教えてください。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:CA 投稿日:2004/08/19(Thu) 00:06:14

またまたちゃんとレスを読んでいませんでした。

>私も自分のレスに対して修正を・・・衝突とは非常に短い時間に完結する接触を意味しますからFは瞬間的に大きくなる時間関数で一定ではありませんから仕事はFxのように簡単に表すことはできません。したがって@式はそうした意味からも成立しないのです。それから、@からBを導いていますが、等加速度運動の場合に@に相当する式を公式として使う場合もありますが、この式はむしろ(MV3^2)/2-(MV1^2)/2=Fx と F=Ma から導かれるのです。

このことから分かるように僕が見つけたある矛盾点と一致しました。
ここで訂正。

>衝突する物体の移動距離をxとすると次の式が成立します。

>V3^2-V1^2=-2ax・・・@
F=Ma・・・A
以上より、
x=M(V1^2-V3^2)/2F・・・B

このAは必ず成り立つと説明できるかと言うことです。

ここではAがm2α2=F(t)+f2に該当するのでなりたちます。
ちなみに、f1、f2は衝突の瞬間に物体に衝突物体意外から受ける力の明記です。

撃力に比べカスな値(実験的事実で理解)なわけですから無視できますしもんだいないですね。

跳ね返り係数などは跳ね返る率という意味で相対速度の変化で定義したわけですから。僕は矛盾は生じません。




[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/19(Thu) 01:40:15

>F(t)とは衝突の瞬間の撃力で関数系が分からないわけです。(分かれば上の運動方程式で議論できますが。正確にわかるとだんげんできますか?)

確かにその通りですね。
厳密に解くなら微分方程式が必要です。

話を振り出しに戻します。
衝突する際の力が、時間に対し一定でないのは皆さん承知されています。
そして、時間に対し一定でない力は何も仕事に関する力を考える場合だけには限りません。
力積の場合の力にも当然当てはまります。
しかしながら、力積の場合の力はその平均値を算出し、定数でもって力を考え、力積や運動量変化を計算します。
ある意味理想化している訳ですね。
仕事の場合の力もその延長線で考えている訳です。
これもある意味理想化している訳ですね。
厳密に考えたいのなら、力積や運動量変化も微分方程式を使わなければいけないということになると思います。
私が問題にしているのは、微分方程式を使って問題を解決する、つまり時間に応じて変化する力をどの様に扱うかではないという事を理解して下さいね。


[4675へのレス] Re: 非弾性衝突の矛盾について 投稿者:CA 投稿日:2004/08/19(Thu) 08:20:59

tomooさんと議論できたことはとても楽しかったです。
自分が思っている、相手に伝えたい内容をうまく伝えることができないのは勉強不足、理解不足だと実感しました。
僕ができるのはニュートン力学です。
ここでの議論はその粋を超えている内容なのですね、残念ながら自分の無知をひけらかすだけでした。
お付き合いいただきありがとうございます。


[4674] 化学史 投稿者:よさげ 投稿日:2004/08/13(Fri) 00:49:37

医学部志望なんですが。過去問を見ると化学史がでてるんですよ。化学史でいい問題集があれば教えてください。


[4674へのレス] Re: 化学史 投稿者:CA 投稿日:2004/08/18(Wed) 18:00:26

失礼ですがあなたは問題集を解いてでしかものを覚えられない人なのですか?
化学史が出ると言ってもそれは高校の範囲内のことなのでは?
だったら教科書の巻末に年代別に載ってるはずだからそれを暗記すればいいと思います。
暗記の確認は化学史の出る大学を受けるともだちと問題を出し合うとか
自分で自分に出すとか方法はたくさんあるはず。
それに過去問とけばいいじゃないですか?
志望大学へのアプローチは個人個人違いますがそれについて考えるのもまたべんきょうだとおもいます。


[4673] 数学記号 投稿者:XJR 投稿日:2004/08/13(Fri) 00:18:56

教科書にのってなくて高校数学でつかえそうな記号教えてください


[4673へのレス] Re: 数学記号 投稿者:ケイ 投稿日:2004/08/14(Sat) 17:43:45

≡(mod)は難関大志望なら知っていてもいいと思う。


[4673へのレス] Re: 数学記号 投稿者:少年 投稿日:2004/08/15(Sun) 15:39:37

どういう意味ですか??因みに東大志望ですが、何か?


[4673へのレス] Re: 数学記号 投稿者:CA 投稿日:2004/08/18(Wed) 15:41:23

予備校生です。
≡(mod) は合同式のことです。
但し、≡は他に恒等的に等しいの意味もありますし、まれに〜と置くの
ときにも使います。
数学の記号は正確に使わないと減点になると聞いたことがありますし、
無理して使わなくてもいいと僕は思います。
もちろん知っていれば得することはありますけど・・・。
合同式は知らないのと知っているのでは差がありますね。
∃、∀、∈、などは駆使できれば論述などでは早く解答を書けます。
演習をつめば自然と記号が出てくるからそれで身に付ければいいのでは?


[4672] 悩んでます!聞いてください 投稿者:理人 投稿日:2004/08/12(Thu) 22:21:41

i今高2で生物と化学と物理の中から二科目選択で化学と生物をとってるのですが生物がかなり苦痛に感じているので3年になったら物理に変えようとおもってるんですけど厳しいですか?ご意見をきかせてください


[4672へのレス] Re: 悩んでます!聞いてください 投稿者:けんた 投稿日:2004/08/13(Fri) 19:59:33

今から生物をやらないで物理をやっていけば全然余裕だと思います。あせる必要もないとおもいますが・・・。僕は高3になってから物理に変えましたが問題ないです。やっぱり無駄なことしなければいいとおもいます。なるべく自分と合う参考書を見つけてください。ついでに僕のおすすめは浜島物理の実況中継をよみながら物理のエッセンスを解いていくのがおすすめです(実況中継読まなくてもエッセンスだけでわかるって人もいるが一応)。で、志望校にあわせて名問の森をやればいいとおもいますが、高2だったら名問に手をつけるよりも何度もエッセンスを理解して完璧にしたほうがいいとおもいます。まあ一応本屋とかで見てみてください。まったくの初心者には橋元先生のはじめからていねいにって本を薦めている人も多いですが、僕は十分実況中継でもわかるとおもいます。


[4671] 難系 投稿者:DIGGY 投稿日:2004/08/12(Thu) 21:10:52

新課程の難系は正弦波の数式、観測者が動く場合のドップラー効果
が削除されただけで、後は問題が新しくなっているというのが、
旧課程のものとの違いですか?
本屋に9月までに標問を終わらせてやろうと思うのですが、
旧課程のがない・・・。


[4670] 回折格子について 投稿者:ハル 投稿日:2004/08/12(Thu) 20:51:37

物理のエッセンスに載っている回折格子の図で、
スリットAから光線bに垂線を下ろしていますが
なぜ垂線を下ろすのかが分かりません。dsinθが
光路差になるというのもよく分からず...。誰か教えてください。


[4670へのレス] Re: 回折格子について 投稿者:ヤマモト 投稿日:2004/08/12(Thu) 23:51:53

aとbの距離の差はスタート地点をそろえてあげる<垂線>とそよの手前のdsinθです。よく考えれば分かると思います。
私もドップラー効果を理解するのに何冊も本読んで先生に聞いて2週間ほどかかりましたし。波はかなり苦労しました。


[4670へのレス] Re: 回折格子について 投稿者:ハル 投稿日:2004/08/13(Fri) 21:22:34

もう一度エッセンスよく読みなおしたら分かりました!
ありがとうございました!!


[4669] 数学の参考書 投稿者:数学者 投稿日:2004/08/12(Thu) 20:33:49

数学の参考書ではチャート式をオススメしている人が多いんですがそんなにいいですか?僕は細野真宏さんのをつかっているのですがこれはいいですか?


[4669へのレス] Re: 数学の参考書 投稿者:よさげ 投稿日:2004/08/13(Fri) 00:42:50

細野のよく分かるシリーズですね。この本はかなり良書ですが、どちらかと言うと解法理解本の分類に入ると思います。一方チャートは青・黄は問題集の分類かと。チャートは青の例題A・Bだけをやり、理解すればかなり力になりますので、そこでチャートの解答に疑問を感じたら細野投入!!。これがオススメです。


[4669へのレス] Re: 数学の参考書 投稿者:数学者 投稿日:2004/08/14(Sat) 14:10:32

返事ありがとうございます。
チャートですが例題だけで大丈夫でしょうか?


[4668] 東北大の化学 投稿者:ごっちん 投稿日:2004/08/12(Thu) 14:02:07

東北大・前期理系の化学を平均点をとるのにはどのレベルの参考書をやればいいですか?お願いします。


[4667] 光路差について 投稿者:ハル 投稿日:2004/08/11(Wed) 21:46:21

物理のエッセンス(力学・波動)の136ページのQ&Aにある
「光路差=nl-l=mλ」というのが理解できません。
nlというのはどういう風に出てきたのでしょうか?
誰か教えてください。お願いします・・・!


[4667へのレス] Re: 光路差について 投稿者:ヤマモト 投稿日:2004/08/12(Thu) 00:29:01

去年学校で教わって復習してないので曖昧なので間違ってたらすみません。
n=c/v
光が真空中をl進むのl/cかかるが、屈折率nの媒質中なら速さがn/cなのでl進むのにnl/cだけかかるので時間は道のり割る速さ。つまり空気中のnが媒質nの距離nlに相当する。このnlが光学距離といいます。
経路の差を、光学的距離に直した値を光路差といいます。
同位相なのでmλで強めあう条件でnl-l=mλだとおもいます。
129ページにありましたけど、新課程版ですか?


[4667へのレス] Re: 光路差について 投稿者:ハル 投稿日:2004/08/12(Thu) 10:10:03

ヤマモトさん、ありがとうございました。nlの意味がわかりました。
でも、「空気中のnが媒質nの距離nlに相当する」というのが
よくわかりません・・・。「空気中のl」ではないのですか・・???


[4667へのレス] Re: 光路差について 投稿者:ハル 投稿日:2004/08/12(Thu) 10:11:14

あ、わたしの使っているのは新過程版です。
これしか売ってなくて・・・。


[4667へのレス] Re: 光路差について 投稿者:ヤマモト 投稿日:2004/08/12(Thu) 16:38:18

真空中(空気)の距離lは、媒質n中では、距離nlになるということだとおもいます。イコールという意味ではないと思います。数研出版の教科書から言葉を取りましたけど。


[4667へのレス] Re: 光路差について 投稿者:ハル 投稿日:2004/08/12(Thu) 17:05:24

なるほど!わかりました。ありがとうございました!


[4666] 教えてください 投稿者:初心者 投稿日:2004/08/10(Tue) 13:02:50

先日、はじめからていねいにを終わらせました。そこで次にやるとしたら何をしたらいいでしょうか?物理の分野では力学のみやってます。


[4666へのレス] お願い 投稿者:猫背の狸(管理人) 投稿日:2004/08/11(Wed) 18:32:24

名前の付け方のルールに違反しています。
このスレッドへの返信で、新しい名前をお知らせください。
こちらで名前の変更をします。


[4665] 磁荷の存在、単位 投稿者:羽音 投稿日:2004/08/09(Mon) 22:42:30

電機分野の勉強が一通り終わり、先日から磁気の分野に入りました・・・が、その瞬間つまづきました。
橋本流大原則(以下、大原則)曰く、またこのサイト様の記事曰く、
「磁荷というものは存在しない。」
コレは納得がいきます。説明読んでなんとなく納得できました。
しかし他の参考書を見てみると「磁荷の単位はW(ウェーバー)である。」という記述があって、・・・・?という感じです。
自分的には「磁荷」というのは考える際に便利そうだから取り入れた考え方?とか勝手に考えましたがが、結局はよくわからないです(--;)
どなたかご教授お願いします。よろしくお願いいたします。


[4665へのレス] Re: 磁荷の存在、単位 投稿者:tk 投稿日:2004/08/10(Tue) 20:06:15

「磁荷」じゃなくて、「磁束」の単位ですね。

参考までに…
http://syllabus-pub.yz.yamagata-u.ac.jp/amenity/Electrochem/siUnit.asp?DSN=ElectroChem&nUnitID=20

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%81%E8%8D%B7


[4665へのレス] Re: 磁荷の存在、単位 投稿者:羽音 投稿日:2004/08/11(Wed) 22:02:48

うぁ、確かによーく読むと磁荷とは書いてない・・・(汗
磁束、磁束密度、BやらHやら・・・(ーー;
なんか電磁気の分野は言葉が多くて大変です。
参考URLありがとうございました。
もう少し腰据えてがっちりやってみます。


[4664] HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/08(Sun) 23:49:12

こんばんは。質問です
HFについてなのですが、水素結合のところの記述で、フッ素は電気陰性度が強いので水素の電子はひっぱられ裸のような状態になる、とかいてあったのですが
ということはH+とF-ということでイオン結合ではないのでしょうか?なぜ共有結合に分類されているのですか?


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:みや 投稿日:2004/08/09(Mon) 01:54:24

イオン結合は非金属と金属同士の結合で共有結合は非金属同士の結合だからですよ。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:工学屋 投稿日:2004/08/09(Mon) 05:33:28

H と F が価電子を1個ずつ出して共有した場合,H の最外殻 K殻が電子2個となり閉殻(=安定),F の最外殻 L殻が電子8個となり閉殻安定になることができます。
これに比べ NaF の場合には,価電子を1個ずつ共有しようとしても,Na の最外殻(M殻)が2個にしかならず,「閉殻安定」 となりません。このような場合には,Na は電子1個を完全に放出してしまうと,最外殻『L殻』が閉殻安定になることができるのです。こうなるのが 『イオン結合』 です。
物性論的には,上のみやさんの説明の通りです。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/09(Mon) 18:31:11

でも現象的にはイオン結合と同じことではないですか?みやさんのおっしゃることは定義ということでしょうか?


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:GAN 投稿日:2004/08/09(Mon) 19:10:14

二つの原子の間で共有電子対が形成されるところまではどの結合も同じです。
結合の分類はこの後に結合に関与した二原子間の共有電子対をひきつける強さの差できまります。
参考に;HgCl2などは共有結合をつくっています。
この理由を考えてみてください。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:工学屋 投稿日:2004/08/09(Mon) 19:48:31

>> ゆうき さん
> みやさんのおっしゃることは定義ということでしょうか?

定義ではありません。みやさんの記述も,ぼくが書いたことも,現象を説明するためのひとつの “モデル” に過ぎないのです。
分子 H2,Cl2 は100%共有結合で説明できます。NaCl は100%イオン結合で説明されます。
しかし一般の原子間結合は,共有結合性○○%,イオン結合性○○%と説明されるのです。そのことを述べているのが,GAN さんの記述です。
(参考) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%99%B0%E6%80%A7%E5%BA%A6


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/11(Wed) 11:47:47

>GAN さん
電気陰性度の差が小さいからではないですか?HFは差が大きいからイオン結合だとおもったのですが。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/14(Sat) 21:23:38

すみません。GANさんと工学屋さんのおっしゃることがわかんないです。電気陰性度の差できまるならば、HFもイオン結合ではないのですか?どなたか教えて下さい。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/15(Sun) 02:20:42

多少大雑把では有りますが、NaF等と同じくらい共有電子対がFの方に引き付けられているのであれば、イオン結合だと考えてもいいと思いますよ。
原理的には同じですから。
ただし、NaFは共有結合であると言ってはいけないことは理解して下さいね。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/16(Mon) 11:55:58

どっちでもいい、みたいなことですか・・?
>一般の原子間結合は,共有結合性○○%,イオン結合性○○%と説明されるのです。
この部分もtomooさんのおっしゃることとおなじということでしょうか?
あとまた疑問なんですけどHClは共有結合なのに液中でイオンになるのはどうしてですか?これもどっちでもということでしょうか?


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/16(Mon) 19:18:23

AgClはイオン結合なのに溶液中で殆どイオンにならないですよ。

>どっちでもいい、みたいなことですか・・?
どちらでも言い訳ではないです。
ゆうきさんがとても分類することにこだわってられる様なので、それと現象的には結果的に同じ事だと考えられるからです。
水素原子は、共有結合を作る事と水素イオンを作る事両方により安定できますから、個人的には分類することにあまり大きな意味がないと考えています。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/17(Tue) 13:50:11

水素原子は特別ということでいいのでしょうか?
>AgClはイオン結合なのに溶液中で殆どイオンにならないですよ。
イオン結合は弱いから液中で電離するのではないのですか?電解質と関係ないのですか?よくわかんなくなってきた・・。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/18(Wed) 00:22:08

>水素原子は特別ということでいいのでしょうか?

特別でもなんでもないです。
工学屋さんの話をもう少し解り易く言い直します。
ナトリウム原子は電子を放出して、ナトリウムイオンとなって安定したい訳です。
一方、水素原子は共有結合をして安定したい訳です。
しかしながら、電気陰性度が強い原子と共有結合してしまうと、場合によっては水素原子の周りに電子がなくなって、イオン結合と同じ様な状態になってしまう場合もある訳です。
普通、こういう場合はイオン結合に分類せずに共有結合に分類します。
ゆうきさんの様に結果に着目してこれをイオン結合に分類したいと言われるならばそれも間違いではなかろうということを言いたい訳です。

>イオン結合は弱いから液中で電離するのではないのですか?電解質と関係ないのですか?よくわかんなくなってきた・・。

この点は、もう少し勉強が必要な様なので、これ以上のコメントは差し控えさせて頂きます。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/18(Wed) 18:03:07

水素原子は電子が一個しかないのでイオンになりにくいということでしょうか?
電解質のところもう一度調べてみます。わからなかったらまた聞かせてください。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/19(Thu) 02:21:24

>水素原子は電子が一個しかないのでイオンになりにくいということでしょうか?

イオン化傾向を調べてみて下さい。
私はHgCl2が共有結合だと知らなかったのですが、その考え方によればHgCl2が共有結合だという事も納得いくのではないでしょうか。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/19(Thu) 11:59:41

水素も水銀もイオン化列のうしろの方だからイオンになりにくい→共有結合ということですか?でも銀はかなりイオンになりにくいのになぜAgCiはイオン結合なのですか?イオンになりにくいから電離しないということですよね。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/19(Thu) 14:18:11

>水素も水銀もイオン化列のうしろの方だからイオンになりにくい→共有結合ということですか?でも銀はかなりイオンになりにくいのになぜAgCiはイオン結合なのですか?

共有結合とイオン結合の違いをもう一度考え直す必要があると思います。

>イオンになりにくいから電離しないということですよね。
Ca原子は水素原子に比べ遥かにイオン化傾向が強いのに、CaCO3は殆ど電離しませんよね。

木を見て森を見ずということわざがあります。
以前にもゆうきさんの質問に答えさせて頂きましたが、一つだけの現象にだけこだわって、その背後にある大きな理論に対する充分な認識が足らない様に思います。
今まで出てきた様々な現象の背後には一体どの様な理論的一貫性が隠されているのかを、もう一度じっくり考えてみることをお勧めします。
おそらく、教科書や高校レベルの参考書には載ってないと思いますが、それを繰り返すことで強い頭が作られていきます。
そして、その考えがまとまった所で、もう一度質問されては如何ですか。


[4664へのレス] Re: HF 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/19(Thu) 23:31:25

わかりました。もう一度よくかんがえてから新しく書き込ませてもらいます。長々と付き合っていただきありがとうございました。


[4663] 2π/5 投稿者:少年 投稿日:2004/08/08(Sun) 14:39:21

東大2次の数学の答案の書き方で質問です。
最近数学の問題でよくcos2π/5が出てくるのですが、この値は覚えておいて、(-1+√5)/4と出しても構わないのでしょうか?また、逆に(-1+√5)/4が出てきたら、「cos2π/5なので、角度は2π/5」としても良いのでしょうか?
π/5,3π/5,4π/5,π/12,11π/12などについても、覚えておいて使ってもいいのかどうか教えてください。一応、3角形を利用して2π/5が、半角公式でπ/12が出てくることは知っています。

よろしくお願いしますm(__)m


[4663へのレス] Re: 2π/5 投稿者:仙人 投稿日:2004/08/09(Mon) 10:25:58

問題にもよると思うよ。
例えば、93年(確か)の有理数であることを示せ、みたいな問題はしっかりと求める必要があるでしょ。
問題が何を求めているか、cos2π/5を求めることに主眼を置いていないなら、さらっと求め方を書けばいいと思われる。
試験中どうしても時間がない、ってことになったら、求め方などは書かずに
数値を書いて答えまで出してしまうのがいいでしょう。
だから、数値は覚えておいて損はないかな。

>逆に(-1+√5)/4が出てきたら、「cos2π/5なので、角度は2π/5」
これは違うよね。cos8π/5とかもあるし。それになんか危険な気がする。


[4662] 力積 投稿者:ケン 投稿日:2004/08/07(Sat) 18:26:40

とある問題で詰まっております。

出展:理科大98年過去問
「質量mの小球Aを長さLの糸につなぎ静かに吊りさげる。
図に示すようになめらかで水平な床上を、質量5m、斜面部分と床の角度が30°の台形物体Bを速さvで運動させ、なめらかな斜面部分と小球Aを衝突させた。その衝突は完全弾性衝突とする。
衝突直後の台形物体Bの速さは、 (ア) * v である。
小球Aの速さv1は (イ) * v である。
(ア)と(イ)に当てはまる数字を入れよ。
ただし√、分数はそのままでよい。」

図→ http://test.ten.thebbs.jp/1091537914/x30
答え→ア=19/21 イ=20/21

まず初めに完全弾性衝突なのでエネルギー損失0と見て、衝突前後での運動エネルギーの保存側を作りました。
次に運動量保存側を立てようとしたのですが…衝突による力積のかかり方、更に衝突直後の台車物体とAの速度方向などの見当が付かなく手も足も出ない状況になっております。
速度を斜面方向と斜面に垂直な方向に分解などもしてみたりしたのですが、衝突直後の運動方向の見当が付かないのでどうにもこうにもいきません。
更にこの問題はこの後、小球は水平面となす角αで運動していく、となっております。小考察ながら衝突によって両者の物体には斜面と垂直な方向にお互い等しい力積を受けるのではないのかと考えていたので、この後αの角度で飛んでいくとなりイメージがごちゃごちゃになってしまいました。
どうか運動量と力積のアプローチの仕方をご教授お願いいたします。


[4662へのレス] Re: 念のため画像直URL 投稿者:ケン 投稿日:2004/08/07(Sat) 18:27:36

http://test.tenten.thebbs.jp/1091537914/I1091537914-30.gif


[4662へのレス] Re: 力積 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/10(Tue) 02:59:32

>次に運動量保存側を立てようとしたのですが…衝突による力積のかかり方、更に衝突直後の台車物体とAの速度方向などの見当が付かなく手も足も出ない状況になっております。

運動量保存則は、地面に水平方向の成分と鉛直方向の成分に分けて考える必要がありますが、この問題では、地面に水平方向の成分を考えるだけで充分です。
というか、鉛直方向の運動量保存則は式を立てることが出来ません。
壁にボールが当たって跳ね返る場合、壁とボールの運動量をいちいち考えませんよね。
壁の質量があまりにも大きいからです。
そのため、跳ね返り定数を用いて壁に当った後のボールの速さを求める訳ですが、本問では問題文からエネルギー保存則が成り立つのは明らかなので、この条件式で補うことが出来ます。

つまり、エネルギー保存則と、水平方向の運動量保存則のみで答えは求まると思います(計算してみましたが、台車は小球が当っても跳ねたりしません。水平方向のみの運動をします。小球は勿論、斜面に垂直に跳ね返ります)。


[4661] 波動 投稿者: 投稿日:2004/08/07(Sat) 16:58:15

波動が全然わからないので助けてください

ものすごい初歩的ですが縦波、横波の違いも分かりません。波の式y=Asin〜ってかかれても何のことだかさっぱりで・・・

ほとんど独学なのでどうか波について教えて下さい


[4661へのレス] Re: 波動 投稿者:シャープ 投稿日:2004/08/08(Sun) 11:19:48

今なにをやっている状態なんでしょうか?教科書だけでわからないならとりあえず、橋元の物理をはじめからていねいに、を薦めます。具体的にわからない問題があるならここで質問するといいと思います。


[4660] 数学の問題集について 投稿者:ぽえ 投稿日:2004/08/07(Sat) 16:07:02

筑波の医学部と早稲田の理工学部を目指している高3です。筑波に重点をおいて、今数Vの参考書で微積分基礎の極意をやろうとしています。その前に私は図形的な問題が少し苦手なのでまず図形的な問題を得意にしたいのですが、どういう問題集がおすすめでしょうか?


[4659] 物理T・・? 投稿者:某家庭教師 投稿日:2004/08/06(Fri) 23:03:02

すいません、教えてください。
今高二の生徒を持つ家庭教師の者です。
私の生徒の学校は毎年十数人旧帝に行くようなそれなりの進学校なので
すが、物理のカリキュラムが物理TBではなく、物理Tになっているの
です。
普通、物理は力学から入るのが常識だと思うのですが、物理Tでは、いき
なり電気から入り、ベクトルや力の単位、ニュートンの概念をまったく
もたないまま、いきなり「力=電場×電荷」から入っていたり、
コンデンサー、キルヒホッフ、ローレンツなどをまったく触れないまま
電気が終わっていたりします。
それなりの進学校なのですが、とてもじゃないけどこれで入試に対応
出来るとは家庭教師の立場から見て思えません。
最近の高校ではこういった物理Tから履修する高校が増えているので
しょうか?
そして、そういった高校は物理TB・Uを履修しないまま卒業するので
しょうか?
そしてどうやって受験物理に対応していくのでしょうか?
そういった事情に詳しい方どなたか教えていただけたらうれしいです。
長文すいませんでした。


[4659へのレス] Re: 物理T・・? 投稿者:kesuke 投稿日:2004/08/06(Fri) 23:17:17

たぶん、旧課程のTBが新課程のTだと思いますよ、
具体的には知りませんが、
TUをあわせた全体の範囲は旧課程と殆ど同じだと思いますよ。


[4659へのレス] Re: 物理T・・? 投稿者:Peri 投稿日:2004/08/07(Sat) 01:17:40

自分はどの生徒さんと同学年の新課程組ですが、
自分の高校では「力学」から入りましたよ。
学校の先生が「今年からの教科書はどこもカスなので、物理TもUも教科書を買わせて、旧課程どうり進める。全く、新課程は益々馬鹿な生徒を作りますねぇ」(担任は相当な自信家)っと。。
ですから、力学をやらせたほうがイイと思います


[4659へのレス] Re: 物理T・・? 投稿者:たにけい 投稿日:2004/08/09(Mon) 08:06:03

私も高2で新課程で学習することになっていて、学校でも教科書どおりに電気から入り高2になってやっと力学をやりましたが、私は物理は力学からだ!と思っていたので学校を無視して河合塾の「物理教室」を呼んで独学しています。今では独学の方が自分できちっと理解できるし授業よりペースがはやいのでサイコーです。


[4657] 化学反応 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/06(Fri) 15:05:37

連続ですみませんが気になったのでおねがいします。化学の反応はより安定するほうに変化すると思うのですが(僕の予想ですけど)、化学反応で酸化還元と中和以外に反応はありますか?これが分かれば化学反応式を丸暗記しなくてもいいような気がするのです。


[4657へのレス] Re: 化学反応 投稿者:L 投稿日:2004/08/06(Fri) 15:25:34

「福間の無機化学」という本に化学反応式の作り方が載っているので見てみたらどうですか?


[4657へのレス] Re: 化学反応 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/08(Sun) 17:19:04

おそくなってすみません。明日みにいきます。ありがとうございました。


[4657へのレス] Re: 化学反応 投稿者:みや 投稿日:2004/08/09(Mon) 01:59:29

高校の範囲ではその二つ以外にありませんよ。まあ中和には水を生成するものの他に追い出し反応や、錯体形成反応、沈殿反応などありますが・・・。化学反応式は一つも覚える必要はありませんね。


[4657へのレス] Re: 化学反応 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/09(Mon) 18:45:37

今日「福間の無機化学」みたのですがみやさんのおっしゃるとおりでした。有機の置換反応とか脱水とかも酸化還元と中和のどちらかに含まれるのですか?明らかに酸化還元とか中和とわからない反応でも(その錯体形成反応、沈殿反応とか)訓練すれば生成物が予想できるようになるのでしょうか?
この掲示板は2つの記事を同時にやっていいのですか?もしダメならこっちを先に終わらせたいと思います。


[4656] 高2の夏からの物理 投稿者:ヒロ 投稿日:2004/08/06(Fri) 13:24:35

こんにちは。初めまして。
現在高2で名古屋工業志望で物理T・Uが必要なんですが
理科の選択科目が生物なので独学で物理を
やろうと思い、「はじめから〜(力学編、熱・波動・電気編)」を
買ったのですが新課程でもこれ全部範囲ですか?
また今から、間に合いますか?


[4655] 一瞬真っ青!一体どうなのでしょうか? 投稿者:アオイ 投稿日:2004/08/05(Thu) 22:25:22

はじめまして、アオイというものです。現在焦りに焦りまくっている高3です。
先日行われた駿台のマーク模試で物理71点(自己採点)という悲惨な点数をとってしまっため、「コリャやばい。」と思い翌2日より「光速の物理」をはじめてみたところ、力学のはじめのほうはまだ解けたものの、単振動や円運動、まぁ、要するに旧課程で言う物理Uの範囲が滅茶苦茶で
「こりゃ、『物理のエッセンス』に手を出すか。」と思い今日買ってきた次第です。
しかし、買ってしばらくは解いていたのですが運動量の所で「物理Uの範囲です」とかかれており、ビックリ!!!!!!
一瞬ほんとに背筋が凍りました。「この数時間は!?約1800円は!?間違えて買ってしまったのか!?」と。
前置きがかなり長くなってしまいましたが質問はというと

「物理のエッセンス 新課程対応 改訂版」(2冊とも)は旧課程の人間がやっても全然問題ないのでしょうか?それとも欠ける部分や過剰な部分も含まれているのでしょうか?教えて下さい。

また、ここからは解法の質問になるのですが、
私は「束縛条件」と言うものに出会ってからは、普通非慣性系で解く問題をそこだけは束縛条件を使って解くという少々やっかいな癖がついてしまいました。
例えば、
「滑らかな水平台の上に質量Mの三角台の上に質量mの球を置いたところ転がらずに滑り落ちた。斜面に沿ってL滑り落ちた時の速さvを求めよ。」
等のような、慣性系で解くとすっごく面倒くさくなるような問題です。実際解いてみるとこっちは十何行もかかったのに解答は慣性力でさらっと流してあるなんてことはしばしば・・・。
僕も、非慣性系で解く方が簡単だとは思っているのですが、慣性力という力は実際には働いていない力(地面から見ると・・・という事)だから、どうも慣性力っていう考え方が気にいらないのです。
しかし、今は大学に入る手段として物理を学んでいる身・・・やはりここは「非慣性系のほうが楽」と割り切ったほうが良いのでしょうか?
この点もどうか教えて下さい。


[4655へのレス] Re: 一瞬真っ青!一体どうなのでしょうか? 投稿者:アオイ 投稿日:2004/08/05(Thu) 22:27:30

連続レスすいません。
上の僕の記事で一人称が「私」と「僕」になっておりますが、「僕」で統一したいと思います。
迷惑掛けてすみません。


[4655へのレス] Re: 一瞬真っ青!一体どうなのでしょうか? 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/06(Fri) 03:33:21

>僕も、非慣性系で解く方が簡単だとは思っているのですが、慣性力という力は実際には働いていない力(地面から見ると・・・という事)だから、どうも慣性力っていう考え方が気にいらないのです。
しかし、今は大学に入る手段として物理を学んでいる身・・・やはりここは「非慣性系のほうが楽」と割り切ったほうが良いのでしょうか?
この点もどうか教えて下さい。

確かに、気持ちとしては分らないことも無いですね。
ただ、慣性系で解ければいいのですが、受ける大学によっては解けないような問題も多々あるように思います。
例えば、バネの両端に重りをつけ、単振動させながら自由落下させたときの周期を求める問題や、円テーブルの中心にバネをつけ、テーブルを回転させながら単振動させたときの周期を求める問題などでは、非慣性系で式を立てる以外に問題を解く方法は無い様に思います。
やはり、非慣性系で式を立てられることに越したことは無いですね。


[4655へのレス] Re: 一瞬真っ青!一体どうなのでしょうか? 投稿者:仙人 投稿日:2004/08/06(Fri) 16:44:06

受験にあせりは禁物だよ。アオイ君は自分のすべきことが分かっていていいじゃないか。
俺なんて現役のときは物理が苦手だ、って分かっていたにも関わらず、物理を無視し続けたもの。いまはまぁ、大学生ですが。


[4655へのレス] Re: 一瞬真っ青!一体どうなのでしょうか? 投稿者:pos 投稿日:2004/08/06(Fri) 21:16:57

定義から学んでみたら慣性力は分かりますよ


[4655へのレス] Re: 一瞬真っ青!一体どうなのでしょうか? 投稿者:アオイ 投稿日:2004/08/06(Fri) 21:48:17

なるほど・・・定義からですか。
よし、「新・物理入門」を明日、立ち読みでもしてくるか・・・。
そこで、解らなかったらお世話になりたいと思います。

あと、しつこくて申し訳ありませんが、
今日も本屋三件回ってみたのですが、エッセンスがどこも「新課程対応」のものしか置いてないんです。
そこで、物理の新課程と旧課程(現行課程?)との違いって何かあるのでしょうか?
今日、学校配付の旧課程の問題集と比べてみたところ、運動量など前はTBだったものがUになっているというかんじだけのようでTBU全体では範囲は変わっていないように思えるのですが。
どなたか詳しい方、いらっしゃいましたら教えて下さい。


[4655へのレス] 参考ページ 投稿者:猫背の狸 投稿日:2004/08/07(Sat) 10:33:18

河合塾のサイトに新旧課程の違いと入試への影響について
分析したページがあります。
http://www.keinet.ne.jp/keinet/doc/keinet/jyohoshi/gl/toku0404-2/part3_1.html

http://www.keinet.ne.jp/keinet/doc/keinet/jyohoshi/gl/toku0404-2/part3_1.html


[4654] 塩素と亜硫酸ナトリウム水溶液 投稿者:ムケムケマイマイ 投稿日:2004/08/05(Thu) 20:45:01

こういう質問ルール違反じゃなかったらいいのですが・・・
Cl2+2Na2SO3+H2O→?
っていうのがなんか二種類あって、でどっちもわからないのですが、教えてくれませんか?


[4653] 質問 投稿者:やしこ 投稿日:2004/08/05(Thu) 18:22:19

こんにちは。エッセンスの62ページEx(1)の質問です。
物体Qがばねをつけた状態で床に置かれている。左からPがvで進んできた。ばねが最も縮んだときのPの速度は?
ばねが最も縮んだ時、Pの速度は0だと思ったのですが、相対速度が0なだけだとかいてありました。なぜ違うんでしょう?2つとも動いているとなると運動の状況がいまいちつかめません・・。お願いします(><)


[4653へのレス] Re: 質問 投稿者:ヤマモト 投稿日:2004/08/05(Thu) 19:42:16

P15ページの14の問題に似ていると思います。
もっとも近づく、相対速度が0になる(相対速度が正の間は更に離れ、負は接近になる。ですから、Qから見てPの速度は0ですが、PとバネとQは地面に対して一体となって動いているので、飛んできた物体が突き刺さって一緒に動き出すという感じだと思います。


[4653へのレス] Re: 質問 投稿者:やしこ 投稿日:2004/08/06(Fri) 00:16:57

ヤマモトさん、回答ありがとうございました!おかげで運動のイメージがはっきりしました^^ あのでも・・この場合の相対速度は(Pの速度)−(Qの速度)だから相対速度が正だとQの方が遅くて二物体は接近する ・・であっていますよね?


[4653へのレス] Re: 質問 投稿者:ヤマモト 投稿日:2004/08/06(Fri) 14:09:16

いいと思います。 


[4652] 物理の勉強法について 投稿者:ぽえ 投稿日:2004/08/04(Wed) 21:52:49

物理の勉強法について質問です。今物理は高1でやって以来学校の授業をとっていなくて独学でやっています。エッセンスだけをひたすらといているだけなのですが、いまいちわからないところはどういう風にすすめればいいのですか?わからないところがでてきたらとりあえず先にいって、後から解きなおすつもりなのですが。。。


[4652へのレス] Re: 投稿者:むにゅう 投稿日:2004/08/05(Thu) 14:10:25

変な参考書もいいが、とりあえず教科書をじーっくりと読んでみよう。
たかが教科書と侮るのは愚かです。必要な事は全て書いてあるはずなんだから。
さらにそのエッセンスとやらの解説もじーっくりと、理解できるまで読んでみよう。わからないから飛ばすというのは個人的にはあまり賛成しません。

受験は付け焼き刃で何とかなるかもしれませんが、思考力というのはこういう苦労をしないと身につくものではないと思います。何年生か知りませんが、ここまで独学でやったのなら最後まで頑張って下さい。


[4652へのレス] Re: 物理の勉強法について 投稿者:Don 投稿日:2004/08/05(Thu) 21:19:43

エッセンスで分からないところは飛ばさないで、ここで聞いてみてはいかが?
あとエッセンスは別に変な参考書じゃないからご心配なく。教科書は見た事ないからよく分からないけど、基礎的な事がしっかり書かれてるはずだから、分からなくなったら見るといいと思います。


[4652へのレス] Re: 物理の勉強法について 投稿者:ぽえ 投稿日:2004/08/05(Thu) 23:21:51

Donさんいつもありがとうございます。前回(数V微積分についての参考書)といい大変助かります。わからないところが出てきたら周りにきくか、ここで聞くかにします。ありがとうございました。


[4651] 初心者です 投稿者:サンプラザ 投稿日:2004/08/04(Wed) 16:39:39

学校で物理をやってますがまったくわからず、初めからていねいにと大原則を買いました。そこで初心者はどちらから始めるのがいいでしょうか?


[4651へのレス] Re: 初心者です 投稿者:T.K 投稿日:2004/08/04(Wed) 20:20:52

「はじめからていねいに」(力学編)からがいいですよ。でも、大原則をいきなり理解できるのであれば大原則から入る方がいいと思いますが。


[4650] 英語について 投稿者:のり 投稿日:2004/08/03(Tue) 23:28:45

センター試験の英語がなかなか点が取れません。おとといの駿台もしでも155点しかとれませんでした。180点取る方法・センターの文法・文並び替えについてあどばいすお願いします


[4650へのレス] Re: 英語について 投稿者:ciman 投稿日:2004/08/04(Wed) 01:10:53

155点というのは今の時期としては高いんじゃないですか?
とは言いつつも、センターに限って言えばまずは自分がどこを間違えているのか分析することが大事だと思います

2次試験のための勉強さえやっていれば、文法や並び替えなら知識的にセンター用に補わなければいけない部分は無いと思うので、とりあえず2次対策をすれば大丈夫なはずです。
むしろ一問一問自分が間違えた場所や分野をチェックして問題集に戻るなりしましょう。

アクセントを間違えたなら、アクセントの問題集をやれば解決します。
長文で間違えたなら、なぜその選択肢を選んだのか思い出したのか思い出しながら、答えを見れば間違えた原因が分かるはずです。

その答えに関連する部分の単語が分からないことが原因なら単語集を頑張ればいいし。
文法的に読み間違えたなら、その文法の部分をチェックすれば済むはずだし。
選択肢が紛らわしいせいで間違えたなら、現国だと思ってちゃんと選択肢を比較して解く癖をつければいいはずです。

後は量さえこなせば自然に点数は上がると思います。これ重要です。

僕の場合だと、1月からちゃんとセンター対策をはじめて最初は140,150とかだったけど、過去問やらを解きまくったら本番は180ちょっと行ったので


[4650へのレス] Re: 英語について 投稿者:のり 投稿日:2004/08/04(Wed) 22:48:52

ciman さん返信ありがとうございます。今日Z会のセンター演習をといてインターネットで採点したところ自己最高点の174点をとれました。かなり自信がつきました。が最後の長文で3つまちがったため6番がよわいと思われます。正しいもの選べ問題は常に消去法でといてるのですが根拠をさがしたほうがいいですか?


[4650へのレス] Re: 英語について 投稿者: 投稿日:2004/08/05(Thu) 07:19:29

6番といえば小説または物語文などなので、問題文の特性上、6番の問題の解き方としては、まず書いてある事実内容と照らし合わせて(つまりのりさんがいう根拠をさがしてということです)間違ってるものにバツをつけ間違ってないものは保留。
そうするとだいたい一つにしぼれるのでそれが正解ですかね。
ようするに消去法ということですが、、
ただ論説文の説明文や評論文などではこの選び方はしないほうがいいです。


[4650へのレス] Re: 英語について 投稿者:ciman 投稿日:2004/08/06(Fri) 23:58:21

返信遅れました
6番とかの解き方っていうのは、現国の解き方にもつながりますよね
僕が解き方として参考にしたのは中経出版の速読英語長文・小説の解き方っていうものです
今、あるかどうかちょっと分かりませんが
消去法についてですが、確かに常にベストって言うわけじゃないと思います。というのは、選択肢で選ぶのは「最も適当なもの」であって、案外どの選択肢も大体あっていたり、どれもなんか違う感じがする場合がありませんか?
やっぱり下線部の周辺に戻って、選択肢の根拠になる部分を探すということを地道にやるのが早いと思います。
最初は時間がかかるかもしれないけど、結局毎回勘に頼って進めると力がつかないのかなとは思います


[4649] エッセンスについて 投稿者:CURE 投稿日:2004/08/02(Mon) 21:05:47

はじめまして。
現在高3で物理が大の苦手でして…。
質問なのですが「エッセンス」への取り組み方です。
みなさんはどのように解き進めていってるのでしょうか?
自分は「大原則」と「はじめからていねいに」を何度か読み、
エッセンスに取り掛かったのですが、一問一問理解し、とけるようになるまで大幅に時間がかかって思うように進みません。
なんだか行き詰まってしまいまして…。
良かったらみなさんはどのように進めているのか教えてください。
お願いします。


[4649へのレス] Re: エッセンスについて 投稿者:シャープ 投稿日:2004/08/03(Tue) 01:22:56

自分もかなり時間かかりましたよ^^;(前日に間違えたの復習+新しいの10問で3時間くらい)
>大幅に時間がかかって
というのはどのくらいのことなんでしょうか^^;?


[4649へのレス] Re: エッセンスについて 投稿者:CURE 投稿日:2004/08/03(Tue) 10:18:28

シャープさん>

返信ありがとうございます。
前日の復習+新規10問で3〜4時間かかることもしばしば…。
シャープさんよりも時間かかってますね(^^;


[4648] ボルタ電池 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/02(Mon) 17:44:46

こんにちは。ボルタ電池の仕組みについての質問なのですが、参考書にzn>cuのイオン化傾向によっておきるみたいなことがかいていたのですが、イオン化傾向を比べるのは液中のHではないのですか?自分はznはHよりイオン化傾向が大きいのでznはzn+になりH+は水素になると理解していたのですが。


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:ファインメン 投稿日:2004/08/02(Mon) 19:53:48

ゆうきさん>>初めまして。
ゆうきさんの考え方で半分以上あってますよ。
ただH[2]のイオン化傾向がZn>H[2]>Cuっていう風になってるってだけです。
たぶん、その解説はZn>Cuを直接の理由に挙げてるのではなく、
「CuじゃなくてZnが溶け出すんだよ。」
ってのを強調したいだけだと思いますよ。


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/03(Tue) 09:10:31

そうでしたか。よかったです。でもこの考えだとダニエル電池が説明できないのですが・・。別の考えなのでしょうか?


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:Tomoo 投稿日:2004/08/03(Tue) 14:13:15

>でもこの考えだとダニエル電池が説明できないのですが・・。別の考えなのでしょうか?

私は、この考えでダニエル電池の原理も説明できると思うのですが、ダニエル電池のどの部分が説明できないのでしょうか。


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:ファインメン 投稿日:2004/08/03(Tue) 17:24:38

ゆうきさん>>使ってる溶液に注目してみましょう!!


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/04(Wed) 22:40:42

溶液は亜鉛のとこには硫酸亜鉛U、銅のとこには硫酸銅Uですよね?イオン化列は何と何をくらべればいいのですか?


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/05(Thu) 02:03:05

>銅のとこには硫酸銅Uですよね?イオン化列は何と何をくらべればいいのですか?

ひょとしたら、ボルタ電池についても未だ何か勘違いがあるのかもしれませんね。
ボルタ電池で電子を放出する候補者にあがるのは、亜鉛と銅と水です。
水が電子を放出すると仮定した場合、酸素と水素イオンが生成する訳ですが、この様な反応は自ら進んでは起こらないですよね。
この様な反応が起こるのは、強制的に電気を流す電気分解の場合だけです。
そこで、電子を放出する候補者は亜鉛と銅に限定される訳で、H(Hが何を意味するのかがとても重要です。水か水素かと言うことです。この場合当然水ですが、今述べたように水は自ら進んで電子を放出しません。だから、イオン化系列に記載されているHはH[2]とされているのです。勿論、水素は水に殆ど溶けませんから考える必要はありません)をそもそも考える必要はないのです。
電子を放出する候補として亜鉛と銅が残る訳ですが、勿論イオン化傾向の強い亜鉛が電子を放出します。
では次に電子を受け取るのは誰かと言うと、ボルタ電池の場合、水素イオンしかないのです。
銅版の所で水素イオンが電子を受け取れば電流が流れますが、亜鉛版の所で電子を受け取ると上手く電流が流れません。
確かこれを分極と言うと思います。

ダニエル電池でも電子を放出する候補者は同じで、Hをそもそも考える必要はありません。
では次に、電子を受け取る候補者ですが、銅イオンと水由来の水素イオンがあります。
水由来と言っても電子を受け取れば結局水素になる訳ですから、イオン化傾向に沿って電子の受け取り易い方を考えればいい訳です。
自信は無いですが、おそらく合っていると思います。


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/05(Thu) 08:44:07

>水は自ら進んで電子を放出しません。だから、イオン化系列に記載されているHはH[2]とされているのです。勿論、水素は水に殆ど溶けませんから考える必要はありません
すみません。この部分がわかりません。
>電子を放出する候補として亜鉛と銅が残る訳ですが、勿論イオン化傾向の強い亜鉛が電子を放出
イオン化傾向は液中のもの同士をくらべるのではないのですか?


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:tomoo 投稿日:2004/08/06(Fri) 01:58:32

>イオン化傾向は液中のもの同士をくらべるのではないのですか?
>でもこの考えだとダニエル電池が説明できないのですが・・。別の考えなのでしょうか?

ゆうきさんの考えられていることを理解するのに大変労力を要しました。
やはり、文章だけで相手の真意を読み取るのは骨が折れますね。

話を本題に戻しますと、勿論Yesです。
硝酸銀水溶液に銅板を入れた場合、銀よりも銅のほうがイオン化傾向が強いため、銅は銅イオンになり、銀イオンは銀になります。
これは、銅板の周りの銀イオンと銅とのイオン化傾向の違いを考えている訳です。

次にボルタ電池ですが、これも水素よりも亜鉛のほうがイオン化傾向が強いので、亜鉛は亜鉛イオンになり、水素イオンは水素になります。
これも、亜鉛板の周りの水素イオンと亜鉛とのイオン化傾向の違いを考えている訳です。

次にダニエル電池ですが、亜鉛板の周りには亜鉛イオンしかないので一見イオン化傾向に差が無いように見えますよね(おそらく、ゆうきさんはこの部分を問題にされているのだと考えております)。
しかし素焼きの向こう側には、亜鉛よりイオン化傾向が弱い銅のイオンが存在しています。
別に亜鉛板の周りに亜鉛よりイオン化傾向の弱い金属のイオンが存在していなくとも、もう片方の電極の周りに存在していれば全体として反応が進む訳です。
つまり、亜鉛板から亜鉛がイオンとなって溶け出せるということです。
ここの部分を問題にされているのであれば、私が上で述べた話は突っ込みすぎた議論になりますので、考えない方がよいと思います。


[4648へのレス] Re: ボルタ電池 投稿者:ゆうき 投稿日:2004/08/06(Fri) 15:01:12

わかりにくい文章ですみませんでした。tomoo さんのおっしゃることがまさに僕の知りたかったことです。仕切りは関係なかったのですね。納得できました。ありがとうございました。
ファインメンさんも遅くなりましたがありがとうございました。


[4647] 微積物理の問題集 投稿者:コック 投稿日:2004/08/02(Mon) 16:45:20

はじめまして自分は今東進衛星予備校で苑田先生の物理の講座を受けてるんですが、微積物理の問題集ってありますか?


[4647へのレス] Re: 微積物理の問題集 投稿者:ファインメン 投稿日:2004/08/02(Mon) 19:45:59

コックさん>>初めまして。
ここのHPのコンテンツをご覧になりましたか??
コックさんの知りたいこともちゃんと書いてありますよ。


[4646] 物理and化学 投稿者:サンドイッチ 投稿日:2004/08/01(Sun) 22:40:45

志望校は東北大・工です。物理と化学についてなんですが、物理のエッセ

ンスは前から持っていたものの、本棚に並べていただけで手をまったくつ

けていませんでした。今までは学校で配られたリードαをやっていました。

そこで、これからエッセンスを始めようと思っているのですが、東北大の物

理は結構難しいと聞いているので、これだけでは不安です。あと化学はリ

ードαと重問で入試までいこうと思っています。これらについてこの問題集

使うならこっちのほうが良いのでは?など指摘して頂けるとうれしいです。


[4646へのレス] Re: 物理and化学 投稿者:Don 投稿日:2004/08/04(Wed) 11:34:12

東北大の問題についてはあまり詳しくないですが、受験生だった頃に何題か解いた事あります。難しい問題が多かったような印象があります。ここの掲示板だと、おすすめする物理問題集となると「名問の森」か「難問題の系統とその解き方」だと思います。エッセンスをやるならば、名問の森もやっってみてはどうですか?一度リードαをやっていたということならば、エッセンスもけっこうスムーズに進むと思うので、名問は並行してやるといいと思います。
東北大の化学は解いた事がないので分かりませんが、重問しっかりやれば問題ないと思います。


[4646へのレス] 返信ありがとうございます。 投稿者:サンドイッチ 投稿日:2004/08/04(Wed) 21:29:19

さっそく物理については名門の森を買ってエッセンスと並行してやっていきたいと思います。化学についてもリードαと重問を並行してやっていこうと思います。重問についてですが、一冊全問こなすのはボリュームがあってできないと思うので何か良い使い方ありませんか?


[4646へのレス] Re: 物理and化学 投稿者:Don 投稿日:2004/08/04(Wed) 23:53:18

A題はなるべく全部やって理解して、B題は必要と思われるものだけやって、無理に全部やらなくてもいいと思います。ただ、過去問などを見て傾向とか難易度などチェックする必要があります。暑いですが、来年の今頃は大学最初の長い夏休みだ!と思って頑張ってください。


[4646へのレス] ありがとうございます。 投稿者:サンドイッチ 投稿日:2004/08/06(Fri) 18:48:52

これからの勉強を進める指針になりました。本当にありがとうございます。来年のために頑張ります。


[4645] 物理問題集の選択 投稿者:リョウ 投稿日:2004/08/01(Sun) 12:04:46

はじめまして。今、高校三年生で 第一志望は東工大、第二志望は名古屋大です。(今のところ東工大への希望は薄ですが、夏休みがんばってみるつもりです。といってももう8月ですが) 

物理のエッセンスを二回やりきりましたが、次にどの問題集に手をつけるべきか迷っています。過去ログを見たところ、名門の森、難系がよいとのことですが、学校から配布された重要問題集の問題を学校の演習授業にあわせてまんべんなく四分の一ぐらいやってあります。
重要問題集をやりきるべきでしょうか?それとも名門の森または難系に移るべきでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。


[4645へのレス] Re: 物理問題集の選択 投稿者:Don 投稿日:2004/08/01(Sun) 14:14:38

はいめまして!志望状況が自分ととても似ていますよ〜自分は名古屋出身で初めはやはり地元でって事で名古屋大の工学部を志望していたのですが、受験が迫るにつれて東工大に行きたいな〜と思い、結局今は東工大にいます。なにしろ名古屋の家から名大に通うとなるとたったの10分で、これでは高校とあんまり変わらないし、ダラケてしまいそうだと思い、東京で独りでやっていけばいろいろ鍛えられるかな〜と思い東工大受けたんですよ。ってこんな話はどうでもいいですね...。

僕は重問は初めの頃は学校で配られたのですが、すぐやめてしまい(合わなかった)それから難系をやってました。あとなぜか名問もエッセンスとセットで購入してしまっていたので問題とか選んで(苦手分野とか)ちょくちょくやってました。
重問よりも名問や難系のほうが問題の質が良いような気がします。重問には明らかに必要ないようなB題とか、ただ時間だけを浪費するだけのA題が結構あるような気がしました。でもこれは、あくまで僕の感触なのでなんとも言えませんが。。。というか僕自身が数研出版が大嫌いで、学校で指定されたスタんダードもオリスタも化学&物理重問すべて放棄しました(笑)
で、ですね難系or名問をやるならもう始めたいいと思います。もう8月になってしまったので、かなり急がないと終わりません〜〜!あと難系は例題だけで十分です。
暑いですけど頑張って〜


[4645へのレス] 返信ありがとうございます 投稿者:リョウ 投稿日:2004/08/01(Sun) 19:44:18

名門と難系のどちらか一方でかまわないということですか?


[4645へのレス] Re: 物理問題集の選択 投稿者:Don 投稿日:2004/08/01(Sun) 21:08:17

かまわないと思います。あとは過去問とか駿台の東工大実戦問題集とかをやるといいと思います。


[4645へのレス] Re: 物理問題集の選択 投稿者:ファインメン 投稿日:2004/08/01(Sun) 22:52:43

あまりに久しぶりに来たので、名前のところに自分のHNが記憶されてなくて、どんなHNを使ってたか一瞬思い出せませんでした。

リョウさん>>初めまして、こんにちは。
物理は「たくさんやれば良い。」っていうもんではないのでエッセンスが何回終わったということでその人の理解度が測れるわけではないのですが、2回やって全部をちゃんと把握できてるとすると、僕としては名問の森をおすすめしたいですね。
なぜなら、エッセンスと対応してるからです。
わからないところでもすぐに戻れますし。
それに解説もある程度丁寧です。
僕個人があまり難問題の系統を好きでない理由が解説が不親切な部分が多いような感じがするからです。
過去ログに僕の書き込みがあるかもしれませんが、あれは指導者用のネタ帳かな・・・と。
もちろん支持者の方もたくさんいらっしゃるので、悪いとはまったく思いませんが、エッセンスをやったのなら名問の森が良いかなと思います。
今年の夏は尋常でない暑さですが体に気をつけて頑張ってください。
Donさん>>初めまして、こんにちは。
僕はちらっとしか駿台の東工大実践問題集は見たことがないんですが、あれは実際の入試に比べてちょっと難しすぎませんか?!
僕は浪人時代、ずっと代ゼミに通っていて他の予備校の模試を受ける余裕がなかったもので、代ゼミの模試についてしかアドバイス出来ないのですが・・・ここ数年の入試の易化傾向からするとあの問題集はちょっとオーバーワークではないかな?と思ってしまいました。
(ところでもぉ期末テストは全部終わりましたか??僕はまだ残っていてかなりひぃひぃ言ってます・・・。)


[4645へのレス] Re: 物理問題集の選択 投稿者: 投稿日:2004/08/01(Sun) 23:07:44

どもです。
難系は確かに解説が不親切ですね。例題しかやらないことを考えても名門の森でよろしいかと思います。
東工大実戦の問題集は確かに難しいですがやっておいて損はないのでは?あれくらい理解できれば本番は楽だと思います。
(僕もテスト終わってません、追試含めてあと3個こなさなければなりません。もう死にそうです。)


[4645へのレス] Re: 物理問題集の選択 投稿者:リョウ 投稿日:2004/08/01(Sun) 23:27:31

なるほど。友人の難系を借りて数題やったことがあるのですが、確かにあれは不親切ですね。
ただ、僕は通っている高校のすぐ側に住んでいるので、夏休みでも毎日気軽に先生の所に質問にいけ、疑問解決できます。その点を考えてもはやり名門の方がいいですか?


[4645へのレス] Re: 物理問題集の選択 投稿者:Don 投稿日:2004/08/02(Mon) 01:31:59

>ファインメンさん
はじめましてです。僕は期末テストは終わった事は終わりましたが、まだレポートが3つと追試が1つあり、まだまだ必死にやってますよ(笑)

たしかに実戦問題集はオーバーワークですね。僕は駿台の模試しか受けた事がないのですが、駿台の全国模試とか東工大実戦とか難しすぎます。。あと難系の解説確かに親切じゃないですね。。解説ならやっぱり名問かなって気がします。暑い日々が続きますが頑張りましょう。。


[4645へのレス] Re: 物理問題集の選択 投稿者:ファインメン 投稿日:2004/08/02(Mon) 19:43:10

リョウさん>>もしリョウさんがなんらかの理由で名問の森が好きでないのでしたら、もちろん無理して使わなくても良いと思いますよ。
問題集との相性ってありますからね。
僕の友達にも年がら年中、難系を持ち歩いてる人がいましたし。(笑)
難系は僕が個人的に使いにくいのでは、と思ってるだけです。
ただ、ご自身でおっしゃってるように解説の不親切さを感じても難系に固執するにはどんな理由があるのかなぁ、って思いました。
疑問はたぶん名問でも出てくると思いますよ。
その時にすぐに他人に聞いてしまうのでなく、自分の知ってる法則すべてを用いて
「なぜその法則じゃ解けないか。」
ってのが分からなくなったら聞きに行くべきだと思います。
ここの掲示板は、とても良い雰囲気ですし、自分の考えなんかをちゃんと書いて質問すればたくさんの先輩が答えてくれますよ。
Donさん>>僕もあと一個のテストと文系のレポです・・・。
文系のレポートとか興味のわかない内容なのでなかなかやる気が起きなくて困ってます。
ちなみ受験生時代は駿台の模試は噂にびびって受けれませんでした(笑)
受けたのは最後のセンタープレだけだったかな?!


[4644] 理科大物理 投稿者:夏男 投稿日:2004/07/31(Sat) 21:09:54

またアドバイスお願いします。                           今、高校三年生で東京理科大学をめざしていますが、数学がとても苦手なので物理で高得点を取りたいと考えています。なので物理のエッセンス+名問の森をやろうと思っています。                                                                      ところが過去ログを見ていたら理科大の物理はエッセンスだけで十分と書いてありましたが果たしてそれだけで高得点を取れるのでしょうか?それと名問の森はやる必要はないのでしょうか?


[4644へのレス] Re: 理科大物理 投稿者:仙人 投稿日:2004/07/31(Sat) 23:17:35

相当物理の勉強法で悩んでますねぇ。とりあえずまずは過去問を見てみたら?
エッセンスを終えた時点で過去問を解いてみて、その感触で決めるのがいいんじゃない?


[4644へのレス] Re: 理科大物理 投稿者:Don 投稿日:2004/08/01(Sun) 00:05:14

エッセンスちゃんとやれば満点とれます!
名問の森は必要かどうかは分からないので、一度過去問解いてみるといいのでは。
あと工学部の物理の問題はかなり、うっとおしい解答方式で腹が立ってきて試験中に怒りを覚えるので。形式になれておくと良いでしょう。問題の難易度は高くないので、解答形式さえ間違えなければ満点狙えます!がんばってくださ〜い!


[4644へのレス] Re: 理科大物理 投稿者:夏男 投稿日:2004/08/01(Sun) 13:42:30

仙人さん Donさん のアドバイス通り過去問をやってみてこれからの方針を決めたいと思います。丁寧なアドバイス本当にありがとうござます。


[4643] これからの学習について 投稿者:S.S 投稿日:2004/07/31(Sat) 20:13:16

東工大志望のものです。何冊かの参考書をもっているんですがどの順で使っていいのか分かりません。またこれ以外にやった方がいいものを教えてください。

数学:MA・大数(月刊)・青チャート・天空への理系数学
英語:ネクステージ・DUO・リンガメタリカ
物理:エッセンス・橋本理系物理・重問・PA・新編アクセス
化学:重問・有機化学演習(駿台)・CA・セミナー


[4643へのレス] Re: これからの学習について 投稿者:Don 投稿日:2004/08/01(Sun) 00:17:44

数学は月刊大数は日々演と、演習のページをやるといいのでは。でもこれらは後から溜めてやるものではない気がします。やっぱ毎月ごとに終わらせるといいと思います。MAってのは何でしょうか??ちょっと分かりませんが。。青チャートは大数と並行してやるといいのでは?天空への理系数学は分かりません、、。

英語は、ネクステージは普段学習用としていいと思うのですが、DUOは結構たいへんじゃないですか?自分は合わなかったのでシステム英単語やってました。東工大英語はとても簡単なので、難しい参考書とかやる必要ないと思います。試しに今年の前期をやってみるといいと思います。結構点とれると思います。

物理は、エッセンス→難系がおすすめです。自分は夏に難系をかなりやりこんで秋の東工大模試でかなり点とれました。(本番では怪しいが・・)

化学は、重問→駿台系の問題集が僕はおすすめです。あとなるべく計算問題をたくさん解くといいと思います。高分子の計算問題は100%出るので落としたくないです。ポリマーを生成する上での量計算などは必須です。あと辞書的参考書(新研究)とかで用語等の意味とか定義を確認するくせをつければ正誤問題はなんとかなると思います。
あとその他東工大の対策については過去ログにあるので見てください。では


[4643へのレス] Re: これからの学習について 投稿者:S.S 投稿日:2004/08/01(Sun) 20:15:15

Donさんありがとうございました。東工大を受かられた方(?)のアドバイスは心強いです。MA、PA、CAはZ会のコースのことです。

大数の演習は自分にとって量が多いんですが頑張ってみます。英語は過去問をやってみて自己採点では100点ぐらいでした。これがいいのやら悪いのやら。とても簡単ってことはまだまだ足りないですね。

物理でエッセンスからいきなり難系ではきつく無かったですか?難系を夏に出来るなんてすごいと思います。今の自分ではとても手が出ません。

化学は重問→有機化学演習でやってみます。あと無機で原点シリーズを考えているのですが、どうでしょうか??


[4643へのレス] Re: これからの学習について 投稿者:Don 投稿日:2004/08/01(Sun) 21:14:53

一応受かった人ですw
エッセンスをやりながら、ちょくちょく名問の森をやっていたりしたので、難系はなんとか始められたといった感じです。でも初めは難しくてなかなか進まなかったけれど、夏半分過ぎたくらいから調子が上がりました。
あと、英語のとても簡単と言うのはちょっと言い過ぎたかもしれません・・(反省)。同偏差地帯の他大学(阪大など)に比べてってことです。
無機の原点シリーズは駿台の福間先生の本ですよね?僕自身駿台の化学の信者なのでおすすめします。あとZ会はやってなかったのでちょっと分かりません・・。