また「贈り物Ⅰ」と比較すると、A面に関して恋の初々しさや不安さを歌い上げた初期に対し、「悲しい予感」(85.7オリコン7位)に代表されるような失恋系を歌ったり新たな局面を見せた時期でもあり、またそう考えると「ファーストデート」(84.4同20位)から恋を軸とした一連のストーリー性が成り立っているようで興味深くもある。サウンド面でも王道路線のポップな尾崎の♪1(同4位)・2(同5位)から竹内の恋の悲しさを秘めた♪3、後に「花のイマージュ」を産出すかしぶちサウンド前哨戦とも言うべき新たな世界観の♪4(85.10同5位)とバラエティーに富んでいる。
アダルトな雰囲気を添えるアップテンポなマイナー調の♪5、クリアー系の楽器を前面に出したサウンドと優しいボーカルが降り注ぎ個人的にはbelieve in youに次ぐ素晴らしく切ないバラード♪6、乗車前の高揚感と夜明けの冷たさ等ブルートレインの情景描写をビビットに与えてくれる佳曲♪8、独特のイントロからビートに乗ったリズムで不可思議な世界へと誘う終曲。。もしかしたら本盤の華は後者のB面曲にあるのかもしれない。
リリース:1985年
(ファースト・ベスト盤「贈りもの」の方には、彼女の大ヒット曲がいろいろ収録されています。CDになっていなくて、LPかカセットで探す以外にありませんが、そちらも実は非常に良いです。セットでどうぞ。)