ひねくれポップ

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COPY

ヘッド博士の世界塔

ヘッド博士の世界塔


Flipper's Guitar[ポリスター]
現在、在庫がありません
アシッド・ジャズ、マンチェスターブームをはじめとするUKインディー・シーンの動きとシンクロするかのように、退廃的で快楽的な空気感が詰まったラストアルバムである。
「サンプリング」の手法をフル活用、ありとあらゆる過去の音源を巧みに構築したポップ・ワールドは、リリース直後から多くのプレスに絶賛され、「90年代のサージェント・ペパーズ」などと評された。すべての意味を拒否するかのような歌詞から発せられる圧倒的な虚無感も、多くの解釈や議論を生んだ。この作品をリリースした直後、彼らは突然の解散を発表した。(森 朋之)

OH!ベスト

OH!ベスト


岡村靖幸 , CAPTAIN FUNK (TATSUYA OE) , 西平彰[エピックレコードジャパン]
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あふれる才能を求めらながら、長い沈黙期にリリースされ、ロングセラーの2枚組ベスト。しかし、これだけ復活を望まれているアーティストがほかにいるだろうか。岡村ちゃんほど身を挺した本音をさらすパフォーマンスで我々に愛と性の真実を体現してみせたアーティストはいない。音楽的にはファンクミュージックを日本のポップに翻訳してあまりある功績も、もっと評価されて然るべき。だからこそ、楽曲そのものの素晴らしさに向き合ってみたい。超初期の名曲「Out of Blue」のサビはじまりのエモーション、「イケナイコトカイ」で泣けない感じない人なんているのだろうか? 援助交際に本気で怒り心頭の「ハレンチ」や「セックス」…。真っ直ぐでありたいオトコのコ永遠のバイブル。(石角友香)

ピース

サーファー・ローザ(紙ジャケット仕様)

サーファー・ローザ(紙ジャケット仕様)


ピクシーズ[インペリアルレコード]
現在、在庫がありません
ブリーダーズ、フランク・ブラック以前にこのボストンの4人組がいた。力強いアコースティック・サウンドとマイナー・キーをひけらかすラテン・ポップ勢に対し、ピクシーズは勢いと簡潔さで勝負のハードコアな演奏で挑んだのだった。

ピクシーズ最初のフル・アルバムは、彼らの全アルバム中もっとも飾り気のない内容で、ザラザラした質感と甲高いヴォーカル、挑みかかるようなドラムスが特徴的。楽曲には徹底してハサミが入れられ、必ずしも必要でないと判断された音は容赦なく切り捨てられた。ヴォーカルのブラック・フランシスは、ラリった一行やユーフラテス川について金切り声で歌いつつ、不可解さと異常性を交互に演出している。当時「ミセス・ジョン・マーフィー」と名乗っていたキム・ディールもハイライトとなる「Gigantic」の盛り上げにひと役買っている。これは子ども時代ののぞき趣味をテーマにした不気味なアンセムだ。演奏は整然としたものではなく、聴きやすくはないが、メロディーの美しさは折り紙つき。ノイズに隠れていたフックが不意に現れ、リスナーにガブリとかみつく。(Douglas Wolk, Amazon.com)


メシ喰うな

メシ喰うな


INU[徳間ジャパンコミュニケーションズ]
在庫あり。 価格: 2,000円
芥川賞作家としてはじめて名を成したかに見える町田康=町田町蔵、1981年のこのINU唯一のアルバム以来、実はその根本は不変だ。この作品はいわゆる“パンク”じゃない。ジョニー・ロットンの痙攣(けいれん)歌唱にこそ影響は受けている。しかし、この段階でINUは、欧米のニューウェイヴ勢より高度なテクニックとポップですらある楽曲で、ロック文脈として明文化される以前のごくパーソナル(=普遍的ということだが)な覚醒した諦観や混沌を描き切る。逆さに振っても血の一滴すら出ないほどの容赦なさで。また町田の存在感に隠れがちだが、ギター北田昌宏のジャンルを越境した演奏や構成力は、その後の80年代のP.I.Lやトーキング・ヘッズ、もっと言えばテクノにすら先んじている。(石角友香)
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Syrup 16g , 五十嵐隆[UK.PROJECT]
在庫あり。 価格: 2,625円
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このバンドが他にない異物感を強烈に放ってのけたのは、端的に言って次の2曲でだった。CDでの最初期音源『Free Throw』所収の「明日を落としても」、そして1stアルバム『COPY』の「生活」。前述の『Free Throw』は廃盤の憂き目にあい、オリジナル盤はヒステリックなまでにその値を高騰させた。その不健康ぶりを解消する意味もあるのだろう。本作はこの初期及び未発表音源集のリリース。しかし、これは今の感性による演奏の「新作」だ。若さに任せた暴力的で言葉足らずな歌詞はまったくの「今」ではないかも知れない。が、ライブで生き残ってきた初期衝動的なナンバーの強さは、このバンドの本質そのものだ。今こそしっかり歌を聴いてほしい。五十嵐は絶望そのものじゃなく、その果てを歌っている。(石角友香)

遅死10.10 [DVD]

動脈

静脈

Three Cheers for our side ~海へ行くつもりじゃなかった

カメラ・トーク

カメラ・トーク


Flipper's Guitar[ポリスター]
現在、在庫がありません
「一度聴いたら病みつきになる」と評判だったフリッパーズ・ギター。本作は、彼らの第2弾アルバムである。ここにきてメンバーは2人に減ったものの、パワーダウンするどころかさらに心地よく、よりフリッパーらしさが感じられる作品だ。
今回は、イギリスのAIRレコーディングスタジオにて録音された。そこにアズテック・カメラ、モノククローム・セットのメンバーが参加。エンジニアにはスミス、モリッシィなどを手掛けたスティーヴ・ウィリアムス。ほかにもさまざまな人がスタジオを訪れて、おおいに盛りあがったらしい。日本にはめずらしい音楽性をもった彼らはとても貴重だ。(池端まゆ)

ライヴ・アルバム ~サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態

ライヴ・アルバム ~サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態


ナンバーガール[EMIミュージック・ジャパン]
在庫あり。 価格: 3,000円
日本のロック史上、ここまで解散が惜しまれたバンドがあっただろうか。70年代ニューヨーク・パンク~80年代UKギターロック~90年代オルタナティヴ・ロックなどの影響を完璧に血肉化、凄まじい緊張感と限界ギリギリの集中力を兼ね備えたアンサンブルによって、世界標準のロック・ミュージックを作り上げることに成功したナンバーガールの最後のライヴが収録された本作を聴いていると、「このメチャクチャかっこいいバンドがもう見られない」という事実に呆然としてしまう。「福岡市博多区から来ました、ナンバーガールです」という名セリフに、涙。(森 朋之)

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