オーロラの彼方へ [DVD]
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太陽が活発化した影響でニューヨークで36年ぶりにオーロラが見られたある夜、ジョン(ジム・カヴィーゼル)は古い無線機で男と話をする。その男は、幼い頃に死んだ消防士の父フランク(デニス・クエイド)だった。ふたりは30年の歳月を隔てつつ、無線の会話を通して心を通わせ、やがて周りの人間の運命までも変えていく…。
爽やか系の父子きずなものの感動ファンタジーと思いきや、なかなかどうして。サスペンス要素も盛り込んだ、最後の最後まで結末が読めないエンターテインメント作である。セット、衣装、メイク、画調を総動員して、現代と30年前のニューヨークを見事に表現しているあたりはさすがハリウッドというべきか。ひねりの効いた脚本は『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』のトビー・エメリッヒ。監督は『真実の行方』のグレゴリー・ホブリット。ドキドキして、見た後爽快な気分になれる良作だ。(茂木直美)
いいね!父が子を想い、子が父を想った「時空を超えた奇跡」を視聴者が追体験できるなんてさ!
2010-02-09
30年ぶりにニューヨークの夜空にオーロラがうねりを広げた1999年の夜、刑事の主人公は恋人に別れを告げられて傷心の身。
幼馴染の息子が持ち出した亡き父親のアマチュア無線機をセットしてみた。
すると見知らぬ男からの交信が入る。
話していくうちに親近感を覚えるが、実はその無線は30年前の1969年に火事で亡くなった主人公の消防士だった父親からだったのだ。
時空を超えた「未来の息子」と「過去の父親」との30年の年月を経た対話は、
本来なら事故で死亡していたはずの父親の運命すらも変える。
これだけなら「感動的なだけのお話」。
が、物語の本筋は実はここからなのだ。
本来は死んでしまっていたはずの父親が死ななかったことで微妙に未来が狂っていく様は
同テーマの映画「バタフライ・エフェクト」にも似た論理。
最良の未来を導き、変革を起こすための「過去の父親」と「未来の息子」の大奮闘劇!
アマチュア無線機を通した通信だけがお互いを繋ぐ接点。
その細い糸には「重過ぎる家族の絆」を乗せて物語りは加速度的に興奮をいや増す。
「家族の絆」の大切さを最近忘れかけているっていう「現代人」にこそ必要な物語として万人にオススメできる。
多少の「矛盾点」があることはご愛嬌。
未来は、そして過去は「無条件で書き換え可能」に非ず。
努力し、困難を乗り越えた父親・母親・息子に祝福の女神が微笑んだのである。
「家族」って偉大だ!
タイムトラベルものが好きな人は見よう
2009-11-17
タイムトラベルものは総じておもしろいが、これは、現在と過去の間で通信ができるという
ところが新鮮である。また、無線通信に実際に関連し、かつ神秘的に見えるオーロラが、過去
との無線通信を可能にするという着想もおもしろい。
だが、実は、過去と関わって過去を変えるような話は、論理的には破たんしている。論理的
には、現在が過去に作用するのはかまわないが、それは過去にすでに織り込み済みで実際に過
去に起こったことでなければならない。現在からの関わりによって過去が少しでも変われば、
その後は世界が全て変わってしまい、本来なら、その世界の全ては、オリジナルのものとは連
続性を持たない別物になってしまうはずである。
この映画では、変わってしまった世界では、ほぼ全ての人々は別の記憶を持った人々として
存在しているが、常に視聴者の視点と一体化しているジョンだけが、様々な世界シナリオの記
憶を持つ主体として存在している。一人だけが様々な世界シナリオを持つこともご都合主義的
ながら、彼の記憶や人格はいったいどうなっているのかという疑問が生じる。こうしないとス
トーリーを構築できないから仕方がないのだが、やはり気持ち悪さを感じる。
また、過去を変えてしまったとき、主人公たちだけではなく、他の多くの人たちの人生や記
憶の全てを一方的に変えてしまうことになる。主人公たちの家族はこれでよかったかもしれな
いが、(映画では主人公たちにしか焦点を当てていないが、影響は主人公たちの周辺だけには
とどまらないはずで、)この世界においてオリジナルの世界よりも不幸になってしまった人た
ちもたくさんいるはずであり、そういうことが倫理的に許されるのかという問題も本来は出て
くる。
とはいえ、こういうことはほぼ全てのタイムトラベルものに共通するものであり、この映画
だけの問題ではない。
いずれにしても、タイムトラベルものが好きな人にはお薦めの映画である。
時空を超えた架け橋”オーロラ”
2009-09-28
久しぶりにいい映画を観ました。
典型的なハリウッド映画のような見栄を張ったドンパチはなく、異表をついた構成とストーリー展開で見る人を釘付けにします。ラストもスッキリ終わり感動的です。
サターン・アウォーズ最優秀ファンタジー映画作品賞を受賞していて確かにファンタジー映画なのかも知れませんが、夢物語りのようなキラキラした作品ではなくサスペンス色も強く、ハラハラドキドキさせられながら希望を忘れさせないような内容となっています。 大お勧めします。
新しいタイムパラドックスの形
2009-07-03
題名や設定、「もしも父が生きていたら…」といったキャッチフレーズはありがちなB級映画感が漂っていますが、内容は紛れも無く最高の映画です。
ストーリーの重要要素であるタイムパラドックスは終始筋は通っていますが、有名なBTTFのデロリアンとは違い非常に地味です。(笑)
しかし死んだはずの父と歳をとった息子の会話演出に時には笑い、驚き、感動させられ、物語が進むにつれ次第にストーリーに惹き込まれてしまいます。
SF、ヒューマンドラマ、サスペンスといったジャンルが好きな方は買っても決して損はしません。
家族愛
2009-05-17
あつい家族です。
熱いのへっちゃらです。爆風も何のその。
友人のゴードンは警察ごっこでは犯人役だしホームランは撃たれるはと損な役回りですが最後にサンタさんから思わぬ?プレゼントが・・・
感動作です。
これで初脚本とは・・・
過去の1日と現在の1日が時間的に平行する(同時進行する)というのは最後の場面で生きてきます。
吹き替えもいい感じです。
デニスクエイドって何となく憎めないメキシコのサッカー選手のブランコに似てる気がします!?
ハム、野球、タイムパラドックス、オーロラ、家族愛
どれか引っかかったら見てみましょう。
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