ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

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ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]


田辺聖子 , 渡辺あや[アスミック]
在庫あり。 価格: 4,401円
   大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。
 『金髪の草原』の犬童一心監督が、田辺聖子の短編小説を映画化。くみ子演じる池脇千鶴は、関西弁でぶっきらぼうなくみ子の中の女性の部分をデリケートに見せて名演。妻夫木聡は、男の弱さ、ずるさ、情けなさを恒夫を通して見せていくが、恒夫が憎めない男になったのは、心の奥まで透けて見えるような彼の純な演技あってこそだろう。エロティックで美しくて切なくて泣けてしまうラブシーンも出色。恋愛の幸福感と背中合わせの残酷さを見事に描いた傑作だ。(斎藤 香)
分からない 2010-08-31
感動ものだと聞いて覚悟して見ましたが、実際今見終わって、正直…あまり泣けませんでした。泣けなかった、でも心に響かなかった訳ではない、といった感じ。 身障者と大学生の恋、それだけと言ってしまえばそれだけだし、でも本当にそれだけなのか?とも思ってしまう、不思議な気分です。 ジョゼの足が不自由と言うだけ、それ以外は特になんて事のない普通の恋愛を描いたこの映画から、一体何を感じとればいいのか、わたしには分かりませんでした。 感傷に浸りたくはなるけど、本当にそれでいいのか?と思う自分もいます。もう一度そういうつもりで見れば、物語の世界に酔えると思う。だけど本当にそれでいいのかな、と迷ってしまう。 他の方も書いている通り「ひるんだのか?」「僕が、逃げた」等すごくどきっとする台詞や場面もありました。 だけどこの作品を作った監督さんが、見た人をどんな気持ちへ導きたかったのか、そこがいまいちよく分かりません。どこにピントを合わせればいいのかが分からないのです。身障者の恋という要素でしょうか。だけどそれにしては結ばれるまでがあまりにも軽すぎた気がします。恒夫のやさしさという狡さに共感させたかったのでしょうか。だけどそんなものはどんな恋にも付き物だと思うし、相手が足の不自由なジョゼである必要性はない気がする。 一体どういうスタンスで見ればいいのか。そこを疑問に思っている時点で、わたしにこの映画は合わなかったのかもしれないですね。 雰囲気とか音楽は個人的に好きでした。が、物語としては嫌いだと言うのも、好きだと言うのも何か違うなぁといった感じ。

逞しくく切ない最高の恋愛映画です 2010-08-08
暴走して坂道を落ちていく乳母車を主人公(妻夫木)止めた中にいたのは生まれつき下半身に障害を持ったジョゼと名乗る女の子(池脇千鶴)。衝撃的な出会いから始まり、障害者への思いやりが本当の愛愛情に変わっていきます…… この映画では障害者を哀れむどころか本気の恋愛です。そして、別れ。前へ踏み出そうと元の彼女と寄りを戻そうとしても歩道で崩れる主人公と対照的に電動車いすで買い物にいくジョゼの逞しさをロックの音楽でエンディング。映画館で予備知識なしで行ったのですがしばらく、立ち上がれませんでした。最高に逞しくて切ないラブストーリーです。

私はあまり… 2010-07-12
私はあまり好きにはなれませんでした。

身体障害者と健常者の恋愛というものを
重く捉えてしまったからかもしれませんが、全体的に軽い気がしました。
現実味があるようであまり現実味が感じられませんでした。
この映画をどういう気持で見たらいいのか分りません。

現実では中々ないような設定の恋愛がさらっと自然に流れていく事に
違和感を感じました。妻夫木、池脇千鶴がそれぞれにに惹かれる描写、それに対する
不安や葛藤がもっと見てみたかったです。

SEXの描写がとても軽く感じる…。
最初の段階、妻夫木と他の女性や上野樹理とのSEXの描写は軽くても
構わないと思うのですが、池脇千鶴とのSEXまで軽く感じてしまったのは私だけでしょうか。
以前の欲求丸出しの妻木との変化の描写がもっと欲しかったです。

妻夫木と池脇千鶴の恋愛は特別なものだったと思うのですが、
恋愛中やその後の二人の変化があまりにもなくて、面白さを感じませんでした。
特別な恋愛の心理描写や変化が個人的に見たかったんだと思います。

雰囲気も音楽も素敵だと思います。
もう少し深みがあればなぁ…と思いました。

最後の恒夫の涙は 2010-06-26
演技がみんなよかった。とくに池脇と妻夫木。恒夫はたしかに逃げたのだろう。しかし、残したものは大きかった。残したものは、ホテルのシーンのジョゼの言葉に集約されているし、最後のジョゼの料理シーンからもうかがえる。最後の恒夫の涙は、誰へのどんな感情の涙なのか。深い映画ではないかな。

みずみずしく研ぎ澄まされた映画 2010-05-28
つまらなくて欺瞞に満ちてる日常でも、キラキラと光り輝く瞬間がある。

その可能性をしばし僕らは忘れて過ごしてる。

わがままなジョゼ
強いジョゼ

「あんたも足、切ったらええやん…」辛辣だが可能性を見もせず世界に背を向けて惰性で過ごす人間には脳天に響くコトバだ。

しかも、ズルさも偽善もキラキラも余すトコなく同じレヴェルで美化せず描いてるのがすばらしい
愛してるのに愛せない・・・抉るようなヒトの本質

弱いジョゼ
幸せなジョゼ

ヒトを愛してはいけない・・・愛してしまった人魚姫

「海の底の貝殻に戻る、それもまたよし」


でも海の底じゃない現実を活き始めるジョゼ
それを思うと
停滞ばかりしていられない
切ないけど、研ぎ澄まされた感覚がよみがえってきます