[大学への物理] [理系の掲示板]
[4135] 等加速度運動の三本式について 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/11/01(Sat) 13:39:06

こんにちは。v^2-vo^2=2axの式なんですが、x,y成分に分けなくても良いのですか?学校の先生が放物線の運動(たしか力学エネ保存で解ける問題の別解)を普通に後引く先の速さでやってました。右辺はgとh(高さ)で明らかに鉛直方向の物なのによいのですか?


[4135へのレス] Re: 等加速度運動の三本式について 投稿者:MTR 投稿日:2003/11/01(Sat) 16:50:42

あとの速度V、前の速度vとして、V^2-v^2=2ahの考え方を一般化してみますと、x方向に加速度a、y方向にbとして、x方向にX進み、y方向にY進んだとします。
V^2-v^2=2aX+2bYとなります。これはx,y成分に分けてかんがえたのち、
x成分の速度の二乗+y成分の速度の二乗=V^2となるのでそれを代入すれば得られます。
またこれは力学的エネルギー保存則からも導けることで、球の質量をmとしてx方向にF、y方向にfの一定の力がかかっているとするとma=F、mb=f・・・@となり、力学的エネルギー保存則、はじめの運動エネルギー+球がされた仕事=あとの運動エネルギー より、
mv^2/2 + FX + fY = mV^2/2
が得られ、Fとfにおのおの@を代入して式を整理すれば得られます。
ゆうきさんの問題の場合、F=0、f=mg ですので、確かに成立します。
ただ、個人的にこの公式はあまりすきじゃないし、力学的エネルギー保存則の方が使い勝手(円運動や単振動でも使える)がいいので、力学的エネルギー保存則での解き方をお勧めします。


[4135へのレス] Re: 等加速度運動の三本式について 投稿者:MTR 投稿日:2003/11/01(Sat) 18:27:04

すみません、f=-mg の間違いです。


[4135へのレス] Re: 等加速度運動の三本式について 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/11/01(Sat) 18:51:37

>ゆうきさんの問題の場合、F=0、f=mg ですので、確かに成立します。
x方向は加速度が0だからかんがえなくてよいということですか?ということはx方向が加速度があったら成分に分けなきゃダメですよね?
>ただ、個人的にこの公式はあまりすきじゃないし、
過去ログにも書いてあったんですがこの式はあまりよくないのですか?学校の先生は問題に時間が出てこないとき速いからといってけっこう使ってます。この式でないと解けない問題はないですか?


[4135へのレス] Re: 等加速度運動の三本式について 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/11/01(Sat) 19:35:53

>MTRさん
丸の中に数字が入った文字は機種依存文字ですので表示できない
人がいます。使用は控えましょう。

さて、質問の話ですが、どちらの方向も(もっと言えばどの方向も)
一定の力が働いている場合は、MTRさんの説明でいいと思います。
が、普通は分けて考えます。
どっちかの加速度がゼロであろうと。
そのほうが分かりやすいですし、のちのちややこしい問題を解く時にも
役立ちます。

また、v^2-vo^2=2axはあまり好まれません。
センターレベルの問題を解くならこれを使ったほうが早いかもしれませんが、
それより上になると、この式では何をやっているのかよく分からなくなります。
と言うのも、わざわざ等加速度直線運動の考え方をしているのに、
「時間」が抜け落ちているからです。
そもそも、エネルギー保存則や仕事とエネルギーの関係を使う場合の
欠点は時間がすぐには(もしくは全く)分からないということです。
この式を使うぐらいだったら、エネルギー保存則を使ったほうが
スマートです。
実際、両辺を適当に定数倍すればエネルギー保存則そのものになります。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4135へのレス] Re: 等加速度運動の三本式について 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/11/02(Sun) 11:56:27

普通は分けるのですか。ということは学校の先生は考えなかったのでなく省略したということですか。よくわかりました。なるべくエネのほうを使います。二人ともありがとうございました。


[4134] 物理・ビックバンの推測 投稿者:野崎茂仁 投稿日:2003/11/01(Sat) 10:11:00

質問の推測文です。
宇宙空間が発生したのは水素の爆発の法則による物だと
私は推測しています。しかし現社会の常識は「ビックバンが宇宙の始まり」というのが通説。まぁ、これが一般人の考え方です
しかし、ビックバンの発生するその前の宇宙が(無)の状態だとすると何も存在しない所からビックバンが起こったことになります
起こることに何か原因があったとするとそれは(無)の状態にあるとはいえないと思いますこの推測全体を質問とします。(詳しく説明できる人お願いします)


[4134へのレス] Re: 物理・ビックバンの推測 投稿者:野崎茂仁 投稿日:2003/11/01(Sat) 14:58:26

訂正・四行目の宇宙というのは、空間として下さい。
すみません。


[4134へのレス] Re: 物理・ビックバンの推測 投稿者:工学屋 投稿日:2003/11/01(Sat) 15:25:37

例えば 『ビッグバン以前の宇宙』(和田純夫・著、岩波)などを読んでみては如何でしょうか。


[4134へのレス] Re: 物理・ビックバンの推測 投稿者:universe 投稿日:2003/11/02(Sun) 01:03:06

多分野崎茂仁さんが納得する様に真面目に説明したら数十行から数百行の説明になっちゃうと思います(私は詳しくないので出来ませんが)。せめて図書館か何かでそれ系の本を数冊読んでから質問なさってはいかがでしょうか?

>宇宙空間が発生したのは水素の爆発の法則による物だと
水素の爆発の法則って何でしょうか?水素原子が酸素原子と結合する反応のことですか?だとしたら、その酸素と水素はどこから生まれたんでしょう?

>現社会の常識は「ビックバンが宇宙の始まり」というのが通説
違います。ビッグバンが宇宙の始まりだとされていたのは数十年前の話です。

>何か原因があったとするとそれは(無)の状態にあるとはいえない
なぜ言えないのでしょうか?


[4133] 水酸化物イオンによる沈殿形成の質問 投稿者:イルカ 投稿日:2003/10/31(Fri) 10:04:51

学研の照井式解法カードの解法カード16で質問があります。水酸化物イオンでカルシウムイオンは、沈殿を形成しないと書いてありますが、学校での実験で、カルシウムイオンを含む溶液に水酸化ナトリウムを加えたら沈殿が生じてしまいました。(アンモニア水では、生じませんでした。)学校の先生に聞いたら、実験結果は、正しく、水酸化カルシウムが生じたとおっしゃいました。解法カードがまちがっているのでしょうか?それとも先生がまちがっているのでしょうか?(もし解法カードのほうがまちがっているのなら、どうしてイオン化傾向が高いのに沈殿が生じるのか理由も教えてください。)


[4133へのレス] Re: 水酸化物イオンによる沈殿形成の質問 投稿者:よこやま 投稿日:2003/10/31(Fri) 10:24:21

 手元の岩波理化学辞典で調べてみました。
 水酸化カルシウムの水に対する溶解度は、20 ℃で 0.16 g/100gH2O です。
 塩化ナトリウムとかに比べれば、水にはかなり溶けにくいと思ってよいのでは。

 アンモニア水の場合に水酸化カルシウムの沈殿が生成しない理由は、宿題にさせて下さい(或いは、どなたか宜しくお願いします)。

 最近の市販の参考書には、誤りや怪しい記述も結構多いので、書かれている内容を批判的に検討するのは良いことです。


[4133へのレス] Re: 水酸化物イオンによる沈殿形成の質問 投稿者:beyan 投稿日:2003/11/03(Mon) 23:12:01

確かではありませんが、沈殿が生じる為には水酸イオンの濃度とカルシウムイオンの濃度の積が一定値を超える必要があります。
水酸化ナトリウムは強アルカリですから水中で解離し高濃度の水酸イオンが生成します。
 これに対し、アンモニウムイオンは弱アルカリですから解離は弱く比較的低濃度の水酸イオンを生成します。
 この差が沈殿の生成の差につながっていると思います。


[4133へのレス] Re: 水酸化物イオンによる沈殿形成の質問 投稿者:イルカ 投稿日:2003/11/04(Tue) 09:48:07

よこやまさん、beyanさん、お忙しいなか回答ありがとうございます。新たに疑問がでてきました。水酸化物イオンとカルシウムイオンの濃度の積が一定値を超えるとなぜ沈殿が生じるのですか?


[4133へのレス] Re: 水酸化物イオンによる沈殿形成の質問 投稿者:beyan 投稿日:2003/11/04(Tue) 19:35:09

化学平衡定数というのがあります。
   「Ca++][OH−]^2/[Ca(OH)2]=K(温度できまる定数)
が成り立ちます。
 ここで分[Ca(OH)2]は水に溶けている分子濃度です。この濃度が一定値を超えると沈殿ということになります。
したがって、OH−イオンの濃度が大きいとCa++イオンと結合してCaOH2となってしまい、水にとける許容量を超えて沈殿ということになります。アンモニア水では、OH−イオンがNaOH溶液に比べて桁違いに少ないですから、十分にCaOH2を形成しないのではとおもいます。
 
 


[4133へのレス] Re: 水酸化物イオンによる沈殿形成の質問 投稿者:イルカ 投稿日:2003/11/06(Thu) 10:18:55

beyanさん回答ありがとうございます。レスの2行目の「^2」というのは、何のことですか?「×2」のことですか?


[4133へのレス] Re: 水酸化物イオンによる沈殿形成の質問 投稿者:beyan 投稿日:2003/11/06(Thu) 23:18:36

OH−イオンの濃度の自乗です。


[4133へのレス] Re: 水酸化物イオンによる沈殿形成の質問 投稿者:イルカ 投稿日:2003/11/07(Fri) 10:13:56

よくわかりました。お忙しいなかbeyanさん回答ありがとうございました。


[4132] エタノールの蒸気圧 投稿者:MTR 投稿日:2003/10/30(Thu) 07:23:15

化学の質問です。化学 TB Uの新演習P23大問38(4)です。
操作1 ピストン付き容器に窒素とエタノールを5.0×10^-2molずつ
     加え、4.1L、87度に保った。
操作2 ピストンを固定し内容積を4.1Lに保ったままゆっくり30度まで
     冷却した。
30度の蒸気圧が100mmHgです。
(4)操作2で30度において容器内ではエタノールが何mol液化している     か。
普通のやり方で、僕は気体状態のエタノールの圧力100mmHgより
100/760 ×4.1=n×0.082×303よりn=2.17×10^-2
5.0×-10^2 - 2.17×10^-2 =2.8×-10^2
とでました。
しかし別解で、体積一定なので物質量=分圧比が成立するので
液化したエタノールは0.05× 228-100/228 =2.8×-10^2
とだしています。100とは気化してるエタノールの圧力ですし、
228ってのは液化しなかったとしたときの30度でのエタノールの圧力(あるいは共存する窒素の圧力)です。
物質量=分圧比は気体の状態方程式から簡単に導けるのでわかりますが、それで液体の分圧までだせるのか、さらにエタノールの気体と液体の
圧力の和が228に何故なるのかがわかりません。
よろしくお願いします。


[4132へのレス] Re: エタノールの蒸気圧 投稿者:MTR 投稿日:2003/10/30(Thu) 07:24:05

すみません、100と228の単位はmmHgです


[4132へのレス] Re: エタノールの蒸気圧 投稿者:ぱん吉 投稿日:2003/10/30(Thu) 19:03:37

この別解は全然意味がありません、普通の解き方でOKです。

>物質量=分圧比は気体の状態方程式から簡単に導けるのでわかりますが、
気体の状態方程式から導かれるのだから、気体にしか当てはまりません。

>それで液体の分圧までだせるのか、
いえいえ、計算しなくても後の状態で液体の圧力は100です。固体壁で仕切られていないかぎり、接する物体の圧力は必ず一定、これは基本です。

別解と称してやっていることは、わざわざ同温同体積の0.05モルの時の圧力を計算(228)して、圧力100なら何モルかと、2度手間をしているだけです。(0.05でなくても例えば1モルでも良いわけです)
MTRさんがやったように直接圧力100となるモル数を求め(全体から引く)ればOKです。

>さらにエタノールの気体と液体の圧力の和が228に何故なるのかがわかりません。
228ではありません。後の状態での液体と気体の圧力は両方100です(足しても意味が無いが、和は200)




[4132へのレス] Re: エタノールの蒸気圧 投稿者:MTR 投稿日:2003/10/30(Thu) 21:52:18

そういうことだったんですか、よくわかりました、ありがとうございます


[4132へのレス] Re: エタノールの蒸気圧 投稿者:MTR 投稿日:2003/11/01(Sat) 08:13:44

すみません、この問題をとおして一つ疑問が生じました。
うえの問題で30度の時、エタノールは飽和蒸気圧曲線がいわば曲線より上のほう、つまりエタノールが液体状態にある状態をさしていす。曲線上ではなく、数学の領域で言う正の部分です。他の問題ではこの部分に物質が存在するなら、エタノールは液体でなければならないはずなのになんで気体も存在するのでしょうか?またそうならば飽和蒸気圧が存在する限り飽和蒸気圧曲線より上に位置するなら、液体と気体が共存することになるので、よく飽和蒸気圧よりうえなら液体のみ存在するということに矛盾する気がするのですが?さもすれば物質は液体のみで存在することができないのでは?


[4132へのレス] Re: エタノールの蒸気圧 投稿者:MTR 投稿日:2003/11/01(Sat) 08:18:17

すみません、書いてすぐ気づきました、圧力はエタノール固有の圧力、
分圧で考えて、液体と気体の共存状態なら分圧は蒸気圧曲線上に
とどまるんですね、全圧と分圧をごっちゃにしてました。


[4131] 燃料電池の正極に空気を用いる場合 投稿者:みしょ〜 投稿日:2003/10/29(Wed) 23:51:35

Z会CJ 9-2の問題に関連した質問をさせていただきます。

問題は,『電池式が(-) H2 | KOH | O2 (+)である,アポロ型燃料電池で,正極において,酸素の代わりに乾燥した空気を用いる場合,どのような注意が必要か。ただし酸素濃度の違いによる影響は考えなくて良い。』というものです。
解答は,『空気中の二酸化炭素が電解液中の水酸化カリウムと反応するため,あらかじめ二酸化炭素を除去しておく。』というものでした。

質問は,
(1)CO2が存在した場合,KOHaqがK2CO3aqになりますが,その結果どのような不都合が起こるのでしょうか。
(2)酸素濃度の違いによる影響,とはどのようなものなのでしょうか。

(1)について,ボクは,OH(-)よりCO3(2-)の方がイオンの移動速度が遅いために抵抗が増大する,ということではないか,と考えましたが,そこまで大きな影響を及ぼすのか,自信がありません。
(2)については,酸素が少なくなったから反応速度が遅くなるのかなぁ,と単純に考えたのですが,他に何か影響があるかも,と思い,質問しました。

宜しくお願いします。

http://misho.virtualave.net/


[4131へのレス] Re: 燃料電池の正極に空気を用いる場合 投稿者:よこやま 投稿日:2003/10/30(Thu) 04:55:21

 燃料電池によって発電する原理を考えてみましょう。
 要するに水の電気分解の逆反応によって、2 H2 + O2 → 2 H2O の反応を進ませたいわけですから、水がドンドン出来る状態であって欲しいわけです。というわけで、
問(1):OH^{-} が豊富にあると、水の電離平衡が水の生成側に大きく偏ろうとするので、溶液を塩基性にしているわけです。H^{+} を多くして溶液を酸性にしている場合も、基本的に同じです。そこで、その OH^{-} の量が CO2 の存在によって中和反応を経て減ってしまうと、水を生成する能力が弱くなってしまうわけです。
問(2):ここでの酸素濃度というのが何を指すのかがイマイチ不明確ですが(水溶液中に溶けている酸素の濃度か、空気中の酸素の濃度か)、仮に水溶液中の酸素濃度の場合は、酸素が多ければそれだけ反応によって生成する水の量も増えるので発電量も大きくなるはずですし、空気の代わりに酸素と水素のみの混合気体を吹き込んでやれば、それだけ燃料電池の効率も上がるでしょう(ただ、実際には、気体を分離するのにかなりのエネルギーを要するので、そうした方法は取らないと思いますが)。


[4131へのレス] Re: 燃料電池の正極に空気を用いる場合 投稿者:みしょ〜 投稿日:2003/10/31(Fri) 21:48:24

(1)なるほど……。そう考えれば,起電力がかなり減ることが説明できますね。
(2)やはりそういうことでよかったのか^^;

長文回答ありがとうございました。

http://misho.virtualave.net/


[4130] 水平投射 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/10/29(Wed) 23:20:07

こんばんは。立て続けにすみません。学校の実力テストからです。
なめらかな斜面の上方より小球を自由落下させた。衝突後90度むきを変えてvの速度で水平方向に飛び出した。斜面の傾き30度とする。小球が斜面上に着地するのは何秒後か。着地点までの距離をだしてtan30を使うわけですが、なぜ速度でやると答えがちがくなるのですか?gt/v=1/√3ってやってみたのですが。答えはこれの2倍でした。


[4130へのレス] Re: 水平投射 投稿者:みしょ〜 投稿日:2003/10/30(Thu) 00:02:27

ゆうきさんはどのような方法でこの問題を解いたのでしょうか。
「tan30を使うわけですが、なぜ速度でやると答えがちがくなるのですか?」とだけ書かれても,どういう意味なのかわかりません(^o^;
また,細かいことですが,「ちがくなる」という言葉はあまり使わない方が良いかと……。

http://misho.virtualave.net/


[4130へのレス] Re: 水平投射 投稿者:senri 投稿日:2003/10/30(Thu) 00:11:28

まず、なぜゆうきさんの式だと違うかですが、着地点での速度方向が斜面に対して平行ではないからです。これは明らかでしょう。
次にゆうきさんの答えの意味についてですが、この時間は斜面に対して垂直な方向に見たときに最も高く(分かりますか?)上がったときです。
vの速度で飛び出した位置を原点として、斜面に平行にx軸、垂直上方にy軸をとります。重力加速度のこの方向の成分は
g=(gsin30,-gcos30)となり、
x方向は初速vcos30、加速度gsin30の等加速度直線運動
y方向は初速vsin30、加速度-gcos30の等加速度直線運動
です。
よって、y方向の式V=vsin30-(gcos30)t
yが最大となるのはV=0となるときなのでt=(v/g)tan30です。
また、斜面に着地するときはy=(vsin30)t-(1/2)(gcos30)t^2
より、y=0としてt=2(v/g)tan30となり、確かに2倍です。
ちなみにこのときの到達距離はx=(vcos30)t-(1/2)(gsin30)t^2
にこのtを代入すればいいです。


[4130へのレス] Re: 水平投射 投稿者:senri 投稿日:2003/10/30(Thu) 00:17:14

すいません、最後のx=の式の1/2の前は+です。


[4130へのレス] Re: 水平投射 投稿者:よこやま 投稿日:2003/10/30(Thu) 04:44:45

 些末なことを伺うようでナンですが、この「小球が斜面上に着地するのは何秒後か」という問いで、斜面上に着地するまでの所要時間は、斜面情報から小球を落下させ始めた時点からでしょうか? それとも、小球が1回目に斜面に触れたあと水平方向の初速度を持った時点でしょうか。それによって、答が違うのでは?


[4130へのレス] Re: 水平投射 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/30(Thu) 22:05:48

問題文を読むとどれくらいの高さから落としたのか書いてないので
落下させ始めからの時間は測れません。よって、衝突してからの
時間でしょう。
これくらいは問題文の「日本語」を読んでさっと出題者の意図を理解しないと
短時間で問題を解くのがつらいですね。
(本当は出題者がきちんと書くべきですが…。)

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4130へのレス] 問題文の適不適(Re: 水平投射) 投稿者:よこやま 投稿日:2003/10/31(Fri) 06:23:49

>VV さん
 まぁ、僕も「1回目〜2回目の衝突の所要時間」だろうと思いましたけどね。
 「本当は出題者がきちんと書くべき」には、激しく同感。
 悪文読解という非本質的な行為が、受験問題リテラシーみたいにもてはやされることのない様に、出題者の国語力向上は大いに求めたいところですね(自戒も含むけど)。教育の根幹にも関わることなので。


[4130へのレス] Re: 水平投射 投稿者:工学屋 投稿日:2003/10/31(Fri) 09:25:02

学校の実力テストならここまででしょう。だけどこの問題は,「衝突2回目〜3回目の所要時間」,「衝突3回目〜4回目の所要時間」,…,と拡張できる。ここまで来ると“やや難”の入試問題のレベル。早稲田の理工に似たような過去問がある。


[4130へのレス] Re: 水平投射 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/10/31(Fri) 17:48:57

遅れてしまってすみません。みなさんありがとうございました。
senriさん>よくわかりました。速度の向きが違ったんですね。だからtが2倍になったんですか。納得です。
あと問題についてですがほんとの文はもっと長く僕が要約したので本文にはOAの距離とかいてありました。すみませんでした。


[4129] 生物の質問です 投稿者:イルカ 投稿日:2003/10/29(Wed) 19:26:50

大学入試にはでないだろうけど勉強していて気になることがあったので質問させていただきます。1887年に種により染色体数が一定とわかったのに1952年まで人の染色体が46本がわからなかったのはどうしてなんでしょうか?(65年も発見にかかった理由。)管理人さんへ:こういう話題は、伝言板と理系の掲示板のどちらにかけばよいかわからなかったので両方にかかせてもらいました。


[4129へのレス] ヒトの染色体の数(Re: 生物の質問です) 投稿者:よこやま 投稿日:2003/10/30(Thu) 04:36:55

 高校の範囲を些かはみ出してしまいますが、高校生でも理解できる内容なので、敢えてご紹介したいと思います。
 東京都立大の布山さんの Web ページ『遺伝学概論』の第2章:
http://www.sci.metro-u.ac.jp/~yfuyama/genetics/chap2.html
・・・の「2-2. 染色体」「2-2-2. 核型とゲノム」の欄をご覧下さい。
 要するに、標本の入手と技術の確立が困難だったことが最大の理由だそうです。


[4129へのレス] Re: 生物の質問です 投稿者:イルカ 投稿日:2003/10/31(Fri) 09:44:36

よくわかりました。よこやまさんありがとうございます。


[4128] センター対策 投稿者:やじ 投稿日:2003/10/26(Sun) 23:08:42

センター試験の対策についてなんですが
どの教科も過去問をひたすらとくやり方がいいと思いますか?
それとも教科書をひたすらやったほうがいいと思いますか?
僕は前者の考えなのですが、友達が後者の考えなんですよ
僕は過去問をひたすら解いて傾向やペース配分などを知ればよいと思っているのですが
友達は教科書を完璧にしていれば過去問はちょっと解くだけでいいといいます。なぜなら教科書が完璧なら自然と問題は解けるからペース配分の練習は必要ないと言います
いったいどっちを重視すべきでしょうか?


[4128へのレス] Re: センター対策 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/26(Sun) 23:46:41

僕は過去問派です。以前から書いてますけど…。
ともかく、僕の場合心配性だったので、過去問をよく調べずに
本試を受ける自信がありませんでした。
また、ペース配分は過去問をやらないと分からないと思います。
というか、教科書を完璧にするためには問題を解いて、自分の分からない
部分を明かにしていく方が、教科書だけを読み込むよりも効率が
いいと思います(もちろん、読み込むことは必要)

「教科書完璧なら絶対本試験も大丈夫」という自信が持てないのなら、
過去問をたくさん解いて、点数が上がるのを確かめながらの方が
安心すると思います。(ただ、僕は国語の点数は上がるどころか下がり続け
でした(笑)。けれど本試験では会心のできでした。)

心配なら学校の先生の意見なんかも参考にしてみてはいかがでしょう。
友達の意見よりはあてになると思いますが…。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4128へのレス] Re: センター対策 投稿者:スー 投稿日:2003/10/27(Mon) 00:02:28

人にもよるかもしれないが,僕はセンターはちょっとした慣れ程度にしか勉強してない.
特に,数学や理科は志望校が難関なら,ちゃんと勉強してるはずだからほとんどセンターの勉強しなくても100点取れるはず.
むしろ,センターがさくっと取れないと二次はつらい.

ただ重要なことは過去問いくらやっても実力はつかないということ.慣れてはくるだろうけど,ちゃんとした基礎があって初めて問題解けるわけで,過去問をいくら知っていても,自分が受ける問題は解ける保証はない.
さらに,現役生が気づいていないのが過去問は解けて当然ということ.考えてみれば今年やってきた模試は全部今までの過去問をまねて作っている.つまり,といたことのない過去問でも実は知っているし,模試でやった形式や問題が続くと勘違いしてしまう.過去問やればそれを真似た模試は解けるかもしれないけど.
それに,センター試験はきちんと基礎がついていればそんなに勉強しなくても高得点は取れると思う.


[4128へのレス] Re: センター対策 投稿者:みしょ〜 投稿日:2003/10/27(Mon) 01:36:17

センターは,科目ごとに対策が違うと思います。
国語は過去問。時間配分が難しいので。
理科・地歴は時間があるので教科書。過去問は……おまけ。
数学は過去問も大事だけど教科書の問題,若しくはそれよりちょっと難しい問題も大事。それができるようになれば,過去問で戦略や時間配分を。
英語はワカリマセン。

http://misho.virtualave.net/


[4128へのレス] Re: センター対策 投稿者:Wa 投稿日:2003/10/27(Mon) 17:17:49

今の時点で、決められた時間内でどれだけ点数がとれるかによると思います。
80点以上なら過去の問題を解いて慣れるのがいいと思いますが、80点以下なら基礎を固める方がいいと思います。
センター試験は二次に比べてやさしい問題が多いですが、やさしいからといって決められた時間内で高得点とれるとは限りません。というのも教科にもよりますが、二次型に比べて時間が短いため、計算ミスや問題の誘導に沿って解答することができないと、時間切れのために、あまり得点がとれないといったことがおきることがあります。


[4128へのレス] Re: センター対策 投稿者:受験研究家 投稿日:2003/10/28(Tue) 08:34:50

過去問題で実戦演習の時期ですね。
教科書はもうすでに終わってないといけないけど、
センター過去問やるなかで、わからない問題はすぐに
解答見て、知識不足を補っていく。


[4128へのレス] Re: センター対策 投稿者:やじ 投稿日:2003/10/29(Wed) 22:32:17

センターは過去問演習の前に基本ができて当たり前というところ何ですかね?
ところで、センター過去問は代ゼミや河合塾や駿大やZ会等々が出版していますがどこのやつがいいと思いますか?
近くの本屋にないので教えてください


[4128へのレス] Re: センター対策 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/30(Thu) 22:13:48

前にもいったと思いますが、僕はネットでタダで手に入るやつで
十分だと思います。基本がきちんとできていれば、解説がなくても
自分の力だけで大丈夫だと思います。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4128へのレス] Re: センター対策 投稿者:やじ 投稿日:2003/11/05(Wed) 21:37:28

みなさんレスありがとうございました


[4127] ばねの伸び 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/10/26(Sun) 19:16:40

こんにちは。模試の過去問からです。質量mの物体を天井からぶらさげたばね定数kの軽いばねにぶらさげる。x伸びたところで静止した。どれだけのびたか?重力加速度をgとする。
力のつりあいより伸びはmg/kと簡単に出るんですが、力学エネ保存から求められませんか?重力と弾性力しか働いてないからできると思い、自分でやってみたんですけど答えがあわないです。よろしくお願いします。


[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:WHIM 投稿日:2003/10/26(Sun) 21:05:17

ゆうきさんがどのようにやったか具体的に書いてください。


[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/10/27(Mon) 22:38:08

すみませんでした。運動エネ保存の法則よりmgx=1/2kx^2で答えは2mg/kになりました。


[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:senri 投稿日:2003/10/27(Mon) 23:05:10

物体を自然長の位置から自然に落下させるとつりあいの位置では静止しませんよね。このときは物体には非保存力が加わってないのでその仕事は0。よって、力学的エネルギーは保存されますが、ゆうきさんの質問のようにつりあいの位置で物体を静止させようとした場合、自然長の位置からここまでの間に非保存力が仕事をしますよね。ゆえに、保存は成り立たないです。


[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/10/28(Tue) 21:00:47

非保存力とは具体的になんですか?


[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/28(Tue) 22:17:57

横レス失礼。m(_ _)m

例えば手が与える力です。
つりあいの位置で静止させるにはそこに静かに持っていかないと
いけないので弾性力と重力の合力につりあう力を手で与え続けて
静止位置で離したり、静止位置近くまですっと持っていって、
やはり静止位置では静かに離すなどしないと、
振動し続けてしまいます。
この時、手が与える力は非保存力です。

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[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/10/29(Wed) 19:39:47

ぶら下げた後ほうっておけばかってに静止するのではないのですか?問題文には何も書いてないですけど。


[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/29(Wed) 21:29:36

実際には空気の抵抗などがあるので止まります。
しかし、高校物理の一般的な問題では空気抵抗などは
無視しますよね?
そうすると、つりあいの位置から少しでもずれた位置でおもりを
離せば、ずーっと単振動を続けます。

(蛇足)
どの道、空気の抵抗を考えるにしても、エネルギー保存では
解けないと思います。(運動方程式から、時間の極限かな?)

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[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:senri 投稿日:2003/10/29(Wed) 22:38:15

空気抵抗も非保存力となるので、やはり力学的エネルギーは保存されません。


[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/10/29(Wed) 23:01:31

なるほど。皆さんありがとうございました。単振動というのは詳しくわかりませんが、勝手に止まることは無いということですね。


[4127へのレス] Re: ばねの伸び 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/30(Thu) 22:10:06

すいません、まだ物理IIをやられていないのですね。m(_ _)m
しばらくすれば必ずやりますので、そのときにでもまた思い出してください。

(蛇足)ちなみにうちの高校(公立)は、物理の進行を変えていて、力学をIIの
内容まですべてやってからIBの波動に進み、IBで電気をやったら
IIの磁気もその続きでやってしまうという進め方でした。
もし独学でIIまでされる方がいましたら、この進行の方が理にかなって
いると思います。

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[4126] 電気容量と電気量 投稿者:スイミー 投稿日:2003/10/26(Sun) 17:06:37

題名のままなんですが、この二つの用語の意味(違い)がよくわかりませんでした。何を調べてもピンと来ず困ってます。


[4126へのレス] Re: 電気容量と電気量 投稿者:MTR 投稿日:2003/10/26(Sun) 21:45:30

電気量とは、単位C(クーロン)であらわされる物理量です。
簡単に言えば、電子や陽子、イオンといった一般的に電気(電荷)をもつものが電気量をもっているといえます。コレの値がでかいほど電界からうける力が強いわけで、質量がでかいほど重力が強くかかるのと似ています。
 また、電気量をもつものはそれ自体電界をつくり、他の電荷をもつものに
力を加えます。万有引力の法則で質量をもつものが他の質量をもつものに
力を加えるのと似ています。
 ここで、特に電子の場合、導体(金属など)を自由に移動できます(化学でやった自由電子が金属内を動き回るわけです)。コンデンサー(二枚の金属板にたまった電子が各々電界をつくり、それにより電子に力がかかり、金属板に電子をとどめることができるのです)にたまる電子は一般にコンデンサーにかかる電圧に比例します。電子がたまる、つまり電荷、電気量がたまり、この電気量も電圧に比例します。この比例定数が電気容量F(ファラット)です。Q=CVとはこのことを端的にしめしています。


[4126へのレス] Re: MTRさんへ 投稿者:スイミー 投稿日:2003/10/26(Sun) 22:52:53

よくわかりました。どうもありがとうございます。


[4125] 仕事をされる物体の運動エネルギーと仕事の関係の問題です。 投稿者:yumi 投稿日:2003/10/25(Sat) 20:24:42

これは教科書の問題なので、答えだけで解き方は分かりません。(出典不明)
問題は・・・
粗い水平面上を右向きに速さ10m/sで運動している質量2.0kgの物体に、水平右向きに20Nの力を加え続けて20m移動させた。物体にはたらく動摩擦力を5.0Nとして、次の各問に答えよ。
(1)20m移動する間に、この物体がされた仕事はいくらか。
(2)20m移動した後の物体の速さはいくらか。
です。
私は、例えば、仕事をする物体Aと仕事をされる物体Bがあったとすると、AがBにする仕事と、BがAにされる仕事は同じじゃないかと思ったので、(1)をW=Fsで解いてみたけどれど答えと違っていました。
どういう風に考えれば解けますか?
教科書に書いてあった答えは、
(1)3.0×10の2乗 J
(2)20m/s
です。
解き方がわかる方は教えてください。


[4125へのレス] Re: 仕事をされる物体の運動エネルギーと仕事の関係の問題です。 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/25(Sat) 20:59:56

(1)ですが、惜しいですね。確かにAがBにする仕事と、BがAにされる仕事は同じです。(ただし絶対値が同じなだけで符号が違います。この辺の
違いは後々非常に大切になってくるのでしっかりと意識しましょう。)
で、何が足りないかと言えば、摩擦力を忘れていませんか?
物体は動摩擦力に逆らって直線運動をしているので、
動摩擦力から仕事をされています。
どちらの仕事も定義どおり、「大きさ×(力の向きに)進んだ距離」
で考えられます。「力の向きに」という部分によく注意して
計算してみましょう。
(1)ができれば、(2)は問題ないですね。

あと、出典不明と書かれていますが、出典は教科書です、でいいのでは
ないでしょうか。問題集なんかの問題でも、全部が入試問題から
出ているわけではないですしね…。

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[4125へのレス] Re: 仕事をされる物体の運動エネルギーと仕事の関係の問題です。 投稿者:yumi 投稿日:2003/10/25(Sat) 22:15:53

物体が20Nの力からされている仕事と動摩擦力からされている仕事を考えればいいということですね。
もしこの問題に似た問題を解くとき、
物体がされている仕事=その物体に働いている力がしている仕事の和
となると考えればいいのでしょうか?
丁寧な解説ありがとうございました。


[4125へのレス] Re: 仕事をされる物体の運動エネルギーと仕事の関係の問題です。 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/25(Sat) 22:37:27

その通りです。
「物体がされている仕事=その物体に働いている力がしている仕事の和」
もOKです。
ただし、仕事は現在進行形よりも過去形の方がしっくりくる気がしますので
「物体がされた仕事=その物体に働いている力がした仕事の和」
の方が良いかもしれません。
まぁ、移動の途中の一瞬を考えれば、現在進行でそれを積分すれば
過去形になるということでしょうか。(笑)

ある物体をA,Aに働いている力をFとします。
FがAにしている仕事は、絶対値も含めて、AがFにされている仕事に
等しいことは、日本語が分かる人ならすぐ分かるでしょう。
あとは、Fにあたるものが複数あると考えれば、
Aが(F1,F2,…から)された仕事 = F1,F2,…が(Aに)した仕事
となりますからいいですよね?
くどい説明になってしまってすいません。m(_ _)m

この問題の場合は、20Nの力と動摩擦力をあわせて合力にしてしまって、
一つの力からされる仕事と考えることもできますが、
これはよくないです。
この問題の場合は、どちらの力も運動方向成分はずっと同じなので
これでよいですが、そうでない場合は(積分が必要ですが)、
結局、2力に分けて計算することになりますので、
合力のした仕事というイメージよりは、それぞれの力がした仕事の和と
いう、yumiさんの考え方の方がいいと思います。(蛇足)

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[4125へのレス] Re: 仕事をされる物体の運動エネルギーと仕事の関係の問題です。 投稿者:yumi 投稿日:2003/10/26(Sun) 18:09:58

細かいことまで詳しく教えてくださってありがとうございました。
他の問題にも挑戦してみようと思います。


[4124] エレベーターに乗って体重を測る 投稿者:山岸(学部3年) 投稿日:2003/10/25(Sat) 16:58:10

こんにちは。学年的にも恥ずかしいのですがわからない問題がありました。
H9高校の物理IBの教科書より。
問 体重計は実際には体重計を押す力の大きさが何kgwであるかを表示している。
(1)体重60kgの人が、一定の加速度2.0m/s^2で上昇しているエレベーターの中で体重計に乗った。目盛りは何kgを指したか。
(2)この人が体重計に乗っているときに、エレベーターが自由落下を始めたとすると体重計の目盛りは何kgを指すか。
解答は(1)72kg、(2)0kgです。
問題でいっている通り体重計にかかる力がわかればいいと思うのですが、そのやり方がわかりません。教えてくださいお願いします。


[4124へのレス] Re: エレベーターに乗って体重を測る 投稿者:tom 投稿日:2003/10/25(Sat) 19:16:31

慣性力を考えてみたらどうですか。


[4124へのレス] Re: エレベーターに乗って体重を測る 投稿者:chopin 投稿日:2003/10/25(Sat) 20:36:19

体重計に表示される重さは、地面から人にかかる垂直効力の反作用です。運動方程式をたてると重力よりも垂直抗力の方が大きいと分かります。(ちょうど習ったばっかりです)


[4124へのレス] Re: エレベーターに乗って体重を測る 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/25(Sat) 21:19:31

(人が)体重計を押す力を求めるには、作用反作用の法則より、人に
体重計からかかる抗力を求めればよいことになります。
作用反作用の法則より、この力の大きさは体重計を押す力と
等しいからです。

考えやすくするには、エレベータと一緒に動く系で考えることです。
そうすることによって、地上で日常的に考える時とほぼ同じ考え方が
できます。
tomさんもおっしゃっているように加速度をもって移動する系から
見る場合は、慣性力が働くと考えます。定義は教科書に載っているでしょう。
そうすれば、後は力を図示すれば、体重計が人を支えるのために
加えている抗力が計算できるので、その値分が目盛りにでるはずです。
(単位に注意!)

慣性力を使わないなら、chopinさんのおっしゃるように、運動方程式を
たてることになります。注目するのは人ですが、人にかかる力は、
重力、体重計からの抗力の二つです。体重計の抗力はエレベーターの
床が体重計を押す抗力(もっと言えば、エレベータをひいているロープ?)
が源です。
あとは、人について運動方程式をたてれば人に働く体重計からの
抗力が分かります。

当然ですが、どちらの場合も結果は一致します。
(2)は(1)でつかったエレベータの加速度を-gにするだけで分かります。
(向きに注意!)

くどい説明になってしまって、申し訳ありません。m(_ _)m

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[4124へのレス] Re: エレベーターに乗って体重を測る 投稿者:山岸(学部3年) 投稿日:2003/10/26(Sun) 17:34:07

皆さん詳しく教えていただきありがとうございます。
特にVVさんの説明によりこの問題ではたらく力について理解できました。
くどいくらいだとは全然思いませんでした。
慣性力を使わない方法のとき、私は人にはたらく力がつりあっていると考えていました。それで混乱してしまいました。
結局人に対する運動方程式はm(人)*a=N-m(人)g (上向き正)となるのですね。それでNがわかると。
Nの逆向きの力が体重計を押す力ですよね。
慣性力による方法も理解はしたとはいえないけれど、人への力がつりあうようにすればよいとわかりました。


[4123] 浸透圧(U) 投稿者:HIDE 投稿日:2003/10/25(Sat) 12:34:31

スレが次ページになってしまったんで、また新しくたてさせていただきます。

どうも、まだばん吉さんがおっしゃられたいことと僕の理解に食い違いがあるよう(どうも重力という考えは必要ないと思うのです)なので、もう少し議論してみたいと思います。

以前、参考書で「浸透圧が気体の状態方程式と似た式で表されるのは、溶液が十分希薄の場合、分子同士の干渉がおきにくいので、全体としてみれば気体の場合の状態に似ているため、ファンとホッフの方程式より、π=CRT(C;モル濃度)と浸透圧が求まる、と書かれていました。

重力という概念を使いたくないので、上記(ファントホッフ)のように考えて理解してみようと思います。

初期条件をモル濃度がC1(1g)・C2(1g)の溶液をU字管にいれたとする。(C1<C2、C1が左・C2が右)

ある程度時間がたつと、C1側からC2側へ浸透が起きる(エントロピーの増大による)。また、そのとき左右のモル濃度は、移動した溶媒をA(g)とし、変化後のC1・C2をそれぞれC1'・C2'とおけば、
C1'=C1/1−A(mol/l)    C2'=C2/1+A(mol/l)
となる。(0<A<1)
ここで、両溶液を十分希薄だとすると、膜にかかる力はファントホッフの式より、各々求まる。C1'から膜にかかる力をP1、C2'から膜にかかる力をP2とすれば、P1=C1'RT  P2=C2'RT  とおける。

十分時間がたつと、P2の効果と浸透により発生する力とが平衡状態に達し、つりあう。

ここでやはり疑問となるのが、P2の効果です。
ばん吉さんが書かれたレスによれば、これは”濃度の濃い方が多く”圧力が膜にかけれるということだと思うんですが、そのあとの
>圧力自体はこの増分+溶媒側の圧力です
が微妙です。溶媒側の圧力というのはエントロピーにより発生する力ですか?

溶液側から溶媒側に溶媒が浸透する際、この浸透の原因は溶液側の圧力なのですか?そうだとすると、浸透の原因がエントロピーの増大によりという法則に当てはまらないと思うのですが



[4123へのレス] Re: 浸透圧(U) 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/25(Sat) 22:24:10

まず最初に注意しますが、機種依存文字を使いすぎです。
一つでも使ってはいけないというのがネットのマナーなので注意しましょう。
(II、リットルが一文字になったやつです)

まず、HIDEさんの想定された問題に対して、2,3ツッコミを…。
浸透は膜を境界にして2液が接した瞬間から始まります。
ある程度時間がたつとその浸透がある程度進むことになります。
決して、液を入れてからしばらくして突然浸透が始まるわけではありません。
そして、P1、P2ですが、溶液から膜にかかる力は浸透圧だけではないです。
溶液に働く重力に起因する「液圧(こんな言葉あるのか?)」があります。
水なら水圧にあたるものです。
これを考慮しないとU字管の問題ではありません。
(つまり、僕が前のレスで書いた直線管を水平に置いた状況になります)

ということで、このツッコミを踏まえて僕が問題をやり直すと、
始めに、濃度C1、C2の溶液をVリットル入れたとします。(簡単のため同体積)
すると、Aリットルの溶媒が左から右へ浸透した時のP1,P2は
P1 = (C1*V/(V - A))RT + ρ'(V - A)
P2 = (C2*V/(V + A))RT + ρ'(V + A)
となります。(本当はV - Aとかの式は間違いですが、希薄溶液なので
溶液の体積 = 溶媒の体積、密度は濃度によらないとしました。
またρ' = 密度×定数で定数とはファントホッフの式の圧力と単位をそろえる
ためのもの)
これが等しくなる時が平衡状態です。
(C1*V/(V - A))RT + ρ'(V - A) = (C2*V/(V + A))RT + ρ'(V + A)
ですが、三次式になったのでまぁ、この辺でご勘弁を。(笑)
(問題を作ったのは始めてですが、大変ですね…。
あげあしとりをしようと思えばいくらでもできそうです。)

こんな適当な定量的扱いはどうでもよいので質問に戻ります。
>圧力自体はこの増分+溶媒側の圧力です
については、さっきの問題を解く途中で書いたP1,P2の式のことです。
溶媒側の圧力とはつまり、「液圧」です。(よね?>ぱん吉さん)
そうすると、重力を考えなければならないことがよく分かると思います。
重力を考えなくてもよいのは、液圧が膜の左右で常に等しい場合、
つまり先の直線管の場合です。
エントロピー増大則に起因するのはファントホッフの圧力の方です。
P2の効果というのは言葉の意味が僕にはよく分かりません。m(_ _)m

>ぱん吉さん
膜が固定されていることが束縛条件になっていたんですね。
特に注意して考えてもいませんでした。
膜が動くとなると、先の直線パイプの問題でさえややこしいですね。
ふたを固定すれば話は簡単ですが、ふたも自由にすると…
ちょっとめんどくさそうです。熱力学の問題ですね。
僕のやった熱力学ではとりあえずほとんど気体を対象にしてやったので、
液体になるとよく分かりません。まだまだ勉強が足りません…。
と、これは大学の話ですね。管理人さんすいません。m(_ _)m

駄文&長文失礼しました。m(_ _)m

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[4123へのレス] Re: 浸透圧(U) 投稿者:HIDE 投稿日:2003/10/27(Mon) 11:18:22

>機種依存文字を使いすぎです
すいません、以後気おつけます

>重力を考慮しないとU字管の問題になりません
うんうん、重力も大事な要因だったんですね
これで、ほぼ解明できました。以前のレスでばん吉さんが書かれたように、問題なのは溶媒から溶液に浸透しようとする力と溶液から溶媒にかかる力の総和がゼロ(平衡)になったときが溶媒の移動が見た目上変化が無いということだったんですね。
そして、浸透圧とはその2力の総和の力の大きさだったのですね。ばん吉さんが書かれたことが良くわかりました。

>直線パイプ(蓋を固定した場合)
膜が自由に動く場合
僕には、溶媒から溶液に浸透しようとする力は存在するが、溶液から溶媒へかかる力はないように思えるんですが・・・。溶液側の圧が上がるのは、ただ移動してきた溶媒により空間が窮屈になるからですか?

膜が固定された場合
ある程度溶媒側から溶液側に浸透するでしょうが、パイプがもろければ爆発・十分堅ければ・・・どうなるんでしょうか?


[4123へのレス] Re: 浸透圧(II) 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/28(Tue) 00:21:15

「溶媒の移動が見た目上変化が無い」という視点は、化学平衡でも
同じですね。非常に大事な視点です。

ふたを固定して膜を自由にしたら、溶媒の方から溶液の方へ浸透するので
相対的に膜が溶媒側に動いていって(つまり、移動した溶媒の分だけ
膜が溶媒側に移動する)、最終的には膜が端まで移動すれば
膜を固定してふたを自由にした時と同じになると思います。

どっちも固定したら、まぁ、常識的にパイプの爆発はないとすれば、
そのまんまかなぁ。液体は圧縮しても体積がほとんど変わらないですから
溶媒は移動できない、つまり両側から押されている状態ですよね。
逆浸透させる直前みたいな感じかな。
膜が破れることもありえますね。

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[4123へのレス] Re: 浸透圧(U) 投稿者:HIDE 投稿日:2003/10/28(Tue) 10:40:03

ばん吉さん、VV(大学1年)さん
ずいぶん長々と質問にお答えいただいてありがとうございました


[4123へのレス] Re: 浸透圧(U) 投稿者:ぱん吉 投稿日:2003/10/28(Tue) 15:11:46

すぐにレス出来なくてすいませんでした。
お二人とも上の話を読む限りちょっと理解が不十分かと思います。学問ですから妥協はよくありませんのでもう少し書きます。

>うんうん、重力も大事な要因だったんですね
重力は話の本質には無関係です、重要ではありません(以下参照)。

>これで、ほぼ解明できました。以前のレスでばん吉さんが書かれたように、問題なのは溶媒から溶液に浸透しようとする力と溶液から溶媒にかかる力の総和がゼロ(平衡)になったときが溶媒の移動が見た目上変化が無いということだったんですね。

そうではなくて、溶媒から溶液に(濃度差従ってエントロピー増大の法則によって)浸透する溶媒の”量”が、逆向きに圧力”差”によって浸透する溶媒の”量”に等しくなった時が平衡状態です。

>そして、浸透圧とはその2力の総和の力の大きさだったのですね。

そうではなくて、浸透圧とは上記の平衡状態での圧力”差”の事です。
繰り返しますが、濃度差による浸透の傾向を、それと釣り合う(流れを生ずるような)圧力”差”で表したものが浸透圧です。浸透圧という言葉から直観してはまずいんです。今考えている現象(濃度差による浸透)の原因は決して圧力ではありません、あくまでも濃度差それ自体が原因です。それと釣り合う圧力差でその傾向を表すというだけのことでです。

>直線パイプ(蓋を固定した場合)膜が自由に動く場合僕には、溶媒から溶液に浸透しようとする力は存在するが、

力ではなくて流れが存在します。

>溶液から溶媒へかかる力はないように思えるんですが・・・。溶液側の圧が上がるのは、ただ移動してきた溶媒により空間が窮屈になるからですか?膜が固定された場合ある程度溶媒側から溶液側に浸透するでしょうが、パイプがもろければ爆発・十分堅ければ・・・どうなるんでしょうか?

膜(或いは蓋)が動ければ、溶液側の圧力は上がりません(仮に少しでも圧力が上がればその圧力自体によって膜(或いは蓋)がすばやく動くからです。
膜も蓋も固定の場合は、溶液側の圧力が上がります。どのくらいかというともちろん両側の圧力差=浸透圧になるまでです。
この場合この圧力差は溶液側の部屋の壁が(少し増えた体積のために少し押し広げられているので)元の大きさに戻ろうとする力によって与えられます(U字管の場合にこの力を担うのが重力です。これでおわかりと思いますが、重力は問題の付帯状況としてたまたま利用されているだけで、溶液側の圧を上げる事さえ出来れば何でも良いわけです)


[4123へのレス] Re: 浸透圧(U) 投稿者:HIDE 投稿日:2003/10/28(Tue) 23:20:51

>溶媒から溶液に浸透しようとする圧力により溶液側に浸透する溶媒の「量」と、圧力差により溶液側から溶媒側に流れる「量」が等しくなったときが平衡状態

なるほど、確かに重力は全然重要じゃないですね。問題なのは
どうゆう圧力差によって溶液側から溶媒の「量」を放出するのかということだったんですね。

これで完璧です。お忙しい中質問にお答えいただいてありがとうございました。


[4122] 仕事率とは・・・ 投稿者:ぴーなっつまん 投稿日:2003/10/25(Sat) 04:10:21

苑田先生が「仕事率とは単に仕事を時間で割ったものではない」とおっしゃっていたのですが、つまりどういうことですか?仕事率の意味を教えてください!


[4122へのレス] Re: 仕事率とは・・・ 投稿者:tk 投稿日:2003/10/25(Sat) 06:10:23

教科書にのってる仕事率とは平均の仕事率を表しているということです。

F↑ ・v↑を仕事率と呼びます。(物体に働く力のベクトルと速度ベクトルの内積)
これを積分したものを仕事と呼ぶわけです


[4122へのレス] Re: 仕事率とは・・・ 投稿者:ぴーなっつまん 投稿日:2003/10/25(Sat) 12:18:24

ほうほう。仕事を微分したものということですか・・・
ありがとうございました!


[4122へのレス] Re: 仕事率とは・・・ 投稿者:tk 投稿日:2003/10/26(Sun) 06:43:58

ちなみに僕も苑田氏の授業受けてましたよ
あれについていくのは大変ですが、8割くらい理解すればどこの入試問題でも8割は余裕です


[4121] 物理の参考書について 投稿者:たけ 投稿日:2003/10/25(Sat) 02:23:25

はじめまして。
1浪中で、中堅より少しくらいのレベルの
工学部を目指しています。
今物理のエッセンスを一通り終わらしたところで
2次対策用に問題集を買おうと思っているのですが
何を買おうか迷っています。
何かお勧めの問題集があったら教えてください。
ちなみに偏差値は河合の模試で60くらいです。
お願いします!


[4121へのレス] Re: 物理の参考書について 投稿者:tk 投稿日:2003/10/25(Sat) 06:12:45

エッセンスを終わらしたのなら同じ著者の名門の森でいいのではないでしょうか。
ただ物理を学ぶ際に、あやふやな部分がでてきたら適宜その部分を納得いくまで掘り下げることを忘れずに。


[4120] 一般性を失わない? 投稿者:稲葉君 投稿日:2003/10/23(Thu) 20:34:23

円に内接する四角形ABPCは次の条件イ、ロを満たすとする。
イ 三角形ABCは正三角形
ロ APとBCの交点は線分BCをp:1-p(0<p<1)の比に内分する。
このときベクトルAPをベクトルAB、ベクトルAC、pを用いて表せ

この問題について質問です。BCとAPの交点をQとすると、ベクトルAPはベクトルAQとベクトルQPで表せる。内分点の公式からベクトルAQはすぐ表せる。ここでベクトルQPを求めるために、方べきの定理と三角形ABQについての余弦定理を使うという方針をとったんですが、解答は三角形ABCの一辺の長さを1としても一般性を失わないと書いていて、この記述の意味がわかりません。何故一般性をうしなわないのでしょうか?


[4120へのレス] Re: 一般性を失わない? 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/23(Thu) 22:21:53

疑問に思うのでしたら、三角系ABCの一辺の長さをxとかおいて
解いてみてはいかがでしょう。
そうすると、きっとどこかで約分によってxが消えるのではないでしょうか。
つまり、解答にはxが関係しないということでしょう。
だから、x = 1としても一般性を失わないということなのでしょう。

僕は解くなら半径をrとして、最終的に円の中心をOとして、
OPベクタの大きさがrであるということを使いました。
(パッと読んで思いついただけの解法なので、楽な方法かは分かりませんが…)
この場合でも両辺にr^2があらわれて消えました。

センスのいい人はこういう問題を読んで、すぐにABCの一辺の長さとか
外接円の大きさを適当に決めてもいいんだと分かるのだと思いますが、
僕のように図形センスのない人は、計算力で勝負します。
よって、適当に決めていいのかどうか分からない時は、
とりあえず適当な「文字」でおいてみて計算して行けばいいのでは
ないでしょうか。
(問題分に長さが指定されてないから適当に決めていいんだなという
推測もできなくはないですが…。(笑))

もっと直感的に説明できる方のレスを望みます。m(_ _)m

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4120へのレス] Re: 一般性を失わない? 投稿者:みしょ〜 投稿日:2003/10/23(Thu) 22:35:38

一般性を失わない,ってのは,「1辺の長さを1とした場合の結果も,それ以外にしたばあいも,(つまり1辺の長さが何であれ)同じ」ってことですね。
今回は,図形を書いてみるとわかりますが,1辺の長さがnの場合と,1辺の長さが1の場合は,相似です。
しかも問題には,「比」の要素はあっても,「大きさ」を指定する要素がありませんよね。
だから,「この問題は比さえ分かれば良いんだ」と見抜き,「一般性を失わない」とキメます。

まぁ,実際のところ,ボクは滅多に「一般性を失わない」は使いません。よっぽど計算が面倒でない限りは。
あっさりdなどで置くのが良いかも。

http://misho.virtualave.net/


[4120へのレス] ありがとうございました 投稿者:稲葉君 投稿日:2003/10/24(Fri) 00:47:17

お二人のアドバイスとても参考になりました。VV(大学1年)さんのやり方でも解いてみました。あと、相似を使っても答えがでました。2つとも辺の長さをxとおいて解くよりも効率が良かったです。みしょ〜さんに教えていただいた一般性見抜き方は凄く納得でき、感動しました。でも、僕は一般性を失わないと言い切る自信はないので、計算がよほど面倒でない限り他の解法を使ったり、VV(大学1年)さんが仰るように計算で勝負できるよう練習します。本当にありがとうございました。


[4119] ヤングの実験 投稿者:MTR 投稿日:2003/10/22(Wed) 16:39:13

難系313P例題88(2)で質問です。問題の説明が難しいので、
難系をお持ちの方にお願いします。

解答ではいきなり dx/L+l-n‘l=λmとなっているのですが、何故
dx/L+n‘l-l=λm としてはいけないのでしょうか?xが正負かわからない
のにこのように立式した理由がどうもわかりません。Bからの光路−Aからの光路になるようなんとかあわせたらでるんでしょうか?


[4119へのレス] Re: ヤングの実験 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/22(Wed) 22:52:43

問題文を書かない投稿はルール違反です。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4119へのレス] Re: ヤングの実験 投稿者:アンサー 投稿日:2003/10/23(Thu) 19:21:23

私のホームページでスレを立てていただければ、答えられますが。
http://homepage3.nifty.com/answ/index.html

http://homepage3.nifty.com/answ/index.html


[4119へのレス] Re: ヤングの実験 投稿者:MTR 投稿日:2003/10/24(Fri) 06:51:01

すみません、図がないと説明が酷なので文章説明だけだとわかりにくく
なってしまうと思って難系お持ちの方と書きました。
アンサーさんのスレを使わせてもらいます。


[4118] 大学選び 投稿者:夢はホバーボードそ創ること 投稿日:2003/10/22(Wed) 00:18:51

高温超伝導について研究している大学を教えて下さい。超伝導について勉強したいんです。宜しくお願いします


[4117] 微分方程式 投稿者:まえゆう 投稿日:2003/10/21(Tue) 23:21:54

こんばんは。今高3で受験勉強真っ最中なのですが、少し大学の勉強がしたくなりました。本屋にはいろんな本が置いてあり、どれがいいのかさっぱり分かりません。初心者に分かりやすい本で、お勧めの本があったら、教えてください。これはルール違反ですか?


[4117へのレス] Re: 微分方程式 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/22(Wed) 00:31:34

まぁ、この時期にそんなことをしている場合じゃないというのが本音ですが。
もう高校の勉強は完璧ですか?もしそうだったら、微分方程式も
簡単なやつはすぐ分かるはずです。

簡単なやつです。
(問)次の微分方程式の解を求めなさい。
(微分方程式の解とはその微分方程式を満たす「関数」の事)
df(x)/dx = kf(x)

この形と、振動型の方程式が解けるようになれば、大学教養程度の
(物理・化学ででてくる)微分方程式にはかなり対応できると思います。
(僕は1年なのであくまで推測ですが)
この2つの型の理解には本は必要ない気がします。
東大理1の後期総合問題ではこの形の微分方程式が出ています。
ネットでタダで入手できますよ。
あと、たしか青チャートの数IIICの最後の方にちょろっと書いてあった気が
します。あの程度でも十分ですかね。

そこまでアドバンスな内容を求めるくらいですから、あとは実際の問題を
見てみたり、その解答を読むくらいで分かると思います。

最初にも言いましたが、こんなことをやる時間があったら、
苦手教科の時間にあてるとかした方がいいと、僕は思います…。
もうセンターまで100日切ってますし。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4117へのレス] Re: 微分方程式 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/22(Wed) 00:31:59

(問)のkは定数です。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4117へのレス] Re: 微分方程式 投稿者:ポム 投稿日:2003/10/22(Wed) 11:04:27

df(x)/dx = kf(x)
(1/f)(df/dx)=k
∫[(1/f)(df/dx)dx]=∫kdx
∫df/f=∫kdx
logf=kx+c
f=exp(kx+c)
f(x)=Cexp(kx)
c,Cは任意定数

こんな感じで?


[4117へのレス] 横レス失礼(Re: 微分方程式) 投稿者:よこやま 投稿日:2003/10/23(Thu) 14:56:00

>ボムさん
 細かいことを言えば、f(x) が恒等的に0の場合を別扱いする必要があります(他、f(x) の富豪で場合分け、などあります)が、おおよそそんな感じで良いでしょう。

>VV さん
 御意。<「そんなことしてる場合じゃない」

>まえゆうさん
 どうしてもと仰るなら、モノグラフシリーズの「微分方程式」ってのがありますよ(絶版になっていなければ、大きな本屋にはあるでしょう;通販でも買えるかも)。
 積分の計算がスラスラ出来れば、微分方程式の解を求める手順は、積分の応用として理解・実行できると思います。


[4117へのレス] 訂正 投稿者:よこやま 投稿日:2003/10/23(Thu) 14:57:09

#嗚呼、お粗末…。

富豪→符号、でした。m(_ _;)m


[4116] 運動方程式について 投稿者:すずき ようこ 投稿日:2003/10/20(Mon) 21:17:03

雨が降っていて傘を持っていないとします。
人がVm=b[m/s]の速さでLだけ離れた場所になるべく濡れずに行くにはどうしたらよいのでしょうか?
雨はVr=a[m/s]の速さで降っています。
教えてください。


[4116へのレス] Re: 運動方程式について 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/20(Mon) 23:08:51

ルール違反です。出典や、自分の方針を書いてください。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4116へのレス] >すずき ようこさん 投稿者:猫背の狸(管理人) 投稿日:2003/10/21(Tue) 06:18:53

ルール違反をしていた前の記事にレスがありましたので、
ルールを守って投稿をしていただければ、そのレスをこちらで
再掲載します。


[4115] 漢文早覚え速答法 投稿者:やじ 投稿日:2003/10/20(Mon) 18:24:04

「漢文早覚え速答法」について何ですが
今改訂版が発売されているんですが前と何が違うんですか?
値段が高くなって、少し大きくなってるのはわかるのですが
内容はどう違ってるんですか?
近くの本屋にないのでどなたか違いを教えてください


[4115へのレス] Re: 漢文早覚え速答法 投稿者:ミネイト 投稿日:2003/10/20(Mon) 20:18:53

改訂って?
2001年出版のやつのことか?


[4115へのレス] Re: 漢文早覚え速答法 投稿者:やじ 投稿日:2003/10/20(Mon) 23:01:57

2002年出版だったような気がするけど
とにかく改訂版って書いているやつです


[4115へのレス] Re: 漢文早覚え速答法 投稿者:まえゆう 投稿日:2003/10/21(Tue) 23:16:03

少し見たら、前のやつより今のやつのほうが、少しだけ覚える重要漢字の数が多い見たいです。近くの本屋にあるので明日でも詳しくみてきます。


[4115へのレス] Re: 漢文早覚え速答法 投稿者:やじ 投稿日:2003/10/22(Wed) 15:47:08

宜しくお願いします


[4115へのレス] Re: 漢文早覚え速答法 投稿者:Nezumi Hanabi 投稿日:2003/10/23(Thu) 23:06:27

こんばんは、はじめまして。
Nezumi Hanabiと申します。

早速ですが、「早覚え速答法」の改訂前と後の両方を所有しているので書き込みさせていただきますね。

1.改訂版の方がサイズがでかい。
2改訂版には、志望別の勉強法が書いてある。.
3.改訂版には、(志望)タイプ別最小勉強法がついている。
4.「これだけ漢字88」が改訂版では「これだけ漢字91」になっている。

と、こんな感じです。
細かいところまではみていないので分かりませんが、
句形などの主要な部分はほとんど同じだったように思われます。


[4115へのレス] Re: 漢文早覚え速答法 投稿者:やじ 投稿日:2003/10/24(Fri) 19:29:49

2改訂版には、志望別の勉強法が書いてある
3.改訂版には、(志望)タイプ別最小勉強法がついている
↑この二つが気になります
これは難関大学を受験する人用とかそんなやつですか?
あとタイプ別最小勉強方もどんなやつですか?


[4115へのレス] Re: 漢文早覚え速答法 投稿者:Nezumi Hanabi 投稿日:2003/10/24(Fri) 22:40:08

すいません、2,3は同じ事です。ミスりました。

>これは難関大学を受験する人用とかそんなやつですか?
あとタイプ別最小勉強方もどんなやつですか?

大きく分けて、私大、センター、国立のことについて書いてあります。
センターならある大学の過去問が良いだとか、
これだけ句形が必要だとか、そんなことがかいてあります。

当方2次で漢文を使わないので、詳しいことは何ともいえません。
一度本屋などで立ち読みしてみると良いと思います。
(もしかしたらやじさんが望んだ情報が書いていないかもしれないので。)


[4115へのレス] Re: 漢文早覚え速答法 投稿者:やじ 投稿日:2003/10/26(Sun) 22:58:17

ありがろうございました
センターまでしか使わないからたぶん大丈夫だとおもいます


[4113] 運動量と力積の問題 投稿者:永井 投稿日:2003/10/20(Mon) 13:40:54

どうもこんにちは。出典は定期テストです。



『滑らかな床に質量Mの木片を置いた。これに質量mの弾丸をvoで打ち込むと木片内を凾sで通過し、弾丸が木片を貫通して速度v1になっ、た。木片の移動した速さを求めよ。ただし弾丸が木片内を通る時の重力は無視できて弾丸には木片内で摩擦力Fが働く。またv1<vo』



という問題なのですが、僕は求める速度をvxとして
m・vo+M・0=m・v1+M・vx
からvxを求めたのですが、これで合っているでしょうか。

木片を貫通する際に摩擦力Fが働き、それが弾丸の速度v1に影響しているような気がするのです。そうすると運動量保存則が成り立たないのでは?

ちなみにこの大問は全部で5門からなり、前の小問で摩擦力Fを求めさせています。

摩擦力Fは床に木片を固定し弾丸を打ち込んだときの運動量の変化
と貫通する時間で力積を求めてそこから導くというものでした。ここで求めた摩擦力Fと上の問いの摩擦力Fは同じ物とするそうです。


わかりにくかったらほんとすみません。笑。物理あんまり得意じゃないんで。。どなたかか答えをお願いします。。


[4113へのレス] Re: 運動量と力積の問題 投稿者:R 投稿日:2003/10/20(Mon) 15:16:24

あってると思います。運動量保存則は外力が働かないかぎり成り立ちます。ためしに運動方程式で求めてみると、F/m=(vo−v1)/儺、F/M=(vx-o)/儺となり、同じ答えが出てきます。力学的エネルギーの原理ではm*vo^2/2-m*v1^2/2=F*{(vo+v1)/2}*儺、M*vx^2/2=F*(vx/2)*儺となり、やはり同じ答えが出てきます。でも、一般的に衝突問題は運動量保存則が楽です。


[4113へのレス] Re: 運動量と力積の問題 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/20(Mon) 23:01:32

摩擦力Fは木片と弾丸の系からみたら内力ですよね?
(つまり、系内の物質間でのみ働く力)
ということは、木片と弾丸で運動量と力積の式を立てれば、
(木片)M*v_x - M*0 = F*ΔT
(弾丸)m*v_1 - m*v_0 = -F*ΔT
となり、両辺を足すと、
M*v_x - M*0 + m*v_1 - m*v_0 = 0
or m*v_0 + M*0 = m*v_1 + M*v_x
となり、永井さんの使われた運動量保存の式が出てきます。
つまり、内力の力積は、系全体で考えるとキャンセルされるので、
外力がない場合は運動量が保存されるということになってます。
この説明は教科書にも書いてあると思いますので、もう一度読んで見ましょう。
運動量保存等についての理解が、永井さんはまだ甘いようです。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4113へのレス] Re: 運動量と力積の問題 投稿者:永井 投稿日:2003/10/21(Tue) 21:03:21

物理は高2から履修で、まだエネルギー辺りなのですが、
これまでの学習で定義や理解など、あいまいにしてきてしまったところがあるのだと思います。。。
力学は大切と聞きますので基礎から洗い直し、頑張ろうと思います。
ありがとうございました。


[4113へのレス] Re: 運動量と力積の問題 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/22(Wed) 01:13:59

がんばって下さいね。
力学はそれ以降のほぼ全範囲で関係してくるので絶対にマスターしましょう。
また、力学はマスターするまでに半年以上かかると言われます。
詰まってもいいですから、しっかりと学んでください。

僕も高2からの履修でしたが受験には十分間に合いますので、
あせらず、しっかりやってください。(あまりとろとろやるのも問題ですが…)
特に力学はしっかり理解しましょう。

と、以上蛇足でした。m(_ _)m

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[4112] 数学問題集 投稿者:よっちゃん 投稿日:2003/10/20(Mon) 00:29:40

はじめまして。
今高三で数学の入試レベルの問題をガンガンやっていこうと思ってるんですが、オススメの問題集なんかあったら是非教えてほしいです。志望大は中堅よりやや上の工学部です。また、いい勉強法等も教えてもらえればうれしいです。


[4112へのレス] Re: 数学問題集 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/20(Mon) 22:47:42

青チャートあたりがいいんじゃないでしょうか。(数IIIC)
もっと上なら「新数学演習」(東京出版)を僕は使いました。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4112へのレス] Re: 数学問題集 投稿者:みしょ〜 投稿日:2003/10/21(Tue) 21:17:39

過去問をかたっぱしから解いていくって手もあります。
学校の進路指導室などに,大学入試問題を集めた奴があるので,志望校に近いレベルの問題を選んで解いてみるとか。

……あ,でも解説が詳しくないのが難点ですね^^;

新数学演習は少々難しいので,青チャートか1対1対応の演習(東京出版)あたりでしょうか。

http://misho.virtualave.net/


[4112へのレス] Re: 数学問題集 投稿者:無地の大ちゃん 投稿日:2003/10/21(Tue) 23:52:15

僕も、1A2B3C(微分まで)が終わりそろそろ高いレベルで学習したいのですが、同じく駿台から出ている実践演習がとてもよかったので同じく駿台サンから出ている最高峰の数学へチャレンジ考えるたのしみ71題を考えているのですが、どうなんでしょうか?何か知っていることがありましたらアドバイスほしいです。


[4112へのレス] Re: 数学問題集 投稿者:リーメス 投稿日:2003/10/22(Wed) 23:19:59

考える楽しみって長岡先生の本ですよね。
もしそうなら、問題の多くが過去の東大実践模試などの問題です。
旧課程時代からの問題も多く含んでいるので、空間図形などは
現在の問題よりもかなり難しいと思います。手が出ない問題が
あったとしても気にしないことです。


[4112へのレス] Re: 数学問題集 投稿者:無地の大ちゃん 投稿日:2003/10/23(Thu) 01:29:06

リーメスさんレスありがとうございます。そうです、長岡先生の本です。難しそうですねぇでも知的好奇心が満たされそうで、プライドをくすぐられそうな中身っぽいので一応趣味程度に買って試してみます。ありがとうございました。


[4112へのレス] Re: 数学問題集 投稿者:よっちゃん 投稿日:2003/11/01(Sat) 12:45:31

みなさんありがとうございました!とりあえず青チャートをきわめて見たいと思います。


[4111] 物理の口頭試問 投稿者:poppy 投稿日:2003/10/19(Sun) 23:21:03

はじまして。
来月、大学の推薦入試で物理の口頭試問があるのですが、調べても過去問や資料が無いので、対策に困ってます。どなたか、九工大レベルの物理的センスを問うような問題があったらを教えてください。推薦のアドバイスなんか頂けたら幸いです。


[4111へのレス] Re: 物理の口頭試問 投稿者:universe 投稿日:2003/10/20(Mon) 02:24:33

poppyさんはじめまして。九工大じゃないですが、私も推薦入試です。
資料が無くても、もう終わっちゃってるかも知れませんけど、オープンキャンパス等に行った時に直接教授に聞くという手もあります。意外とネタバレしてくれちゃったりしますよ。文化祭の時に在学生に聞くのもいいと思います。

口頭試問っていっても色々考えられます。今まで聞いたことがあるのだと、「”○○○(物理用語)”という言葉について、小学生に分かる様に説明して下さい」とか「〜の法則とはどういうものですか」とか「(簡単な問題を出されて・・・)この問題を解いて、解説して下さい」とか。教科書をよく読んで、簡単な用語や法則について説明できるようにしておけばいいと思います。それに、もし答えられなかったりしてもある程度は助け舟を出してくれると思うので、あんまり完璧を目指さなくても、基本的なところをしっかり押さえておけばいいです。

ちなみに私の場合、募集要項に「口頭試問」とあったので対策をしていったのですが、試験官によって口頭試問があったりなかったりしました。私の試験官はやりませんでした・・・

最後に、推薦(面接)のポイントを。
【なぜその大学の学部学科なのかを伝えることが大切】
そこの大学じゃないといけない訳を、自分の将来像なんかと結びつけて伝えられれば最高ですよね。
【外見より内面を】
当たり前のことですが、いくらキッチリした格好をしてても中身が無ければ意味がありません。
【大学をほめても意味がない】
大学のいいところを沢山並べても、面接官はそんなこと聞かされてもしょうがないですし、普通は他の同じ様な受験生も同じ様なことを言ってます。大学じゃなくて自分をほめて下さい。(注:もちろん実績や根拠がないとダメです。根拠も無しに「私はひといちばい頑張り屋です」等と言っては逆効果です。)
【ただ質問に答えるだけじゃなくて自分で面接試験を作っていく】
1行の質問に対して10行以上で答える気でいた方がいいです。そのとき、自分が話しやすい方向に話をもって行く様に心がけます。守りよりも攻めです。
【困った時は何か言う】
つまづいた時は黙らずに、聞き返したり、「少し時間を下さい」とか「分かりません」等と言った方がいいです。
【模範解答の暗記は不利になる】
相手は人を見るプロなので、マニュアル型の受験生なんかすぐにバレますし、どうせ予想通りの質問なんか来ません。あくまで自分で面接試験を作っていく気で望んだ方がいいです。


[4111へのレス] Re: 物理の口頭試問 投稿者:poppy 投稿日:2003/10/20(Mon) 21:58:58

なるほど…大学じゃなくて自分を褒める、面接試験は自分で作っていく…とても参考になりました。確かに、大学側も自分に自信とやる気がある子を選びたいだろうし、攻めて行った方が後で印象にも残りますしね。先輩方の模範解答はあまり参考にせず、自信を持って積極的に頑張ろうと思います。なんとなく目標が見えてきました。
口頭試問は基本が大事ってことですね。とりあえず、数学や物理で公式がどのようにしてできたかを分かりやすくまとめようと思います。でも、最近の教科書は余弦定理や正弦定理の証明すら載っていないそうで…先生が嘆いていました。公式は使いこなせば問題が早く簡単に解けるけど、詰まった時に他の考えができなくなるのが怖いです。
詳しく分かりやすくアドバイスしていただき、ありがとうございました。


[4111へのレス] Re: 物理の口頭試問 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/20(Mon) 22:52:42

>最近の教科書は余弦定理や正弦定理の証明すら載っていないそうで
そうなんですか??僕の去年まで使っていた教科書にはちゃんと
載ってましたが…。参考になさるならチャート系は、きちんと証明を
書いていると思いますので、よかったらどうぞ。

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[4110] 物理と化学 投稿者:ぶるー 投稿日:2003/10/19(Sun) 21:18:35

 はじめまして。
 今高2で来年の授業の選択の真っ最中なのですが、うちの学校は物理と化学の両方を時間の関係で取る事ができません。
 そこで質問なのですが、物理と化学どちらの方が独学がしやすいですか?お願いします


[4110へのレス] Re: 物理と化学 投稿者:エント(高3) 投稿日:2003/10/19(Sun) 22:55:47

やる気があったらどっちも独学できるよ。
自分は物理を必修で取って化学は学校で取らないで独学してる。
うちの高校は文系の学校で授業が本当意味のないから物理も内職してる。
先生が良かったらそっちを取ればいいと思うよ。
あと、両方独学する気でどんどん自分で先取り勉強をした方がいいと思う。


[4110へのレス] Re: 物理と化学 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/19(Sun) 23:39:30

理系ですよね?物理と化学を一緒にとれないカリキュラムって、
いったい何考えてるんでしょう…。信じられません。
国立大学ではセンター7科目化が進んでいるというのに。
ちなみに1年で理科は何をやられたのでしょう?
もしかして1年で化学の大半を終えたとかでしょうか??

物理も化学も最初のとっかかりでつまずくと、最後まで尾をひいて、
できないまま終わってしまいそうです。
ですから、なるべくなら、よく知っている先生からとっかかりを
教えてもらう方がいいんですけどねぇ。
なかなかどちらかを選べと言われると難しいです。
でも、どちらかと言えば、化学の方が無機有機というだいぶ
独立した分野を含んでますので、理論化学でつまづいても
何とかなるかも知れないので、化学を独学したほうがいいのかも
しれません。(つまづくことを前提にしています。だって、つまづかなけりゃ
どっちだっていいわけですから…。)
ちょっとこの選択は難しいですね。(普通は生物・物理で迷うんですが…)

現在高2ということは、僕と同じ教育課程の最後の年ですね。
かんばって下さい。(?)

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4110へのレス] Re: 物理と化学 投稿者:ぶるー 投稿日:2003/10/20(Mon) 21:05:15

返信ありがとうございます。やろうと思えばどちらも独学ができるということですね。決定まで半月ほどあるのでそれまで考えたいと思います。


[4109] コンデンサーについて 投稿者:サムソン 投稿日:2003/10/19(Sun) 20:36:42

コンデンサーLはdだけ離れた半径Rの2枚の平行な金属円板(極板X、Yと名づける)(電気容量C)からなり、さらに半径がRで厚さがdに比べて無視できる金属円板Zを、XとYとの間にXからd/4だけ離してXに平行に挿入したものである。

コンデンサーLの全ての金属円板の電荷を0にした後、Xに+Q、Zに−Qの電荷を与え、XとYを導線でつないだ。Zに対するXの電位はいくらか。

という問題で、電気量保存則など色々駆使しましたが答えが出ませんでした。
教えてくださる人がいましたら幸いです。

一応、答えは3Q/16Cです。


[4109へのレス] Re: コンデンサーについて 投稿者:R 投稿日:2003/10/19(Sun) 22:48:07

C=ε*S/dとすると、XZのなすコンデンサーの電気容量はε*S/(d/4)つまり、4ε*S/d。そしてYZのなすコンデンサーの電気容量はε*S/(3d/4)つまり、4ε*S/3d。ここで、XとYは導線でつないでいるからZからの電位が等しいのでそれをVとすると、Xにたまる電荷Q'、Yにたまる電荷Q''はそれぞれ
  Q'=(4ε*S/d)*V                             Q''=(4ε*S/3d)*V
であり、Q'+Q''=Q(電気量保存則)より、(16ε*S/3d)*V=Q
ここで、ε*S/d=Cを代入するとCV*16/3=Q
よって、V=3Q/16C


[4109へのレス] Re: コンデンサーについて 投稿者:サムソン 投稿日:2003/10/20(Mon) 00:36:41

わざわざレスしてくださりありがとうございました。
おかげでようやくわかりました。

XとYを導線で繋いだ瞬間は、直列回路に見えても、直列の条件(各極板の電気量が等しい)が満たされていないので、並列回路の条件を利用しなさいってことなのですね。

本当に助かりました。
また機会があればそのときはよろしくお願いします。


[4109へのレス] Re: コンデンサーについて 投稿者:R 投稿日:2003/10/20(Mon) 14:42:53

コンデンサーの問題で「導線でつなぐ」という表現がでてきたらそれは電圧が等しいという条件と読み替えるように慣れておいたほうがいいですよ。


[4109へのレス] Re: コンデンサーについて 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/20(Mon) 23:07:23

もう一つの考え方としては、Zの上面と下面を分離して、
それぞれ新しい極板Z_1とZ_2とします。
そうすると回路では、XとZ_1のコンデンサと、YとZ_2のコンデンサが
直列でつながっていることになります。
(Z_1とZ_2の間は導線があると思えばよいです)
こうしてできた新しい回路でそれぞれの電気容量を出せば、
あとは普通のコンデンサの問題となんら変わりませんね。
ややこしいコンデンサではこの様に読み変えてしまうのも一つの手です。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4108] 物理の勉強法について 投稿者:ゆうき 投稿日:2003/10/19(Sun) 18:42:59

こんばんは。相談なんですがこれからvvさんに薦められたとおり教科書を読んでセミナー物理で演習することにしたんですが、漆原の物理をもうかってしまったんです。この本はどういうふうにつかったらいいですか?使えるって人とダメっていう人がいるみたいですけど。


[4107] 模試 投稿者:中村 投稿日:2003/10/19(Sun) 15:55:01

はじめまして。模試の関してお聞きしたいのですが、この時期偏差値や判定を、どのようにとらえていけばいいのでしょうか?
昨年河合塾の模試ではE判定しかとれなかった大学が、駿台で浪人するようになって、駿台の模試ではAがでるようになりました。ただ偏差値の数字は、そこまで伸びてはいないのに判定が変わるのは主催予備校が違うからなんでしょうか?
今年は駿台の模試しか受けていなく、他塾(代ゼミ)へ行った友人から偏差値70にいったなどと言われると、よくわからなくなります。。駿台の模試で70なら理一もA判定になってしまいます・・。どなたかこの謎を解いて下さい。おねがいします


[4107へのレス] Re: 模試 投稿者:かめ 投稿日:2003/10/19(Sun) 19:05:11

駿台の模試が一番レベルが高いよ。河合が標準で代ゼミはレベルが低いと思う。受けてる層が違うからね。代ゼミでA判定とれても駿台だとE判定だったりするし。駿台でA判定なら全然心配することないと思うよ。自信つけるために代ゼミの模試を受けるっていうのもいいかもね。代ゼミなら軽く偏差値70とれると思うよ。


[4107へのレス] Re: 模試 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/19(Sun) 20:33:38

偏差値なんて母集団によっていくらでも変わるものなので、
大してあてになりません。
それよりも、自分で過去問なんかを解いてみて、その時の感覚で
判断してみるといいです。(所要時間、計算ミス、ひらめきなど)

あと、偏差値よリは順位の方があてになるかも知れません。
で、母集団の数と自分の順位、実際の入試の受験者数と合格者数を
比較してみるとか。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4107へのレス] Re: 模試 投稿者:中村 投稿日:2003/10/19(Sun) 23:35:54

かめさん、vvさんありがとうございます
なるほど、そういうことなのですか。。あまり判定など気にすることなく頑張ります!


[4106] 今後の学習法について 投稿者:くくろろ 投稿日:2003/10/18(Sat) 01:47:10

はじめまして。初投稿です。高2、東大理1志望です。
早速ですが、今、今後の学習方法について悩んでいるので質問させていただきます。
物理についてですが、「微積物理」に非常に興味があるので独学でやって見たいと思っています。
で、それをするためには数3の微積だけじゃなくて大学範囲の数学も知っていたほうがいいと聞いたのですが(微分方程式とか??
それを学ぶための参考書とかって何かいいものあります?
(ちなみに数学は学校で数12ABを習い終わったところで、これから数3に入るんですが、終わるのが3年6月と聞いたので独学します)
それから、微積物理を独学しようと思ったら、新物理入門(駿台文庫)からでいいですよね?苑田先生とかの授業とか興味ありますが、とても田舎に住んでるので無理です。

オネガイしますm(._.)m


[4106へのレス] Re: 今後の学習法について 投稿者:VV(大学1年) 投稿日:2003/10/18(Sat) 12:19:22

高校物理の問題はもう何でも解けるレベルになってますか?
まずは微積を使わなくてもきちんと解けるようになることが大事です。
微積を使わずに解ける問題ができない人が、微積を使って挑戦したから
といって、その問題を解けるとは限りません。

正直言って、高校の物理を解くのに微積はほぼ必要ありません。
微分方程式も解ける必要はありません。(実は解いてますが…(笑))
ただ、東大理1なら後期の総合科目で微分方程式がでることがあります。
なので、過去問をやれば後期ででる微分方程式は完璧です。

さらに、微積をつかった物理をやる時間があるのだったら、他の科目を
やった方がいいです。微積を使った物理は大学に来れば嫌というほど
やりますので、高校からやっていても大したアドバンテージには
なりません。
(それでも大学の教官側としては、変数分離とかの微分方程式は
解けて欲しいみたいですが、教育課程から削られてはなんとも言えない…)

ともかく、微積は必要ありません。
やるんだったら、他の科目ももう完璧という程度にしてからでしょう。
(その程度まで言った時点で、入試本番でしょうが…。)
ホントに大学に来ればみんなやることなので、別にあせってやる事ないです。
時間がもったいないです。学校の進度も十分速いので、
夏休みには十分な演習が積めそうですし。
高校物理の問題は微積を使わなくても十分簡単に解けるものばかりです。

http://park10.wakwak.com/~vv-s/


[4106へのレス] Re: 今後の学習法について 投稿者:universe 投稿日:2003/10/18(Sat) 14:51:38

くくろろさん始めまして。まず質問にお答えします。

>微分方程式とか??
微分方程式以外に細かいのがいろいろありますが、物理をやってて出てきたときにその都度勉強していけばいいと思います。

>それを学ぶための参考書とかって何かいいものあります?
ここに書き込んでるってことはインターネットができる環境にいるってことですよね?でしたら大学教授の講義ノート(pdf形式のファイルが多い)をお薦めします。検索エンジンで、例えば「講義ノート 物理数学 pdf」等と検索すれば沢山見つかります。かなりいいものもあるので、本を買うのはもったいない気がします。

>新物理入門(駿台文庫)からでいいですよね?
独学でしたらこれが一番お薦めです。あと、物理の方もネット上に講義ノートが沢山あるので”参考”にしてもいいと思います(あくまで参考程度で、物理入門は手元に置いておくべきです)。


でも、入試に関しては、微積を使うメリットは無いと思います。微積を使わないときよりも極端に点数がよくなったり、問題が楽に解けたりということは殆どないです。もちろん少しはありますが、微積物理を習得する苦労につりあううだけのものではありません。

ただ、「東大理1には絶対に合格する自身がある」とか、「東大理1に落ちても微積物理をやりたい」というのでしたらそれはそれでいいと思います。基本的にはVVさんと同意見ですが、一ヶ所だけ、

>高校からやっていても大したアドバンテージにはなりません。

↑ここのところが違うので私の意見も書いておきます。「微積を使う物理」と、「微積を使わない物理」は、外から見れば微積を使うか使わないかだけの違いに見えますが、考え方(自然界の見方)や勉強の仕方、問題の解き方などが全然違います。微積を使わない物理に慣れてしまってから、微積を使う物理に乗り換えるのは結構大変だと思います。


[4106へのレス] Re: 今後の学習法について 投稿者:MTR 投稿日:2003/10/18(Sat) 16:26:53

高3東大理一を目指している者です、くくろろさん同様新物理入門を
高2のときやりました。個人的な体験から言うと、入試を解く点から言うと、新物理入門、微積は全く役に立たなかった、といってもいいです。束縛条件と電磁気の外積はとても役にたったけど。
 東大目指すなら、まず難問題の系統とその解き方の例題をすべてやってしまうべきだと思います。そうすれば、運動方程式とはなにかとか、保存則成立の条件、コンデンサーとか、重要な点がしっかり身につきます(難系のコンデンサーは深い)
 新物理入門は理論的な構築に積分をフルにつかってますし、積分をつかったエネルギーの正しい定義とか書いてありますが、問題をしっかり解いてエネルギーとかに対しての認識が身についてないと、理解に時間がかかります。特に新物理入門の波動の項目は役にたたないどころか、わけがわからなくなります。
 それでも新物理入門をやったのはuniverseさんと同じ意見からですが、くくろろさんも、まず問題集をやりこんで、物理をうまくに考えれるようになるべきだと思います。
 それができて、新物理にはいろうとおもったなら、微分方程式の参考書として、モノグラフシリーズの微分方程式をすすめます。コンパクトに旧課程の内容をまとめてあり、物理の応用(空気抵抗を考えた落下運動、コイル回路)がかいてあり、値段も800円くらいと手ごろですよ
あくまで個人的意見としてうけとってください


[4106へのレス] Re: 今後の学習法について 投稿者:くくろろ 投稿日:2003/10/18(Sat) 18:27:02

皆さん本当にありがとうございます。m(._.)m
どうやら、あせりすぎていたようです。確かに今はまだそんなに力ついてませんでした。まずある程度力がついてから入門に入るか考えてみます。
それと数学について、なんか数3Cは独学でもいいから早めに終わらせて、そのあと演習に力を入れた方がいいという意見をよく聞くんですが、これはどうですか?本当なら独学しようかと思いますが、結構大変そうなんで。。
確かに学校は公立高校ってことで私立高校とかに比べて習い終わるのがおそいんです。(3年7月くらい)物理は3年10月くらいに終わるそうです。

これもあせりすぎでしょうか?


[4106へのレス] Re: 今後の学習法について 投稿者:universe 投稿日:2003/10/18(Sat) 20:06:40

数III・Cを早めにやっておくといい理由は、次の2つだと思います(他にもあるかも知れませんが・・・)。

【1:微積の計算に慣れる】
数IIIの微積は数IIの微積に比べて、複雑ですし、覚えることも沢山あります。なので、早いうちからたくさん練習しておけばそれだけ得意になります。入試が近くなってからでは大変です。

【2:高校数学の全体像がつかめる】
高校の3年間でどういうことをやるのか、入試までにどれだけの内容を理解すればいいのかを、知った上で勉強するのと知らずに勉強するのとでは結構違います。例えばどこかに出かける場合、先に下見をするようなものです。

数III・Cといってもかなり範囲が広いので、「微積の計算に慣れることを目標に、その他のところは遠足の下見をするような感じ」で予習してみてはいかがでしょうか。