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パワフルでスピーディなサウンドに、ハイテンションな手拍子がフィットした<3>、電車が大好きというヴォーカルの岸田繁が、地元を走る京阪電鉄の車窓風景や、街への思いを歌ったバラード<11>、音響派の代名詞、Jim O'Rourkeとのコラボレーションで作り上げたテクノ感覚のインストゥルメンタル<5>など、3人組バンドの枠にこだわらず、多彩なアプローチと、ライヴバンドらしいアグレッシヴな演奏を披露する、くるりのセカンドアルバム。(武村貴世子)
宿はなし
2010-01-12
他の曲は好きなんだけど 宿はなしだけは幾ら聞いても
SASの原由子の花咲く旅路に余りにも酷似していて妙な気分になる
人間(特に20代前半男子)の姿
2009-11-20
色褪せない。
色褪せないもの、時代も、もしかしたら国も取っ払っても通じるもの、それは「人間」の姿がそこにあるかどうかだと思う。
「今は只の平成12年だ」と「チアノーゼ」では歌われる。このアルバムが、平成21年の今もぐさりとささる。
まさに、不完全な、不完全だからこそ愚かで美しい普遍的な「人間」の姿がこのアルバムには宿っているのだろう。
愚かだが美しくありたいと願う「人間」の姿。
そして、私は今まさに20代前半を生きている。
漠然とした不安が心にはいつもモヤモヤとある。
そんな私の心に寄り添ってくれる、最高にロックで最高に優しい音楽。
まったく、音楽はこうでなくてはならない。
ありがとう、くるり。
そして私は、「街」の「夕暮れのスーパーマーケットの前で吸うタバコやそれを見て微笑む愛する君のまなざしも」というフレーズが、最高に好きだ。
2000
2009-10-30
とても面白いアルバムだ。どの曲もニッコリするようなアイデアが盛り込まれていて、くるり特製の"おもしろ図鑑"という感じ。飽きさせることなく魅きつける。
1からして何が始まるのと思わせるストリングス。歴史巨編か文芸作品のオープニングみたい。そこからガツンと2に入る。マーチってタイトルなのに、3拍子。足が3本ある人用のマーチなのか。途中から普通のリズムに変わるのだが、いきなり笑わしてくれる。4は、"♪時代が変わるほら5秒間"とミレニアム・カウントダウンをオチョクリながら、しっかりビートを刻む。楽器がややこしく絡み合うイントロの7は、棒のような一本調子のボーカルが却って印象に残る。かと思えば8はドロンとしたピアノの弾き語りで、ロマンチックに迫る。あの手この手、あの足この足を使って、くるりの世界が描きだされる。それらは鋭い皮肉や熱い心情を含みながら、どこかノスタルジックな気分を漂わせているのも不思議だ。
後半も名曲が続く。続の大いにロックの11、ペンペンしたギターが重たいビートを持つ12。13はなんとシャバダバダ・コーラスで始まってしまう。スーパーカーのナカコウがリミックスした14は、"♪僕の電波は何ガロン"と歌いだす。単位が違うよ(笑)。しかし、なぜかしみじみしたものが伝わってくる。ラストの15がのんびりしたいいメロディを打ち出す。また1に戻りたくなる。
曲順も含めて、絶好調のくるりワールドが展開されるこのアルバムは、2000年最初の音楽の収穫だ。
ジャパニーズロック!
2008-09-19
なんだろうこの感じ。懐かしい。けれど新しい。凄く好きだ。このアルバム。
なーんか不思議なんだけど、岸田繁が言ってることに揺るぎはない。
歌詞にも注目。
くるりとはこれだ
このアルバムはみんなの物
2008-01-14
くるりに対してフォーキーなイメージを持っていた自分が恥ずかしかった・・・正直驚いた!
日本人しかも関西弁で話す人が作った音楽でない感じがする。マーチの疾走 青い空の直線
ミレニアムのサイケ チアノーゼの狂気 ピアノガールのメロディー 街という文学的歌詞
ガロンガロンと・・・・他にもすばらしい曲揃い、どれをとってもセンスがあるって言葉が
目に見えるんじゃなく耳で理解できる!僕はくるりの中で一番好きなアルバムです。
(特にチアノーゼ!ソニック・ユースファンの方ならニヤリとしてしまうんではないでしょうか?)
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